・クリームとか必要らしいけど何を買っていいか分からない・・・
・必要な道具や手順を詳しく教えてほしい
こんな疑問についてお答えします!
ドクターマーチンの人気が凄まじい世の中ですが、中には、
「最近ブーツデビューしました!」という方もけっこういるはず。
そんなあなたのために、
本記事では、
5分で出来るドクターマーチンのお手入れ方法
について解説しています。
初心者の方にも分かりやすいよう解説しつつ、お手入れに必要な物も紹介しているので、
「せっかく買ったブーツにカビが生えてしまった・・・」
「履きジワができて残念なことになってしまった・・・」
といったようなことにならないためにも、ぜひ参考にしてみてくださいね!
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もくじ
ブーツを守るためにやってはいけない5つのこと
お手入れの解説をする前に、まずは絶対にやってはいけないことについてお話します。
これを守らないと、せっかく購入したブーツがダメになってしまいますからね。
絶対にやってはいけないことは次の通りです。
- 靴箱(シューズボックス)の湿気対策をしない
- 汚れたまま保管する
- レザーの乾燥対策をせずに保管する
- 型くずれ対策をせずに保管する
- 毎日履く
①:靴箱(シューズボックス)の湿気対策をしない
ブーツにとって1番の敵は「湿気」です。
ニオイの原因になることはもちろん、湿気が原因に大事なブーツにカビが繁殖することも・・・。
たまに靴箱の扉をあけて換気するのも効果ですが、できれば湿気取りをこまめに置くようにしましょう!
②:汚れたまま保管する
砂やほこりがついた状態のまま保管するのもNGです。
湿気と同じく汚れはカビの栄養になりますし、革が劣化したりひどい場合はひび割れを起こしてしまうことも。
後ほど詳しく紹介しますが、履いたらブラシで砂ぼこりを落とす習慣をつけましょう!
③:レザーの乾燥対策をせずに保管する
湿気だけでなく乾燥も革にはよくありません。
乾燥すると履きジワが出来てくたびれた感じになりますし、革のひび割れの原因にもなります。
実は革って人間の肌と一緒でけっこう繊細なもの。
なので、定期的にレザー用クリームを塗って革を保湿してやる必要があります。
これをやるとならないでは後々大きな差が出ます。
しっかりとケアしてやると10年でも20年でもブーツは履くことが出来ますからね!
④:型くずれ対策をせずに保管する
先ほどから履きジワについていくつかお話してますが、ブーツってシワがあるとどうにもこうにも安っぽく見えたり、だらしなく見えがち。
せっかくドクターマーチンのブーツを買ったんだから、シワなくスマートに履きこなしたいですよね?
シャツと一緒で、靴のシワも気にするようにしましょう。
⑤:毎日履く
ブーツに限らず靴全般に言えることですが、長持ちさせたいなら毎日履くのをやめましょう!
靴は野球の投手と同じで、一度登板すると最低次の日は休ませてあげるべき。
なぜなら靴は1日かけて形を元通りにしたり、足から発生した汗を乾燥させたりします。
つまり2日連続で履いてしまうと靴が休まる暇がなく、型くずれを起こしたり湿気や臭気が発生したりします。
なので、靴は必ずローテーションするように心がけましょう!
ドクターマーチンのブーツのお手入れ方法
ではお手入れ方法について初心者の方でも分かりやすいように解説していきます。
必要な道具についても同時に紹介していきますので、持っていない物は順次購入してみてくださいね!
ちなみに、ブーツのお手入れ方法の手順は次の通り。
- シューキーパーを入れる
- 馬毛ブラシで砂やほこりを落とす
- 汚れや古いクリームを落とす
- 革用保湿クリームを塗る
- 豚毛ブラシで磨く
- クロスで拭きあげる
- 防水スプレーを吹く
①:シューキーパーを入れる
ブーツを脱ぐと必ずつくのが「履きジワ」
このシワを出来るだけ伸ばしてやるために使うのがシューツリーです。
これを入れてやるだけでブーツの型くずれを防止することが出来るんです!
そこそこ値段がするので利用していない人もいますが、ブーツを長持ちさせたいなら必ず使用してくださいね。
ちなみに私が利用しているのはミレニアムというメーカーの物で価格は8,000円以上します。
そんな高いの買うの無理・・・という方のために、もっとリーズナブルでおすすめのシューツリーはこちら。
ミレニアムのシューツリーと同じくレッドシダーという木材で作られているので湿気の吸収もバッチリ!
②:馬毛ブラシで砂やほこりを落とす
1日履いて家に帰宅したらブラシでほこりを落としましょう。
ほこり落としは「馬の毛のブラシ」を使用します。
馬の毛は硬く、しっかりとブーツについた砂やほこりを掻き出してくれるのが特徴。
ブラッシングにかける時間ですが、片側1分くらいやればOKです。
砂やほこりが残っているとクリームを塗っても革の状態が良くならないので、ここは面倒でもしっかりとブラッシングしていきましょう。
ちなみに、ブラシはお金に余裕があるなら『平野ブラシの馬毛』の購入をオススメします。
安いブラシはすぐ毛が広がってダメになるので、買い替えのペースが早くなります。
一方、平野ブラシは5,500円と初期投資こそ高いものの、品質がいいため結果的に長持ちして経済的。
平野ブラシが高くてちょっと・・・という方はこちらをオススメします!
モウブレィは革靴のメンテナンス用品で超有名なメーカーですので、品質の信頼性は十分!
③:汚れや古いクリームを落とす
購入して最初のお手入れ時には必要ありませんが、月に1回は『ステインリムーバー』と呼ばれる汚れ落としでクリームを塗る前に古いクリームを落としましょう。
汚れ落としは『モウブレィのステインリムーバー』が定番で、ブーツ愛好家ご用達のアイテムになります。
手順ですが、500円玉くらい雑巾に染み込ませて靴を拭いて汚れを落としていけばOK!です。
価格はサイズによるのですが、そんなに大量に使うものでもないのでまずは1番小さいやつでいいでしょう。
④:革用保湿クリームを塗る
革がひび割れを起こさないためにクリームを塗りましょう!
またクリームは革を柔らかくするので、こまめに塗ってやると早くブーツが足に馴染むようになります。
オススメですが、これまたモウブレィの『レザーデリケートクリーム』が定番です。
これは無色なので革に色をつけることもありませんし、何より使いやすいのが良いですね!
上記画像のペネトレイトブラシと呼ばれる小さいブラシにクリームを付けて、クリームが馴染むまでしっかりと何回もブラシをかけてやります。
ペネトレイトブラシが無い場合は、布にクリームをつけて磨くのでも構いません。
ただし、布で塗るよりもペネトレイトブラシを使用した方がクリームが細部にまで行き渡りますので、安い買い物ですからぜひペネトレイトブラシを利用しましょう。
⑤:豚毛ブラシで磨く
クリームを塗り終わったら、今度は豚の毛のブラシでブーツをひたすら磨いていきます。
私が使用しているのはホコリ用のブラシ同様、「平野ブラシの豚毛」です。
豚毛ブラシはほこり落としに使用した馬毛よりも柔らかく、ペネトレイトブラシで塗ったクリームをより深く馴染ませるために使用します。
また、豚毛ブラシで磨くとブーツに輝きが出るため、新品のような綺麗な状態をキープすることができます。
⑥:クロスで拭きあげる
豚毛ブラシで磨いたあとはクロスでから拭きしてやります。
クロスは購入時にしなくても目の細かいタオルとかで大丈夫です。
⑦:防水スプレーを吹く
ドクターマーチンのブーツは水に濡れても水ジミができにくい比較的弾きやすいレザーですが、汚れなどが付着すると水ジミが残りやすい。
その結果、ウォータースポットが出来てしまい残念なことに・・・。
このようにならないためにも、防水スプレーを活用しましょう!
防水スプレーを吹くときの注意点は、必ず保湿クリームを塗ったあとに使用すること!
先ほどお話した通り、革は肌と一緒でデリケートなものです。
なので、クリームを塗ってから防水スプレーを吹いた方がいいですね。
もっと簡単に!そしてもっと安く道具を揃えたい方へ
ここまで手順も必要な道具も分かったけど、
ぶっちゃけ初期投資がかかり過ぎて揃えてらんねーわ!
という方も当然いると思います。
そんなあなたのためにもっと簡単で必要な道具も少なめのお手入れ方法を紹介します!
なんと必要な物は2点だけ!
- ウルトラプロテクター:1,650円(税込)
- ワンダーバルサム:1,650円(税込)
ウルトラプロテクターは汚れを落とすクリーナーで、先ほど紹介した「ステインリムーバー」と似たようなアイテムですね。
一方、ワンダーバルサムは防水・防汚のための保護クリームで、デリケートな革を保湿して良い状態に保つことができます。
モウブレィのデリケートクリームと同じ働きですね。
また、どうせ買うならこちらの2つとマイクロファイバーがセットになった『シューケアキット』がオススメ!
まとめ:ドクターマーチンのお手入れ方法
さいごに本記事をおさらいします。
まず、絶対にやってはいけないことは次の通り。
- 靴箱(シューズボックス)の湿気対策をしない
- 汚れたまま保管する
- レザーの乾燥対策をせずに保管する
- 型くずれ対策をせずに保管する
- 毎日履く
続いて、お手入れ方法と必要な道具は次の通り。
- シューツリー:シューキーパーを入れる
- 馬毛ブラシ:馬毛ブラシで砂やほこりを落とす
- ステインリムーバー:汚れや古いクリームを落とす(初回は必要なし)
- クリーム:革用保湿クリームを塗る
- 豚毛ブラシ:豚毛ブラシで磨く
- クロスで拭きあげる
- 防水スプレー:防水スプレーを吹く
お気に入りのブーツのコンディションを整える、長持ちさせるには正しいお手入れが必要不可欠です。
慣れるまでは面倒に感じるし、道具をそろえるのに初期投資がかかるのがネックですが、お手入れをすることで劇的にブーツの寿命が伸ばすことができます!
ぜひ本記事で紹介したお手入れ方法を実践して、あなたのドクターマーチンと末長くお付き合いくださいね!
- ウルトラプロテクター:1,650円(税込)
- ワンダーバルサム:1,650円(税込)
- シューケアキット:3,300円(税込)
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