公務員を目指している人にとって1番気になるのが、「残業代ってどれくらいになるの?」ということではないでしょうか?
また、「残業した分はしっかり支払ってもらえるの?サービス残業とか嫌なんだけど・・・」という人もたくさんいると思います。
そんな疑問を持ったあなたのために、
本文では、
- 公務員の残業代について
- 公務員の給料を時給で換算する方法
- サービス残業ってあるの?
について解説しています。
公務員の残業事情について知りたい方、そして記事の最後に「自分を見つめなおす方法」「あなたに合った仕事」について診断する方法も紹介していますので、ぜひ本文を最後まで読んでみてくださいね。
公務員の残業代について
公務員の残業代は働く時間帯、曜日によって単価が変わってきます。
ちなみに、公務員の勤務時間は以下の通りです。
平日:8:30~17:15(12:00~13:00は昼休憩)
つまり1日7時間45分が就業時間。
そして、この就業時間以外に働くと時間外勤務手当(残業代)をもらえることになります。
時間外勤務の単価
先ほども触れましたが、働く時間帯や曜日によって時間外勤務手当の単価が変わってきます。
詳しくは以下の通りです。
平日の残業代の単価
- 0:00~5:00:時給×1.5倍
- 5:00~8:30:時給×1.25倍
- 17:15~22:00:時給×1.25倍
- 22:00~24:00:時給×1.5倍
土日・祝日の残業代の単価
- 0:00~5:00:時給×1.6倍
- 5:00~22:00:時給×1.35倍
- 22:00~24:00:時給×1.6倍
このように公務員の仕事を時給で考えた場合、残業をすると通常勤務の時よりも高い時給になります。
公務員の給料を時給で換算する方法
上記の式で残業代を計算しようとすると、あなたの時給が分からないことには計算できません。
ここでは公務員の給料を時給で換算する方法を紹介します。
①:まずあなたの基本給と、地域手当がある人はそれを足して、12(ヶ月)をかけます。
(基本給+地域手当)×12=A
②:次に1日の勤務時間が7時間45分(7.75時間)、週に5日、1年間は52週なのでそれぞれをかけます。
7.75×5×52=2015
③:最初に計算して出したAを2015で割ります。
A÷2015=あなたの時給
通常17時15分から引き続き残業する場合がほとんどですから、
あなたの時給×1.25=あなたの残業代(時給)
となります。
大卒新入職員の時給と残業代
多くの自治体で大卒新人は給料表1級25号から始めるケースが多いと思うので、そちらで計算してみます。
基本給16.3万円
地域手当(10%)16300円とすると、
大卒新入職員の時給は約1068円
残業代は1.25倍するので、
大卒新入職員の時間外勤務手当(時給)は1335円となります。
仮に月に30時間残業をすると、30×1335円=40050円が残業代ということになりますね。
サービス残業ってあるの?
残業代がいくらか?と同じくらい関心があるのが「サービス残業ってあるの?」ですよね。
結論からいいますと、予算の少ない自治体ではサービス残業は普通にあります。
また、私の勤める市役所で激務な部署にいる友人に聞いたところ、月に50時間という縛りがあって、そこまでは残業をつけれるようです。
彼は月に100時間超えることもあるので、それだと半分はサービス残業ということになりますね。
私は過去1番残業した月は75時間くらいだったと思いますが、その時は全て残業代が支給されましたので、サービス残業になるかどうかは上司による・・・といった感じですね。
ただし一言いえることは、「公務員はサービス残業がないと思わない方がいい」ということですね。
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