今回は「公務員を辞めて分かったこと」というテーマでお話したいと思います。
このブログを読んでいる方はご存知かもですが、私は公務員として20年近くお世話になった某政令指定都市を辞めました。
ちなみにその後、別の公務員や民間企業に転職したわけではなくて、メディア運営や音楽などの創作活動等をしています。
公務員を辞めるまでの数年は「自分のメディアを育てつつ、公務員の仕事もする」という実に都合の良い、そしてハードな生き方をしていたわけですね。
裏を返すと、他人の1.5倍は働いていたわけです。
公務員を辞めた理由については様々あるのでここでは割愛するとして、今日は、「公務員を辞めたら実際のところどうなの?」という話をしたいと思います。
SNSでは「公務員を辞めた」なんて人も多いけど、長年勤めた役所を辞めた後って、どんな感じ?」というぶっちゃけた話です。
結論から言いますと、「良いところも、悪いところもある」といった当たり前すぎる話なのですが、それもまぁ人によって様々だと思います。
たとえば、公務員だと
という愚痴をよく聞いたりしますが、独立するとそんなものは1ミリもありません。
自分は同じフィールドで戦う全ての方々の「ライバル」になるわけですから、誰かが自分のことを評価して持ち上げてくれるわけがなくて、全部自分の能力だけでやらなきゃいけないんです。
私は独立後も「お仕事の依頼はコチラ!」みたいな「オファーを受けて働く」というスタンスではないので、「誰かが自分を売り込んでくれない」という不満は1ミリもありません。
しかし、
「自分の仕事は自分で作る」が当たり前じゃない人、つまり、誰かから仕事を与えてもらわないと不安な人は独立後の苦労はそれなりにあると思います。
なので、「独立をオススメするか?」と聞かれると、「多くの人にオススメしない」というのが本音です。
「少しでも自分の実力を試したい」と思うのであれば、公務員として給料をもらいつつ、少しずつシフトしていくのがベストかなぁと思います。
好きな仕事をする上で重要だと感じた話

私個人的には、メディア運営にしたって、楽曲制作(作詞・作曲・編曲)にしたって・・・創作しないといけないものを死ぬほど抱えているので、「誰かが自分を売り込んでくれない系の話」はあまりどうでもよくて、そんなことよりも大きい問題として、「権利」を自分で持てるかどうかが重要です。
こういった話って印税を手にする仕事をした人じゃないと馴染みがないので分かりにくいと思いますが、「これからクリエイティブな生き方」をしたいのであれば頭に入れておいて損はないかなと。
たとえば、楽曲がコンピレーションアルバムに収録されるとするじゃないですか?
こういうケースって、まずは版権をどうするって話からスタートするんです。
版権というのは「その曲の権利」のことで、版権を自分で持っていたら、その曲を今後CDに収録したり、サブスクに登録する際、ことあるごとにレーベル(レコード会社)が自分に許可を取る必要があります。
逆に版権をレコード会社が持っていたら、その曲をどのCDに収録させるとか、サブスクに登録するとか、カラオケ配信させるとか、全部作曲者に許可なく出来るんです。
また、版権を自分で持っていないと印税の取り分もレコード会社に持っていかれがち(これは契約にもよりますが)なので、
つまり、版権を自分で持っていないと大きなリターンにならないんですよね。
「権利」って、クリエイティブな世界では、絶大なチカラを発揮します。
だから、創作のフィールドでは「権利を持っているか、否か」がメチャクチャ大きな問題になってくる。
こういった「権利問題に対する知識と覚悟」がなければ、公務員を辞めて独立することはオススメしない。
民間企業に転職した公務員の話

独立して自分で仕事を取るなんてとんでもない!
自分は民間企業に転職できればそれでいいんだ!
という方もたくさんいると思います。
そんな方のために、公務員から民間企業へ転職した方にお話を聞いてきました。
たとえば、公務員からの転職って「手に職がないから成功しない」って思われがちですが、全然そんなことはありません。
むしろ若ければ若いほど需要はあるので、公務員の仕事に悩んでいる方は出来るだけ早く転職を決断するのも手ですね。
リスクを背負うことはある程度重要
「公務員を辞める」というのは、「リスクを背負う」ということを忘れちゃいけません。
独立にしろ民間企業にしろ、ただ通勤すれば金になる、勝手に向こうから仕事がやってくるみたいなことは残念ながらありません。
民間企業の場合、頑張って結果を残さないと最悪リストラの対象になります。
だからこそ緊張感、やりがいを持って働けるというのも一理ありますが、
「公務員を辞める」というのは、「リスクを背負う」ということ
これを忘れちゃいけません。
この場合、「リスク」とは何か?
答えはシンプルでして、「安定を捨てること」です。
やりがいを重視するなら、「収入が減るかもしれないリスク」を背負う必要がある。
公務員から転職したい人におすすめしたい「自己分析」
ミイダスという転職を支援する企業をご存知ですか?
この「ミイダス」はリクルートなどのサイトと並ぶ転職サイト大手で、公務員からミイダスを利用して条件の良い民間企業に転職する人も毎年たくさんいるようです。
そんなミイダスが無料で提供しているのが『コンピテンシー診断』です。
『コンピテンシー診断』は、いくつかの質問に答えていくことで「あなたの特性」を言語化してくれるサービスです。
つまり
あなたにはどんな強みがあって、どんな仕事に合っているか
これをメチャクチャ高い解像度で教えてくれるので、この診断データを元に新しい職場を探すことが出来るんです。
自己分析を行う診断は世の中にいくつかありますが、今回紹介する『コンピテンシー診断』は転職サイトとして有名なミイダスというサイトでアカウント登録さえすれば誰でも無料で出来るので負担が一切無いのでオススメです!
登録の際には、
- あなたの職業
- 年収
- 学歴
など、プライバシーな情報の入力を求められますが、答えたくない場合は適当に入力しても構いません。
なので、ぜひ一度『コンピテンシー診断』をして、あなたの可能性を広げてみませんか?
ちなみに下記のリンクからミイダスのサイトに行くと、簡単な登録だけで誰でもカンタンに診断することが出来ます。
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さいごに:公務員を辞めて分かったこと

公務員を辞めることを検討しているということは、現時点で何かしら上手くいっていない状態だと思われるのですが、にも関わらず、そのままズルズル決断できない人が多いのが現実です。
私なんかはバカですから、
と思ってしまうのですが、多くの人は、
と決断にブレーキをかけて、結局、嫌々今の仕事を続けています。
今の仕事が上手くいってないのに続けてきたから、しっくり行ってない今の自分があるのに、それでも多くの人は公務員を辞めません。
ブレーキをかけるか、現実逃避をする人がほとんどで、「どうなるか分からないけど、とりあえず行動してみよう!」という人は、極々一部です。
ここで、私の話をさせていただくと、公務員とメディア運営、いわゆる副業を並行させて行い、「好きなことだけをしたい!」と思い、公務員の世界から抜け出しました。
その時、メディア運営だけでやっていけるなんて思ってもいませんでしたが、世の中頑張ればなんとでもなるものだということを実感できました。
ただ、「行動した結果、後悔を感じている」という可能性もありますので、一旦、自分の強みを言語化できる『コンピテンシー診断』を利用するのも1つの手かなと思います。
ミイダスは怪しいサイトでも何でもなく、多くの転職希望者が利用する非常に有名な転職サイトで、コンピテンシー診断は的中率もスゴイので同僚とかにも勧めています。
会員登録が済んだら、ミイダスのサイト内にあるコンピテンシー診断をクリックして、あとは必要事項を入力していくだけです。
あなたの人生を楽しく豊かなものにするためにも、今この機会にぜひミイダスのサイトにアクセスして、コンピテンシー診断で自分の強みを探してみませんか?
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