公務員試験に向けて勉強を始めようとしてるあなた。
独学での勉強は捗(はかど)っていますか?
まずは公務員試験対策の問題集・参考書を買って問題を解いてみたところ・・・
- 思ってたよりも問題が難しく、問題集をやるも間違えまくり
- 幅広い出題範囲に音を上げそう
- 地道にコツコツやっていくのに挫折しそう
- 公務員になるなんて高望みの儚い夢だったと諦めかけている
上記の感じでスタートを切ったはいいけど、さっそく途方もない勉強量に挫折しそうになっていませんか?
「どうせ自分はダメだ」
「公務員なんてなれっこない」
このような絶望に悩むあなたにおすすめしたいのが「公務員予備校を利用しての勉強」ですが、公務員予備校は果たして本当に良いことばかりなのでしょうか。
本文では、
公務員予備校のメリットとデメリット
について解説しています。
公務員予備校の利用をどうしようか悩んでいる人は、まずは本文を読んで公務員予備校について詳しく知ることから始めてみましょう。
もくじ
公務員専門学校のメリット
①:ありとあらゆるノウハウを手に入れる事ができる
公務員予備校を利用する最大のメリットは、試験合格の為に練りに練られた百戦錬磨の授業・教材・カリキュラムを学べる事です。
先ほども述べましたが、公務員試験はとにかく幅広い科目から出題されます。
なので、合格するための最大の鍵は「効率的に勉強すること」なのですが、独学ではなかなか思うようにいかないのが現実。
一方、公務員予備校は個人では到底集める事ができない量の情報やノウハウを持っています。
これら利用して勉強すれば、圧倒的に独学よりも勉強の効率化が図れます。
というのも、残念ながらこの情報化社会においても、公務員試験に関するノウハウや有益な情報の全てがネットに転がっているなんてことはありません。
授業料を払い、実際に利用することでしか得られない貴重な情報というのは必ずあります。
長年の経験で得た問題傾向や解き方のコツなど、公務員予備校は色んな角度から私たち受講生をサポートしてくれます。
また、あなたの行きたい市町村や警察官の試験を合格した公務員予備校OBの貴重な体験談やアドバイス、試験筆記や面接試験の情報なども、膨大なデータとしてストックし、それを私たちに提供してくれます。
②:最終関門である面接や論文をしっかり対策できる
公務員試験の二次試験では面接や集団討論が行われ、政令指定都市や特別区の試験ではそれに加え、論文まで行われます。
というのも、近年は筆記試験よりも面接を重視する傾向が強いため、面接試験でしっかりと人柄を見て決めたい自治体が多くなりました。
勉強が得意なので一次試験は通過できるけど、二次試験でなぜかいつも落ちてしまう・・・という人もたくさんいると思います。
では、なぜその人たちは二次試験で落ちてしまうのか、あなたはご存知ですか?
答えは簡単です。
面接や論文対策がしっかりと出来ていないから。
面接や論文対策こそコツ、ノウハウがモノを言う試験です。
せっかく猛勉強して一次試験を通過しても、二次試験や最終試験に合格しなければ何の意味もありませんよね?
その点、公務員予備校では独学ではなかなか出来ない面接試験や論文対策をしっかり行ってくれます。
③:手が回らない時事問題もしっかりカバーできる
数的処理やら日本史、世界史、はたまた国語や理科全般。
これだけ勉強するのでもやっとなのに、日々ニュースを見て国内から世界情勢などの時事問題まで勉強するのって控えめに言ってしんどいですよね。
受験者の多くは時事問題まで手が回らないので、ついつい後回しにしたり、やらなかったりします。
しかし、これは非常に危険なんです。
というのも、公務員試験は必ずと言っていいほど時事問題は出題されますので、1問ずつしか出題されない物理や化学といった問題よりも圧倒的に重要です。
ぶっちゃけ時事問題をおろそかにするとヤバイですね。
その点、公務員予備校は時事問題の重要性を把握していますのでしっかり対策してくれます。
そして「今年はこれが出る!」といったように、時事問題をバッチリ予想し、対策してくれます。
④:心が折れそうな時、やる気を鼓舞してくれる
これは私にとって公務員予備校に行ったことで得られた最大のメリットでした。
いつ終わるかわからない公務員試験の勉強。
そして、少しでも早く結果を出さないと延々と続く無職生活。
こういう状況に精神的に参ってしまう人ってたくさんいるんです。
そのように、挫折しかけたり気が緩みかけた受講生に対して、公務員予備校の講師は檄(ゲキ)を飛ばして私たちのやる気を鼓舞してくれます。
ちなみに私が通っていた公務員予備校では授業中に1人1回は必ず当てられて、そこで質問に答えられなければゲキを飛ばされるといったスパルタ感満載の授業が繰り広げられていました。
近年スポーツの世界では「メンタルトレーナー」と呼ばれる、競技者が1番気合の入った状態で競技に望めるように「メンタル面を向上させること」を仕事とする人がいます。
オリンピックなどでも栄養士、トレーナーだけでなく、このメンタルトレーナーも同行させるアスリートが年々増えてきています。
このようにメンタルを上げてくれる人って、独学してる状況だとまずいないんですよね。
親や友だち、彼氏彼女から言われても「よし、頑張るぞ!」とはなりませんよね。
ぶっちゃけイライラが募るだけです。
一方、公務員予備校の講師の言葉は真面目に勉強してる人ほど刺さりますからね。
要所要所でこちらのモチベーションを上げてくれるのは、個人的には良い刺激になりました。
⑤:競争相手、仲間が出来る
これも私にとっては「檄を飛ばしてモチベーションを上げてくれる」のと同じくらい、公務員予備校に行って良かった、と思えたメリットでした。
当サイトでもよく言ってることですが、勉強は孤独です。
孤独であるがゆえに、離脱もしやすい。
そんな状況の時に雑談をして気分転換の相手になってくれ、時にはライバルとして切磋琢磨出来るのが、公務員予備校の同じクラスの仲間たちです。
「公務員試験の勉強のために通ってるんだから、チャラチャラと友達を作りにきた訳ではない!」なんて人もいるかもしれません。
実際、私も公務員予備校に通い出した当初はそんな思いで、ピリピリしてただ1人勉強に励んでいました。
しかし毎日顔を合わせていると次第に話掛けられたりして、仲良くなる相手が出てきます。
公務員予備校に通っていると、
- このクラスの中で誰が自分よりも学力が上で、誰が下か
- この人はどこを第一志望としているのか
- 自分と志望先が同じ人がどれだけいるか
という事だんだんとわかってきます。
なので、「このクラスの中では自分より学力が上の人が5人いるからもっと頑張らないと!」とか、張り合うだけじゃなく、他愛もない話で気分転換になったりと、予備校内でできた友人には色々と助けられました。
私は公務員予備校に通ったからこそ、1発で志望の自治体に合格できたと思っています。
公務員試験では面接が必ずあります。
勉強ばかりして「インプットばかりの生活」をしていると、いざ本番になると上手く話せなかったりするものです。
なので、適度にアウトプット出来る状況を作る上でも、公務員予備校は非常にメリットがあります。
ここまでメリットばかりをお話ししてきましたが、
逆に公務員予備校に行く事のデメリットはあるのでしょうか?
次の章では、そちらについてお話ししていきます。
公務員予備校のデメリット
①:お金がかかる
これは誰もが想像出来ると思いますが、公務員予備校は費用がとてもかかります。
安い所でも20万円、高い所だと50万円越えます。
ふところ事情は人それぞれなので、どうしてもその費用が払えないという人ももちろんいると思います。
そこでオススメなのが、リーズナブルな料金設定の公務予備校を利用することです。
ちなみに受講料が安く、それでいてオススメの公務員予備校は以下の通り。
「お金がかかるから予備校は行かない」と最初から決めつけるのではなく、まずは資料請求だけでもしてみて、受講料などについて調べてみる事をおすすめします。
ちなみに予備校はどこも無料で行えますので、下記に公式サイトのURLを貼っておきますので、そちらから請求してみてください。
②:通学時間の無駄
家から公務員予備校までの立地にもよりますが、片道1時間かかれば往復で2時間ロスする事になります。
ただ私が思うには、「通学時間を使って出来る事ってありますよね?」ということ。
参考書を読んだり勉強も出来ますし、私は音楽が好きなので、行きの電車の中では音楽を聴いたりして気分転換をしていました。
帰りは公務員予備校のクラスメイトと電車で話をしながら帰ってたので、体感的に早く家に着きますし、授業と自習合わせて8時間集中して勉強した疲れをほぐすのにもちょうどいい感じでした。
なのでこれは人によってはデメリットにはならないと言えますね。
少なくとも私にとっては、通学時間というのはデメリットにはならなかったです。
③:周りの受講生と自分を比べてしまう
これは先ほどお話したメリットでもある「競争相手、友人ができる」と、諸刃の剣になります。
周りが気になりすぎて、勉強が手につかなくなるタイプの人はデメリットになります。
公務員予備校では、クラスの中で自分の学力がどの位置にあるのかが明確にわかります。
私は負けず嫌いなので、自分のやる気を出すのにそれがむしろメリットになったのですが、授業や周りに着いていけず、せっかく大金を払って入学したにも関わらずフェードアウトしていった人もたくさんいました。
ただこのように何かと理由をつけてフェードアウトする人って、どこに行ってもダメな人だと思います。
「公務員予備校を利用するからにはしっかり勉強する」という人にとっては、デメリットにはならないと思います。
まとめ
- ネットでは到底得ることが出来ない価値の高い情報を提供してくれる
- 面接で勝つための対策をしてくれる
- TVでニュースを追わなくても優秀な講師が時事問題を予想してくれる
- モチベーションが下がった時にムチを打ってくれる
- 競争相手、仲間が出来て孤独・不安がやわらぐ
- 受講料が高い(リーズナブルな学校を利用することで緩和)
- 公務員予備校までの通学時間がかかる(有意義に時間を使えればデメリットではない)
- 周りの受講生と自分を比べて、挫折する可能性がある
以上が公務員予備校のメリットとデメリットになります。
受講料の高さを除いたら、公務員予備校のデメリットはほぼ無いと個人的には思っています。
「絶対に公務員になる!」という目標を達成するには、受講料は「必要な投資」ですしね。
なにより、なるべく最短で公務員になれれば給料ですぐに受講料くらい取り戻せますので、あまりケチらずに、公務員になりたい人は公務員予備校を利用してみてください。
そのためには、まずは気になる予備校に資料請求をしてみて、料金などを比較してみてくださいね。
さいごに公務員予備校のURLを貼って、本記事を終わりにしたいと思います。
さいごまで読んでいただき、ありがとうございました。