福岡県警の職員を目指す人からすると、試験の難易度やボーダーラインがどれくらい?という事について一番気になるところではないでしょうか。
他にも、
こんな疑問や不安をよく耳にします。
というわけで、
本文では、
- 福岡県警察の難易度
- 福岡県警察の合格率
- 福岡県警察のボーダーライン
- 合格への近道となる学習法
を解説しています。
この記事を読むことで、「警察官の採用試験は難易度が高いから諦めようかな・・・」などと考えずにチャレンジし、警察官になる夢を叶えていただきたいと思います。
福岡県警察の概要のすべてを解説します
公務員予備校の利用を検討している方へ
福岡県警察:採用試験の難易度・合格率はどれくらい?
まず、福岡県警察の採用試験の試験倍率を見てみましょう。
令和5年度の採用試験結果
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
警察官A | 385 | 217 | 87 | 4.4 |
警察官A | 159 | 76 | 30 | 5.3 |
警察官B | 516 | 281 | 74 | 7.0 |
警察官B | 168 | 76 | 20 | 8.4 |
令和4年度の採用試験結果
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
警察官A | 572 | 201 | 64 | 8.9 |
警察官A | 208 | 102 | 36 | 5.8 |
警察官B | 403 | 230 | 63 | 6.4 |
警察官B | 178 | 102 | 32 | 5.6 |
年度により多少の誤差はありますが、大卒区分で6〜9倍、
高卒区分では6倍程度であることが分かります。
市役所などで働く行政職の倍率は7〜10倍である事が多いため、一般的な公務員よりも警察官は倍率が低い、言い換えると、
公務員(警察官)になりやすい
と言えますね。
次に、1次試験を突破する倍率を見てみましょう。
令和5年度
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 倍率 |
警察官A | 385 | 217 | 1.8 |
警察官A | 159 | 76 | 2.1 |
警察官B | 516 | 281 | 1.8 |
警察官B | 168 | 76 | 2.2 |
令和4年度
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 倍率 |
警察官A | 572 | 201 | 2.8 |
警察官A | 208 | 102 | 2.0 |
警察官B | 403 | 230 | 1.8 |
警察官B | 178 | 102 | 1.7 |
こちらも年度によって多い少ないはありますが、だいたい倍率にして2〜3倍程度、つまり、
2〜3人のうち1人が2次試験へ進める
ということが分かります。
通常、1次試験の倍率は1.1〜1.3倍であることが多いため、これは他の都道府県警察よりも福岡県警察の方が高い倍率であることを意味します。
つまり、福岡県警察は1次試験からしっかりとふるいにかけるため、人柄だけでなく学力も重視していることが分かります。
次に、2次試験の倍率を見てみましょう。
令和5年度
試験区分 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
警察官A | 217 | 87 | 2.5 |
警察官A | 76 | 30 | 2.5 |
警察官B | 281 | 74 | 3.8 |
警察官B | 76 | 20 | 3.8 |
令和4年度
試験区分 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
警察官A | 201 | 64 | 3.1 |
警察官A | 102 | 36 | 2.8 |
警察官B | 230 | 63 | 3.7 |
警察官B | 102 | 32 | 3.2 |
2次試験に進んだ受験生のうち、最終合格を勝ち取るのは3〜4人に1人が合格できることがデータから分かります。
1次試験、2次試験ともに他の都道府県に比べて倍率が高い傾向にあるため、福岡県警察の採用試験は全国的に見ても狭き門であると言えます。
厳しい1次試験をくぐり抜けた者の中から、さらに3〜4倍程度の競争があることから、
面接官に自分をいかに売り込めるかの熾烈な戦い
になりますね。控えめに言ってシビアな競争になることが予想されます。
公務員試験同様に、警察官の採用基準も年々、学力よりも人柄に重きを置くようになっています。
そのため、警察官の試験は面接次第といっても過言ではありません。
なので最終試験に勝ち抜くためにも、しっかりと正しい面接対策を行う必要があります。
福岡県警察:ボーダーライン・偏差値
年度によって募集人数、受験者数が異なるので、何割取れれば合格できるとは言い切れませんが、筆記試験は6割取れれば2次試験に進めると言われています。
ただ、これはあくまで目安なので、実際は「5割しか取れなかったけど次に進めた」なんてことも当然よくあります。
警察官の採用試験も他の自治体の試験同様、最終的には面接試験が実施されますが、面接にたどり着くには筆記試験を突破しなければなりません。
とくに出題範囲はこれまでに勉強してきた英語や数学といった科目はもちろん、法律や経済などの分野からも幅広く出題されるため、
といった弱音を吐く人も少なくありません。
ですが、これは頑張らない言い訳を探しているに過ぎません!
筆記試験と聞くと大学の入学試験を思い出して、拒絶反応を起こすかもですが、警察官の採用試験で出題される問題のレベルはそれほど高くありません。
福岡県警察の採用試験は、一般的には難易度が高いとされています。
福岡県警察は、犯罪の予防や取り締まり、地域安全の確保など、広範な任務を担っているため、採用試験でも多岐にわたる知識や技能が求められます。
具体的には、教養知識などの基礎学力、身体能力テスト、面接試験におけるコミュニケーション能力などがあります。また、近年は社会情勢や防災・危機管理に関する知識も求められる傾向があります。
そのため、福岡県警察を志望する人は、幅広い分野の知識を習得し、また運動能力を高めるなど、幅広い準備が必要とされます。加えて、コミュニケーション能力や判断力、協調性なども重要な要素となるため、人間力も養うことが大切です。
地元の人が有利?学歴は必要?
警察官になりたい人のよくある疑問で、下記があります。
- 地元(福岡県)の人が有利とかある?
- 学歴は重視される?
結論から言うと、他の都道府県の人でも合格できますし、逆に福岡県出身だからといって優遇されることはありません。
警察官の採用試験は完全に実力主義の試験です!
出身がどこだとか、現在どこに住んでいるとか、偏差値の高い学校を卒業しているとか一切関係ありません!
誰もが一発勝負で、試験で点を取れれば合格できる。
ただそれだけです。非常にシンプルです。
なので、余計なことを考えず、試験本番に向けて最高の準備をすることだけを実行しましょう!
福岡県警察を志望するあなたへ
福岡県警察を志望する方に対するアドバイスは以下の通りです。
体力・体力面のトレーニングを行う:福岡県警察の採用試験は、運動能力に関する試験も含まれています。例えば走力テストや腕立て伏せ、握力などがあります。これらの試験に合格するためには、事前に十分なトレーニングを行い、体力を鍛えておくことが重要です。
受験前に試験内容を確認する:福岡県警察の採用試験では、筆記試験や面接試験などもあります。試験内容を把握して、受験前に十分な準備を行いましょう。また、試験時間や持ち物なども事前に確認しておくことが重要です。
面接対策を行う:福岡県警察の採用試験では、面接試験も重要な要素となっています。面接では、自己PRや志望動機、過去の経験などについて聞かれることが多いです。自己分析をしておいて、具体的なエピソードを用意しておくと良いでしょう。
総合的な知識を身につける:福岡県警察の採用試験では、日本史や世界史、地理、社会科学などの教養知識を問われる場合があります。総合的な知識を身につけることで、筆記試験での成績向上につながることがあります。
以上のように、福岡県警察を志望する人は、体力面のトレーニングや試験内容の確認、面接対策、総合的な知識の身につけ方などを意識して、しっかりと準備を行ってください。
もしあなたが、
上記のように採用試験に不安を抱えているなら、ぜひ以下で紹介するノウハウが詰まったnoteを手に取って学習してみてください!
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