本文では、
- 徳島県庁:論文(作文)の傾向と対策
- 徳島県庁:論文(作文)の過去問
- 徳島県庁:論文(作文)の書き方
- 徳島県庁の採用試験に合格する対策法
について解説しています。
あなたは文章を書くとき、何を重視して書きますか?
結論から言いますと、
「正しい回答」
「正しい構成」
「正しい文体」
上記3つを抑えた文章が「正しい書き方」になります。
論文(作文)は正しい書き方で書かれている文章であれば、高い評価を得ることになります。
つまり、我流ではなく、正しい書き方を身につけることは超重要なのです。
何となく問題文に答えた論文(作文)を書いていては、なかなか高い評価を得ることが出来ません。
採用担当者から評価され、かつ高得点を取るには、正しい書き方、いわゆる「論文(作文)の型」を身につける必要があります。
というわけで、今回は知っておくだけでどんなテーマでもスラスラ書けるようになる論文(作文)の型を身につける方法について紹介していきます。
もくじ
徳島県庁:論文(作文)の傾向と対策
論文(作文)では、社会問題や徳島県が抱える課題・問題について、どうすれば解決できるかあなたの考えを述べなさい、という形の試験になります。
注意してほしいのは、これまでにあなたが学生時代に書いてきた、
「◯◯でした」
「◯◯だと思います」
といった読書感想文のような文章ではなく、与えられたお題に対して事実やデータに基づいた内容を論理的に書かなければいけません。
当たり前の話ですが事実やデータに基づいた内容を書くには社会問題や自治体が抱える課題・施策について、様々な知識を持っていなければいけません。
では、令和3年度に徳島県庁の採用試験で出題された論文(作文)テーマをみてみましょう。
徳島県では、深刻な人口減少が続く中、子育て世帯向け移住支援金や移住希望者を対象とした会計年度任用職員の募集など、「徳島ならでは」の移住支援を展開するほか、「地方創生の旗手」として、大都市圏のIT企業をはじめとするサテライトオフィスや消費者庁新未来創造戦略本部の誘致など、徳島への新しい人の流れづくりに積極的に取り組んでいる。
昨今のコロナ禍により、職場におけるテレワークや学校におけるオンライン授業などが推進されるとともに、地方移住や二拠点居住などが注目してされおり、また、大都市圏在住の若者に対する民間のアンケート調査においても、UIJターンや地方(地元)での転職を希望する割合が増加している。
そこで、この機を捉え、これまで以上に徳島への新しい人の流れ(移住)を促進できるよう、あなたの自由な発想やアイデアを具体的に述べなさい。※徳島県庁の公式ホームページより引用
何だか長い問題文だし、求められる答えも難易度が高いなぁ・・・という印象なのではないでしょうか。
論文は基本的に行政や社会が抱える問題を提示され、その問題を解決するための施策を述べなさいという形になっています。
同じ都道府県庁だと北海道庁の論文(作文)試験が全国的に見ても難易度が高く、その他の自治体だと特別区(23区)や大阪市、神戸市といった大都市は難易度が高い論文(作文)テーマを扱っています。
徳島県庁の論文(作文)は上記の自治体と互角、もしくはそれ以上の難易度と言っていいくらいなので、しっかりと対策をしなければまず失敗することになると言えるでしょう。
ちなみに採用側が論文(作文)試験を行う理由ですが、大まかに言うと次の2点になります。
- 受験生がどのような考え方をしているか
- 論理的な考えを文章にするスキルがあるか
論文(作文)を課すことによって、受験生が自治体の課題や社会問題に対してどのような見解を持っているか。
そして、その考えをしっかりと構成立てて文字に起こすスキルがあるかどうかをチェックするために行います。
徳島県庁の論文(作文)は他の自治体同様、
- 近年の社会的な問題
- 徳島県が抱える課題や施策について
上記2つを題材にしていることがほとんどです。
もちろんこれら以外のテーマが出題されることもありますが、近年はこれらのジャンルから外れることはほぼ無いですね。
普段からニュース等を見る習慣が無い人にとっては「社会問題や自治体の問題とか全然分からないんだけど・・・」と感じるかもですが、今からでも遅くないのでまずはヤフーのトップニュースを暇なときに見ることから始めてください。
それと徳島県庁を含め、大半の自治体の論文(作文)試験は特別区(23区)の論文(作文)試験を参考にしているというあまり知られていない事実があります。
徳島県庁:論文(作文)の試験時間と文字数
徳島県庁の論文(作文)の時間と文字数は次の通り。
文字数 | 1,000字程度 |
時間 | 1時間30分 |
通常、公務員試験の論文(作文)は800〜1,000文字を80分のことが多いので、徳島県庁はほぼスタンダードといった感じですね。
「90分もあるなら時間は余裕でしょ!」と思う人もいるかもですが、与えられたテーマを読み・理解し、問題の事例を挙げ、解決策を考え、構成立てて文章を書くのってなかなか大変なことです。
なので、徳島県庁の論文(作文)に臨むには「時間的に余裕が無いから厳しい!」くらいに思っていた方がいいですね。
論文(作文)試験で絶対にやってはいけないこと
論文(作文)試験にはいくつか「やってはいけないこと」があります。
具体的には以下の2つです。
- 極端に文字数が少ない(用紙の半分以下)
- 字が汚くて読みにくい
絶対やってはいけないことの1つ目は、文章量が少ないこと。
信じられないかもですが、用紙の半分にも満たない量しか書いていない受験生がたまにいます。
これは採用担当者からの評価が最低になりますので注意してください。
絶対やってはいけないことの2つ目は、字が汚いことです。
どんなに内容が素晴らしい論文(作文)でも、字が汚いというだけで評価されなくなります。
もちろん文字の綺麗さは個人差あると思いますが、あなたが書ける最高の綺麗さで書きましょう!
徳島県庁:論文(作文)の過去問
徳島県庁で過去に出題された論文(作文)テーマは次の通りです。
大卒程度
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 地域交通は、高齢者や学生、さらには旅行者の移動手段として必要なものであるが、 人口減少による需要減等に加え、コロナ禍の影響で一層大きく疲弊し、存続が懸念さ れている。 持続可能な地域交通を確保するためには、最新技術の活用や、官民間、事業者間、 交通・他分野間における連携や協働した取組により、対応することが重要であると考 えられる。 地域交通の衰退が地域にもたらす影響について述べるとともに、人口減少地域を含 め、誰もが利用できる地域の移動手段を確保するには、どのような取組が必要か、あ なたの考えを述べなさい。 |
2022年度 | デジタル技術は、地方の課題を解決するための鍵であり、国においては、「デジタ ル田園都市国家構想」を打ち出し、全国どこでも誰もが便利で快適に暮らせる社会を 目指すこととしている。 県においても、デジタル技術の実装を通じた地域課題の解決や地域活性化に向けた 様々な取組を展開している。 そこで、「デジタル田園都市国家構想」において、課題として挙げられている、次 の4つの中から、あなたが特に解決すべきと思うものを1つ選び、デジタル技術を活 用した効果的な解決策について、具体的に述べなさい。 ○地方に仕事をつくる (中小企業DX、スマート農林水産業、観光DX、など) ○人の流れをつくる (サテライトオフィス、二地域居住、オンライン関係人口、など) ○結婚・出産・子育ての希望をかなえる (母子健康手帳アプリ、子供の見守り支援、など) ○魅力的な地域をつくる (GIGAスクール、遠隔医療、ドローン物流、など) |
2021年度 | 徳島県では、深刻な人口減少が続く中、子育て世帯向け移住支援金や移住希望者を対象とした会計年度任用職員の募集など、「徳島ならでは」の移住支援を展開するほか、「地方創生の旗手」として、大都市圏のIT企業をはじめとするサテライトオフィスや消費者庁新未来創造戦略本部の誘致など、徳島への新しい人の流れづくりに積極的に取り組んでいる。 昨今のコロナ禍により、職場におけるテレワークや学校におけるオンライン授業などが推進されるとともに、地方移住や二拠点居住などが注目してされおり、また、大都市圏在住の若者に対する民間のアンケート調査においても、UIJターンや地方(地元)での転職を希望する割合が増加している。 そこで、この機を捉え、これまで以上に徳島への新しい人の流れ(移住)を促進できるよう、あなたの自由な発想やアイデアを具体的に述べなさい。 |
2020年度 | 令和2年5月1日の徳島県の人口(徳島県推計人口)は723,524人であり,10年前となる平成22年5月1日の人口785,698人と比較して,62,174人減少しており,かつ,65歳以上の高齢者人口割合についても,全国トップクラスの「長寿先進県」である。今後も,こうした状況が続くと考えられるが,「課題解決先進県」である本県として,これからの徳島県を活性化し,元気な徳島県にしていくために,どのような処方箋(アイディア)が有効と考えるかについて,次の,最先端のテクノロジーや知見,仕組みの中から3つ以上を選んで,具体的に答えなさい。
<選択群> |
2019年度 | IoT、ビッグデータ、AI、ロボットなどの革新技術によって、生活のあり方に大きな変化がもたらされることが予想される。このような現状をどのように認識しているか。また、その認識を踏まえ、徳島県としてどのように対応していくべきか、あなたの考えを述べなさい。 |
2018年度 | 民間調査会社による「都道府県魅力度ランキング」で、徳島県は例年下位となっている。徳島県の魅力度を高めるために、行政としてどのような施策に取り組むべきだと考えるか。具体的な事例を挙げて、あなたの考えを述べなさい。 |
2017年度 | テーマを1つ挙げ、「徳島県の10年後の姿」と、そこに至る課題について述べるとともに、それを実現するためにどのように取り組んでいくのか、具体的に述べなさい。 |
2016年度 | 徳島県が直面する課題を3つ挙げ、その優先順位と理由を述べなさい。また、最優先の課題を解決するため、どのような取組をすればよいと思うか、考えを述べなさい。 |
2015年度 | 国立社会保障・人口問題研究所の推計では、2060年の徳島県の人口は約42万人とされるが、本県はこれを60~65万人超まで確保すべく取り組んでいるところである。そこで、人口減少に歯止めをかけ、県勢発展を図るためにはどのような施策が必要か、あなたの考えを述べなさい。 |
2014年度 | 行政課題が多様化し、徳島県を取り巻く環境は大きく変化しています。こうした課題に適格に対応するために、今、県職員に何が求められているのか、一つ「キーワード」を挙げ、その必要性について、あなたの考えを述べなさい。 |
2013年度 | 県民に「安心・安全」を実感してもらうため、あなたが県職員となったとき、何を目指し、どのような取組をしたいか、あなたの考えを述べなさい。(行政事務・総合土木・農業など、それぞれの試験区分に沿った立場で論述すること。) |
2012年度 | 平成24年版子ども・子育て白書によると、2010年時点で、50歳までに一度も結婚したことのない「生涯未婚率」は、男性は約5人に1人、女性は約10人に1人の割合となっている。こうした状況を踏まえ、あなたは現在の未婚率をどう捉え、行政としてどのように関っていくべきと考えるのか述べなさい。 |
2011年度 | あなたが耳にしたことがある公務員に対する批判にはどのようなものがありますか。あなたが県職員になった場合、そうした批判に対してどのように取り組んでいくべきだと考えますか。 |
2010年度 | 仕事だけでなく、家庭や地域生活においても、子育て期や中高年期といったライフステージに応じて多様な生き方が選択・実現できる社会づくりのため、「仕事と調和推進官民トップ会議」により平成19年12月に「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」及び「仕事と生活の調和推進のための行動指針」が策定された。平成22年6月、これに新たな視点や取組を盛り込んだ政労使トップによる新合意が結ばれ、官民一体となった取組を一層進めようとしている。あなたにとって、ワーク・ライフ・バランスのとれた働き方とは、どのようなものか述べなさい。 |
2009年度 | 2025年には、徳島県の人口の3人に1人が65歳以上になると予測されている。しかし、高齢者人口の増加が、必ずしも社会の活力や、滞をもたらすわけではなく、現在でも、高齢者の8割は元気だと言われている。そこで、元気な若々しい高齢者の社会参加の仕組みをいかにつくればよいか、あなたの考えを述べなさい。 |
2008年度 | 徳島県の人口減少の要因の一つとして、進学や就職等による若年層の県外への転出があげられている。こうした若年層に県内に定住してもらうためにも、住みたくなる魅力ある徳島づくり、そして、その効果的なPRが求められている。同年代であるあなたから見て、より住みたくなる徳島づくりのため、何が必要と考えるか、具体的に述べなさい。 |
短大卒・高卒程度
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 本県にはサッカーの「ヴォルティス」、野球の「インディゴソックス」、バスケ ットの「ガンバロウズ」といった徳島を冠するプロスポーツチームが存在し、地域 を盛り上げる存在になっている。 また、本県では県内外から多くのランナーが参加する「とくしまマラソン」や、 サイクリングを楽しむ「四国の右下ロードライド」などのスポーツイベントが開催 されており、交流促進につながっている。 スポーツの力を活用した本県の活性化に向け、どういった取組が必要か、あなた の考えを述べなさい。 |
2022年度 | 我が国の出生数は減少傾向が続いており、本県も、同様の傾向であり、徳島県人口移動調査年報によると、出生数は、昭和50年の11,504人から、令和3年には、4,386人と半数以下になっている。 そこで、少子化に歯止めをかけ、若い世代の結婚、妊娠・出産、子育ての希望を叶えるためには、どのような取組が必要と思うのか、述べなさい。 |
2021年度 | 「新型コロナウイルス感染症」、「人口減少」、「災害列島」の3つの国難打破に向け、国、地方を挙げて取り組んでいるところであるが、あなたが思い描く10年後の徳島県の目指すべき姿と、それを実現するために必要な施策について、具体的に述べなさい。 |
2020年度 | 近年,高校にeスポーツ部ができたり,国民体育大会においてもeスポーツ部門が開設されるなど,全国的にゲームに対する認知度が高まる中,ある県では,ゲームを規制する条例が施行され,全国的に大きな話題になっています。こうした規制の動きについて,あなた自身はどのように考えるか,ゲームの功罪をそれぞれ3点挙げたうえで,あなたの考えを述べなさい。 |
2019年度 | 若者に,徳島県の産業・文化や人口減少をはじめとした社会的課題にもっと関心を持ってもらうためには,どのような環境を整えるべきか,あなたの考えを述べなさい。 |
2018年度 | 徳島県では,「ピンチをチャンスに」を合言葉として,様々な問題の解決に取り組んでいます。そこで,これまでの学校生活や日常生活において,あなたが直面した困難をどのように克服し,今後その経験をどう活かしていきたいか,述べなさい。 |
2017年度 | 徳島県職員には、県民目線・現場主義に基づく「創造力」「実行力」「発信力」の3つの能力が求められている。そこで、あなたがこれまで発揮した能力を1つ挙げ、その能力を徳島県職員としてどう活かしたいか、考えを述べなさい。 |
2016年度 | 公務員として働くことの意義について述べるとともに、具体的にどのように行動していきたいか、あなた自身の考えを、あなたの試験区分の立場で述べなさい。 |
2015年度 | あなたがこれまでに「最も心を込めて行ったこと」について述べなさい。また、その経験を職員の仕事にどういかせるか述べなさい。 |
民間企業等職務経験者・就職氷河期世代
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | (行政事務)
少子高齢化やコロナ禍からの経済活動回復等により、全国的に人手不足の状態である。 (行政事務DX) デジタル技術を用いて地域課題の解決に取り組む動きが全国で加速しています。 (総合土木) 平成31年4月施行の改正労働基準法により、令和6年4月から建設業におい |
2022年度 | (行政事務)
地域課題を解決し、持続可能な社会を実現するためには、行政のみならず、民間企業や地域住民等の多様な主体との連携や協働により、施策や事業に取り組むことが効果的である。 (行政事務DX) スマートフォンをはじめとするデジタル機器の普及や高速通信ネットワークの拡大により、いつでも、どこでもデジタルを利用できる環境整備が進む中、誰もがその恩恵を享受できる「誰一人取り残されないデジタル社会」の実現が急務となっている。 (総合土木) 建設業界の深刻な人手不足が懸念される中、災害対策やインフラ老朽化対策な |
2021年度 | (行政事務)
「新型コロナウイルス感染症」により,人流の抑制や県境をまたぐ移動制限が行 (総合土木) 高度成長期以降に整備されたトンネルや橋梁等,社会インフラの老朽化が進む中,これら施設を適切に維持管理していくことは喫緊の課題である。 |
2020年度 | (行政事務)
新型コロナウイルス感染症によって,一部の人たちによる心ない言動(感染者の個人情報を探索・拡散したり,あるいは,阻害するような言動)が問題になっている。少子高齢化が進んでいる本県では,「人に優しい」社会を目指していくべきであると考えた場合,徳島県として,行政はどのような距離感でこのような行為に対峙し,対策を取るべきか。これまでの経験を踏まえた上で,あなたの考えを具体的に述べなさい。 (総合土木) 気候変動の影響により頻発・激甚化する水災害や切迫する巨大地震等から県民の「生命」と「財産」を守ることは最重要の使命である。このため,3か年緊急対策後も中長期的な視点に立った計画的な取組を行い,防災・減災が主流となる安全・安心な県土づくりを推進する必要がある。そこで,県土強靭化をさらに推進するために,徳島県が優先的に取り組むべき課題とその対策について,これまでの経験を踏まえて,あなたの考えを述べなさい。 |
2019年度 | (行政事務)
わが国の国難とも呼べる「人口減少」,「災害列島」への対応は,徳島県においても重大な行政課題である。これらの課題に対し,今後,徳島県の取り組むべき方向性や対応策について,これまでの職務経験を踏まえた上で,「人口減少」,「災害列島」,いずれかの課題を選択してあなたの考えを述べなさい。 (総合土木) 公共事業を取り巻く社会情勢が変化する中,「公共工事の品質確保の促進に関する法律」が本年6月に改正され,働き方改革の推進,生産性の向上,災害時の緊急対応強化など,公共工事の発注者の責務が具体的に定義されている。そこで,建設産業を取り巻く現状を踏まえ,10年後を見据えて,公共事業の発注者は,今後どのように取り組むべきか,これまでの経験を踏まえて,あなたの考えを |
2018年度 | (行政事務)
徳島県では,人口減少の克服と東京一極集中の是正による「地方創生」の実現に向けて,民間企業の持つ「強み・ノウハウ」を最大限に活用すべく,民間企業との連携協定の締結を推進しているところです。ついては,あなたのこれまでの職務経験を踏まえ,県政における様々な課題の解決に向けた民間企業との連携について,具体例を挙げて,あなたの考えを述べなさい。 |
障がい者を対象
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | あなたが、自分自身を成長させるために、日頃から努力していることを述べると ともに、その努力を県職員として、どのように発揮することができるか述べなさい。 |
2022年度 | これまでの経験の中で、あなたが一番やりがいを感じたのはどのようなことか、 また、その経験で得たものを、県職員になった場合、職務を行う上で、どのように活かせるのか、述べなさい。 |
2021年度 | 「生産年齢人口(15 歳~ 64 歳)の減少」や「育児や介護との両立」など、働き 方のニーズが多様化する中で、誰もが意欲を持って働くことができる社会を実現するためには、どのような施策が必要と考えますか。 日頃の生活の中で感じていることを踏まえ、あなたの考えを述べなさい。 |
2020年度 | 職に就いて仕事をしていく上で、何が大切だと考えますか。また、それを行うた めにあなたは何を心掛け、気を付けていますか。あなたの考えを述べなさい。 |
※徳島県庁の公式ホームページより引用
基本的に地域に関すること、もしくは社会問題がお題として出題されています。
この過去のテーマが論文(作文)対策をする上で最も重要なのですが、その理由はシンプルに、
論文(作文)は過去問と似たようなテーマが出題されるから
論文(作文)のテーマは無数にある訳ではありません。
2019年や2020年の試験では全国的に『SDGs』についてのテーマが採用されたくらい、公務員試験は社会ネタに敏感と言えます。
- 少子高齢化
- 環境問題
- 住みやすいまちづくりをするために
他にも上記のような自治体が抱える問題については、テーマの切り口を少し変えて本当によく頻繁に出題されています。
だからこそ過去問を知るか知らないかで論文(作文)の書きやすさは大きく変わってくる訳ですね。
もっと言えば、徳島県庁の過去問がそっくりそのまま出題されることはないので、研究すべきは他の自治体の論文(作文)の過去問。
特に特別区(23区)の論文(作文)は他の自治体がテーマを色濃く参考にしているため、分析・研究するなら特別区の過去問を活用するのが一番賢い対策法ですね。
徳島県庁:論文(作文)の書き方
論文(作文)の対策方法は以下の5ステップになります。
- テーマの理解と分析
- 論理的な構成
- 文体と表現力
- 使い回せるフレーズを自分のモノにする
- 模範解答の活用
①:テーマの理解と分析
与えられたテーマや問題文をよく読み、理解することが重要です。
テーマの核心をつかみ、分析する能力が求められます。
また、テーマを多角的に考え、関連する情報や視点を収集しましょう。
②:論理的な構成
論文は明確な構成を持つ必要があります。
一般的な構成は、序論、本論(論点や論証の展開)、結論の3つのパートからなります。
序論ではテーマの背景や重要性を説明し、本論では主張や論証を展開し、結論ではまとめや提言を行います。
③:文体と表現力
文体は公務員として求められる明瞭かつ公正な表現を意識しましょう。
冗長な表現や曖昧な表現を避け、簡潔かつ具体的な言葉を使うようにすると評価ポイントが高くなります。
また、適切な引用や参考文献を使用できるよう、知識として頭に入れておくといいですね。
④:使い回せるフレーズを自分のモノにする
論文(作文)の模範解答を読み込むと、使い回せるフレーズというのが自然と分かってきます。
というのも、一見テーマが異なるようでも、取り上げられる課題に対する施策で同じものが使えることがよくあるからです。
といったように、模範解答をしっかりと読み込むことで、「この言い回しは何度も出てきたな」といったことに気がつくようになります。
これをそっくりそのまま覚えておけば、使い回せるテーマが出てきたときにオートマチックにスラスラと書くことが出来るので超オススメです!
⑤:模範解答の活用
「論文(作文)はコツさえ知れば誰でもスラスラ書けるようになる」と言っていますが、その最大のコツとは「論文(作文)の模範解答を知ること」です。
模範解答はある意味、テンプレートや雛形に近いもので、テーマで問われる内容、施策に対するフレーズをすべて自分の引き出しとしてプールしておくことが論文(作文)の最大のコツになります。
この「フレーズ」は論文(作文)を書く上で超重要でして、自分でその場で思いついて書いたものはチグハグな文章になったり話が飛んだり、最悪何が言いたいのかよく分からない文章が出来上がってしまいます。
逆に「フレーズ」を知っていれば、文体の一致や文章の構成が自然と身につき、どんなテーマでも悩むことなく、面白いように言葉が降ってきて書けるようになります!
また、過去のテーマで書いてみた文章は似たテーマの時に使い回すことが出来るため、模範解答と同レベルの論文(作文)が簡単に書けるようになります。
ちなみに論文(作文)の頻出のテーマ + 模範解答を知る方法は、
私が執筆したノウハウnoteを読み込むこと
この方法で自然と身につけることが出来ます。
模範解答(正しく書かれた論文)というのは、構成・文体がきちんとしていますからね。
ちなみにノウハウnoteについては記事の最後で紹介していますので、このまま読み進めてください!
徳島県庁:論文(作文)攻略ガイドまとめ
この記事を読んでいるあなたは、
どんなテーマでもスラスラ論文(作文)が書けるようになりたい!
このように考えているのではないでしょうか?
現在、インターネット上では、
大量の論文ノウハウがあふれかえっています。
公務員アドバイザーを名乗る人の発信するLINEに登録してみたり
書店で参考書を購入したりして、「論文(作文)を書く方法」について勉強している方も多くいらっしゃると思います。
しかし!
現在のインターネット上、もしくは参考書で解説されている論文(作文)ノウハウには、1つの大きな問題があることにあなたは気づいているでしょうか?
再現性のないテクニックでは上達しない
現在、あなたが
「これなら書けそうだ!」
と感じている(勉強している)ノウハウは、以下のような内容ではないでしょうか?
- 過去問を調べろ!
- 過去問を用いて自分で実際に書いてみろ!
- 書いた論文を添削してもらえ!
このように、いわゆる
「過去問を利用して経験値を増やせ!」
というノウハウです。
過去問を研究するという勉強法は確かに有効です。
実際私が進めるテクニックも過去問を用いて実際に自分で書いてみようという内容なので、基本路線は同じ。
しかし、実際に自分で論文(作文)を書いてみたところで、
- 書き方を知らない
- 論文(作文)の構成を知らない
このような人が行っても、実行するのに膨大な時間がかかってしまいます。
論文(作文)1つにつき90分、10テーマ書くと900分。15時間以上・・・。
公務員を目指すあなたは論文(作文)をまず書いてみるだけで15時間も時間をかけれるほど暇ではありませんよね?
また、書いた論文を添削してもらえ!と言われても、公務員予備校に通ってるとかじゃないと「誰に添削してもらえばいいの?」ですよね。
つまり、
多くの公務員アドバイザーが提唱しているノウハウは、
再現性が非常に低い
とは思いませんか?
ノウハウを実行すると合格できるというより、ノウハウを実行すること自体が難易度が高すぎるのです。
論文(作文)をマスターするなら
私自身は公務員予備校に通って努力し、受験したすべての公務員試験に合格してきました。
「必ず合格してやる!」
と意気込んで机に向かう日々・・・。
公務員予備校で教わった知識・ノウハウ・テクニックをもとに、結果を残すことが出来ました。
ただ、それと引き換えに貴重な時間とお金をたくさん犠牲にしてきました。
この記事を読むあなたにはそんな私が行った方法よりももっと効率が良いやり方で対策して欲しいんです。
巷(ちまた)にあふれる再現性の低いノウハウに振り回されてほしくないんです!
そんな訳で、大学卒業程度の試験区分の採用試験を受ける方のために、頻出・出題が予想されるテーマを合計35個厳選し、さらに35テーマ分、すべてで模範論文を作成しました。
また、高卒区分の試験を受ける方のためには、作文テーマで頻出のものから30テーマ分を厳選し、こちらも試験でそのまま使える模範作文を作成しました。
そこらへんに転がっている小手先のテクニックよりも、もっと効率が良く、汎用性の高いフレーズがギッシリ詰まっています。
また、すべて1つの流れで書いているので、この模範解答で型を覚えれば、どんなテーマが出題されようとスラスラ書けるようになります。
徳島県庁の採用試験に合格したいと考えているなら、この模範解答は真っ先に見るべきです。
ノウハウnoteを見ながら、しっかりと勉強すれば、あなたは確実に変われます。
一生条件の悪い仕事のまま、朝から晩まで働かなくて良いんです。
公務員になれば定年まで安定した生活ができ、あなたの小さい頃からの憧れ、夢を実現させることが出来ます。
少し興味が湧いてきましたか?
何度も言いますが、私が執筆した模範論文、模範作文を読めば文章スキルを劇的に向上させることができます。
本気で、
📌「論文(作文)の書き方を学びたい!」
📌「公務員に絶対になるんだ!」
📌「安定した人生を生きる!」
という強い意志のある方は、ぜひ下記のnoteを手にとって活用してみてください。
私の論文(作文)ノウハウnoteは、「大卒区分」「高卒区分」「社会人経験者区分」と、それぞれ受験する試験に合わせたものを用意しております。
公務員になるというあなたの夢を実現するためにも、今この機会にぜひ私のnoteを手に取って試験対策をしてみませんか?
↓↓ 面白いくらいスラスラ書ける! ↓↓
大卒区分で論文試験がある方向け
高卒区分で作文試験がある方向け
社会人経験者区分で論文(作文)がある方向け