2020年、公務員のボーナスが夏と冬でどれくらいもらえるか、そしていつ支給されるかって気になりますよね。
結論から言いますと、2020年公務員のボーナス支給日は夏が6月30日(火曜)、冬が12月10日(木曜)となっています。
そして、支給カ月は4.55カ月分の予定となっています。
本文では、
- 公務員のボーナス支給日
- 夏と冬のボーナスは何ヶ月分?
- ここ6年間のボーナス支給推移
- 年齢別、ボーナス支給サンプル
について解説しています。
公務員のボーナスは人事院勧告によって決められています。
6年連続で公務員のボーナスは引き上げられていますが、2020年はどうなのか見ていきましょう。
公務員のボーナス支給日
一部の自治体では夏(6月)、冬(12月)、春(3月)と年に3回ボーナスが支給されますが、公務員のボーナスは基本的に以下の日にちに支給されます。
夏のボーナス | 6月30日 |
冬のボーナス | 12月10日 |
ちなみに、3月にも支給される自治体では3月15日が支給日となっています。
支給日が土日の場合はどうなるの?
たとえば、6月30日が土曜日の場合、夏のボーナス支給日は6月29日になります。
また、6月30日が日曜日の場合、夏のボーナス支給日は6月28日になります。
夏と冬のボーナスは何ヶ月分?
2020年のボーナスが夏と冬、それぞれ何ヶ月分支給されるかの予想は以下の通りです。
夏のボーナス | 2.25ヶ月 |
冬のボーナス | 2.30ヶ月 |
去年2019年のボーナスは夏冬合わせて4.5ヶ月分。
直近の6年で連続してボーナスは増額されているため、2020年も前年比で0.05ヶ月分増額されてトータルで4.55ヶ月分になることが予想されます。
予想されますというのは、公務員のボーナスは人事院勧告で決定されるのですが、その勧告が行われるのは8月のため2020年のボーナスは8月にならないと決定しません。
なので、2019年より0.05ヶ月増額という決定がなされた場合、その増額分は冬のボーナスに加算されます。
公務員のボーナスの確定方法
人事院勧告では、毎年大企業から中小企業を含めた民間企業のボーナスを調査して、公務員のボーナスを増やす・減らすの判断をしています。
なので、公務員がもらう給料は民間企業の平均に近い額が支給されているということになります。
世間ではよく「公務員はボーナスもらいすぎだ!」という声を聞きますが・・・
公務員のボーナスの決定方法を知ると、実際は決してそんなことはないということが分かると思います。
ちなみにですが、どの企業を調査して算出しているか、具体的な企業名は公表されていません。
公務員のボーナスの算出方法
公務員のボーナスの算出方法は「月額基本給 × ◯ヶ月分」と勘違いしている人が多いですが・・・
実際の算出方法は以下の通りです。
(月額基本給 + 地域手当 + 扶養手当) × ◯ヶ月分
地域手当が0の自治体、そして独身で扶養手当がない方は「月額基本給 × ◯ヶ月分」という計算方法になります。
ここ6年間のボーナス支給推移
2014年から2019年までの公務員のボーナス支給推移は以下の通りです。
地方公務員のボーナス支給推移
2019年 | 4.5ヶ月分 | 161万1959円 |
2018年 | 4.45ヶ月分 | 160万1595円 |
2017年 | 4.45ヶ月分 | 158万6917円 |
2016年 | 4.30ヶ月分 | 155万6652円 |
2015年 | 4.20ヶ月分 | 152万4928円 |
2014年 | 4.10ヶ月分 | 149万1014円 |
※総務省「地方公務員給与実態調査」より
国家公務員のボーナス支給推移
2019年 | 4.5ヶ月分 | 176万5418円 |
2018年 | 4.45ヶ月分 | 174万5802円 |
2017年 | 4.45ヶ月分 | 172万6850円 |
2016年 | 4.30ヶ月分 | 169万2656円 |
2015年 | 4.20ヶ月分 | 165万2721円 |
2014年 | 4.10ヶ月分 | 161万2879円 |
上記の平均額を見ると、国家公務員の方が地方公務員よりも若干多いことが分かります。
とはいえ、これは町村役場などの地方公務員が平均額を下げているため、政令指定都市などの大きな自治体だと国家公務員に勝るとも劣らない額になっています。
まぁ、どちらにせよ公務員のボーナスは安定していると言えますね。
公務員の年齢別、ボーナス支給データ
2020年、地方公務員の年齢別ボーナス支給額は以下の通りです。
19歳 | 87万2180円 |
---|---|
20歳 | 94万1650円 |
21歳 | 101万1119円 |
22歳 | 104万2042円 |
23歳 | 107万2965円 |
24歳 | 110万3888円 |
25歳 | 113万4811円 |
26歳 | 116万9911円 |
27歳 | 120万5011円 |
28歳 | 124万111円 |
29歳 | 127万5210円 |
30歳 | 131万2310円 |
31歳 | 134万9410円 |
32歳 | 138万6510円 |
33歳 | 142万3609円 |
34歳 | 146万2680円 |
35歳 | 150万1751円 |
36歳 | 154万822円 |
37歳 | 157万9892円 |
38歳 | 161万4104円 |
39歳 | 164万8316円 |
40歳 | 168万2528円 |
41歳 | 171万6738円 |
42歳 | 174万4212円 |
43歳 | 177万1686円 |
44歳 | 179万9160円 |
45歳 | 182万6634円 |
46歳 | 184万7553円 |
47歳 | 186万8472円 |
48歳 | 188万9391円 |
49歳 | 191万308円 |
50歳 | 192万7127円 |
51歳 | 194万3946円 |
52歳 | 196万765円 |
53歳 | 197万7585円 |
54歳 | 198万7992円 |
55歳 | 199万8399円 |
56歳 | 200万8806円 |
57歳 | 201万9213円 |
58歳 | 202万9620円 |
59歳 | 204万27円 |
60歳 | 205万434円 |
続いて、2020年、国家公務員の年齢別ボーナス支給額は以下の通りです。
19歳 | 112万8209円 |
---|---|
20歳 | 115万2861円 |
21歳 | 118万4934円 |
22歳 | 121万7007円 |
23歳 | 125万9716円 |
24歳 | 130万2424円 |
25歳 | 135万8162円 |
26歳 | 141万3899円 |
27歳 | 145万2358円 |
28歳 | 149万817円 |
29歳 | 152万9276円 |
30歳 | 156万7734円 |
31歳 | 160万4013円 |
32歳 | 164万292円 |
33歳 | 167万6571円 |
34歳 | 171万2850円 |
35歳 | 174万9129円 |
36歳 | 178万1893円 |
37歳 | 181万4657円 |
38歳 | 184万7421円 |
39歳 | 188万185円 |
40歳 | 191万2947円 |
41歳 | 193万4570円 |
42歳 | 195万6193円 |
43歳 | 197万7816円 |
44歳 | 199万9439円 |
45歳 | 202万1060円 |
46歳 | 203万9022円 |
47歳 | 205万6984円 |
48歳 | 207万4946円 |
49歳 | 209万2908円 |
50歳 | 211万872円 |
51歳 | 212万8832円 |
52歳 | 214万6794円 |
53歳 | 216万4756円 |
54歳 | 218万2718円 |
55歳 | 220万680円 |
56歳 | 221万8642円 |
57歳 | 223万6604円 |
58歳 | 225万4566円 |
59歳 | 227万2528円 |
60歳 | 229万490円 |
地域手当、扶養手当がある方は、年齢別ボーナスサンプルのデータよりも5万円以上多くなります。
夏と冬のボーナス支給額と手取り額について
夏と冬、それぞれのボーナス支給額は、上記の年齢別ボーナス支給額をシンプルに2で割ればOKです。
また、手取り額については、税金や年金、場合によっては組合費などを引かれますので、ざっくり以下の感じです。
- 独身の場合(扶養ナシ):上記の支給額 × 0.8
- 家庭持ちの場合(扶養アリ):上記の支給額 × 0.85
ちなみに、公務員の夏と冬それぞれのボーナスについては以下の記事で解説しています。
公務員のボーナスのリアル【明細を公開】
ちなみに、政令指定都市で働く私が実際にこれまでもらったボーナスの明細を元にしたリアルな金額については、以下の記事で紹介しています。
平均の額とかじゃなくて、実際に何才のときにどれだけもらえるか?といったリアルな額を知りたい方はぜひ合わせて読んでみてくださいね。
coming soon・・・
まとめ
- 公務員は夏が6月30日、冬が12月10日にボーナスが支給されます
- 2020年のボーナスは4.55ヶ月分になると予想される
- 手取り額は独身なら「ボーナス × 0.8」
- 扶養者ありの手取り額は「ボーナス × 0.85」
- 公務員のボーナスはここ6年間、連続で上昇している
2020年の公務員のボーナスについて色々な話を紹介してきました。
今年も民間企業の景気の良さから、公務員のボーナスは微増すると予想されます。
しかし東京オリンピック以後は景気が衰退していくと予想されているので、2020年以降は公務員の給料はジリ貧かもしれません。
そうなった時に備えて、公務員も投資や副業をして今から収入の柱を増やしておきましょう。
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