最近の公務員専門学校(予備校)の受講料はとにかく高いですが、価格が49800円という公務員スクールとしては最安値となる「スタディング」が話題です。
YouTubeで広告も流れまくってるので、「見たことある!」という方もいるはず。
ただ安すぎるので、「本当にそんなので合格できるの?」と思ってしまいますよね。
そんな方のために、
本文では、
スタディング公務員講座の講義動画を実際に視聴してみて、ヤラセなしでレビューと評価
をします!
結論から先に言うと、「警察官を目指す人には最適!」です。
▶︎スタディングなら49800円から公務員講座を受講できます
もくじ
スタディングの評価
スタディング公務員講座を視聴してみた評価から述べます。
メリットとデメリットを端的にまとめると、次の通りです。
まずはメリットから。
- たったの49800円!驚きの受講料!
- 空いた時間に気軽に勉強できる
- 動画がハイクオリティ
- 通勤問題集がなかなか良い
- 風邪やウイルス感染のリスクがない
次に私が感じたデメリットです。
- テキスト(教材)がない
- 専門科目に対応していない
- パケットがかかる
- 面接・論文対策が万全じゃない
分かりやすく星で評価すると、こんな感じ。
価格の安さ | |
講義の分かりやすさ | |
動画のクオリティ | |
お手軽さ | |
教材 | |
筆記対策 | |
面接対策 | |
論文対策 |
スタディングを一言でまとめると、「教養試験対策向けの格安スクール」です。
スタディングは受講料金が安い反面、対応科目が限られており、すべての公務員試験には対応できないっていう感じ。
なので、専門科目が実施される、たとえば政令指定都市や都道府県庁といった試験を受ける方には不向きかも。
ただし、「試験は教養科目しか出題されない!」という方であれば、コスパの恩恵を最大限受けられるスクールです。
約5万円という価格は革命的に安い!
①:たったの49800円!驚きの受講料!
スタディングの魅力は受講料がたったの49800円、これに尽きます。
ちょっとくらい不満なところがあっても「仕方ないか」と許せちゃうくらいの料金です(笑)
公務員講座のコースはシンプルで分かりやすいのが特徴。
あまりにもシンプルなコース設定なので、語ることがあまりありません(笑)
- 地方上級・市役所 教養合格コース【59800円】
- 地方上級・市役所 教養/論文/面接コース【49800円】
- 社会人経験者合格コース【59800円】
※スタディングは合格祝い金制度(1万円)があるため、合格さえすれば上記はすべて1万円引きになります。
コースの違い
具体的には以下の通りです。
科目 | ①教養合格コース | ②教養/論文/面接コース |
数的推理 | ● | ● |
判断推理 | ● | ● |
資料解釈 | ● | ● |
現代文 | ● | ● |
英文 | ● | ● |
自然科学 | ● | |
社会科学 | ● | |
人文科学 | ● | |
論文 | ● | ● |
面接/エントリーシート | ● | ● |
時事 | ● | |
受験Q&Aチケット | 3枚 | 3枚 |
就活動画 | ● | ● |
ざっくり説明すると、①と②の違いは以下の講座が受けれるかどうかです。
- 自然科学(科学、物理、生物など)
- 社会科学(政治、経済、法律など)
- 人文科学(日本史、世界史、地理など)
- 時事
両コースの差は1万円なので、ほぼ全ての方が①の「地方上級・市役所 教養合格コース」を選んで間違いありません。
②:空いた時間に気軽に勉強できる
手軽さは、ぶっちゃけ最高!
スマホさえあればいつでもどこでも学習できるので、通学・通勤時はもちろん、ちょっとした空き時間にも視聴することができます。
ただ、やるかやらないかは本人次第なので、スタディングだから特別モチベーションが上がるってことはないですね。
少しでも空いた時間があれば、SNSやスマホゲームではなくスタディングを視聴する方なら、グングンと学力をアップできます。
ただし、Wi-fi環境下じゃないと動画の読み込みが遅いですし、カクカク遅いと学習に支障をきたすので、場合によってはストレスを感じます。
③:講義動画がハイクオリティ
ヤバイ、動画のクオリティ、キレイ過ぎワロタwww
さすがオンライン一本で勝負してるだけあって、動画のクオリティだけでなく、見せ方というか構成が上手いですね。
ブログを書いてる私からしても勉強になります(笑)
見出しごとに区切られているのも分かりやすいし、講師の説明も聞きやすいし、分かりやすい!
スタディングの特徴としては、動画だけでなく音声も標準装備されていることです。
なので、通勤・通学時に学習したい場合、音声なら動画がカクカクすることもないし、パケット代がかかることもありません。
個人的には、数的処理以外なら音声だけでも十分だと思っています。
また、動画は1テーマ10分程度なので、集中しやすい。
ライバル会社のクレアールと比べても遜色なく、公務員試験に合格できるだけの十分な実力がある印象です。
④:通勤問題集がなかなか良い
通勤問題集の性能は高め!
練習モード・本番モードがあり、段階的にレベルを上げることができます。
講義動画で身につけた知識を定着させるには、なかなかのもの。
解答するとすぐに正解が表示されるのもグッドです!
練習モードと本番モードの違いは、制限時間の有る無しですが、これは試験本番を想定すると良い機能ですね。
というのも、公務員試験は2時間で40問出題の自治体が多いのですが、要するに1問にかけれる時間は3分。
確実に正解するのも大事ですが、ある程度スピード感をもって解くことも必要なので、その練習にもなって良いです。
スタディングの評価【デメリット編】
もう一度、スタディングのデメリットについておさらいしておきましょう。
- テキスト(教材)がない
- 専門科目に対応していない
- パケットがかかる
- 面接・論文対策が万全じゃない
①:テキスト(教材)がない
カリキュラムの内容は良いのですが、テキスト(教材)が無いのはいただけない!
やはり、「勉強=問題集を広げてやるもの」という長年の経験から、教材も全てスマホ(パソコン)で見るというのはやりずらさやストレスを感じるかも。
ただ、これは私の感覚が古いだけであって、スマホを見ながらの勉強に違和感がない方もいるはず。
それに、教材はプリンターで印刷すれば従来の教材と同じ感覚で扱えるため、勉強に支障をきたすことはないのかなと思います。
②:専門科目に対応していない
試験への対応守備範囲は低め!
というのも、スタディングは一部の公務員試験で課せられる「専門科目」に対応していません。
講義動画は教養試験の科目のみなので、あなたが政令指定都市や都道府県庁を受験する場合、専門科目だけ本屋で問題集を買って勉強することになります。
ただ、警察官や消防士といった教養試験のみだと問題ないので、安心してスタディングを利用すればOKですね。
③:パケットがかかる
これは意外と盲点ですが、講義動画を電車やバス内で見るとなると、パケットがかかります。
教材がないよりも、むしろパケット通信料が気になります。
なので、長時間の学習となるとWi-fi環境下でやることをオススメします。
ただ、音声講座はダウンロードできるので、パケット通信料が気になる方はこちらが解決策ですね。
それと、どうしても外出時に講義動画を見たいなら「低画質モード」で見ればOK。
スマホの画面サイズなら全然大丈夫ですし、これならデータ通信量をグッと抑えることができます。
④:面接・論文対策が万全じゃない
面接・論文対策は物足りないが、値段相応ですね。
まず面接対策ですが、カリキュラムに問題はないのですが、やはり面接の練習は対面で行いたいもの。
ノウハウで知識武装しても、面接官とのやり取りの中で経験できる「緊張感」って模擬面接じゃないと感じられません。
ぶっちゃけ、話下手や過度の緊張癖のある人は厳しいかも・・・
多くの公務員専門学校(予備校)が力を入れている面接試験対策と比較すると、面接対策の効果は低めと言わざるを得ません。
ただし、コミュニケーションに自信があり、面接に苦手意識がないならスタディングの面接対策でも十分。
それに、学生の場合は学校で面接対策をしてくれのでそちらを利用すればOK。
また、社会人の場合、ハローワークに行けば面接の練習をしてくれますよ。
続いて論文対策ですが、スタディングは添削がありません。
なので、ノウハウで論文の書き方を学んでも、自身が書いた論文が100点なのか、はたまた30点なのかが分かりません。
ですが、論文は型(テンプレート)さえ覚えてしまえば、誰でもスラスラ「試験で失敗しない論文」が書けるので心配ナシですね。
スタディングのリアルな評判・口コミ
実際に利用した方の評判も把握したいと思うので、スタディングの評判・口コミをまとめてみました。
復習をする際にスタディングは非常に便利でした。歩いている時などは音声講座を聞き流し、スマホやパソコンが触れる時はマイノート機能で自分で作った暗記ノートや問題集をやっていました。
どんな状況でもすぐに勉強を始められるのでとても効率的に学習が進み、結果的に合格まで完走する事が出来ました。
スタディングは合格に向けて適切な絞り込みがされており、効率よく合格に必要な知識を身に付けることができます。
この講座はビデオ講座もさることながら、問題が充実していてタブレットやスマホで通勤時に気軽に取り組めたので続いたんじゃないかなと思います。
上記引用はスタディング公式ホームページの合格者の声から引用したものです。
スタディングはどんな人におすすめなの?
スタディングを利用して警察官の採用試験に合格した私の友人がいますので、「スタディングはどんな人にオススメなの?」というテーマで質問してみました。
スタディング公務員講座を利用して、とある県警の採用試験に合格しました。
スタディングの面接対策だけだと模擬面接ができないのが気になったので、大学内の就活講義と合わせて準備しました。
49800円と非常に安いので最初はあまり期待していませんでしたが、このスタディング公務員講座は「非常にチカラになる講義動画」でした。
講義動画で毎日勉強するとグイグイ学力が上がります。
講義動画のあと問題集で何度も復習・実践すると驚く程、解ける問題が増えていきます。
3ヶ月経つ頃には、数的処理でつまづく問題がないくらいに。
昔から苦手意識のある面接には最初にノウハウを学習。
後は想定される質問に対する自分の回答を入念に準備。
これだけで独学で面接対策までしていた頃より面接試験への自信が格段につきました。
私の周りにも公務員を目指す友人が多いですが、49800円で警察官になれたと言ったらみんなに驚かれました。
スタディング利用前までずっと公務員スクールの学費の高さに悩んでいたのは何だったのかと思う程です。
「お金がないからスクールを利用できない・・・」という方はぜひスタディングをどうぞ。
しっかりと学習でき、学力がグングン上がりますよ。
元スタディング利用者として大変オススメします。スタディングにはずっとこのままのクオリティと受講料で続けていって欲しいです。
スタディングについて生のレビューを語ってくれました。
実際に利用していた人の意見って貴重ですし、参考になるかと思います。
▶︎まずはスタディングの無料体験講座を視聴してみましょう
スタディングを利用すべきか?3つの指標
受講生によるリアルな口コミを読み、スタディングの強みや特徴などについて理解できたのではないでしょうか。
これらを踏まえた上で、あなたがスタディングを利用すべきかどうか、下記の指標と照らし合わせながら受講を検討してみてください。
なるべく安い受講料で勉強したい
受講料が高額だと、どうしても諦めたり、利用するのに決心が出来なかったりします。
ですが、スタディングは公務員専門学校の中では安さNo. 1。
たど、面接や集団討論対策が対面でないことに不安を感じることもあるので、この辺は割り切るしかありません。
LECやTACといった大手と比べると、すべての点での「かゆい所に手が届く感」はやはり劣ります。
参考までに、その他の公務員専門学校の平均受講料は以下の通り。
スタディング | 49800円 |
クレアール | 約19万円 |
LEC | 約34万円 |
TAC | 約36万円 |
東京アカデミー | 30〜50万円 |
資格の大栄 | 約30万円 |
志望先の採用試験が教養試験のみ
スタディングは、教養科目のみ対応なので教養試験だけで受験できる自治体を志望する方向け。
とくに「警察官」「消防士」とかですね。
実際、警察官は8割の受験者が2次試験に進める自治体もあるので、何十万円もかけて大手公務員予備校を利用する必要もありません。
とりあえず、教養科目を学習したい人は検討を。
逆に、専門試験が実施される自治体を受験するといった方は、間違いなく大手公務員予備校をえらぶべきです。
勉強にぶっちゃけ自信がない
生講義を行うスクールは緊張感がある点はいいのですが、とにかく周りが気になります(苦笑)
授業について行けなくなったら挫折してしまうので、勉強に自信がない人は要注意。
そういった方は、スタディングで何度も分からない箇所を見返してながら勉強するのがおすすめ!
公務員予備校はスタート時こそ人数が多いですが、段々と授業について行けなくなって、来なくなる人が意外とたくさんいます。
というのも、公務員スクールは学校のように出来ない人に合わせてくれないので、決められたカリキュラムに沿って進みます。
あと、周りの学力が上がっていくのをリアルタイムで感じるので、自分が伸びていない場合かなり焦ります。
自分のペースで確実に勉強したい人こそ、スタディングを選ぶべきですね。
従来の公務員予備校との違いは何?
スタディングと、従来の資格スクールや通信講座との違いを表にまとめました。
スタディング | 大手公務員専門学校 | |
学習スタイル |
|
|
インプット学習 |
|
|
テキスト | WEBでいつでも参照可能 | 冊子のみ |
問題練習 | オンラインでいつでも練習可能 | 冊子が中心 |
学習手順 | 学習フローにより、最適な順番で講座を受講できる | 講義以外の学習は、自己責任で行うためいつ何を学習したらよいかわかりにくい |
講師 | 誰でもベストな講師の講義が受けられる | 講師により授業の質にバラつきがある |
質問 | 質問のほとんどは検索で解決 | いつでも質問できるが、その分コストアップの要因 |
価格 | 大手の資格学校・通信講座の6分の1程度 | 30万円から50万円が相場と、かなり高額 |
スタディングなら、きっとあなたを合格へ導いてくれます
以上、スタディングの評判と口コミ、そしてメリット・デメリットについてでした。
ここまでお読みいただければ、おそらくはスタディングに対する疑問やWEB学習に対する不安も解消されたことだと思います。
他社に比べて20〜40万円以上も安いので、どうしても安かろう悪かろうと思われがちですが、決してそのようなことはなく、むしろメリットの方が多いくらい。
あとは、気になるとするならば面接対策が対面で行えないことですが、そこは学校内の面接対策やハローワークでカバーしましょう。
「どうしても面接対策を対面で行いたい!」というこだわりがないのであれば、最高のコスパと言えます!
また、世の中にはお金をかけたくない一心で、独学を選ぶ人も多いですが・・・
独学で勉強するとしても問題集を各科目揃えると5万円以上かかってしまいます。
それに独学では圧倒的に挫折する率が高くなってしまうので、スタディングを利用する費用対効果は十分に高いといえます。
もちろんスタディングにも長所・短所がありますので、ご自身の学習スタイル、その他の要素について検討したいところですね。
勉強して知識が身につくと、どの試験を受けるにしても自信に繋がります。
自分に自信がつけば、採用試験に平常心で臨めますし、他の生活すべてに良い影響を与えることでしょう。
勉強にも人間関係にも前向きになれたなら、きっと楽しい日々が待っています。
ぜひ、スタディングを利用して公務員になり、今よりもっと満足度の高い人生を手に入れていただきたいと思う次第です。
この記事がスタディングの利用を踏みとどまっているあなたの背中を押し、少しでもあなたの公務員試験合格のお役に立てたならば嬉しく思います。
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