リストラされたんだけど、この先どうすればいいんだろう。
これからの生活のために早く何とかしなきゃいけないけど、年齢だって決して若くない。
焦りとか不安の気持ちが入り混じって、何から始めればいいか分からない・・・。
このような悩みにお答えします。
本文では、
- リストラされたら技能労務職に転職すればいい
- 「またリストラされたら・・・」という不安を解決しましょう
- 仕事とあなたの人生の関係性について
について解説しています。
この記事を書く私は公務員歴15年以上の某政令指定都市で働く中堅職員。
私の友人にも30歳を過ぎてリストラされた人がいました。
そんな友人も、今では公務員の職種の1つである技能労務職に転職して安定した生活を送っています。
リストラされると「何で自分だけが・・・」と落ち込んでしまいますよね?
奈落の底に落とされたような絶望感に加え、どうせ転職してもまたリストラされるかも・・・という恐怖心もあると思います。
「もうどうでもいい・・・」と投げやりになりたくなる気持ちも分からないでもないですが、まだあなたの人生は続きます。
投げやりになって良いことは何一つありません。
実際に30歳を超えてリストラされた友人が私のアドバイスの元、技能労務職に転職して安定した生活を送っている話を元に記事を書きました。
あなたの今後の人生の安定を後押しできる内容だと思いますので、ぜひ記事の最後までお付き合いください。
リストラされたら技能労務職に転職すればいい
リストラされて狂った人生の歯車を立て直す方法は以下の通りです。
- リストラされることは珍しいことではない
- これからの自分の人生を考える
- 退職後の手続きをする
- 技能労務職へ転職する
- 固定概念を捨てる
今のあなたはおそらく、焦りと不安で一杯だと思います。
悲報ですが、このような精神状態で転職活動をしても必ず失敗するでしょう。
なぜなら、焦って転職しても良い会社に就職できず、精神的にも肉体的にも潰れてしまうからです。
①:リストラされることは珍しいことではない
人生を立て直すのにまず始めにしなくてはならないことは、「リストラされることは恥ずかしいことでも珍しいことでもない」と理解することです。
ご存知ないかもですが、誰もが知っているような一流企業でさえリストラを普通に行なっています。
以下は、私の友人が実際に旅行会社に勤めていてリストラされた実話です。
33歳でリストラされた私の友人の話
彼が働いていたのは旅行会社。
主な仕事は営業、そして旅行の添乗で、子供はいませんが奥さんと楽しく不安のない生活を送っていました。
先輩、後輩の両方から信頼されており、将来は出世するであろうと周囲も思っていました。
ところがある日、旅行会社の経営が悪化し、独身者、そして子供のいない人を優先的にリストラが行われました。
当然、私の友人もリストラの対象に。
「どうしてですか?」
と回答を求めても「家族を持った社員を優先に守るしか方法がなかった・・・」とのことで、リストラが取り下げられることはありませんでした。
このように、ある日突然リストラされることはよくある話です。
なので、自暴自棄にならずに心がけることは以下の通りです。
- リストラされた会社に未練を持たない
- これからの人生を考える
- ポジティブシンキングになる
リストラされたらショックで立ち直れなくなる気持ちは分かりますが、その後の人生を立て直すのに必要なのは「早めの気持ちの切り替え」です。
②:これからの自分の人生を考える
リストラされたとはいえ、あなたの人生はこれからまだまだ続きます。
なので、焦りは禁物ですが、未来に向けて次なる一手を打つために自分の人生を考えましょう。
じゃあ、次なる一手って何?ですが、まずはリストラされたあなたが次の仕事で重視する項目を挙げることです。
ちなみに、「もうリストラはこりごり・・・」という場合、重視する項目は以下の通りかと思います。
- 終身雇用
- 年功序列
- 年金などがしっかりしていること
終身雇用が守られている仕事なら、もうリストラは怖くないですし、年功序列の仕事なら雇用も安定しやすい。
というのも実力主義の会社って、年齢を重ねていくとリストラされがちですからね。
また、老後の不安を無くすためにも、年金や退職金などもしっかりしているのが好ましいと思います。
③:退職後の手続きをする
リストラされて、しなければいけない手続きは以下の通りです。
- 失業手当の手続き
- 健康保険の手続き
- 国民年金の手続き
上記の中で特に重要なのが失業手当の手続きです。
失業手当の重要性
リストラされると「これからどうやって生活していこう・・・」と絶望すると思います。
しかしリストラの場合、国民年金は免除されやすいですし、会社都合の場合、失業手当の給付期間も長いため働かなくても1年くらいは何とかなります。
なので、失業手当が受給できる間は休みつつ、じっくりと次の仕事を探しましょう。
大事なのは焦らないこと、そして二度と転職しなくて済むようにすることです。
ちなみに、失業保険の手続きについては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。
④:技能労務職へ転職する
「もうリストラされたくない」という思いが強いあなたが、次の仕事に重視することをおさらいします。
- 終身雇用
- 年功序列
- 年金などがしっかりしていること
上記を満たすなら公務員がオススメですが、ご存知の通り公務員試験はなかなか狭き門であるため、簡単に勧めることができないのも事実。
じゃあ、どうすればいいの?ですが、結論は以下の通りです。
公務員の職種の1つである「技能労務職」になればOKです。
ちなみに、技能労務職は公務員の中でも最も採用試験が簡単でして、その仕事内容は窓口業務のような事務仕事ではなく、どちらかと言うと体を使った仕事になります。
30歳以上の人に民間企業への転職はおすすめしない
あなたが30歳以上だとしたら、民間企業に転職するのはオススメしません。
というのも、30歳以上の求人となると、俄然(がぜん)条件が悪くなるからです。
- 高収入な仕事の場合、特別なスキルや資格が必要
- よくある求人は圧倒的に給料が低い
- ノルマの厳しい営業職
- 離職率の高いブラック企業
上記の感じで、当たり前のように論外な仕事もありますね。
中でも「未経験OK」といううたい文句の企業はノルマの厳しい営業職なので、ぶっちゃけ定年まで働ける仕事ではないですね。
繰り返しになりますが、重視するのはただ転職するのではなく、これから定年までずっと働ける仕事を見つけることです。
焦って転職しても必ずいい結果は出ませんので、じっくり公務員試験の勉強をしてでも技能労務職になることをオススメします。
技能労務職なら多くの自治体で年齢の上限が35歳とか40歳までと、上の年代まで受験することができます。
⑤:固定概念を捨てる
世の中には「技能労務職=公務員の底辺」と考える人もいますが・・・
行政職として公務員になっても、以下の環境が合わない人もたくさんいるはずです。
- 出世レースに疲弊する
- 部署によっては残業地獄になりがち
リストラを乗り越えて公務員に転職しても、上記の感じだとまたツライ思いをしてしまいますよね。
だから、転職するには同じ公務員でも仕事が楽な「技能労務職」を選ぶべきだと思います。
精神的に病んでしまうと人生が台無しになる
うつ病になると働くのが難しくなるだけでなく、完治するのも難しいため、幸せな人生を送れなくなります。
しかし、健康でありさえすればどうとでもなります。
技能労務職は行政職に比べて給料が少ないとはいえ、中小企業に比べると多いですし、生活するに困らないだけの収入はあります。
なので、自分へのハードルを上げることなく、楽に生きていける方法を選択しましょう。
たしかに出世して給料を上げることも魅力だと思います。
出世して偉くなれなら最高ですよね。
しかし、偉くなったらなったで責任も増え、別の悩みが出てくるものです。
なので、技能労務職として働きつつ、自分で稼ぐ力も身につければ無双できます。
技能労務職+副業も可能
公務員の副業については、まずは以下の記事をご覧ください。
上記の記事でも紹介していますが、公務員が副業するなら以下をするのがオススメです。
- ブログ(アフィリエイト)
- ココナラ
- 転売
中でもブログ(アフィリエイト)が公務員にはオススメですね。
「またリストラされたら・・・」という不安を解決しましょう
リストラの不安を解決する方法は以下の通りです。
- リストラの原因を考える
- 人生を安定させる方法を考える
- スキルアップする
リストラは基本的に会社の責任です。
しかし、リストラになった以上あなたにも何かしらの原因があったはず。
納得いかないかもしれませんが、自分のことを少しだけ振り返ってみましょう。
リストラされた原因を考える
- 会社に貢献していなかった
- コミュニケーションが取れていなかった
- スキルアップの努力をしていなかった
上記に思い当たるフシがあったら、あなたにも多少なりとも非があります。
定年まで1つの会社で働き続けれるのも、努力が必要な時代です。
優秀なサラリーマンは自己啓発の本やビジネススキルを上げる本を読んでいます。
みなさん、そうやって勤務時間以外に影の努力をしています。
職場での上手な立ち振る舞いを身につける
職場で良好な人間関係を構築しましょう。
いくら転職をしても、コミュニケーションを円滑に取れなければ働きやすい環境を作ることができません。
公務員だろうと民間企業だろうと、ぶっちゃけコミュ力さえあれば仕事が出来なくても何とかなります。
- 自分から挨拶する
- 飲み会の幹事をする
- 話かけられやすい空気を出す
上記を取り入れるだけで、あなたのコミュ力は一変します。
仕事とあなたの人生の関係性について
ここまで、リストラされた方が技能労務職になればいい話と、リストラの不安を解消する話をしました。
技能労務職と聞くと、給料が少ないことについて気にする人がいますが・・・
技能労務職の時間的余裕を活かして、以下の働き方をすれば解決します。
- 夫婦共働きする
- 空いた時間で副業する
技能労務職は公務員ですが、「副業に当たらない領域で副収入を稼ぐ方法」で給料とは別に稼げばOKです。
ブログでもいいし、YouTubeでも転売でもいいし、どんな形であれお金を稼げればいいです。
生活が安定してれば年収アップは可能
まずは生活を安定させること。
そして、そこから余裕があれば副収入をあげる行動をすればOKです。
そしたら金銭的に豊かになって、人生が安定し始めます。
ぶっちゃけ私自身も仕事なんてどうでもいいと思っています。
公務員になりたかった訳じゃなく、ただ楽そうなのが公務員だったから。
低ストレスで生きることが人生で一番重要だと思ってます。
まとめ
- リストラされることは珍しいことではない
- これからの自分の人生を考える
- 退職後の手続きをする
- 技能労務職へ転職する
- 固定概念を捨てる
リストラされた後に人生を立て直す方法についてまとめてみました。
リストラされた後は絶望感で一杯になると思います。
しかし、あなたの人生はまだまだこれから続きますので、なるべく早く立て直すことが重要です。
立て直すのに最適な仕事は公務員の職種の1つである「技能労務職」でして、仕事の楽さと時間的余裕を後ろ盾にしつつ安定した人生を構築しましょう。
それでは今回は以上となります。
この記事がリストラされて絶望の淵にいるあなたの背中を少しでも押せることができたら幸いです。
社会人から公務員へ転職する方へ
自分の市場価値を測定したい方へ
合格する人がみんなやってる自己分析