・どんな内容について議論するのか知りたい!
・グループワークの流れとか事前に把握しておくことってある?
このような疑問にお答えします!
神戸市の採用試験では一部の試験区分でグループワークが行われます。
グループワーク、他の自治体では集団討論と呼ばれる試験ですが、多くの方は経験が無いため不安に感じるのではないでしょうか?
でも心配はいりません!
本文ではグループワークの流れ、そして過去の議題や対策法を紹介していきますので「神戸市の採用試験に合格したい!」という方はぜひ参考にしてみてください。
もくじ
神戸市:グループワークの傾向
神戸市のグループワークは一部の試験区分で実施されます。
グループワークの流れ
試験の流れは以下の通りです。
人数分け
1グループは6〜7人に分けられ討論することになります。
他の自治体も集団討論は6〜8人くらいで行われるめ、神戸市も形態はオーソドックスなものと言えます。
とは言え6~7人の中で発言しようと思うと、それなりに頑張らなければなかなかタイミングやチャンスは訪れません。
試験の説明
受験生同士で集団討論型の試験が行われます。
グループワークはまず初めに担当者から説明があり、テーマが与えられ、そのテーマに沿って受験生全員で討論を行います。
試験(討論)
2人の面接官が見守る中、10分程度の説明のあと1グループ30分程度の集団討論をします。討議が開始されるとまず始めに行うのは司会者の任命です。
グループワークでは、
- 役割を決める(司会、書記など)
- 討論の際は他の受験生を番号で呼び合う
- 発言するときは自分の番号を言ってから行う
上記のルールがあります。
聞かれる内容としては、与えられたテーマに対する自分の意見はもちろんのこと、「他の受験生の意見に対してどう思うか?」なども聞かれます。
なので、緊張しているからといって他の受験生の発言をしっかりと聞いていないと質問に答えられないので、常に他者の発言には耳を傾けておきましょう。
神戸市:グループワークの過去問
過去に出題されたグループワークのテーマ
全国的に,農村地域における高齢化や耕作放棄地の発生が課題となっており,新たな人を呼び込み,地域を維持・活性化していく取り組みが必要となっています。神戸市では,都市近郊に立地する特性を活かし,一時的な訪問・交流から,神戸の農村地域に居住する“里山暮らし”へとつなげる「農村定住促進コーディネーター」を配置し,地域の活性化に取り組んでいます。そこで,農村地域への移住・定住を推進するために,行政としてどのような取組みが考えられるでしょうか。グループで議論し,具体策を提案してください。
※神戸市の公式ホームページより引用
2020年のお題は、グループワークだけでなく論文でもよく扱われる「地域の活性化」がテーマとなっていますね。
このようなテーマは一見難しく感じますが、ネタはだいたい論文(作文)試験のテーマから使いまわしていることが多いんです。
ということは、過去の論文(作文)テーマを研究すれば、グループワークでどういった発言をすればいいかアイデアが豊富に湧いてきます。
大学卒一般枠
過去のテーマ | |
2023年度 | 課題 「インバウンド・プロモーション促進」
2030 年を目途に神戸空港の国際線定期便の就航が決定し,また2025年には大阪・関西万博が開催されるなど,今後神戸への訪日外国人観光客の増加が見込まれます。神戸市でも,空港の国際化対応のみならず,クルーズ船の誘致などにも力を入れています。 そこで,ポスト・コロナ時代を見据え,訪日外国人観光客の増加のために行政としてどのような取り組みを行っていく必要があるか,グループで議論し,具体策を提案してください。 |
2022年度 | 課題 「男性の育休取得の推進」
令和3年6月に育児・介護休業法が改正され,男女とも仕事と育児を両立できるように,産後パパ育休制度の創設や雇用環境整備,個別周知・意向確認の措置の義務化などが令和4年4月1日から3段階で施行されていきます。 厚生労働省によると,令和2年度の男性の育休取得率は,12.65%と初めて10%を超えて過去最高だったものの,80%以上の女性と比べ圧倒的に低くなっています。 神戸市では,育児に積極的な男性職員を増やそうと,令和3年3月に神戸市役所内で有志によるグループを立ち上げました。子育てに有益な情報や悩みを共有し,若手の育児休暇取得を後押ししつつ,庁内の理解促進を目指しています。 そこで,今後さらに育休取得を推進してくためには,行政・企業それぞれの立場でどのような取り組みをすべきか,男性職員の育休取得率が低い原因を挙げたうえで,グループで議論し,具体策を提案してください。 |
2021年度 | 東京圏の人口は転入超過が続いており,全人口の約3割が集中しています。中でも転 入超過数の大半を 10 代後半~20 代が占めており,進学や就職が一つのきっかけになっているものと考えられます。実際に,上場企業の本社所在地の割合では東京圏が約 60%を占めており,中でも外資系企業においては,東京圏が約 85%を占めています。 このように東京圏への一極集中が進む中で,神戸市のような地方自治体は,企業を誘 致し若い世代の定住を促進するために,どのような取り組みを行うべきか,グループで議論し,具体策を提案してください。 |
2020年度 | 全国的に,農村地域における高齢化や耕作放棄地の発生が課題となっており,新たな人を呼び込み,地域を維持・活性化していく取り組みが必要となっています。神戸市では,都市近郊に立地する特性を活かし,一時的な訪問・交流から,神戸の農村地域に居住する“里山暮らし”へとつなげる「農村定住促進コーディネーター」を配置し,地域の活性化に取り組んでいます。そこで,農村地域への移住・定住を推進するために,行政としてどのような取組みが考えられるでしょうか。グループで議論し,具体策を提案してください。 |
2019年度 | 神戸では、港町として交易を中心に栄えてきた経緯から、独自の多様な食文化が醸成されています。また、田園地域と瀬戸内海に囲まれた関西有数の農漁業地域があるというポテンシャルを有しています。そこで、神戸市は食を軸とした新たな都市戦略として「食都神戸2020」を推進し、「地産地消のライフタイル化」と「神戸の食の世界への発信」を柱として事業を展開しています。食文化の推進のために、行政としてどのような取り組みを行えばいいでしょうか。地域にもたらす効果に触れながら、グループで議論し、具体策を提案してください。 |
2018年度 | 市役所では、市民向け情報だけでなく、観光情報から緊急情報まで、様々な分野で様々な情報を多数取り扱っています。行政としては、こういった情報を効果的に受け手に伝えることが求められています。そこで、必要な情報を必要な人に対して効果的に伝えるためには、どういった取り組みが必要でしょうか。現在の市役所の情報発信についての認識を共有した上で、具体策を提案してください。 |
2017年度 | 今後いっそうの労働力人口減少が見込まれる日本において成長力を高めていくためには、女性・若者・高齢者を含めた国民すべてが、意欲と能力に応じ労働市場や様々な社会活動に参加できる社会を実現する必要があります。内閣府の「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」(平成25年度)によると、高齢者の退職希望年齢について、65歳までに退職したい人は3割強であり、残りの7割弱は「70歳以降までに」または「働けるうちはいつまでも」働きたいと考えています。こういった状況を踏まえて、神戸市において働きたい高齢者が、自らの経験を生かし働き続けるとともに、社会に貢献をしていくためには、どういう取り組みを進めていく必要があるか、グループで議論してください。 |
大学卒(特別枠)
過去のテーマ | |
2023年度 | ※ 試験の実施なし |
2022年度 | 課題 「多様な文化・芸術・魅力づくり」
市民にこれからも神戸に住み続けてもらうためには,さまざまなシーンで居心地の良さを実感できることが不可欠です。同時に,市外の人に対しては戦略的なPRにより,神戸の魅力を実感し興味を持ってもらうなど,関係人口の創出・拡大を図っていくことが必要です。また,コロナ禍で先の見えない不安な時代の中で,文化・芸術がますます市民に求められています。 神戸には多様な自然環境や国外の影響を受けながら発展してきた多彩な文化があるとともに,多様な背景を持つ人々が集まっています。これらの強みを活かしながら,文化・芸術面で,他都市にはない魅力づくりを進めるためには,どのようなことに取り組めばいいか,グループで議論し,具体策を提案してください。 |
2021年度 | 新型コロナウイルス感染症が拡大する中,感染した人やその関係者,感染症が発生した学校,職場等に対しての偏見や風評被害などが散見されます。 そこで,こういった事例を防ぐためには行政としてどのよう取り組みが必要となるか,グループで議論し,具体策を提案してください。 |
2020年度 | 内閣官房の報告書(※)によると,東京圏在住者の約半数が「地方暮らし」に関心を持っていること,特に地方圏出身者は6割強とより関心が高いこと,全体的に若者の方が「地方暮らし」への関心が高い傾向が見られることが分かりました。神戸市においても,「若者に選ばれるまち」「誰もが活躍するまち」をテーマに,さまざまな取り組みを進めているところです。神戸への移住を一層促進するために,どのような情報をどのような手段で発信すれば良いかについて,グループで議論し,具体策を提案してください。 |
2019年度 | 神戸市では、大学等と行政が協働して子育て支援の事業を行ったり、大学生が地域の方とともに商店街の活性化を目指した企画を行うなど、様々な取り組みが行われています。人口減少や高齢化の進展をはじめとして様々な課題を抱えている地域に若い人材が入り、地域の課題解決や地域おこし活動を実施することは、都市部の若者に地域への理解を促し、地域で活躍する人材として育成することにつながるという効果があります。そこで、行政と大学等が連携して行うことで、地域や地域経済の活性化へとつながるような取り組みについて、効果的と思われる具体案をグループで議論し、提案してください。 |
2018年度 | わが国では、地域社会の希薄化が問題となっており、災害時等に地域住民が助け合ったりすることや、消防団や自治会等の地域団体の存続が課題となっています。地域社会の希薄化が招く行政課題を想定したうえで、その解決策をグループで議論し、具体策を提案してください。 |
2017年度 | 神戸は港町として多くの外国人を迎え入れてきたため、外国籍の方も多く定住しています。中でも神戸市中央区においては、区の人口の約1割が外国籍の方です。そこで、外国籍の方が住みやすい、住み続けたいと思える街づくりをするために、行政として何ができるか、具体案を提案してください。 |
高専・短大卒
過去のテーマ | |
2023年度 | 課題 「アンケート結果から考える人口減少対策」
神戸市では,人口減少が大きな課題となっており,年内にも人口が150万人を割り込むと想定されています。本市の年齢ごとの人の動きを見たときに,大学入学時に多くの若者が流入する一方で,就職時に転出している状況が原因の一つとして挙げられます。 別紙は,令和 4 年度に神戸市が市内の大学生に対して実施したアンケート※の結果の一部です。この結果から読み取れることも踏まえて,大学卒業後も神戸市に居住してもらうために,行政としてどのような取組を行うべきか,グループで議論し,具体策を提案してください。 ※アンケートの概要 (対象者)神戸市内の大学生(3回生以上,短期大学については1回生,2回生) (回答者数)1,835人 (属性)性別:女性69.2% 男性30.6% その他0.3% 学年:3回生(短期大学は1回生)59.3% 4回生(同左2回生)35.3% 5回生以上5.3% |
2022年度 | 課題 「男性の育休取得の推進」
令和3年6月に育児・介護休業法が改正され,男女とも仕事と育児を両立できるように,産後パパ育休制度の創設や雇用環境整備,個別周知・意向確認の措置の義務化などが令和4年4月1日から3段階で施行されていきます。 厚生労働省によると,令和2年度の男性の育休取得率は,12.65%と初めて10%を超えて過去最高だったものの,80%以上の女性と比べ圧倒的に低くなっています。 神戸市では,育児に積極的な男性職員を増やそうと,令和3年3月に神戸市役所内で有志によるグループを立ち上げました。子育てに有益な情報や悩みを共有し,若手の育児休暇取得を後押ししつつ,庁内の理解促進を目指しています。 そこで,今後さらに育休取得を推進してくためには,行政・企業それぞれの立場でどのような取り組みをすべきか,男性職員の育休取得率が低い原因を挙げたうえで,グループで議論し,具体策を提案してください。 |
2021年度 | 今夏は大雨・洪水・土砂災害が全国的に発生し,風水害への関心が日々高まっています。 神戸市では,動画で避難行動のシミュレートをおこなうことで,風水害対策を考えるきっかけとするため,「マルチエンディング・ムービー」を公開しています。全 115 通りのシナリオを用意しており,超巨大台風が目前に迫るなか,視聴者の選択次第では,登場人物に生命の危険が及ぶものとなっています。 風水害対策をはじめ,防災意識を高めるための取り組みについて,グループで議論し,具体策を提案してください。 |
高校卒
過去のテーマ | |
2023年度 | 課題 「ChatGPT」
ChatGPT などの生成AIは、学習したデータをもとに、文章や画像、動画など様々なコンテンツを作成することができるもので、業務の効率化に役立つと考えられています。神戸市では、情報漏洩などがないよう安全に使用するために、他の自治体に先駆けて生成AIの利用に関する条例を制定し、実証実験を開始しています。 ChatGPT でできることの一例を挙げると、①質問への回答や日常会話、②文章の作成、翻訳、要約、脚本や企画書の作成、③プログラミングのコード記述などがあります。 生成AIを市役所で扱う際に注意するべきことは何か、また注意すべきことに対してどのような対策をするべきか、グループで議論し、意見をまとめてください。 |
2022年度 | 課題 「デジタル版広報紙の始動と今後の普及について」
市政に対する市民の理解を深め、市政と市民を結ぶ広報媒体として、神戸市では紙媒体の「広報紙KOBE」を配布しています。 それに加え、昨今のスマートフォンの普及などを踏まえ、令和4年8月号からはデジタル版の「広報紙KOBE ONLINE」の発行を開始しました。このデジタル版は、紙面という制約がなくなるため、次のような特徴があります。 ①写真、イラスト、内容など紙面にない情報を充実(動画や音楽などの掲載) ②SNSを活用し、月1回ではなくタイミングに応じて毎日発信 ③サイトの閲覧状況を分析し、今後の紙面情報などへの反映(読者ニーズの把握) そこで、今後、デジタル版の広報紙を市民に普及させていくには、どうすればよいでしょうか。グループで議論し、具体策を提案してください。 |
2021年度 | 内閣府の調査によると,年々インターネットの利用が進んでおり,令和2年度においては,小学生の 23.6%,中学生の 71.7%,高校生の 99.4%が自分専用のスマートフォンを所持しています。 スマートフォンを所有することのメリットとデメリットを踏まえたうえで,スマートフォンを所有する適切な時期について,グループで議論し,意見をまとめて発表してください。 |
社会人
過去のテーマ | |
2022年度 | ※ 2022年以降、試験の実施なし |
2021年度 | テレワーク(在宅勤務)については,新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け,改めてその有用性と必要性が見直されています。しかしながら,民間の調査(令和2年 11 月)によると,正社員のテレワーク実施率は全国平均で 24.7%にとどまっています。 神戸市では,「新型コロナウイルス感染症対策における神戸市の対応方針」において,テレワーク活用等による出勤者数の削減徹底を呼びかけています。そこで,民間企業のテレワーク実施率を向上させるために,行政はどのような取り組みを行うべきか,テレワーク推進に対する課題を整理した上で,グループで議論し,意見をまとめて発表してください。 |
就職氷河期世代を対象
過去のテーマ | |
2023年度 | 課題「企業版ふるさと納税」
企業版ふるさと納税とは、地方公共団体が実施する地方創生事業に対して民間企業から寄附をいただき、民間企業はその寄附金額に応じて税制上の優遇措置(※)が受けられる制度です。 当該制度の積極的活用を進めるには、神戸市外に本社を置く民間企業に対し、神戸市の行っている事業に対する理解と共感を得たうえで、寄附の協力を得ていく必要があります。 どのような事業(以下の地方創生事業から選ぶ又は新たな事業を企画)であれば、神戸市の取り組みに理解と共感をしてもらえるか、またその事業をどのようにPRしていけばよいかグループで議論し、提案してください。 【神戸市の地方創生事業】 ・神戸2024世界パラ陸上競技選手権大会 ・KOBE里山SDGs事業 ・「神戸歴史遺産」の補修保全活動 ・こうべ女性活躍プロジェクト |
2022年度 | 課題「選択的週休3日制」
2019年4月に施行された働き方改革関連法やコロナ禍を契機として、民間企業では労働環境の向上や多様な働き方を求める動きが活発化しています。このような中、「週休3日制」を導入する企業もあります。政府もまた昨年6月、いわゆる「骨太の方針2021」の中に、「選択的週休3日制」を多様な働き方を推進する取り組みの一つとして盛り込み、企業への導入を後押しすることとしています。 「週休3日制」を神戸市役所に導入するとした場合、そのメリット・デメリットに触れながら、その是非をグループで議論し、意見をまとめてください。 |
2021年度 | 近年、少子高齢化や疾病構造の変化と共に健康に対する市民の意識も多様化し、よりきめ細かな健康づくり施策が求められています。 神戸市でも、民間企業や医療関係者等とともに、健康寿命の延伸・健康格差の縮小対策・個人の健康づくり活動と企業の健康経営を通じた市内経済の活性化を目指し、誰もが健康になれるまち「健康創造都市 KOBE」を推進しています。 市民の健康づくりのために、行政としてどのような取り組みを行えばよいでしょうか。 グループで議論し、具体策を提案してください。 |
※神戸市の公式ホームページより引用
これから出題が予想されるグループワークのテーマ
では次に、神戸市でこれから出題されることが予想される討論テーマは次の通りです。
神戸市への移住・定住を推進するために、行政としてどのような取り組みが考えられるでしょうか。グループで議論し、具体策を提案してください。
子どもからお年寄り、そして外国人など、様々な人に必要な情報を効果的に伝えるには、どういった取り組みが必要でしょうか。現在の神戸市の情報発信について認識した上で、具体策を提案してください。
少子高齢化が進む神戸市において、働きたい高齢者が自らの経験を生かし働き続けるとともに、社会に貢献していくためには、どういう取り組みを進めていく必要があるか、グループで議論してください。
グループワークで評価を得るには、このようなテーマが与えられた後にスラスラと頭の中にアイデアが浮かぶようにしておくことが重要になります。
神戸市・グループワーク攻略ガイドまとめ
神戸市の採用試験で実施される「グループワーク」について解説してきました。
一般的に、集団討論において成功するには以下のポイントが重要と言われています。
- グループ内コミュニケーション:集団討論は協力とコミュニケーションの場です。他の参加者と積極的にコミュニケーションを取り、意見を交換しましょう。
- リーダーシップとフォロワーシップ:集団内でリーダーシップを発揮し、議論を進めることも大切ですが、他のメンバーの意見も尊重し、協力的に行動しましょう。
- リスニングスキル:他の参加者の発言を注意深く聞き、彼らの意見や主張を理解しましょう。これは建設的な反応や対話を促進するのに役立ちます。
- 論理的思考:議論を論理的に構築し、論理的な根拠に基づいて主張を展開しましょう。感情や主観的な意見だけでなく、客観的なデータや事実に基づいて議論を進めることが重要です。
- 時間管理:集団討論は通常、制限時間内で行われます。時間を有効に活用し、議論を進め、結論に導く方法を考えましょう。
ですが、先ほどお話した通り、集団討論で最も大事なのは、
「集団討論のテーマが与えられた時に、次々とアイデアが頭に浮かぶかどうか」
にあります。つまり、
- 行政が行うべき施策
- 課題を解決できない場合に生じるデメリット
- 課題を解決した時に本市がどうなるか
上記に対する施策とか回答を10個くらいスラスラ思い描けるかどうか。
その状態までしっかりと事前に準備することができれば、他の受験生よりも評価が高くなること間違いなしです。
このように聞くと「アイデアが次々と思い浮かぶようになるとか無理・・・」と思う方もいるかもですが、私が執筆した『集団討論をマスターするための手引き【頻出 + 出題が予想されるテーマを徹底解説】』を読むだけで、必要な施策などのアイデアを次々とストックしておくことが出来ます。
集団討論に自信のない方はもちろん、自信がある方にとっても圧倒的な知識武装になるので、ぜひお手に取って活用してほしいと考えています。
▶︎集団討論はこれを読んでおけば勝ったも当然!
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