本文では、
- 愛知県庁:論文(作文)の傾向と対策
- 愛知県庁:論文(作文)の過去問
- 愛知県庁:論文(作文)の書き方
- 愛知県庁の採用試験に合格する対策法
について解説しています。
公務員試験の勉強をしていると、論文(作文)対策ってどうやってすればいいか分からなくて悩んでしまいますよね。
我流、もしくはノウハウ本を読んだだけで完成度の高い論文(作文)を書くことは非常に難しいです。
合格している受験生のほとんどは正しい論文対策をしたからこそ、合格しているという事実があります。
それでは、合格に繋がる論文(作文)を書くための型はどうやって覚えればいいのでしょうか。
冒頭でもお伝えした通り、論文は型を知ることで文章を書く難易度をグっと下げることが出来るんです!
今回は、知っているだけでどんなテーマでもスラスラ書けるようになる論文(作文)の型、そして文章の書き方について紹介していきます。
もくじ
愛知県庁:論文(作文)の傾向と対策
論文(作文)試験とは、社会問題や静岡県が抱える課題についてあなたの考えを述べなさい、という形式の試験になります。
したがって、あなたが学生時代に書いた、
「◯◯でした」
「◯◯だと思います」
といった作文のような文章ではなく、与えられたお題に対して事実やデータに基づいた内容を論理的に書かなければいけません。
当たり前の話ですが事実やデータに基づいた内容を書くには社会問題や自治体が抱える課題・施策について、様々な知識を持っていなければいけません。
では、令和3年度に愛知県庁の採用試験で出題された論文(作文)テーマをみてみましょう。
本県において、今後、5年間にデジタル化を最も推進すべき分野を一つ挙げ、そのように考える理由と、どのような施策を実施することができるかを述べよ。
※愛知県庁の公式ホームページより引用
同じ都道府県庁だと北海道庁の論文(作文)試験が全国的に見ても難易度が高く、その他の自治体だと特別区(23区)や大阪市、神戸市といった大都市は難易度が高い論文(作文)テーマを扱っています。
愛知県庁の論文(作文)はこれらの自治体とほぼ互角と言っていいくらいの難易度でして、しっかりと正しい対策しなければまず高い評価を得ることは難しいでしょう。
ちなみに採用側が論文(作文)試験を行う理由ですが、大まかに言うと次の2点になります。
- 受験生がどのような考え方をしているか
- 論理的な考えを文章にするスキルがあるか
論文(作文)を課すことによって、受験生が自治体の課題や社会問題に対してどのような見解を持っているか。
そして、その考えをしっかりと構成立てて文字に起こすスキルがあるかどうかをチェックするために行います。
愛知県庁の論文(作文)は他の自治体同様、
- 近年の社会的な問題
- 愛知県が抱える課題や施策について
上記2つを題材にしていることがほとんどです。
もちろんこれら以外のテーマが出題されることもありますが、近年はこれらのジャンルから外れることはほぼ無いですね。
普段からニュース等を見る習慣が無い人にとっては「社会問題や自治体の問題とか全然分からないんだけど・・・」と感じるかもですが、今からでも遅くないのでまずはヤフーのトップニュースを暇なときに見ることから始めてください。
それと愛知県庁を含め、大半の自治体の論文(作文)試験は特別区(23区)の論文(作文)試験を参考にしているというあまり知られていない事実があります。
愛知県庁:論文(作文)の試験時間と文字数
愛知県庁の論文(作文)の時間と文字数は次の通り。
文字数 | 文字数の指定なし |
時間 | 1時間30分 |
通常、公務員試験の論文(作文)は800〜1,000文字を80分のことが多いため、愛知県庁は文字数の指定がないものの、まあまあスタンダードと言えますね。
「90分もあるなら時間は余裕だね!」と思う人もいるかもですが、与えられたテーマを読み・理解し、問題の事例を挙げ、解決策を考え、構成立てて文章を書くのってなかなか大変なことです。
なので、愛知県庁の論文(作文)に臨むには「時間的にかなり厳しい」くらいに思っていた方がいいですね。
論文(作文)試験で絶対にやってはいけないこと
論文(作文)試験にはいくつか「やってはいけないこと」があります。
具体的には以下の2つです。
- 極端に文字数が少ない(用紙の半分以下)
- 字が汚くて読みにくい
絶対やってはいけないことの1つ目は、文章量が少ないこと。
信じられないかもですが、用紙の半分にも満たない量しか書いていない受験生がたまにいます。
これは採用担当者からの評価が最低になりますので注意してください。
絶対やってはいけないことの2つ目は、字が汚いことです。
どんなに内容が素晴らしい論文(作文)でも、字が汚いというだけで評価されなくなります。
もちろん文字の綺麗さは個人差あると思いますが、あなたが書ける最高の綺麗さで書きましょう!
愛知県庁:論文(作文)の配点
愛知県庁の採用試験の配点は次の通りです。
教養試験 | 15点 |
専門試験 | 30点 |
論文(作文) | 10点 |
面接試験 | 45点 |
※行政Ⅰの場合
上記を見ると、論文(作文)は配点が少ないから、
と考えがちですが・・・。
たしかに愛知県庁の採用試験で論文(作文)は配点が少ないのですが、実は受験生の中で最も差が出るのは論文(作文)試験なんです。
どういったことかと言うと、多くの受験生は教養や面接対策はしっかり行って試験に臨むため、それほど受験生の間で差が出ないんです。
一方、論文(作文)は前述の通りぶっつけ本番だったり甘く見たりする人は少なくありません。
また、論文(作文)は他の筆記試験のように解答が無いため、すべての試験の中で最も対策に悩む人が多い試験です。
なので受験生の差が最も大きく出るのは実は教養試験でも面接試験でもなく、論文(作文)試験なんです!
愛知県庁:論文(作文)の過去問
愛知県庁で過去に出題された論文(作文)テーマは次の通りです。
行政Ⅰ・行政Ⅱ・専門職
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 【行政Ⅰ・専門職】本県における喫緊の課題を一つ挙げ、その理由と解決策を述べよ。
【行政Ⅱ】イノベーションを創出する社会を進展させるためには、県としてどのような施策を行っていくべきか。 【警察職員(行政Ⅱ以外)】あなたの考える働きやすい職場とはどのようなものか。また、そのような職場を実現するためにはどのような取組が有効と考えるか。 |
2022年度 | 【行政Ⅰ・専門職】あなたの考える「危機に強い愛知」とはどのような県か。また、それを実現するために、どのような方法で地域づくりを行うべきかを一つ述べよ。
【行政Ⅱ】あなたの考える「暮らし・経済・環境が調和した持続可能な社会」とはどのようなものか。また、それを実現するために県としては何をすべきか述べよ。 |
2021年度 | 【行政Ⅰ・専門職】本県において、今後、5年間にデジタル化を最も推進すべき分野を一つ挙げ、そのように考える理由と、どのような施策を実施することができるかを述べよ。
【行政Ⅱ】愛知県において2040年頃に顕在化するであろう課題を一つ挙げ、そのように考える理由と、その課題を解決するために県が行っていくべき施策を述べよ。 |
2020年度 | 【行政Ⅰ・専門職】あなたの考えるあいちの理想像はどのようなものか。また、その実現のために県として何をすべきか。
【行政Ⅱ】前向きに挑戦する人を応援する社会とはどうあるべきかについて、あなたの経験を交えて述べよ。 |
2019年度 | 【行政Ⅰ・専門職】外国人労働者の受入れについて、あなたの考える課題は何か。また、県として何をなすべきか。
【行政Ⅱ】あなたの考える県民の幸福とは何か。また、それを高めるために県は何をすべきか。 |
2018年度 | 【行政Ⅰ・専門職】2027年度のリニア中央新幹線の東京都-名古屋市間の開業は、この地域にどのような影響を与えるか。また、この影響に対し、愛知県はどのように対応するべきか
【行政Ⅱ】あなたの考える「住みやすさ」の要素のうち、特に重要だと思うものを二つ挙げ、「日本一住みやすい愛知」の実現に向け、県としてどのような施策を行っていくべきか述べよ。 |
2017年度 | 【行政Ⅰ・専門職】国内外に愛知県の魅力を伝えるため、この地域の特色としてアピールすべきものを一つ挙げ、その理由と効果的なアピール方法を述べよ。
【行政Ⅱ】あなたが考える働き方改革として取り組むべき課題(例:時間外労働の縮減、休暇取得の促進、女性の活躍促進等)を一つ挙げ、その理由とそれを実現するために、県としては何をすべきかを述べよ。 |
2016年度 | 【行政Ⅰ・専門職】男女の性別にかかわらず、それぞれの個性と能力を発揮できる社会とはどのようなものであるかを述べ、その実現のために県が行うべき施策を具体的に1つ提言せよ。
【行政Ⅱ】産業力日本一である愛知県は、今後その強みを活かして、どのような施策を行うべきであると考えるか。 |
2015年度 | 【行政Ⅰ・専門職】グローバル化が進展する中、愛知県が世界中の人材や資本を取り込んで飛躍するためには、何が必要と考えるか。
【行政Ⅱ】あなたが考える「愛知県の強み」とは何か、またそれをさらに高めるために県は何をすべきかを述べよ。 |
2014年度 | 【行政Ⅰ・専門職】ワーク・ライフ・バランス(仕事と生活の調和)を実現するための社会のあり方について、あなたの考えを述べよ。
【行政Ⅱ】2020年の東京オリンピック開催が、愛知県にどのような影響を与えると考えるか。 |
2013年度 | 【行政Ⅰ・専門職】非正規雇用の拡大について考えるところを述べよ。
【行政Ⅱ】次の3題のうち1題を選び、愛知県の行うべき施策を述べよ。 |
2012年度 | 【行政Ⅰ・専門職】若者が大きな希望を抱くことのできる社会のあり方ついて、考えるところを述べよ。
【行政Ⅱ】最近の出来事で関心のあるものを一つ挙げ、愛知県の行うべき施策を述べよ。 |
2011年度 | 【行政Ⅰ・専門職】近年、安定志向の若者が増えていると言われているが、そのことについて考えるところを述べよ。
【行政Ⅱ】世界の中で存在感のある愛知を目指すために、県は何をすべきか述べよ。 |
2010年度 | 【行政Ⅰ・専門職】職員になってあなたが志望する業務を担当した場合、県民のためにどのような施策を実施することができるか述べよ。
【行政Ⅱ】都市部から山村・離島まで多様な地域が存在する愛知県を魅力と活力ある地域とするため、本県行政が取り組むべき施策について考えるところを述べよ。 |
2009年度 | 【行政Ⅰ・専門職】中長期を見据えた地域づくりを考えるとき、本県における現在の課題は何か。また、その課題を克服して将来の発展につなげていくために、県としては今、何をなすべきか。
【行政Ⅱ】あなたが考える「真に豊かな社会」とは何か、またその実現のために県は何をすべきかを述べよ。 |
2008年度 | あなたにとっての「安心・安全な社会」とはどのような社会かを述べ、その実現のために県が行うべき施策を具体的に1つ提言せよ。 |
第2回愛知県職員(作文)
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 【職員】10年後、愛知県職員としてどのように活躍していたいか、あなたの考えを述べよ。
【警察職員】あなたがこれまでに、一生懸命取り組んだことは何か。 |
2022年度 | 【職員】愛知県職員として働く上で大切にしたいことは何か。
【警察職員】良好な人間関係を築くために最も大切だと思うことは何か。 |
2021年度 | 【職員】あなたが職員として県民と接するときに心掛けたいことは何か。
【警察職員】相手を説得する際に、大切だと思うことは何か。 |
2020年度 | 【職員】愛知県職員としてどのような仕事をしてみたいか。
【警察職員】警察職員となった場合に、自分の長所はどのように生かせると思うか。 |
2019年度 | 理想の自分になるために努力していることについて述べよ。 |
民間企業等職務経験者を対象(大卒程度)
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 【4月募集】これまでの職務経験において、あなたが行った業務改善を一つ挙げ、その際、どのように創意工夫したか述べよ。
【7月募集】これまでの職務経験の中で、他者から学んだことを一つ挙げ、そこから自身の成長につながったと考える理由を具体的に述べよ。 |
2022年度 | 【4月募集】これまでの職務経験において、組織の活性化に貢献できたと思うことを一つ挙げ、それを県組織の活性化にどのように生かしていくことができるか述べよ。
【7月募集】最も苦労して達成できた職務経験を一つ挙げ、その際、苦労したことをどのようにして乗り越えたか述べよ。 |
2021年度 | 【4月募集】あなたが前例のない困難な課題に直面したとき、どのように対処してきたか。また、その経験を県行政にどのように生かしていくことができるか述べよ。
【7月募集】あなたがこれまでの職務経験で培った強みを一つ挙げ、それを県の抱える課題解決にどのように生かすことができるか述べよ。 |
2020年度 | 県政の課題を一つ挙げ、それを解決するために、これまでの職務経験で培った知識・経験をどのように生かすことができるか述べよ。 |
2019年度 | これまでの職務経験の中で乗り越えた課題を一つ挙げ、そこから得られた自身の成長について述べよ。 |
2018年度 | あなたの職務上の最も大きな成果とその過程について述べ、そこで培った能力・知識・経験をどのように愛知県の県行政に活かすことができると考えるか。 |
2017年度 | これまでの職務経験の中で社会人として成長できたと考える事例を一つ挙げ、あなた自身が何を学んだかを述べるとともに、県行政にどのように活かしていくことができると考えるか述べよ。 |
2016年度 | 愛知県が取り組むべき課題を一つ挙げ、その課題に対してあなたのこれまでの職務経験をどのように活かしていくことができるかを述べよ。 |
2015年度 | 良好な人間関係を維持する上で大切だと思うことを、あなたの職務経験での出来事を一つ挙げながら説明せよ。 |
2014年度 | あなたの最もアピールしたい職務経験を挙げ、それを県行政にどのように活かしたいか述べよ。 |
2013年度 | 10年後の愛知県は、どのような社会となっているかを想像し、その社会で愛知県職員としてどのような役割を果たしていけるのか、あなたの職務経験を踏まえて述べよ。 |
2012年度 | 愛知県が取り組むべき課題は様々ありますが、民間企業等で培ったあなたの経験、知識、能力をどの分野で、どのように活かすことができるのか、具体的に述べよ。 |
社会人を対象(高卒程度)
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 愛知県職員として働く上で心掛けたいことは何か。 |
2022年度 | 組織の中で働く上で大切だと思うことは何か。 |
2021年度 | これまでの経験で直面した困難に対し、あなたはそれをどのように乗り越えたか。 |
2020年度 | あなたが周囲の人と協力して働くために大切にしたいことは何か。 |
2019年度 | これまでに最も努力したことについて述べよ。 |
2018年度 | 愛知県職員として働くうえで最も大切にしたいこと |
市町村立小中学校職員
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 小中学校の事務職員に求められる役割は何か、あなたの考えを述べよ。 |
2022年度 | 人から信頼を得るために必要だと思うことは何か。 |
2021年度 | 小中学校職員として働く上で大切にしたいことは何か。 |
2020年度 | 学校は生徒にとってどのような場所であるべきか。 |
2019年度 | 興味、関心を持っていることについて述べよ。 |
障がい者を対象
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 本県において将来生じうる課題を一つ挙げ、その理由と解決策を述べよ。 |
2022年度 | 県民が県行政に期待していると思うことを一つ挙げ、それに対して県としてどのように取り組んでいくべきか、あなたの考えを述べよ。 |
2021年度 | 全ての人が働きやすい職場とは、どのようなものと考えるか。 |
2020年度 | 自分の強みは何か。また、その強みを職員としてどのように生かしていくことができるか。 |
2019年度 | これからの公務員にはどのような能力や行動が求められるか述べよ。 |
作文考査
年度 | 過去のテーマ |
2023年度 | 【事務】あなたが一番自信を持っていることは何か。
【土木・建築(障がい者)】あなたはどのような公務員になりたいと思うか。 |
2022年度 | 【事務】これまで最も力を入れて取り組んだことは何か。
【土木・建築(障がい者)】仕事をする上で大切だと思うことは何か。 |
2021年度 | 【事務】将来どのような職員になりたいか。
【土木・建築(障がい者)】あなたがこれまでに粘り強く取り組んだことは何か。 |
2020年度 | 【事務】愛知県職員(愛知県警察職員、愛知県市町村立小中学校職員)としてチャレンジしたいことについて述べよ。
【土木・建築(障がい者)】あなたの長所は、どのように仕事に生かせると考えるか。 |
※愛知県庁の公式ホームページより引用
基本的に地域に関すること、もしくは社会問題がお題として出題されています。
この過去のテーマが論文(作文)対策をする上で最も重要なのですが、その理由はシンプルに、
論文(作文)は過去問と似たようなテーマが出題されるから
論文(作文)のテーマは無数にある訳ではありません。
2019年や2020年の試験では全国的に『SDGs』についてのテーマが採用されたくらい、公務員試験は社会ネタに敏感と言えます。
- 少子高齢化
- 環境問題
- 住みやすいまちづくりをするために
他にも上記のような自治体が抱える問題については、テーマの切り口を少し変えて本当によく頻繁に出題されています。
だからこそ過去問を知るか知らないかで論文(作文)の書きやすさは大きく変わってくる訳ですね。
もっと言えば、愛知県庁の過去問がそっくりそのまま出題されることはないので、研究すべきは他の自治体の論文(作文)の過去問。
特に、愛知県庁は特別区(23区)の論文(作文)テーマを色濃く参考にしているため、分析・研究するなら特別区の過去問を活用するのが一番賢い対策法ですね。
愛知県庁:論文(作文)の書き方
論文(作文)の対策方法は以下の5ステップになります。
- テーマの理解と分析
- 論理的な構成
- 文体と表現力
- 使い回せるフレーズを自分のモノにする
- 模範解答の活用
①:テーマの理解と分析
与えられたテーマや問題文をよく読み、理解することが重要です。
テーマの核心をつかみ、分析する能力が求められます。
また、テーマを多角的に考え、関連する情報や視点を収集しましょう。
②:論理的な構成
論文は明確な構成を持つ必要があります。
一般的な構成は、序論、本論(論点や論証の展開)、結論の3つのパートからなります。
序論ではテーマの背景や重要性を説明し、本論では主張や論証を展開し、結論ではまとめや提言を行います。
③:文体と表現力
文体は公務員として求められる明瞭かつ公正な表現を意識しましょう。
冗長な表現や曖昧な表現を避け、簡潔かつ具体的な言葉を使うようにすると評価ポイントが高くなります。
また、適切な引用や参考文献を使用できるよう、知識として頭に入れておくといいですね。
④:使い回せるフレーズを自分のモノにする
論文(作文)の模範解答を読み込むと、使い回せるフレーズというのが自然と分かってきます。
というのも、一見テーマが異なるようでも、取り上げられる課題に対する施策で同じものが使えることがよくあるからです。
といったように、模範解答をしっかりと読み込むことで、「この言い回しは何度も出てきたな」といったことに気がつくようになります。
これをそっくりそのまま覚えておけば、使い回せるテーマが出てきたときにオートマチックにスラスラと書くことが出来るので超オススメです!
⑤:模範解答の活用
「論文(作文)はコツさえ知れば誰でもスラスラ書けるようになる」と言っていますが、その最大のコツとは「論文(作文)の模範解答を知ること」です。
模範解答はある意味、テンプレートや雛形に近いもので、テーマで問われる内容、施策に対するフレーズをすべて自分の引き出しとしてプールしておくことが論文(作文)の最大のコツになります。
この「フレーズ」は論文(作文)を書く上で超重要でして、自分でその場で思いついて書いたものはチグハグな文章になったり話が飛んだり、最悪何が言いたいのかよく分からない文章が出来上がってしまいます。
逆に「フレーズ」を知っていれば、文体の一致や文章の構成が自然と身につき、どんなテーマでも悩むことなく、面白いように言葉が降ってきて書けるようになります!
また、過去のテーマで書いてみた文章は似たテーマの時に使い回すことが出来るため、模範解答と同レベルの論文(作文)が簡単に書けるようになります。
ちなみに論文(作文)の頻出のテーマ + 模範解答を知る方法は、
私が執筆したノウハウnoteを読み込むこと
この方法で自然と身につけることが出来ます。
模範解答(正しく書かれた論文)というのは、構成・文体がきちんとしていますからね。
ちなみにノウハウnoteについては記事の最後で紹介していますので、このまま読み進めてください!
愛知県庁:論文(作文)攻略ガイドまとめ
この記事を読んでいるあなたは、
どんなテーマでもスラスラ論文(作文)が書けるようになりたい!
このように考えているのではないでしょうか?
現在、インターネット上では、
大量の論文ノウハウがあふれかえっています。
公務員アドバイザーを名乗る人の発信するLINEに登録してみたり
書店で参考書を購入したりして、「論文(作文)を書く方法」について勉強している方も多くいらっしゃると思います。
しかし!
現在のインターネット上、もしくは参考書で解説されている論文(作文)ノウハウには、1つの大きな問題があることにあなたは気づいているでしょうか?
再現性のないテクニックでは上達しない
現在、あなたが
「これなら書けそうだ!」
と感じている(勉強している)ノウハウは、以下のような内容ではないでしょうか?
- 過去問を調べろ!
- 過去問を用いて自分で実際に書いてみろ!
- 書いた論文を添削してもらえ!
このように、いわゆる
「過去問を利用して経験値を増やせ!」
というノウハウです。
過去問を研究するという勉強法は確かに有効です。
実際私が進めるテクニックも過去問を用いて実際に自分で書いてみようという内容なので、基本路線は同じ。
しかし、実際に自分で論文(作文)を書いてみたところで、
- 書き方を知らない
- 論文(作文)の構成を知らない
このような人が行っても、実行するのに膨大な時間がかかってしまいます。
論文(作文)1つにつき90分、10テーマ書くと900分。15時間以上・・・。
公務員を目指すあなたは論文(作文)をまず書いてみるだけで15時間も時間をかけれるほど暇ではありませんよね?
また、書いた論文を添削してもらえ!と言われても、公務員予備校に通ってるとかじゃないと「誰に添削してもらえばいいの?」ですよね。
つまり、
多くの公務員アドバイザーが提唱しているノウハウは、
再現性が非常に低い
とは思いませんか?
ノウハウを実行すると合格できるというより、ノウハウを実行すること自体が難易度が高すぎるのです。
論文(作文)をマスターするなら
私自身は公務員予備校に通って努力し、受験したすべての公務員試験に合格してきました。
「必ず合格してやる!」
と意気込んで机に向かう日々・・・。
公務員予備校で教わった知識・ノウハウ・テクニックをもとに、結果を残すことが出来ました。
ただ、それと引き換えに貴重な時間とお金をたくさん犠牲にしてきました。
この記事を読むあなたにはそんな私が行った方法よりももっと効率が良いやり方で対策して欲しいんです。
巷(ちまた)にあふれる再現性の低いノウハウに振り回されてほしくないんです!
そんな訳で、大学卒業程度の試験区分の採用試験を受ける方のために、頻出・出題が予想されるテーマを合計35個厳選し、さらに35テーマ分、すべてで模範論文を作成しました。
また、高卒区分の試験を受ける方のためには、作文テーマで頻出のものから30テーマ分を厳選し、こちらも試験でそのまま使える模範作文を作成しました。
そこらへんに転がっている小手先のテクニックよりも、もっと効率が良く、汎用性の高いフレーズがギッシリ詰まっています。
また、すべて1つの流れで書いているので、この模範解答で型を覚えれば、どんなテーマが出題されようとスラスラ書けるようになります。
愛知県庁の採用試験に合格したいと考えているなら、この模範解答は真っ先に見るべきです。
ノウハウnoteを見ながら、しっかりと勉強すれば、あなたは確実に変われます。
一生条件の悪い仕事のまま、朝から晩まで働かなくて良いんです。
公務員になれば定年まで安定した生活ができ、あなたの小さい頃からの憧れ、夢を実現させることが出来ます。
少し興味が湧いてきましたか?
何度も言いますが、私が執筆した模範論文、模範作文を読めば文章スキルを劇的に向上させることができます。
本気で、
📌「論文(作文)の書き方を学びたい!」
📌「公務員に絶対になるんだ!」
📌「安定した人生を生きる!」
という強い意志のある方は、ぜひ下記のnoteを手にとって活用してみてください。
私の論文(作文)ノウハウnoteは、「大卒区分」「高卒区分」「社会人経験者区分」と、それぞれ受験する試験に合わせたものを用意しております。
公務員になるというあなたの夢を実現するためにも、今この機会にぜひ私のnoteを手に取って試験対策をしてみませんか?
↓↓ 面白いくらいスラスラ書ける! ↓↓
大卒区分で論文試験がある方向け
高卒区分で作文試験がある方向け
社会人経験者区分で論文(作文)がある方向け