札幌市の公務員試験を目指している皆さん、面接で必ずと言っていいほど聞かれるのが、
という質問です。
この問いはシンプルに見えて、実は受験者の志望動機の本気度や、札幌市という北海道で最も栄えた自治体の行政を担う覚悟、さらには行政に対する理解の深さまで試されています。
本記事では、この質問の意図を読み解きながら、公務員として働く上で重要な4つの視点をもとに、自分の経験と志望動機を絡めたベストな回答を組み立てる方法を詳しく解説。
さらに、実際の模範回答例も3つ用意しましたので、自分の経験に置き換えながら活用していただけます。
最後には、面接官からの掘り下げ質問「民間企業ではダメなのか?」への適切な切り返し方や、面接試験対策のまとめノウハウnoteのご紹介もありますので、ぜひ最後までご覧ください!
もくじ
やりたい仕事の答え方の基本と4つの視点

札幌市の採用試験の面接では、
という質問が頻出です。
この問いは単に希望部署を聞いているわけではなく、あなたの価値観・経験・市への理解と将来ビジョンを確認する質問です。
答え方として重要なのは以下の4つの視点を必ず盛り込むことです。
- 社会的責務:札幌市民の命や生活を守る責任を果たす意識があるか。
- 公平性:誰もが安心して暮らせる社会の実現に貢献したいという姿勢。
- 民間が担えない領域:行政だからこそ継続的・公平・広域に行える施策に興味を持っているか。
- 未来を支える長期計画:目先の成果だけでなく、10年後20年後の札幌のまちづくりを考えられるか。
さらに自分の経験・志望動機と絡めて、なぜその仕事なのか理由をしっかり語ることが大切です。
面接官がこの質問をする意図

この質問には以下の意図があります。
📌本気で札幌市職員になりたいのか、志望度を確認したい
📌行政の役割と民間との違いを理解しているかを測りたい
📌自分の経験を仕事に活かすイメージができているか
📌将来のキャリアビジョンと市の課題認識を持っているか
志望部署をただ答えるだけ、子どもが好きなので・・・などと曖昧な動機では評価されません。
「札幌市ならではの課題 × 自分の経験 × 長期視点のやりたい仕事」
を語ることが評価ポイントです。
札幌市職員としてやりたい仕事:模範回答例

模範回答例①
私は札幌市の子育て支援分野に携わり、将来を担う子どもたちが安心して過ごせる環境づくりに貢献したいと考えています。
理由は、以前地域の子ども食堂でボランティア活動をした際、ひとり親世帯や経済的に厳しい家庭の子どもたちと接する中で、生活状況が子どもの心身に大きく影響することを痛感したからです。
札幌市でも子どもの貧困や孤立の課題があり、これを民間任せにせず行政の責務として取り組むことは、まちの未来の基盤を支える重要な仕事だと考えています。
また、行政でなければできない公平な支援制度の設計や、官民連携による持続可能な施策の実行にも関心があります。
短期的な成果にとらわれず、子どもたちが10年後、20年後も笑顔で暮らせる札幌を実現するために、私は市職員として働きたいと考えています。
模範回答例②
私は札幌市の防災・危機管理分野に携わり、市民の命と生活を守る仕組みづくりに取り組みたいと考えています。
民間企業でBCP(事業継続計画)策定を担当していた経験から、災害時の情報伝達・避難誘導の重要性と、平時の備えの不足を目の当たりにしました。
札幌市は積雪寒冷地という地域特性もあり、停電や孤立世帯の対応など、民間任せでは解決できない行政の役割が多く存在します。
私は、防災マップの改善や避難所運営の体制強化、自治体と企業・地域の協働による防災意識向上活動などを通じて、市民一人ひとりの命を守る環境を整備したいと考えています。
また、10年先の災害対策計画にも携わり、札幌のまちの安全と安心の基盤づくりに貢献したいです。
掘り下げ質問「民間企業ではダメなのですか?」への切り返し方

この質問は志望動機の強さと、公務員でなければならない理由を確認するものです。
回答例:子育て編
確かに民間企業でも子育て支援や防災の取り組みはありますが、民間は営利目的や事業対象が限定されることが多く、特に生活困窮世帯や障がいのある方など支援が届きにくい層への施策には限界があります。
回答例:防災編
防災の分野でも、企業単独ではなく地域全体を巻き込んだ持続可能な体制の構築は行政の役割です。
私は営利を超えた社会的責務を果たし、長期的視点でまちの未来を守るためには、行政の立場で働くべきだと考え、札幌市職員を志望しています。
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今回の記事を読んで、
という方も多いと思います。
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