政令指定都市シリーズ

【大阪市役所の採用試験まとめ】合格のコツは論理的思考力や発想力を見せること

大阪市役所の採用試験を受けようと思ってるんだけど、3次試験まであるから大変そう・・・

面接試験や論文試験のコツや対策法とかあれば教えてほしい。

また、大阪市が採用したい人物像についても知りたい。

そんなあなたのために、大阪市役所の公務員採用試験について、どこよりも分かりやすく説明します。

 

本文では、

  • 大阪市役所の採用試験の流れ
  • 採用試験について
  • エントリーシートについて
  • 論文試験について
  • グループワークについて
  • 採用試験の倍率
  • 大阪市役所の給料

について解説しています。

 

大阪市は最終合格までに、面接だけでなくグループワークも課せられるのが特徴です。

面接やグループワークといった「コミュニケーションを品定めされる試験」を通して、自治体サイドとしては「とにかく熱意があり、人柄の良い人が欲しい」という思いがあることが分かります。

大阪市役所を志望する方のために、採用試験について分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

本記事は、令和元年度の採用試験情報を元にまとめています。試験概要に変更があればその都度更新しますが、大阪市の採用試験を受けられる方は必ず最新の大阪市役所採用情報を確認ください。

大阪市役所の採用試験の流れ

大阪市役所の採用試験の申し込みから最終合格までの流れは以下の通りです。

  1. 電子申請による受験申し込み
  2. 1次試験実施 & 1次試験合格者発表
  3. 2次試験実施 & 2次試験合格者発表
  4. 3次試験実施 & 最終合格者発表

①:電子申請による受験申し込み

大阪市役所の採用試験を受けるには、まずは電子申請による申し込みをしなければいけません。

大半の自治体では、電子申請と郵送による申し込みのどちらかが選べるのですが、大阪市役所は「電子申請のみ」となっています。

ちなみに、大阪市役所の採用試験を受けるための電子申請のやり方については、公式ホームページで詳しく説明されています。

②:1次試験実施 & 1次試験合格者発表

大阪市役所では1次試験はエントリーシートと適性試験(筆記試験)が行われ、1次では面接試験は行われません。

適性試験とは?ですが、大阪市役所の公式ホームページで以下のように説明されています。

 

言語的理解力、数的処理能力及び論理的思考力などを問います。

 

要するに普通の教養試験と大差ない感じですね。

なので、通常の筆記試験と同じように、数的処理や文章理解を中心に勉強しておけばOKです。

エントリーシートについては後ほど本記事内で解説します。

 

ちなみに、大阪市役所の試験日程はいわゆる「A日程」でなく、5月の第3日曜日に行われます。

令和2年の採用試験は以下の日時で開催予定となっております。

試験 日程
1次試験 5月17日(日)
2次試験(筆記 or 論文) 6月28日(予定)
2次試験(面接) 6月下旬
3次試験 7月下旬

③:2次試験実施 & 2次試験合格者発表

大阪市役所の2次試験では、選択式の試験と、面接試験が行われます。

選択式の試験とは、論文もしくは筆記試験(法律)のいずれか一方を選んで受験することになります。

こういった選択制の試験を導入しているのは政令指定都市の中でも大阪市役所しかないため、非常に珍しい形式と言えます。

④:3次試験実施 & 最終合格者発表

大阪市役所は3次試験が最終でして、面接試験とグループワーク(集団討論)が行われます。

大半の政令指定都市では2次試験までですが、大阪市役所は3次試験まで行われるため、合格への道のりは険しくなっています。

最終合格までに2度の個別面接、グループワーク、そして論文を選択した場合は論文試験まで実施されることになります。

 

また、大阪市役所はA日程に試験を行わないため、ほかの政令指定都市のように受験者がバラけません。

ということな受験者が殺到するため、試験ごとにふるい落としにかかってきます。

面接試験やグループワークを行うことで、なるべく人柄や熱意を吟味し、より優秀な人材を採用したいという思いが他の自治体よりも強い傾向があります。

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大阪市役所の採用試験について

令和元年度採用試験の「採用予定数」と「募集職種」は以下の通りです。

事務行政(5月試験) 130名程度
都市建設 30名程度
建築 20名程度
機械 5名程度
電気 5名程度
化学 数名程度
造園 5名程度
社会福祉 45名程度
保育士A(大卒) 15名程度
保育士B(高卒) 40名程度
事務行政(9月試験) 15名程度
学校事務 15名程度
事務行政(10月試験) 若干名
社会福祉(社会人経験者) 35名程度
消防吏員A① 55名程度
消防吏員A② 50名程度
消防吏員B① 35名程度
消防吏員B② 35名程度

1次試験

  • エントリーシート(1時間)
  • 適性試験(1時間)

2次試験

  • 選択式(論文、もしくは筆記試験)
  • 面接試験

※筆記試験を選んだ場合、憲法、民法、行政法、刑法、政治学・行政学、社会事情について 30問中25問選択解答

3次試験

  • 面接試験
  • グループワーク

 

大阪市の特色は1次試験に面接がないこと、そしてエントリーシートを試験として実施することです。

また、2次試験では選択制を採用しており、論文試験か筆記試験を選ぶことになります。

論文試験とは、与えられたテーマにしたがって作文を書く試験のことで、政令指定都市のような受験者の多い自治体では、2次試験で行われることが多い傾向です。

狼くん
狼くん
論文試験が無いなんてラッキー!
赤ずきんくん
赤ずきんくん
実はそうでもないんだ・・・

 

▶︎面接試験をコントロールするには、面接カードを万全に仕上げるべき

▶︎公務員試験に合格したいなら、人事担当者にとって都合のいい面接カードを書くべき

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大阪市役所のエントリーシートについて

大阪市役所では、1次試験でエントリーシートを記載する試験が実施されます。

そして、そのエントリーシートは2次以降の面接試験で参考資料として使われることになります。

面接では基本的にエントリーシートに書かれたことに沿って質問されるため、面接試験を合格するカギはエントリーシートの仕上がり次第といっても過言ではありません。

 

エントリーシートの書き方

エントリーシート(面接カード)と聞くと、「とりあえず質問されたことについて書けばいいんでしょ?」と、甘く見る人が多いのですが・・・

それだと間違いなく面接試験で落とされることになります。

結論から言うと、「面接をコントロールするように書くこと」が合格へのカギとなります。

 

ちなみに、面接試験をコントロール出来るようにエントリーシート(面接カード)を書く方法については、以下のnoteで解説しています。

「コントロールするようにエントリーシートを書く方法なんて分からない・・・」という方はワンコインで購入できますので、ぜひ以下のnoteを参考にしてみてくださいね。

▶︎面接試験をコントロールするには、エントリーシートを万全に仕上げるべき

▶︎公務員試験に合格したいなら、人事担当者にとって都合のいい面接カードを書くべき

大阪市役所の論文試験について

論文試験があるとなると、「作文が苦手だからどうしよう」とか、「書き慣れてないから何を書けばいいか分からない」というように考える方も多いかもですが・・・

実は、公務員試験の論文には書き方のコツがあって、それさえ把握しておけば何も怖くありません。

大阪市役所は2次試験で筆記試験を選択すると法律の専門試験が出題されるため、むしろそっちを選ぶ方が難易度は高いかなと思います。

なので、大阪市役所の採用試験のポイントは論文試験を選ぶことでして、論文試験をそつなくこなすためにも試験本番までに論文の書き方を知っておきましょう。

 

公務員試験で論文を行う意図とは?

論文試験と聞くと、「文章の流れが分からない」といったように苦手意識が強い人が多いのではないでしょうか。

では、なぜ大阪市役所が多くの受験者が苦手意識のある論文試験を行うかというと、理由は以下の通りです。

 

論理的思考力や、発想力があるかどうかを試すため。

 

論文試験で与えられるテーマは、その自治体のビジョンについてだったり、抱える問題だったりします。

その与えられたテーマについて、あなたの考えを頭の中で整理し、論理的に、そして建設的に論じることが求められます。

それが結果として、市政を担っていくための戦力に繋がっていくことになります。

 

公務員試験の論文の書き方

論文は論理的な文章を書けばいいのですが、文章を書き慣れていない人にとっては難易度の高いことだと思います。

しかし心配は要りません。

結論から言いますと公務員試験の論文の書き方にはテンプレートがありまして、その雛形に合わせて書けば、どのようなテーマであれどんどん筆が進んでいきます。

 

ちなみに、論文をサクサク書けるようになるテンプレートについては、以下のnoteで解説しています。

「論文なんてどうやって書いたらいいか分からない・・・」という方は、ぜひ以下のnoteを参考にしてみてくださいね。

▶︎どんなテーマでもサクサク書ける、論文のテンプレートを知りたい方へ

▶︎公務員試験の論文の正しい書き方【これさえ読めば論文は怖くない】

大阪市役所のグループワークについて

大阪市役所では最終試験でグループワーク試験というものが行われます。

グループワーク試験とは集団討論やグループディスカッションと同じもので、簡単な自己紹介のあとにテーマを与えられて複数人の受験者が討論する形態の試験です。

たとえば、「少子化に向けて行政が出来ることは?」というテーマが与えられて、各々少子化の対策について語り合うといった感じです。

 

公務員試験でグループワークを行う意図とは?

グループワークって多くの人があまり経験がないかと思います。

それもそのはず、グループワークを行う自治体はそれほど多くはありません。

では、なぜこのような試験を行うのかと言うと、理由は以下の通りです。

 

他人の意見を聞きつつ、自分の意見も言える「調整力」があるかどうかを見られています。

 

グループワークはとにかく喋ればいい、と思っている人も多いですが・・・

そういうスタンスだと試験に落とされるので注意が必要です。

 

ちなみに、グループワーク(集団討論)の心得的な話は以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてくださいね。

大阪市役所の採用試験の倍率

令和元年度の採用試験の結果は、以下の通りです。

試験区分 申込者 受験者 1次合格 2次合格 最終合格 倍率
事務行政(5月) 1321 822 389 190 150 5.5
都市建設 103 70 55 27 2.6
建築 60 43 35 20 2.2
機械 22 15 11 6 2.5
電気 40 25 14 5 5.0
化学 49 32 13 4 8.0
造園 19 12 9 6 2.0
社会福祉 232 177 77 48 3.7
保育士A 155 135 49 38 3.6
保育士B 218 189 96 59 3.2
事務行政(9月) 248 157 61 34 4.6
学校事務 219 144 34 16 9.0
事務行政(10月) 665 430 97 48 9.0
社会福祉 232 177 77 48 3.9
消防吏員A① 439 345 77 51 6.8
消防吏員A② 287 230 69 46 5.0
消防吏員B① 554 429 92 54 7.9
消防吏員B② 1111 848 53 30 28.3

 

行政職の全国平均は7倍くらいなので、大阪市は5.5倍ということから、全国平均よりも低めですね。

 

ちなみに、令和元年よりも前の採用試験結果のデータ(倍率)が見たい方は、下記の記事で掲載しています。

大阪市役所の給料・ボーナスその他まとめ

大阪市役所職員(行政職)の給料やボーナスといった各種データは以下の通りです。

平均年齢 43.2歳
平均年収 703万2352円
平均月額基本給 31万4919円
平均総支給給料(月額) 43万8496円
ボーナス 177万400円
退職金(60歳定年) 2375万2000円

 

ちなみに、地方公務員の給料やボーナスなどのより細かい情報は、以下の記事で紹介しています。

さいごに

大阪市役所の採用試験情報についてまとめてみました。

 

記事内でも解説しましたが、大阪市役所は2次試験で論文と筆記試験のどちらかを選択できるという珍しい試験形態を採用しています。

また、最終試験では面接試験だけでなくグループワークも実施されるため、最後までコミュニケーション能力や調整力を品定めされることになります。

作文が苦手な方ほど「論文とかどうやって書けばいいかサッパリ分からない」と、筆記試験を選択するかもですが・・・実は書き方さえ知っておけば圧倒的に論文の方が有利なんです。

繰り返しになりますが、論文には書き方のコツというかテンプレートがありますので、それに従って書けばテーマがどんなものであれスラスラ書けるようになります。

 

最後になりましたが、大阪市は政令指定都市の中でも「論理的思考力があり、独自の発想力がある人を採用したい」という思いの強い自治体です。

それを図る手段が面接試験と論文試験なので、もしあなたが「絶対に大阪市役所に合格したい」という思いがあるなら、以下の2点を実践してみてください。

1つは先ほどから繰り返し説明している、論理的な論文を書くこと。

そしてもう1つは、面接で自己PRや長所といった、「あなたを売り込むための質問」が来たときのために、自己分析をしっかり行っておくこと。

 

自己分析をする方法

大阪市役所ではエントリーシートを1次試験で書くことになりますが、面接試験ではそのエントリーシートに書いてあることを中心に質問されることになります。

なので、「長所と短所」とか「志望動機」については、エントリーシートに書いたからもう終わり!という訳ではなく、それらを掘り下げて質問されることになります。

質問を掘り下げられて困らないためにも、面接本番までに自分の性格(長所と短所)についてはしっかりと掘り下げて把握しておきましょう。

じゃあ、自分の性格を掘り下げて把握するには?ですが、結論から言いますと、グッドポイント診断を試験本番までにしておきましょう。

グッドポイント診断とは?

グッドポイント診断とは、リクナビNEXTが無料で提供している自己診断ツールでして、簡単な質問に答えていくだけで、あなたが自分でも気づいていなかった性格を言い当ててくれます。

自己分析で有名なのはストレングスファインダーですが、唯一の弱点がありまして、それは有料であること。

一方、グッドポイント診断なら誰でも無料で出来ますし、その診断結果はとても無料とは思えないほどの充実ぶりなんです。

 

公務員試験の面接で、面接官が長所を聞く意図は「あなたの分析力」を図ること。

「分析が出来ていない=自分のことが見えていない」ということなので、そういう人は控えめにいって公務員には向いていないですよね。

また診断結果で得た長所は、志望動機と絡めて話すことで「大阪市で働きたい熱意」に根拠を持たらすことができます。

以上のことからも、公務員試験において長所を把握しておくことは大変重要ですので、試験で落とされたくないならグッドポイント診断だけは絶対にしておきましょう。

▶︎自分の強みを把握しておきたいなら、グッドポイント診断をしておきましょう

▶︎無料で出来るグッドポイント診断はこちらから

 

面接をコントロールする面接カードの書き方

誰でも論文がスラスラ書けるようになる方法

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