【大阪市：採用試験の難易度】ボーダーライン・合格率・偏差値を解説します

 

大阪市の職員を目指す人からすると、試験の難易度やボーダーラインがどれくらいなんだろう・・・ってすごく気になるポイントですよね？

また、

 

こんな疑問や不安をよく耳にします。

というわけで、

 

 

この記事は、大阪市の採用試験の難易度が気になる方の疑問を解消し、「自分には合格するの無理かも・・・」と弱気になっている方の背中をガッツリと押す内容となっています。

ぜひこの記事を足掛かりとし、大阪市の公務員になる夢を叶えていただきたいと思います。

大阪市：採用試験の難易度・合格率はどれくらい？

まず、大阪市：事務職の採用試験の試験倍率を見てみましょう。

 

令和6年度の採用試験結果

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務行政(22-25)	974	492	308	3.2
事務行政(26-34)	541	118	85	6.4
事務行政(18-21)	110	65	50	2.2

 

令和5年度の採用試験結果

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務行政(22-25)	1129	387	260	4.3
事務行政(26-34)	643	131	83	7.7
事務行政(18-21)	178	60	42	4.2

 

年度により多少の誤差はありますが、大卒区分(22-25)で3〜5倍程度、

社会人区分(26-34)で6〜8倍程度、

高卒区分(18-21)で2〜4倍程度、になります。

他の自治体の大卒の行政職の平均倍率は7～10倍のため、大阪市は若干倍率が低めと言えますね。

 

次に、1次試験を突破する倍率を見てみましょう。

 

令和6年度

試験区分	受験者	1次合格	倍率
事務行政(22-25)	974	492	2.0
事務行政(26-34)	541	118	4.6
事務行政(18-21)	110	65	1.7

 

令和5年度

試験区分	受験者	1次合格	倍率
事務行政(22-25)	1129	387	2.9
事務行政(26-34)	643	131	4.9
事務行政(18-21)	178	60	3.0

 

こちらも年度によって倍率の高い・低いはありますが、大卒区分ではだいたい倍率にして約3倍程度、つまり、

 

 

ということが分かります。

近年は面接による「人物重視」の採用基準で行う自治体は、多いところでは受験者の7割を2次試験に通過させることも珍しくありません。

それに比べると、大阪市は1次試験からある程度の受験者の数がふるいにかけられるため、人柄やコミュニケーション能力はもちろんのこと、基礎学力もしっかりと重視されることが分かります。

では次に、2次試験の倍率を見てみましょう。

 

令和6年度

試験区分	1次合格	最終合格	倍率
事務行政(22-25)	492	308	1.6
事務行政(26-34)	118	85	1.4
事務行政(18-21)	65	50	1.3

 

令和5年度

試験区分	1次合格	最終合格	倍率
事務行政(22-25)	387	260	1.5
事務行政(26-34)	131	83	1.6
事務行政(18-21)	60	42	1.4

 

2次試験に進んだ受験生のうち、最終合格を勝ち取るのは約2人に1人が合格できることがデータから分かります。

先ほど、大阪市の採用試験は学力も重視されると言いましたが、公務員試験の山場はやはり面接試験でして、面接で高い評価を得ることが出来るかどうかが合格を大きく左右するのは間違いありません。

しかも2次試験は厳しい1次試験を通過した「本気の人たちでの競争」なので、2次試験は倍率以上に厳しい戦いになります。

大阪市：ボーダーライン・偏差値

大阪市：ボーダーラインと偏差値はどれくらい？

公務員試験は採用人数や、その年の受験者数によって倍率や難易度が変わるため、一概に「何割取れたら合格できる」とは言えないのですが、大阪市の場合、

 

1次試験は5～6割、

最終試験は6割取れれば通過（合格）できるでしょう。

 

ただ、これはあくまで目安なので、実際は「5割以下しか取れなかったけど2次に進めた」なんてことも当然ですがあります。

先ほどもお話した通り、大阪市の採用試験で最難関は間違いなく面接試験ですが、そこに進むには筆記試験で点を取らなければいけません。

また、ご存知の方もいるかもですが、教養試験はかなり広い科目・範囲から出題されるため、

 

 

といった感じに、弱音を吐く人も少なくありません。

ですが、これはほぼ全ての受験生が同じ思いをしているため、苦しいのはあなただけじゃないので、何も気負うことはありません！

教養試験は数的処理と文章理解の出題数が多いため、そこを重点的に勉強するなど、「効率の良い勉強」をすればそれほど難易度って高くないんです。

 

 

大阪市の採用試験の難易度は一般的には中の下程度と言われています。

具体的な難易度は、応募する職種やその年の採用数によって異なりますが、一般的には試験内容が幅広く、競争率も高い傾向にあります。

また、大阪市は人口の多い地域であるため、多くの受験生が存在し、競争が激しい傾向があります。そのため、試験の合格率は一般的に高めであり、合格するためには十分な準備と対策が必要です。

そのため試験科目の傾向や出題形式をよく把握し、対策を立てることが重要です。また、面接などの選考においては、自己PRや志望動機、適性や人柄などをアピールすることが大切です。さらに、大阪市の組織や業務内容、行政が抱える課題や社会情勢などについても事前に調べておくと良いでしょう。

大阪市の人が有利？学歴は必要？

公務員になりたい人のよくある疑問で、下記があります。

 

 

結論から言うと、他の都道府県の人でも合格できますし、逆に大阪市出身だからといって優遇されることはありません。

大阪市の採用試験は完全に実力主義の試験です！

出身がどこだとか、現在どこに住んでいるとか、偏差値の高い学校を卒業しているとか、そういうのは一切関係ありません！

誰もが一発勝負で、試験で点を取れれば合格できる。

ただそれだけです。非常にシンプルです。

なので、あれこれ余計なことを考えず、試験本番に向けて最高の準備をするために行動するのみ！ですね。

大阪市の公務員になりたいあなたへ

大阪市の公務員を志望するあなたへのアドバイスは以下の通りです。

 

地域の多様性と包容力：大阪市は多様な文化や価値観が交錯する都市です。採用試験では、地域の多様性に対する理解と包容力が重要になります。異なる背景や考えを尊重し、多様な価値観を受け入れる姿勢を示すことが求められます。自身がこれまでに多様な環境で学び、成長した経験をアピールしましょう。

市民とのコネクションと関心：大阪市は市民参加型のまちづくりを進めています。採用試験では、市民とのコネクションを持ち、市民の声やニーズに対する関心を示すことが重要です。地域の問題解決に向けて市民と協力し、共に考え、共に行動する姿勢を持ちましょう。

イノベーションとクリエイティビティ：大阪市はイノベーションを重視しています。採用試験では、新しいアイデアや創造性が求められることがあります。自身がイノベーションを起こした経験やクリエイティブな取り組みを示し、市にとって価値のある提案を示すことが重要です。

地域の課題への対応策とビジョン：大阪市にはさまざまな課題があります。採用試験では、地域の課題に対する対応策や将来のビジョンを示すことが求められます。具体的かつ現実的な解決策を提案し、地域の成長や発展に向けた展望を示しましょう。

地域との結びつきと意欲：大阪市の採用試験では、地域との結びつきや地域への貢献意欲が重要視されることがあります。地域の発展に寄与する意欲を示し、地域社会との連携や交流に積極的に参加していることをアピールしましょう。

 

以上の要素に加えて、自己の意欲や誠実さ、チームワークやコミュニケーション能力など、応募する職種に応じた重要な要素もあります。試験前には充分な準備と研究を行い、自己を最大限にアピールできるよう努力しましょう。

 

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