【愛媛県庁・集団討論攻略ガイド】自信を持って試験に臨める！たった1つのテクニック

 

 

愛媛県庁の採用試験を受けるにあたって、集団討論の対策をどうするか悩んでいる人も多いのではないでしょうか。

「集団討論で高い評価を得たいけど、何から始めればいいか分からない」と思っている人もいるでしょう。

集団討論って、一見なるべくたくさん話して、コミュニケーション能力を発揮すれば評価されると考えがちですよね。

実はこれは大きな間違いでして、集団討論はコミュニケーション能力が無くても全然大丈夫なんです。

というわけで、この記事では多くの受験生が苦手意識を持っている集団討論の傾向と対策について解説します。

集団討論の対策をする前に傾向と対策を把握しておくことで「こんな事ならしっかり準備しておけばよかった・・・」と後悔せずに済むはずです。

愛媛県庁：集団討論の傾向

愛媛県庁の集団討論は一部の試験区分で実施されます。

集団討論の流れ

試験の流れは以下の通りです。

 

 

集団討論では、

 

 

上記のルールがあります。

聞かれる内容としては、与えられたテーマに対する自分の意見はもちろんのこと、「他の受験生の意見に対してどう思うか？」なども聞かれます。

なので、緊張しているからといって他の受験生の発言をしっかりと聞いていないと質問に答えられないという事になりますので、常に他者の発言には耳を傾けておきましょう。

愛媛県庁：集団討論の過去問

上級

年度	過去のテーマ
2023年度	・生涯を通じた健康づくりの推進について ・インバウンド誘客による国外からの活力の取り込みについて ・県産品の販売力強化について ・大規模災害に備えたまちづくりについて ・暮らしを支える地域交通の維持と基盤整備について ・循環型社会の構築と良好な生活環境の保全について
2022年度	・男女共同参画社会づくりについて ・高齢者がいきいきと暮らせる健康長寿えひめの実現について ・戦略的なプロモーション活動の推進について ・魅力ある観光地づくりと国際観光の振興について ・地球温暖化対策の推進について ・愛媛産品のブランド力向上について
2021年度	・人権が尊重される社会づくりについて ・多様な人材が活躍できる労働環境づくりについて ・県民参加型の健康づくりについて ・快適に暮らせる市街地づくりについて ・ｅスポーツの推進について
2020年度	・移住・定住に向けた関係人口の創出・拡大について ・県産農林水産物の市場開拓・消費拡大について ・高齢者がいきいきと暮らせる社会づくりについて ・障がい者が自立できる社会づくりについて ・デジタル技術を活用した地域課題解決策について ・県内観光地の認知度向上について
2019年度	・インバウンド誘致に向けた取組について ・若者の投票率向上のための選挙啓発について ・地域公共交通の維持・確保について ・若者を中心とした移住促進の取組について ・廃校など遊休公共施設を活用した地域活性化について ・地域資源を活用した地域振興策について
2018年度	・「えひめ国体」「えひめ大会」の国体レガシーを活かしたスポーツ振興策について ・「サイクリングしまなみ2018」開催を通じた愛媛ファンを増やす取組について ・愛媛県の魅力の戦略的な情報発信について
2017年度	・愛媛の潜在力を活かした地域経済活性化への取組について ・巨大地震に備えた防災・減災対策について ・人口減少に歯止めをかけるための少子化・子育て支援対策について
2016年度	・イベント開催を通じた南予地域の活性化への取組について ・「ゆるキャラ」による地域の活性化について ・えひめ国体の開催を契機とした地域振興について
2015年度	・ワーク・ライフ・バランスの実現について ・人口減少問題への対策について

 

上級（行政事務B）【現行のアピール型】

年度	過去のテーマ
2023年度	・新産業や新ビジネスの創出について ・自転車新文化の拡大・深化について ・愛媛の文化の創造と継承について
2022年度	・地域を支える人材づくりについて ・安心して子どもを産み育てることができる環境づくりについて ・スポーツを通じた豊かで活力ある地域づくりについて
2021年度	・農林水産業の担い手の確保について ・商店街の活性化について ・若者の県内企業への就職促進について
2020年度	・愛媛の文化の創造について ・外国人観光客へのPRや誘客促進について ・自転車を活用した地域活性化について
2019年度	地域密着型プロスポーツ球団の活用について

※愛媛県庁の公式ホームページより引用

 

テーマは社会問題もしくは時事ネタに関することが取り上げられています。

なので、普段からニュース等を見て時事ネタはもちろん、そのニュースに対しての自分の意見を考える習慣を身につけておきたいですね。

そんな愛媛県庁の集団討論ですが、他の受験生よりも高評価を得るためには、問題解決策を述べるだけでなく、解決策を講じることによるメリット・デメリットも挙げ、「どうすればデメリットを解消できるか」の施策まで考えること！

たとえば、「◯◯をするには経費がかかる」とデメリットだけを挙げるだけなら誰でもできます。そうではなく、

 

 

このような解決案も発表できると面接官からの印象が良くなりますね。

では次に、実際に集団討論のお題が与えられてどのように考えていくかを解説します。

 

人権が尊重される社会づくりについて

※愛媛県庁の公式ホームページより引用

 

上記は令和3年度に愛媛県庁の集団討論で実際に出題されたテーマになります。

このテーマで議論する場合、考えるべきことは次の通り。

 

 

このように与えられた議題を順序立てて考えていきます。

①は、まず「人権問題」について軽く説明する

次に②ですが、ここが討論の本題になります。

人権が尊重される社会づくりをするために行うべき施策を挙げる訳ですが、施策を推進することにより、

 

 

上記を順序立てて意見を出します。

そして最後に、施策を講じることによる考えられるデメリットとその解消案を挙げます。

多くの受験生はただやみくもに方策を挙げ、たくさん挙げれたからどうか評価してくださいね！という流れに持っていきますが、それだと面接官からあまり高い評価は得られません。

また、集団討論で発表する施策については、「行政」「住民」「協働」の3本柱で意見を挙げることが評価される集団討論に繋がります。

行政ができること、住民ができること、そして行政と住民、もしくは行政と民間が協力して行えることを分けて考えるといいですね。

愛媛県庁・集団討論攻略ガイドまとめ

愛媛県庁の採用試験で実施される「集団討論」について解説してきました。

正直、集団討論にコミュニケーション能力は関係ありません。

話上手な人だろうが、話下手な人だろうが一切関係なく、誰でも高評価を得るチャンスは平等にあります。

しかし、

 

 

という勘違いをしている人が大変多いんですよね。

また、自分はコミュニケーション能力が低いから集団討論で評価されるのは難しい・・・と思っている方も多いと思います。

そのように考えてしまっていたら、「集団討論で評価される本質」からどんどんズレていってしまうため、

面接官から評価されず、頑張っているのに合格から遠ざかってしまうという事態におちいってしまいます。

記事内ですでにお話しましたが、集団討論で大切なのは、

 

 

行政が抱える課題の事例、そしてその課題に対して行政が行うことで解決できる案と、住民が行うことで解決できる案をいくつか提案すること。

また、解決策を実施するのに想定されるデメリットとデメリットを解決するための案も発言できれば他の受験生よりも評価が高くなること間違いなし！

 

グループワークにおいて次々とアイデアを出すことは一見難易度が高そうですが、私が執筆した『集団討論をマスターするための手引き【頻出 ＋ 出題が予想されるテーマを徹底解説】』を読むだけで、必要な施策などのアイデアを次々とストックしておくことが出来ます。

当ブログの読者様の多くが、この方法で努力し、結果を出しています。

グループワークで高評価を獲得している人は、コミュニケーション能力に優れているとかではなく、正しい対策を正しく継続した結果だと私は思います。

だから、この記事を読んでくれているあなたは、

グループワークでどうなるか不安・・・

という考えを捨てて、

模範解答を読み込んでグループワークで高評価を得る

という考えを持って欲しいです。

 

私が渾身の力で書き下ろした集団討論ノウハウを使えば、

 

🔑行政・自治体が抱える問題

🔑その課題に対して行政が取るべき施策

🔑取るべき施策に対するメリットやデメリット

 

が書かれているため、あなたはただ読むだけでグループワークで勝てるスキルが身につくようになります。

集団討論に自信のない方はもちろん、自信がある方にとっても圧倒的な知識武装になるので、ぜひ手に取って活用してください。

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