【福島県庁・集団討論攻略ガイド】過去のテーマと対策法を知って試験に勝つ方法

 

 

福島県庁の採用試験では、一部の試験区分で集団討論が行われます。

集団討論は人物重視の採用基準の自治体がよく行う試験の1つです。

集団討論は多くの受験生が経験がないため苦手意識があると思いますが、特別なスキルとかは不要なので、正しい対策法さえ頭に入れておけば誰でも失敗せずに乗り切ることが出来ます。

それでは、福島県庁の集団討論の傾向と対策から、どうやって対策していけばいいか解説していきます。

誰でも読むだけでマスターできる方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

福島県庁：集団討論の傾向

福島県庁の集団討論は一部の試験区分において最終試験で実施されます。

集団討論の流れ

試験の流れは以下の通りです。

 

 

集団討論では、

 

 

上記のルールがあります。

聞かれる内容としては、与えられたテーマに対する自分の意見はもちろんのこと、「他の受験生の意見に対してどう思うか？」なども聞かれます。

なので、緊張しているからといって他の受験生の発言をしっかりと聞いていないと質問に答えられないという事になりますので、常に他者の発言には耳を傾けておきましょう。

福島県庁：集団討論の過去問

大卒程度

	テーマ
2023年度	テレワークの推進について、雇用者側、労働者側双方のメリット・デメリットを踏まえて討論し、賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2022年度	公立学校における部活動を、学校単位から地域単位の活動に移行することについて、賛成か反対か、グループとしての意見をまとめなさい。
2021年度	高等学校において、ボランティア活動など社会奉仕体験活動を必修化することについて、賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2020年度	※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、集団討論を中止しました。
2019年度	企業の新卒採用活動の早期化について、企業側や就活生側のメリット・デメリットを踏まえて討論し、賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2018年度	本県では、原発事故災害からの風評払拭と震災の風化防止が引き続き課題となっている。これらの課題を解決するためにどのような取組が考えられるか、グループの意見をまとめなさい。
2017年度	県外からの移住や定住を促進するためにはどうすればよいか、グループの意見をまとめなさい。
2016年度	「ワークライフバランス」を推進させるための方策
2015年度	福島デスティネーションプランを長期的に継続していくにはどのような行政の取り組みが必要となるか。

※福島県庁の公式ホームページより引用

資格免許職

	テーマ
2023年度	小・中学校の教員の働き方改革を進めるために、学校行事や部活動を縮小することについて賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2022年度	紙の教科書をすべてデジタル教科書に置き換えることについて賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2021年度	イベント等において、主催者が参加者に対し、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種証明書（ワクチンパスポート）の提示を義務づけることについて、賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2020年度	※２０２０年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、集団討論を中止しました。
2019年度	歩きスマホを法律や条例等で罰則を規定して禁止することについて賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2018年度	選挙の投票率を引き上げるためにはどのような取組が効果的か、グループの意見をまとめなさい。
2017年度	県民の健康増進のためにはどのような取組が効果的か、グループの意見をまとめなさい。

 

高卒程度

	テーマ
2023年度	中学校や高等学校における制服を廃止することについて賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2022年度	国政選挙や地方選挙においてインターネット投票を認めることについて賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2021年度	イベント等において、主催者が参加者に対し、新型コロナウイルス感染症のワクチン接種証明書（ワクチンパスポート）の提示を義務づけることについて、賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2020年度	※２０２０年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、集団討論を中止しました。
2019年度	歩きスマホを法律や条例等で罰則を規定して禁止することについて賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。
2018年度	選挙の投票率を引き上げるためにはどのような取組が効果的か、グループの意見をまとめなさい。
2017年度	県民の健康増進のためにはどのような取組が効果的か、グループの意見をまとめなさい。

※福島県庁の公式ホームページより引用

 

テーマは社会問題もしくは福島県に関することが取り上げられています。

なので普段からニュース等を見て時事ネタはもちろん、そのニュースに対しての自分の意見を考える習慣を身につけておきたいですね。

そんな福島県庁の集団討論ですが、他の受験生よりも高評価を得るためには、問題解決策を述べるだけでなく、解決策を講じることによるメリット・デメリットも挙げ、「どうすればデメリットを解消できるか」の施策まで考えること！

たとえば、「◯◯をするには経費がかかる」とデメリットだけを挙げるだけなら誰でもできます。そうではなく、

 

 

このような解決案も発表できると面接官からの印象が良くなりますね。

では次に、実際に集団討論のお題が与えられてどのように考えていくかを解説します。

 

高等学校において、ボランティア活動など社会奉仕体験活動を必修化することについて、賛成か反対か、グループの意見をまとめなさい。

※福島県庁の公式ホームページより引用

 

上記は令和3年度に福島県庁の集団討論で実際に出題されたテーマになります。

このテーマで議論する場合、考えるべきことは次の通り。

 

 

このように与えられた議題を順序立てて考えていきます。

①は、まず「高等学校でボランティア活動を必修化することに賛成か反対か」について意見を出し合います

次に②ですが、ここが討論の本題になります。

賛成には賛成の理由が、反対には反対の理由があるはず。

 

なぜ賛成なのか、なぜ反対なのか。

そして、それぞれどのようなメリット・デメリットが発生する事が考えられるか。

 

議題が与えられた瞬間、それぞれ意見を出し合い、どちらがメリットの部分が多いかを検討し、グループの意見として発表するのが集団討論のセオリーですね。

多くの受験生はただやみくもに意見を挙げ、たくさん挙げれたからどうか評価してくださいね！という流れに持っていきますが、それだと面接官からあまり高い評価は得られません。

集団討論で発表する施策については、「行政」「住民」「協働」の流れで意見を挙げれるようにすることが評価される集団討論に繋がります。

福島県庁・集団討論攻略ガイドまとめ

福島県庁の採用試験で実施される「集団討論」について解説してきました。

正直、集団討論にコミュニケーション能力は関係ありません。

話上手な人だろうが、話下手な人だろうが一切関係なく、誰でも高評価を得るチャンスは平等にあります。

しかし、

 

 

という勘違いをしている人が大変多いんですよね。

また、自分はコミュニケーション能力が低いから集団討論で評価されるのは難しい・・・と思っている方も多いと思います。

そのように考えてしまっていたら、「集団討論で評価される本質」からどんどんズレていってしまうため、

面接官から評価されず、頑張っているのに合格から遠ざかってしまうという事態におちいってしまいます。

記事内ですでにお話しましたが、集団討論で大切なのは、

 

 

行政が抱える課題の事例、そしてその課題に対して行政が行うことで解決できる案と、住民が行うことで解決できる案をいくつか提案すること。

また、解決策を実施するのに想定されるデメリットとデメリットを解決するための案も発言できれば他の受験生よりも評価が高くなること間違いなし！

 

グループワークにおいて次々とアイデアを出すことは一見難易度が高そうですが、私が執筆した『集団討論をマスターするための手引き【頻出 ＋ 出題が予想されるテーマを徹底解説】』を読むだけで、必要な施策などのアイデアを次々とストックしておくことが出来ます。

当ブログの読者様の多くが、この方法で努力し、結果を出しています。

グループワークで高評価を獲得している人は、コミュニケーション能力に優れているとかではなく、正しい対策を正しく継続した結果だと私は思います。

だから、この記事を読んでくれているあなたは、

グループワークでどうなるか不安・・・

という考えを捨てて、

模範解答を読み込んでグループワークで高評価を得る

という考えを持って欲しいです。

私が渾身の力で書き下ろした集団討論ノウハウを使えば、「行政が取るべき施策」、そして様々な課題のメリットやデメリットも書かれているため、読むだけでグループワークで使えるネタがギッシリと詰まっています！

集団討論に自信のない方はもちろん、自信がある方にとっても圧倒的な知識武装になるので、ぜひ手に取って活用してほしいです！