本文では、
- 浜松市:論文(作文)の傾向と対策
- 浜松市:論文(作文)の過去問
- 浜松市:論文(作文)の予想問題
- 浜松市:論文(作文)の書き方
- 浜松市の採用試験に合格する対策法
について解説しています。
論文試験は、受験者の論理的思考能力や表現力を評価するための手段としても実施されます。
というのも、公務員は複雑な情報を処理し、的確に意見を表現する能力が求められます。
論文試験では、受験者が論理的な思考プロセスを持ち、それを的確に文章として表現できるかどうかから適性を図る目的があります。
というわけでこの記事では、論文(作文)の傾向と対策はもちろんのこと、模範解答を利用する方法について紹介していきます。
もくじ
浜松市:論文(作文)の傾向と対策

論文(作文)試験とは、社会問題や行政が抱える課題についてあなたの考えを述べなさい、という形式の試験になります。
「◯◯でした」「◯◯だと思います」といったあなたが学生時代に書いた作文のような文章ではなく、与えられたお題に対して事実やデータに基づいた内容を論理的に書く必要があります。
当然、事実やデータに基づいた内容を書くには社会問題や行政が抱える課題等について、日頃からニュース等を見ることで知識をつけてないといけません。
では、2018年度に浜松市の採用試験で出題された論文(作文)テーマを見てみましょう。
人口減少社会での行政の果たす役割と、浜松市役所に入ってからあなたが果たす役割について述べなさい。
なんだか難しく感じる人もいるかもですが、論文(作文)テーマはスタンダードな内容なことがほとんどのため、特別難易度が高いという訳ではないですね。
ちなみに採用側が論文(作文)試験を行う理由ですが、大まかに言うと次の2点になります。
- 受験生がどのような考え方をしているか
- 論理的な考えを文章にするスキルがあるか
論文(作文)を課すことによって、受験生が浜松市の課題や社会問題に対してどのような見解を持っているか。
そして、その考えをしっかりと構成立てて文字に起こすスキルがあるかどうかをチェックするために行います。
浜松市の論文(作文)は他の自治体同様、
- 近年の社会的な問題
- 浜松市が抱える課題や施策について
上記2つを題材にしていることがほとんどです。
もちろん絶対上記のテーマが出題されるとは言い切れませんが、近年の傾向からいって社会問題や浜松市の抱える問題が取り上げられる可能性は高いですね。
普段からニュース等を見る習慣が無い人にとっては、
と感じるかもですが、今からでも遅くないのでまずはヤフーのトップニュースを暇なときに見ることから始めてください。
それと浜松市を含め、他の自治体でも頻出のテーマがよく出題されるという「公務員試験あるある」があります。
浜松市:論文(作文)の試験時間と文字数
浜松市の論文(作文)の時間と文字数は次の通り。
文字数 | 時間 | |
論文 | 800文字程度 | 60分 |
通常、公務員試験の論文(作文)は800〜1,000文字を80分のことが多いため、浜松市は若干時間が少なめと言えますね。
ご存知の方もいるかもですが、論文(作文)は与えられたテーマを読み・理解し、問題の事例を挙げ、解決策を考え、構成立てて文章を書くといった感じで、やることがとにかく多い。
なので、「時間はかなり足りない」くらいに思ってた方がいいですね。
論文(作文)はだいたいどこの自治体も文字数の指定があります。
文字数は多い方がいいのは間違いないのですが、何はともあれ与えられた用紙の8割くらいを目指して書くことを心がけましょう!
論文(作文)試験で絶対にやってはいけないこと
論文(作文)試験にはいくつか「やってはいけないこと」があります。
具体的には以下の2つです。
- 極端に文字数が少ない(用紙の半分以下)
- 字が汚くて読みにくい
絶対やってはいけないことの1つ目は、文章量が少ないこと。
信じられないかもですが、用紙の半分にも満たない量しか書いていない受験生がたまにいます。
これは採用担当者からの評価が最低になりますので注意してください。
絶対やってはいけないことの2つ目は、字が汚いことです。
どんなに内容が素晴らしい論文(作文)でも、字が汚いというだけで評価されなくなります。
もちろん文字の綺麗さは個人差あると思いますが、あなたが書ける最高の綺麗さで書きましょう!
浜松市:論文(作文)の配点
浜松市の試験の配点は次の通りです。
教養試験 | 100点 |
専門試験 | 100点 |
適性検査 | 100点 |
論文(論述) | 100点 |
個別面接 | 300点 |
上記を見ると、論文(作文)は面接試験と比べると配点が少ないから、
と考えがちですが・・・。
たしかに面接試験よりも圧倒的に論文(作文)の配点が少ないのですが、実は受験生の中で最も差が出るのは論文(作文)試験なんです。
どういったことかと言うと、多くの受験生は教養や面接対策はしっかり行って試験に臨むため、それほど受験生の間で差が出ないんです。
一方、論文(作文)は前述の通りぶっつけ本番だったり甘く見たりする人は少なくありません。
つまり、論文(作文)に重きを置く人が少ないからこそ、力を入れることで他の受験生に大きく差をつけることが出来るんです。
受験生の差が最も大きく出るのは教養試験でも面接試験でもなく、論文(作文)試験なのは間違いないですね。
浜松市:論文(作文)の過去問

以下が実際に浜松市で出題された過去の論文(作文)テーマは次のとおりです。
※2019年以降は過去問を公式が公開していません。
過去のテーマ | |
2018年度 | 人口減少社会での行政の果たす役割と、浜松市役所に入ってからあなたが果たす役割について述べなさい。 |
2017年度 | ※不明 |
2016年度 | あなたの目指す理想の公務員像について、「市民の目線」「わかりやすい説明」という言葉を使って説明しなさい。 |
2015年度 | 「誠実」「信頼」について、公務員という観点から述べよ。 |
2014年度 | 次の三つの用語を用いて公務員に求められるものについて論じなさい。「責任」「自助」「行政」 |
2013年度 | ※不明 |
2012年度 | 公務員を目指すものとして何をすべきか。 |
基本的に社会問題や自身のこれまでの経験を絡めた内容がお題として出題されています。
この過去のテーマが論文(作文)対策をする上で最も重要なのですが、その理由はシンプルに、
論文(作文)は過去問と似たようなテーマが出題されるから
論文(作文)のテーマは無数にある訳ではありません。
- 少子高齢化
- 環境問題
- 住みやすいまちづくりをするために
このような公務員試験で頻出のテーマが取り入れられ、テーマの切り口を少し変えて出題されています。
だからこそ過去問を知るか知らないかで論文(作文)の書きやすさは大きく変わってくる訳ですね。
浜松市:論文(作文)の予想問題
次に、過去問だけでなく「浜松市の採用試験でこれから出題が予想される論文テーマ」を特別にここだけで教えます。
予想テーマ | |
1 | 浜松市における防災・減災対策
浜松市は南海トラフ地震の影響を受ける可能性が高い地域です。市民の安全を守るために、浜松市が進めるべき防災・減災対策について述べなさい。 |
2 | 浜松市の産業振興と経済活性化
自動車産業や楽器産業が盛んな浜松市ですが、さらなる経済活性化が求められています。市が実施すべき産業振興策について述べなさい。 |
3 | 人口減少・少子高齢化への対応策
浜松市では少子高齢化が進行しており、持続可能なまちづくりが求められています。市が取り組むべき少子高齢化対策について述べなさい。 |
4 | 浜松市の観光資源を活かした地域活性化
浜松城や浜名湖など、浜松市には豊富な観光資源があります。観光振興を通じた地域活性化について、市が実施すべき施策を述べなさい。 |
5 | 環境保全と脱炭素社会の推進
持続可能な社会の実現に向けて、環境問題への対応が求められています。浜松市が推進すべき環境保全策や脱炭素施策について述べなさい。 |
6 | 交通インフラの整備と公共交通の活性化
浜松市は自動車利用が多く、公共交通の利便性向上が課題となっています。市が進めるべき交通インフラ整備や公共交通の活性化策について述べなさい。 |
7 | 外国人住民との共生と多文化共生社会の実現
浜松市には多くの外国人住民が生活しており、多文化共生の推進が重要です。市が取り組むべき多文化共生の施策について述べなさい。 |
8 | 市民の防犯意識向上と安全なまちづくり
犯罪を未然に防ぎ、市民が安心して暮らせる環境を整えることが求められています。浜松市における防犯対策について述べなさい。 |
9 | デジタル技術を活用した行政サービスの向上
行政の効率化や市民サービスの向上のためには、デジタル技術の活用が不可欠です。浜松市が推進すべきデジタル施策について述べなさい。 |
10 | 市民参加による地域コミュニティの活性化
|
浜松市:評価される論文(作文)の書き方

論文(作文)の対策方法は以下の5ステップになります。
- テーマの理解と分析
- 論理的な構成
- 文体と表現力
- 使い回せるフレーズを自分のモノにする
- 模範解答の活用
①:テーマの理解と分析
与えられたテーマや問題文をよく読み、理解することが重要です。
テーマの核心をつかみ、分析する能力が求められます。
また、テーマを多角的に考え、関連する情報や視点を収集しましょう。
②:論理的な構成
論文は明確な構成を持つ必要があります。
一般的な構成は、序論、本論(論点や論証の展開)、結論の3つのパートからなります。
序論ではテーマの背景や重要性を説明し、本論では主張や論証を展開し、結論ではまとめや提言を行います。
③:文体と表現力
文体は公務員として求められる明瞭かつ公正な表現を意識しましょう。
冗長な表現や曖昧な表現を避け、簡潔かつ具体的な言葉を使うようにすると評価ポイントが高くなります。
また、適切な引用や参考文献を使用できるよう、知識として頭に入れておくといいですね。
④:使い回せるフレーズを自分のモノにする
論文(作文)の模範解答を読み込むと、使い回せるフレーズというのが自然と分かってきます。
というのも、一見テーマが異なるようでも、取り上げられる課題に対する施策で同じものが使えることがよくあるからです。
といったように、模範解答をしっかりと読み込むことで、「この言い回しは何度も出てきたな」といったことに気がつくようになります。
これをそっくりそのまま覚えておけば、使い回せるテーマが出てきたときにオートマチックにスラスラと書くことが出来るので超オススメです!
⑤:模範解答の活用
「論文(作文)はコツさえ知れば誰でもスラスラ書けるようになる」と言っていますが、その最大のコツとは「論文(作文)の模範解答を知ること」です。
模範解答はある意味、テンプレートや雛形に近いもので、テーマで問われる内容、施策に対するフレーズをすべて自分の引き出しとしてプールしておくことが論文(作文)の最大のコツになります。
この「フレーズ」は論文(作文)を書く上で超重要でして、自分でその場で思いついて書いたものはチグハグな文章になったり話が飛んだり、最悪何が言いたいのかよく分からない文章が出来上がってしまいます。
逆に「フレーズ」を知っていれば、文体の一致や文章の構成が自然と身につき、どんなテーマでも悩むことなく、面白いように言葉が降ってきて書けるようになります!
また、過去のテーマで書いてみた文章は似たテーマの時に使い回すことが出来るため、模範解答と同レベルの論文(作文)が簡単に書けるようになります。
ちなみに論文(作文)の頻出のテーマ + 模範解答を知る方法は、
私が執筆したノウハウnoteを読み込むこと
この方法で自然と身につけることが出来ます。
模範解答(正しく書かれた論文)というのは、構成・文体がきちんとしていますからね。
ちなみにノウハウnoteについては記事の最後で紹介していますので、このまま読み進めてください!
浜松市:論文(作文)攻略ガイドまとめ

この記事を読んでいるあなたは、
どんなテーマでもスラスラ論文(作文)が書けるようになりたい!
このように考えているのではないでしょうか?
現在、インターネット上では、
大量の論文(作文)ノウハウがあふれかえっています。
公務員アドバイザーを名乗る人の発信するLINEに登録してみたり、
書店で参考書を購入したりして、「論文(作文)を書く方法」について勉強している方も多くいらっしゃると思います。
しかし!
現在のインターネット上、もしくは参考書で解説されている論文(作文)ノウハウには、1つの大きな問題があることにあなたは気づいているでしょうか?
再現性のないテクニックでは上達しない
現在、あなたが
「これなら書けそうだ!」
と感じている(勉強している)ノウハウは、以下のような内容ではないでしょうか?
- 過去問を調べろ!
- 過去問を用いて自分で実際に書いてみろ!
- 書いた論文を添削してもらえ!
このように、いわゆる
「過去問を解いて経験値を増やせ!」
というノウハウです。
過去問を研究するという勉強法は確かに有効です。
実際私が進めるテクニックも過去問を用いて実際に自分で書いてみようという内容なので、基本路線は同じ。
しかし、実際に自分で論文(作文)を書いてみたところで、
- 書き方を知らない
- 論文(作文)の構成を知らない
このような人が行っても、実行するのに膨大な時間がかかってしまいます。
論文(作文)1つにつき90分、10テーマ書くと900分。15時間以上・・・。
公務員を目指すあなたは論文(作文)をまず書いてみるだけで15時間も時間をかけれるほど暇ではありませんよね?
また、書いた論文を添削してもらえ!と言われても、公務員予備校に通ってるとかじゃないと「誰に添削してもらえばいいの?」ですよね。
つまり、
多くの公務員アドバイザーが提唱しているノウハウは、
再現性が非常に低い
とは思いませんか?
ノウハウを実行すると合格できるというより、ノウハウを実行すること自体が難易度が高すぎるのです。
再現性のないノウハウで、お金と貴重な時間を時間を浪費するのはそろそろやめにしませんか?
あなただけに教える!論文(作文)をマスターする方法
私自身は、公務員予備校に通って努力し、受験したすべての公務員試験に合格してきました。
これは特別私が優秀だったからでも何でもなく、ただ単に「正しい努力」を「正しい量だけ行った」からなんです。
もちろん、公務員予備校で教わった知識・ノウハウ・テクニックをもとに猛勉強をしました。
ただ、それと引き換えに貴重な時間とお金をたくさん犠牲にしてきました。
この記事を読むあなたにはそんな私が行ったよりももっと効率が良い方法で対策してほしい、ましてや巷(ちまた)にあふれる再現性の低いノウハウに振り回されてほしくないんです。
そんな訳で、大学卒業程度の試験区分の採用試験を受ける方のために、頻出・出題が予想されるテーマを合計35個厳選し、さらに35テーマ分、すべてで模範論文を作成しました。
また、高卒区分の試験を受ける方のためには、作文テーマで頻出のものから30テーマ分を厳選し、こちらも試験でそのまま使える模範作文を作成しました。
そこらへんに転がっている小手先のテクニックよりも、もっと効率が良く、汎用性の高いフレーズがギッシリ詰まっています。
また、すべて1つの流れで書いているので、この模範解答で型を覚えれば、どんなテーマが出題されようとスラスラ書けるようになります。
浜松市の採用試験に合格したいと考えているなら、この模範解答は真っ先に見るべきです。
ノウハウnoteを見ながら、しっかりと勉強すれば、あなたは確実に変われます。
一生条件の悪い仕事のまま、朝から晩まで働かなくて良いんです。
公務員になれば定年まで安定した生活ができ、あなたの小さい頃からの憧れ、夢を実現させることが出来ます。
少し興味が湧いてきましたか?
何度も言いますが、私が執筆した模範論文、模範作文を読めば文章スキルを劇的に向上させることができます。
本気で
「論文(作文)の書き方を学びたい!」
「公務員に絶対になるんだ!」
「安定した人生を生きる!」
という強い意志のある方は、ぜひ下記のnoteを手にとって活用してみてください。
私の論文(作文)ノウハウnoteは、「大卒区分」「高卒区分」「社会人経験者区分」と、それぞれ受験する試験に合わせたものを用意しております。
公務員になるというあなたの夢を実現するためにも、今この機会にぜひ私のnoteを手に取って試験対策をしてみませんか?

↓↓ 面白いくらいスラスラ書ける! ↓↓
大卒区分で論文試験がある方向け
高卒区分で作文試験がある方向け
社会人経験者区分で論文(作文)がある方向け