・過去問(テーマ)とかあれば知りたい!
・書き方のコツやおすすめの対策法とかあれば教えてほしい!
このような疑問にお答えする記事になっています!
横浜市を受験する方で論文(作文)に苦手意識がある人は多いのではないでしょうか?
昔、読書感想文とかは書いたことがあるけど苦手だったし、何をどう書けばいいか分からない・・・。
でも安心してください!
論文(作文)はきちんとした対策法さえ知っていれば特別怖い試験でもなんでもありません。
その対策法とはシンプルでして、「過去問のテーマを用いて取り組む」という方法が正攻法になります!
というわけで、
本文では、
- 横浜市:論文(作文)の傾向と対策
- 横浜市:論文(作文)の過去問
- 横浜市:論文(作文)の書き方
について解説しています。
実際に横浜市で過去に出題された論文テーマも紹介していますので、横浜市の公務員を目指す方はぜひ論文(作文)攻略法を学び、自信を持って試験に臨めるようにしましょう!
もくじ
横浜市:論文(作文)の傾向と対策
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論文(作文)の傾向と対策
いきなりですが、下記が実際に横浜市で出題された論文(作文)になります。
横浜において「住みたい」「住み続けたい」まちを実現していくために、あなたが重要と考える横浜市の課題及びその背景を簡潔に述べなさい。
※横浜市公式ホームページより引用
これを見て800字程度の論文(作文)がスラスラ書けるようであればこのページをそっと閉じてください。
逆に、「う~ん・・・」と悩み、筆が進まないならこの記事を読み進めてください!
論文(作文)は、上記のようなお題に沿って自分の考えや対策方法を書く試験で、
- 受験生がどんな考えをしている人か
- 論理的な考え・文章が書ける人か
この2点をチェックするために行われます。
ただ規定文字数の文章を書けばいいのではなく、まずはお題で何を聞かれているのか、「論点」を理解することが大切になります。
横浜市:論文(作文)試験の文字数と時間
区分 | 文字数 | 時間 |
大卒程度 | 750文字 | 60分 |
高卒程度 | 750文字 | |
社会人採用 | 800文字 |
よくある質問で「何文字くらい書けばいいの?」ですが、もちろん制限に近ければ近いほど良いのは言うまでもありません。
でもなかなか750文字ちょうどの文章を書くのは難しいので、目安としては大卒・高卒なら650文字、社会人なら700文字くらい書ければ減点対象にはならないでしょう。
一発不合格に注意!
論文(作文)は一発不合格の恐れがあります。
具体的には次の通り。
- 文字数が極端に少ない(500文字以下)
- 文字数をオーバーしている
- 採点者が読めないほど字が汚い
これらはどんなに素晴らしい内容の論文(作文)だったとしても一発不合格なので注意が必要です。
また、一発不合格にはなりませんが、
- 誤字脱字
- 論点のルールが守れていない(!や?は使ったらいけない等のルール)
- 難しい漢字をあえて紛らわしく書いて誤魔化す
上記は減点されるため、こちらについても注意が必要になります。
横浜市:論文(作文)の過去問
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まずは以下が実際に横浜市で出題された過去の論文(作文)テーマです。
【大卒程度・事務】
横浜において「住みたい」「住み続けたい」まちを実現していくために、あなたが重要と考える横浜市の課題及びその背景を簡潔に述べなさい。
また、課題に対して横浜市が進めるべき具体的な取組及びその効果を述べなさい。
【大卒程度・消防】
横浜市消防局は、横浜市民の安全・安心を支える社会インフラを提供する一員であり、全体の奉仕者としての責任を自覚し、高い倫理観を持って、誠実かつ公正に職務を遂行できる職員の育成に取り組んでいます。
そこで、あなたが考える横浜市消防職員が果たすべき役割について触れ、あなたが消防職員としてどのように仕事に取り組むべきか、考えを述べなさい。
【大卒程度・技術職】
横浜市ではコンプライアンスを「単に法令を遵守するにとどまらず、市民や社会からの要請に全力で応えていくこと」と位置づけ、重視しています。
あなたの受験職種に求められるコンプライアンスについて、考えを述べなさい。
【高卒程度・事務】
市民の方の立場や気持ちに寄り添うために、横浜市職員としてどのように行動すべきか、これまでの経験を踏まえ、あなたの考えを述べなさい。
【高卒程度・消防】
消防職員が市民から求められる役割は何だと思いますか。また、その役割を果たすために、あなたの強みがどう生かせるか述べなさい。
【社会人採用】
横浜市では、生産年齢人口の減少が続き、財政需要の増大と税収減少が中長期的に見込まれています。この課題に対し、行政としてどのような取組が必要か、また、これまでのあなたの経験をどのように生かすことができるか、述べなさい。
【就職氷河期世代を対象】
横浜市では、「コンプライアンス」や「ICTスキル」など、日々の業務や研修で身に付けることが求められる「基礎的マインド・知識」を定めています。あなたが考える、公務員として必要な「基礎的マインド・知識」を挙げ、横浜市職員としてどのように働いていきたいか、述べなさい。
※その他の試験区分や年度については横浜市公式ホームページを参照してください。
冒頭でお話した通り、論文(作文)対策は過去問を活用して行うことが正しい方法になります。
筆記試験や面接試験でも過去問や、過去にどんな質問がよくされたかをまず調べてから対策しますよね?
この対策法は論文(作文)も同じなんです!
どういう事かと言うと、過去の論文(作文)テーマで実際に書いてみて、まずは論文(作文)に慣れる。
そして論文(作文)に使えそうな知識を1つずつ積み上げて、自分の引き出しとしてストックしておく。
これがすべてです。
でもいくつかこのやり方には欠点があるのですが、大きなものとして、
- 論文(作文)を書くのは膨大な時間がかかる
- 自分の書いた論文(作文)が正しいとは限らない
上記2点ですね。
論文(作文)対策は1つのテーマを書いてみて「はい、終了!」というほど楽なものではありません。
最低でも10個は書く必要があるため、教養試験や面接対策まで行わないといけない受験生にとって時間的にキツい。
なので、ついつい後回しになったり論文(作文)対策を軽視してしまう受験生が多いのはこういった理由からなんですよね。
でも、論文(作文)で点を稼ぐことが出来れば「かなり試験を有利に進めることが出来る」ということを多くの受験生は知りません。
論文(作文)は自分では正解が分からない
論文(作文)の過去問には正解や模範解答がありません。
そのため、自分が書いた論文(作文)が、
- テーマの把握はできているか
- 文体は一致しているか
- 文章の構成はおかしくないか
このような論文(作文)の評価に繋がる項目は、過去問や参考書を読むだけでは分かりません。
横浜市:論文(作文)の書き方・対策方法
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論文(作文)対策方法としては以下の3ステップになります。
- 論文(作文)の書き方を知る
- 論文(作文)を書く練習をする
- 添削を受ける
①:論文(作文)の書き方を知る
まず始めに行うのは、論文(作文)の「型」を知ることです。
「型」とはテンプレートや雛形と呼ばれるもので、よく聞くものでは「起承転結」とかですね。
この「型」は論文(作文)を書く上で超重要でして、型に沿って書かれていないとチグハグな文章になったり話が飛んだり、最悪何が言いたいのかよく分からない文章が出来上がってしまいます。
②:論文(作文)を書く練習をする
次に、論文(作文)を実際に自分で書いてみて、論文(作文)を書くという行為に慣れましょう!
当たり前の話ですが、時間を設定し、過去の論文(作文)テーマを用いて本番さながらにやらなければ意味がありません。
知識を詰め込んで対策した気になっただけでは論文(作文)は書けません!
しっかりとアウトプットする訓練をすることで、はじめて論文(作文)が書けるようになる!ということを知っておいてくださいね。
③:添削を受ける
自分で書いた論文(作文)が正しいか分からないからこそ、書いた論文(作文)を添削してもらう必要があります。
第三者に添削してもらうことで、誤字脱字や文章の構成がおかしくないか、きちんと言いたいことは伝わるか等を客観的に知ることが出来ます。
でも、公務員予備校を利用している人は添削をお願いできる環境にありますが、そうじゃない人にとって添削してもらうのって簡単ではないですよね?
また、「型を覚えろ!」とこれまで言ってきましたが、その型はどうやって覚えればいいの?という疑問がある人も多いはず。
そんなあなたにオススメなのが、私が執筆した最強の論文(作文)ノウハウである『公務員試験の論文の正しい書き方【これさえ読めば論文は怖くない】』です。
繰り返しになりますが、『型』さえ知っていれば論文は誰でもスラスラ書けるようになります!
また、公務員試験の論文の正しい書き方【これさえ読めば論文は怖くない】には模範解答も掲載していますので、そちらを読むことで、
- 論文の構成
- 文体の一致
- 他のテーマに使い回しできるフレーズ
上記3つが自然と身につくようになっています!
横浜市の採用試験に合格したいという熱い思いのある方はぜひ私のnoteを手に取って活用してみてください!
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