熊本県警の職員を目指す人からすると、試験の難易度やボーダーラインがどれくらい?という事について一番気になるところではないでしょうか。
他にも、
こんな疑問や不安をよく耳にします。
というわけで、
本文では、
- 熊本県警察の難易度
- 熊本県警察の合格率
- 熊本県警察のボーダーライン
- 合格への近道となる学習法
を解説しています。
この記事を読むことで、「警察官の採用試験は難易度が高いから諦めようかな・・・」などと考えずにチャレンジし、警察官になる夢を叶えていただきたいと思います。
熊本県警察の概要のすべてを解説します
公務員予備校の利用を検討している方へ
熊本県警察:採用試験の難易度・合格率はどれくらい?
まず、熊本県警察の採用試験の試験倍率を見てみましょう。
令和5年度の採用試験結果
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
警察官A | 157 | 110 | 26 | 6.0 |
警察官A | 49 | 41 | 12 | 4.1 |
警察官B | 245 | 153 | 39 | 6.3 |
警察官B | 94 | 64 | 17 | 5.5 |
令和4年度の採用試験結果
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
警察官A | 185 | 136 | 36 | 5.1 |
警察官A | 51 | 40 | 11 | 4.6 |
警察官B | 163 | 137 | 48 | 3.4 |
警察官B | 58 | 52 | 16 | 3.6 |
年度により多少の誤差はありますが、大卒区分で4〜6倍、
高卒区分では3〜6倍程度であることが分かります。
とは言え、市役所などで働く行政職の倍率は7〜10倍である事が多いため、一般的な公務員よりも警察官は倍率が低い、言い換えると、
公務員(警察官)になりやすい
と言えますね。
次に、1次試験を突破する倍率を見てみましょう。
令和5年度
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 倍率 |
警察官A | 157 | 110 | 1.4 |
警察官A | 49 | 41 | 1.2 |
警察官B | 245 | 153 | 1.6 |
警察官B | 94 | 64 | 1.5 |
令和4年度
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 倍率 |
警察官A | 185 | 136 | 1.4 |
警察官A | 51 | 40 | 1.3 |
警察官B | 163 | 137 | 1.2 |
警察官B | 58 | 52 | 1.1 |
こちらも年度によって多い少ないはありますが、だいたい倍率にして1.5倍程度、つまり、
約15人のうち10人が2次試験へ進める
ということが分かります。
他の都道府県警察の1次試験の倍率は1.1〜1.3倍であることが多いため、熊本県警察はほぼスタンダードな競争率と言えますね。
次に、2次試験の倍率を見てみましょう。
令和5年度
試験区分 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
警察官A | 110 | 26 | 4.2 |
警察官A | 41 | 12 | 3.4 |
警察官B | 153 | 39 | 3.9 |
警察官B | 64 | 17 | 3.8 |
令和4年度
試験区分 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
警察官A | 136 | 36 | 3.8 |
警察官A | 40 | 11 | 3.6 |
警察官B | 137 | 48 | 2.9 |
警察官B | 52 | 16 | 3.3 |
2次試験に進んだ受験生のうち、最終合格を勝ち取るのは3~4人に1人が合格できることがデータから分かります。
市役所などで働く行政職に比べると倍率は低いですが、2次試験は厳しい1次試験をくぐり抜けた者の中から、さらに3倍以上の競争があることから、
面接官に自分をいかに売り込めるかの熾烈な戦い
になりますね。控えめに言ってシビアな競争になることが予想されます。
公務員試験同様に、警察官の採用基準も年々、学力よりも人柄に重きを置くようになっています。
そのため、警察官の試験は面接次第といっても過言ではありません。
なので最終試験に勝ち抜くためにも、しっかりと正しい面接対策を行う必要があります。
熊本県警察:ボーダーライン・偏差値
年度によって募集人数、受験者数が異なるので、何割取れれば合格できるとは言い切れませんが、筆記試験は6割取れれば2次試験に進めると言われています。
ただ、これはあくまで目安なので、実際は「5割しか取れなかったけど次に進めた」なんてことも当然よくあります。
警察官の採用試験も他の自治体の試験同様、最終的には面接試験が実施されますが、面接にたどり着くには筆記試験を突破しなければなりません。
とくに出題範囲はこれまでに勉強してきた英語や数学といった科目はもちろん、法律や経済などの分野からも幅広く出題されるため、
といった弱音を吐く人も少なくありません。
ですが、これは頑張らない言い訳を探しているに過ぎません!
筆記試験と聞くと大学の入学試験を思い出して、拒絶反応を起こすかもですが、警察官の採用試験で出題される問題のレベルはそれほど高くありません。
熊本県警察の採用試験は、他県警察と同様に難易度が高く、競争率も比較的高い傾向があります。しかし、難易度は受験者数や合格者数、出題内容によって変わってきます。
一般的に、熊本県警察の採用試験では、筆記試験や面接試験の他に、体力テストや適性検査も行われます。適性検査では、判断力や忍耐力、コミュニケーション能力などが重視されますので、これらの能力を高めることも大切です。
熊本県警察を志望する方には、過去の試験問題を解いたり、過去の合格者の受験記録や体験談を参考にすることをおすすめします。また、適性検査に向けて、模擬面接や模擬試験を受けたり、体力トレーニングを行うことで、試験に備えることが大切です。
地元の人が有利?学歴は必要?
警察官になりたい人のよくある疑問で、下記があります。
- 地元(熊本県)の人が有利とかある?
- 学歴は重視される?
結論から言うと、他の都道府県の人でも合格できますし、逆に熊本県出身だからといって優遇されることはありません。
警察官の採用試験は完全に実力主義の試験です!
出身がどこだとか、現在どこに住んでいるとか、偏差値の高い学校を卒業しているとか一切関係ありません!
誰もが一発勝負で、試験で点を取れれば合格できる。
ただそれだけです。非常にシンプルです。
なので、余計なことを考えず、試験本番に向けて最高の準備をすることだけを実行しましょう!
熊本県警察を志望するあなたへ
熊本県警察を志望する方に対するアドバイスは以下の通りです。
基本的な知識の習得:採用試験では法律や刑事手続き、交通安全や犯罪防止など、警察業務に関する知識が問われます。これらの基本的な知識をしっかりと習得することが大切です。
計画的な勉強:試験範囲が広いため、計画的な勉強が必要です。自分の苦手分野を克服するために、課題演習や模擬試験を利用して弱点を克服することが重要です。
面接対策:試験の最後には面接があります。面接では、自己PRや志望動機、警察官としての適性や資質について問われます。自分自身の強みや弱みを理解し、自信を持って話すように心がけましょう。
体力の維持:警察官には体力が必要不可欠です。定期的な運動や健康管理を行い、体力を維持することが大切です。
面接前の準備:面接当日は清潔感のある服装や髪型、メイクに気を配りましょう。また、面接場所の場所や交通手段なども事前に確認しておくことをおすすめします。
以上のアドバイスを参考に、熊本県警察の採用試験に向けて準備を進めてください。
もしあなたが、
上記のように採用試験に不安を抱えているなら、ぜひ以下で紹介するノウハウが詰まったnoteを手に取って学習してみてください!
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