・面接が苦手だけど試験に合格できる?
・よくある質問とか、対策と傾向とかあれば知りたい!
このような疑問を解決する記事になっています!
京都市の公務員試験を受ける方にとって悩みの1つが面接試験なのではないでしょうか?
この記事を読むあなたも、「面接とか慣れてないから試験本番が不安で仕方ない・・・」といった状況だと思います。
ご存知の方もいるかもですが、公務員試験はどんどん人物重視の採用基準に向かっています。
つまり、筆記試験よりも面接試験の方がウェイトが高いため失敗すると圧倒的にヤバイ・・・という訳です。
大袈裟でもなんでもなく、面接が上手くいけば合格できるし、面接で失敗すると即不合格といって差し支えありません。
というわけで、
本文では、
- 京都市の面接の傾向と対策
- 京都市の面接でよく聞かれる質問
- 京都市の面接カードの書き方
について解説しています。
京都市の採用試験に合格するには面接対策は避けて通れない道なのは間違いありません。
この記事を読むことで京都市の面接試験の傾向と対策方法が分かりますので、面接に自信がない人はぜひ記事の最後までお付き合いください。
もくじ
京都市の面接の傾向と対策

京都市の面接では、下記の質問を通じて受験生の人間性、公務員に相応しい人材かどうか、自治体に貢献したいというやる気があるか等をチェックされることになります。
- あなたの長所や短所
- 京都市の公務員になりたい理由
- これまでに力を入れて頑張ったこと
- これだけは人に負けないと思うこと
面接の回数は試験区分によって異なりますが、2回、もしくは3回も行われることから、他の自治体以上に面接を重要視していることが分かります。
面接でチェックされるポイント
京都市の面接試験でチェックされることは次の通りです。
- 京都に愛着を持っている人か
- 責任感を持って行動できる人か
- 自ら考え、行動・チャレンジできる人か
- 市民と協働し、チームワークを大切にできる人か
様々な質問を通じて、面接官は受験生に上記の4つの資質があるかをチェックします。
受験生は質問にただ答えればいいのではなく、いかにして上記4つのポイントを自己PRしていくかが重要になってきます。
また、公務員の仕事は個人プレーよりもチームワークで行うことが多いため、職場での人間関係を上手くやっていける「協調性のある人」を京都市は望んでいます。
「これまでに努力してきたことは?」
「苦手な人はどんなタイプの人ですか?」
このような質問を通じて「あなたの人柄と熱意」を十分にチェックされることになりますので、面接官に自分を売り込めることが出来るような回答を必ず準備しておきましょう!
京都市:面接試験の時間
面接時間 | 20分程度 |
面接官 | 3人 |
面接時間は20分程度で、面接官は3人。
質問の回答に対して、「なぜそのように感じたのですか?」「具体例を教えてください」といったような深掘りの質問は必ずされます。
なので、常に自身の回答に対して「なぜそのような行動を取ったのか、背景や状況まで考えておくこと」が重要になります。
京都市の面接でよく聞かれる質問

面接対策の基本は、
- 面接の流れを把握する
- 面接でよく聞かれる質問を把握する
- 話す内容を考える
上記の3ステップになります。
面接の流れはここまで読んでいただいてだいたいイメージできたと思いますので、次に「京都市でよく聞かれる質問」を紹介します。
- 緊張していますか?
- 簡単に自己PRしてください
- 京都市の課題はなにか
- その課題をあなたならどのように解決するか
- これまでに力を入れて頑張ったことはありますか?
- 前職を退職した理由を教えてください(社会人の場合)
- 併願状況
- 大学で◯◯科を専攻した理由は?
- なぜ京都市の職員になりたいのですか?
- ストレス解消法はありますか?
- 苦手なタイプの上司はどんな人ですか?
上記は質問の一部ですが、基本的にオーソドックスな面接試験の質問しか行われません。
「京都市の課題は?」といったように少し難易度の高い質問もありますが、自治体について調べておけばそれほど困る質問という訳ではないですね。
京都市の面接カードの書き方

面接カードは面接官が試験で質問する際に使う資料のことです。
面接官があなたがどんな人かを短時間で把握するために使われるので、「自分の人柄」が伝わるように書く必要があります。
面接官は事前に提出された面接カードを見て、そこから書かれている内容で気になるポイントを質問してくるため、
面接をコントロールしたいなら面接カードで失敗しないこと!
といって差し支えないですね。
そのため、見栄を張って自分とは違ったタイプの人物像を書いたり、内容がまとまっていなかったりするとイメージダウンしてしまいます。
また、字が汚くて読みにくくても面接官からの評価は下がってしまいます。
なので、人は第一印象が9割と言われているように、面接カードもパッと見の印象をよくするためにまずは丁寧に分かりやすく書くことを心がけましょう!
面接官カードの内容
京都市の面接カードで問われる質問は以下の通りです。
- 経歴
- 部活動,サークル,ボランティア等の活動歴
- 資格、免許
- アルバイト
- 賞
- 趣味、特技、自分でするスポーツ等
- 語学資格
- 他の就職活動の状況・予定(現段階の途中経過も記載してください。)及び本市採用試験受験歴
- あなたが京都市職員を志望する動機について,なぜ地方公務員か,なぜ京都市職員かの理由を含めて具体的に記入してください。(300字以内)
- これだけは誰にも負けないという経験について,その経験を得るに至った理由とそれにより身に着けた能力等を具体的に記入してください。(300字以内)
※面接カードの設問は年度によって変更されることがあります。
⑨、⑩の質問は300字以内と、そこそこ長い文章を書かなければいけないため悩む受験生も多いはず。
面接での質問は間違いなく⑨、⑩にあなたが書いたことから深掘りされますので、この2つの回答だけはしっかりと考え抜いてください。
他の就職活動の状況は正直に答えていいの?
併願状況については正直に答えてOKです!
ただし、公務員と民間企業を二刀流で活動している場合、
「公務員になりたいんじゃないの?」
「なんで民間企業も受けてるの?」
といった質問は必ずされますので、面接官が納得する理由を用意しておかないといけません。
解答の参考例としては次の通りですね。
無職でいられない経済状況なので、公務員が第一志望ですがダメだった場合、民間企業に勤めようと考えています。そして今年もしダメでもまた来年京都市を受験します。
上記のように答えればOKですね。
京都市の面接試験対策はいつから始めるべき?

すでにお話した通り、京都市は受験生の人柄を十分に吟味するために複数回の面接試験を実施します。
なので、
採用試験に合格できるかどうかは面接にかかっている!
といっても過言ではありません!
しかし、ついつい面接対策をおろそかにしたり、筆記試験に比べて面接対策の時間をしっかりと取れていない受験生が少なくありません。
そして、残念ながらそのような受験生の大半は京都市の公務員になれていません。
「自分はコミュニケーション能力にだけは自信がある!」という人は例外ですが、そうじゃない場合、面接対策をしっかりしなければ面接で評価されることは簡単ではありません。
面接対策は自己分析に加えて、京都市の政策や仕事内容まで幅広く調べておかないと質問に答えられなかったり、深掘りされてミスをおかすことになります。
なので、筆記試験と並行して早い段階から面接対策に取り掛かることをオススメします。
京都市・面接攻略ガイドまとめ

本文では京都市の採用試験で実施される面接試験と面接カードについての対策法を解説しました。
京都市は試験区分によっては3度も面接試験を行うことから、「人物重視の採用基準」になっていることが分かります。
なので教養試験の勉強にばかり時間を割くのではなく、面接対策を重点的にやる方が合格する可能性はグッと高まります!
記事内でお話した通り、面接対策の手順は以下の3ステップでOKです。
- 面接の流れを把握する
- 面接でよく聞かれる質問を把握する
- 話す内容を考える
よく聞かれる質問、面接官の意図、どう答えればいいか模範解答については『【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!』を読むだけで完璧な対策をすることが出来ます!
面接官が質問で何をチェックしようとしているか、また、過去にどんな質問がよく聞かれたか。
そして、多くの受験生が「どう答えればいいか悩む・・・」という中、模範回答を知ることで知識的にも精神的にも満たされた状態からで試験本番を迎えることが出来ます。
他の受験生から一歩、二歩リードするためにも、【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!を活用してみませんか?
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