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【三重県庁・論文(作文)攻略ガイド】あなただけに教える!私が実践してきた最強の文章術

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狼くん
狼くん
公務員試験を受けるんだけど、論文(作文)試験を行う目的ってなに?
赤ずきん
赤ずきん
論文(作文)では受験者の考えや、それを文字化するスキルがあるかを見られるんだ!
狼くん
狼くん
マジか・・・全然書き方が分からないから論文(作文)の書き方のコツとかあればぜひ教えてほしい!
赤ずきん
赤ずきん
了解!評価される論文(作文)を書くために必要な知識・テクニックを紹介するよ!

 

本文では、

  • 三重県庁:論文(作文)の傾向と対策
  • 三重県庁:論文(作文)の過去問
  • 三重県庁:論文(作文)の書き方
  • 三重県庁の採用試験に合格する対策法

について解説しています。

 

三重県の職員を目指すあなたは、論文(作文)の重要性や書き方について気になっていませんか?

とはいえなぜ実施されるのか、そもそもどのように書いたらいいか分からない人もいると思います。

そこで今回の記事では「論文(作文)の傾向と対策と書き方のコツ」について紹介していきます。

赤ずきん
赤ずきん
別の記事では三重県庁の面接対策も紹介しているので、合わせて読んでみてくださいね!

三重県庁:論文(作文)の傾向と対策

論文(作文)試験とは、社会問題や静岡県が抱える課題についてあなたの考えを述べなさい、という形式の試験になります。

したがって、あなたが学生時代に書いた、

「◯◯でした」

「◯◯だと思います」

といった作文のような文章ではなく、与えられたお題に対して事実やデータに基づいた内容を論理的に書かなければいけません。

当たり前の話ですが事実やデータに基づいた内容を書くには社会問題や自治体が抱える課題・施策について、様々な知識を持っていなければいけません。

赤ずきん
赤ずきん
SDGsについて問われているのに、「SDGsって何?」では書きようがないですからね。

 

では、令和3年度に三重県庁の採用試験で出題された論文(作文)テーマをみてみましょう。

 

三重県の総人口は、平成19年(2007年)の約187万人をピークに減少に転じ、現在まで減少傾向が続いています。平成27年(2015年)に策定した「三重県人口ビジョン」の将来推計では、人口減少が進むと、2060年時点には県全体で約120万人まで落ち込むことが予想されています。
人口減少に係る問題は、一朝一夕に解決できない構造的な問題であり、その課題解決に向けては多岐にわたる分野の取組を結びつけることが重要です。
今後、人口減少に歯止めをかけ、地域の自立的かつ持続的な活性化図るためには、行政として限られた予算の中で、どのような点を考慮して対策を行えばよいか、本県において人口減少が進む要因と人口減少が本県にもたらす影響に触れたうえで、あなたの考えを論述してください。

三重県庁の公式ホームページより引用

 

読むのが疲れるくらい長い問題文ですよね(苦笑)

同じ都道府県庁だと北海道庁の論文(作文)試験が全国的に見ても難易度が高く、その他の自治体だと特別区(23区)や大阪市、神戸市といった大都市は難易度が高い論文(作文)テーマを扱っています。

三重県庁の論文(作文)はこれらの自治体と互角、もしくはそれ以上と言っていいくらいの難易度でして、しっかりと正しい対策しなければ高得点を得ることは難しいでしょう。

赤ずきん
赤ずきん
難易度が高いからこそ、受験生の間で出来る人・出来ない人の差がかなり出るんだ!

 

ちなみに採用側が論文(作文)試験を行う理由ですが、大まかに言うと次の2点になります。

 

  1. 受験生がどのような考え方をしているか
  2. 論理的な考えを文章にするスキルがあるか

 

論文(作文)を課すことによって、受験生が自治体の課題や社会問題に対してどのような見解を持っているか。

そして、その考えをしっかりと構成立てて文字に起こすスキルがあるかどうかをチェックするために行います。

三重県庁の論文(作文)は他の自治体同様、

 

  1. 近年の社会的な問題
  2. 三重県が抱える課題や施策について

 

上記2つを題材にしていることがほとんどです。

もちろんこれら以外のテーマが出題されることもありますが、近年はこれらのジャンルから外れることはほぼ無いですね。

普段からニュース等を見る習慣が無い人にとっては「社会問題や自治体の問題とか全然分からないんだけど・・・」と感じるかもですが、今からでも遅くないのでまずはヤフーのトップニュースを暇なときに見ることから始めてください。

それと三重県庁を含め、大半の自治体の論文(作文)試験は特別区(23区)の論文(作文)試験を参考にしているというあまり知られていない事実があります。

赤ずきん
赤ずきん
記事の後半で解説するけど、三重県庁の論文(作文)対策は特別区の論文(作文)を参考にするのが最も賢いやり方なんだ!

三重県庁:論文(作文)の試験時間と文字数

三重県庁の論文(作文)の時間と文字数は次の通り。

 

文字数 1,200字
時間 1時間30分

 

通常、公務員試験の論文(作文)は800〜1,000文字を80分のことが多いため、三重県庁の文字数はハイボリュームと言えますね。

「でも90分もあるなら時間は余裕でしょ!」と思う人もいるかもですが、与えられたテーマを読み・理解し、問題の事例を挙げ、解決策を考え、構成立てて文章を書くのってなかなか大変なことです。

なので、三重県庁の論文(作文)に臨むには「時間的にかなり厳しい」くらいに思っていた方がいいですね。

 

論文(作文)試験で絶対にやってはいけないこと

論文(作文)試験にはいくつか「やってはいけないこと」があります。

具体的には以下の2つです。

 

  1. 極端に文字数が少ない(用紙の半分以下)
  2. 字が汚くて読みにくい

 

絶対やってはいけないことの1つ目は、文章量が少ないこと。

信じられないかもですが、用紙の半分にも満たない量しか書いていない受験生がたまにいます。

これは採用担当者からの評価が最低になりますので注意してください。

 

絶対やってはいけないことの2つ目は、字が汚いことです。

どんなに内容が素晴らしい論文(作文)でも、字が汚いというだけで評価されなくなります。

もちろん文字の綺麗さは個人差あると思いますが、あなたが書ける最高の綺麗さで書きましょう!

三重県庁:論文(作文)の配点

三重県庁の採用試験の配点は次の通りです。

 

教養試験 100点
専門試験 100点
論文(作文) 100点
面接試験 300点

※行政Ⅱ以外の場合

 

公務員試験の勉強をする際、教養と専門試験からはじめ、時間的余裕がなくて論文(作文)はついつい後回し、もしくは十分な対策をしない人が多いのですが・・・。

配点を見れば分かる通り、教養・専門・論文(作文)は同じ配点となっています。

つまり、この3種は同じ重要度にも関わらず、論文(作文)はぶっつけ本番というか出たとこ勝負みたいな受験生は少なくありません。

また、論文(作文)は他の筆記試験のように解答が無いため、すべての試験の中で最も対策に悩む人が多い試験です。

なので受験生の差が最も大きく出るのは実は教養試験でも面接試験でもなく、論文(作文)試験なんです!

赤ずきん
赤ずきん
多くの人が苦手にしているからこそ、しっかりと対策すれば合格がグッと近づくよ!
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三重県庁:論文(作文)の過去問

三重県庁で過去に出題された論文(作文)テーマは次の通りです。

A試験(行政Ⅰ・行政Ⅱ)

※ 2022年までは行政Ⅰと行政Ⅱは同一テーマでした。

 

年度 過去のテーマ
2023年度 【行政Ⅰ】超電導リニアによって東京・大阪間を結ぶ新たな新幹線「リニア中央新幹線」の整備が進められています。東京・名古屋間は令和9(2027)年、名古屋・大阪間は最短で令和19(2037)年に開業予定です。 三重県内では、亀山市への駅設置をめざしており、「リニア中央新幹線」の早期実現による新しい未来に大きな期待が寄せられています。 今後、「リニア中央新幹線」の開業と県内駅の設置により、本県にどのような効果がもたらされるか、またその効果を最大限に発揮し、本県の発展につなげていくためには、行政として限られた予算の中で、どのような点を考慮して取組を行えば良いか、あなたの考えを論述してください。(1200字)

【行政Ⅱ】県の総合計画「強じんな美し国ビジョンみえ」及び「みえ元気プラン」を踏まえて、自身で自由に設定したテーマについて、表題を記入し、論述してください。内容は、あなたが調べて得た知識やこれまでの経験等を生かしたものとし、課題及び対策、調査内容と結果・考察といった論点については、自由とします。 (1200字)

2022年度 我が国は、令和2(2020)年10月に「2050年カーボンニュートラル」を宣言し、令和 12(2030)年度において、温室効果ガス46%削減(2013年度比)をめざすこと、さらに50%の高みに向けた挑戦を表明する等、国内外のカーボンニュートラルへの動きはますます加速しています。 本県では、この動きをチャンスととらえ、カーボンニュートラルの実現に向けた取組を産業・経済の発展につなげていく視点から、令和8(2026)年度までの5年間において、優先的・先駆的に実施する取組の方向性を整理した「ゼロエミッションみえ」プロジェクトを進めています。 そこで、本県においてカーボンニュートラルの施策を推進するにあたり生じる課題を述べ、行政としてどのような点を考慮して対策を行えば良いか、あなたの考えを論述してください。(1200字)
2021年度 (1)三重県の総人口は、平成19年(2007年)の約187万人をピークに減少に転じ、現在まで減少傾向が続いています。平成27年(2015年)に策定した「三重県人口ビジョン」の将来推計では、人口減少が進むと、2060年時点には県全体で約120万人まで落ち込むことが予想されています。
人口減少に係る問題は、一朝一夕に解決できない構造的な問題であり、その課題解決に向けては多岐にわたる分野の取組を結びつけることが重要です。
今後、人口減少に歯止めをかけ、地域の自立的かつ持続的な活性化図るためには、行政として限られた予算の中で、どのような点を考慮して対策を行えばよいか、本県において人口減少が進む要因と人口減少が本県にもたらす影響に触れたうえで、あなたの考えを論述してください。(2)三重県の高齢化率(老年人口割合)は、全国平均よりも高く、令和元(2019)年 10 月 1 日現在で約 29.7%となっており、令和 17(2035)年には約 34.2%になると推計され、県民の約 3 人に 1 人が 65 歳以上の高齢者となることが見込まれています。高齢化率の上昇により、私たちの生活にさまざまな影響を与えることが考えられます。
今後、さらなる高齢化率の上昇に伴い発生すると考えられる課題を挙げ、これ
らの課題に対して、行政として限られた予算の中で、どのような点を考慮して対
策を行えばよいか、あなたの考えを論述してください。(1200 字)
※ 高齢化率(老年人口割合)とは、総人口に占める 65 歳以上人口の割合であ
る。
2020年度 わが国では、男女共同参画社会基本法に基づき、男性中心型労働慣行等の変革、政策・方針決定過程への女性の参画拡大、さまざまな分野における女性の就業機会拡大等の取組が進められています。これらの取組による男女共同参画の推進によって、社会や家庭にどのような効果がもたらされるか、また男女共同参画の推進を困難にしている要因と、その要因に対して地方自治体として限られた予算の中でどのような点を考慮して対策を行えば効果的か、あなたの考えを論述してください。
2019年度 別紙は現在の三重県における予算の状況を示した図であり、近年このような歳出構造が続いています。このような状況のもとで効果的な県政運営を実施するには、県職員として政策や施策をどのように展開するとよいか、あなたの考えを論述してください。

※別紙資料:令和元年度一般会計予算に占める義務的経費、投資的経費の割合等を記した円グラフ

2018年度 三重県の持続的な活性化を図るうえで、県の財政状況が行政運営に与える影響を踏まえ、今後どのような点に着眼し政策を行うとよいか、あなたの考えを論述してください。
2017年度 三重県の財政状況が行政運営に与える影響を踏まえ、「みえ県民力ビジョン」による県政を、今後どのように展開していくとよいか、あなたの考えを論述してください。
2016年度 (1)三重県内の人口減少及び少子高齢化は深刻であり、地域の活力の低下が懸念されています。一方で、三重県の永住者として在留する外国人住民は増え続けており、外国人住民には「労働力」だけではなく、地域の担い手としての活躍が期待されています。文化的背景の異なる人々が一緒に地域社会を築くために、行政としてどのように取り組んでいく必要があるか、あなたの考えを論述してください。

(2)地方自治体は、情報発信を様々な方法により行っているところです。今後、地方自治体が地域の魅力をより効果的に情報発信していくために、どのように取り組んでいくべきか、あなたの考えを論述してください。

2015年度 (1)2016年の主要国首脳会議(サミット)が三重県の伊勢志摩地域で開催されることとなりました。サミットという世界最高峰の国際会議の開催は、国内外に向けて三重県の知名度を向上させ、国際観光地としてのレベルアップを図る絶好の機会であるだけでなく、地域の総合力向上につなげる千載一遇のチャンスと考えられます。サミット開催による効果を伊勢志摩地域のみならず三重県全体に波及させるとともに、一過性に終わらせることなく開催後の地域の活性化につなげるためには、どのような取組を行っていくべきか、あなたの考えを論述してください。

(2)大型の台風や豪雨、竜巻などによる風水害は、毎年全国のどこかで発生しており、三重県にいつ来てもおかしくない災害です。風水害を防ぎ、被害を最小限に抑えるためには、防災対策が特別なものではなく、県民の日々の生活の中に溶け込み、日常化していることが必要であると考えられます。このような「防災の日常化」を進めるために、具体的にどのような取組や工夫を行っていくべきか、あなたの考えを論述してください。

2014年度 (1)県民がふるさとである三重に幸福を実感して暮らし続けることができ、県外の人々を惹きつけられるような魅力ある県としていくためには、県はどのような取り組みを行っていくべきか、あなたの考えを論述してください。

(2)少子化の進展は我が国の社会経済や地域のあり方に大きな影響を及ぼす社会的課題となっています。そこであなたの考える少子化による課題を一つ挙げたうえで、行政はどのような取り組みを行っていくべきか、あなたの考えを論述してください。

2013年度 (1)東海・東南海・南海地震等の大規模地震の近い将来の発生が懸念されており、これらの地震が発生した場合、三重県においては大きな被害が生じると考えられています。こうした状況のなか、地震による被害を最小限にするため、行政や地域等で必要と考えられる取組について、あなたの考えを論述してください。

(2)本年、6月に閣議決定された国の新たな成長戦略である「日本再興戦略」において、「女性の活躍推進」が掲げである「日本再興戦略」において、「女性の活躍推進」が掲げられました。この背景には、出産・子育て等による離職や企業等における役員・管理職に占める女性の割合が低い水準にあるなど、女性の力が十分に活かされていない現状があると考えられます。そこで、働くことを希望する女性が活躍できる社会を推進していくために、行政や企業等を含む社会全体で必要と考えられる取組について、あなたの考えを論述してください。

2012年度 (1)厚生労働省が発表した人口動態総覧によると、日本における日本人の人口は、平成19年から23年まで5年連続で出生数が死亡数を下回る自然減となりました。このように人口減少が進んだ社会的な背景と影響についてまとめ、それらに対してどのように対応していけばよいか、あなたの考えを論述してください。

(2)総務省が発表した労働力調査によると、15~24歳の若者の完全失業率は、平成21年以降9%を超える状態となっており、改善が進んでいません。また、フリーターや非正規雇用となる若者も多くなっています。このような状態に至った社会的背景をまとめ、改善策についてあなたの考えを論述してください。

2011年度 経済成長や所得の増加よりも、家族や地域とのつながりを求め、趣味やボランティアで充実した生活を送りたいという人々が増えていると言われています。また、経済協力開発機構(OECD)は、国内総生産(GDP)等に代わる新たな指標として、各国の国民の幸福度を測定する指標を発表して注目を集めました。これらを踏まえ、県民の幸福度を高めるためには、三重県としてどのような取組を行えばよいか、あなたの考えを論述してください。
2010年度 三重県は海や山の豊かな自然に恵まれ、人が暮らすのに理想的な地域として、古くからいわれてきましたが、多くの人々に、「三重県は住みやすい」と感じていただくようにするためには、三重県としてさらにどのような取組を重点的に行えばよいのか、あなたの考えを論述してください。
2009年度 近年ワーク・ライフ・バランスの取り組みが注目されていますが、その社会的背景を踏まえたうえで、この取り組みを推進していく。ためには、どのような方策が効果的か、あなたの考えを論述してください。
2008年度 日本社会において「格差」が拡大していると言われていますが、その背景と現状を踏まえたうえで、行政がその問題に今後どのように対応していくのが望ましいか、あなたの考えを論述してください。

 

A試験(技術)

年度 過去のテーマ
2023年度 新型コロナウイルス感染症の拡大により、令和元(2019)年に5,564億円であった三重県内の観光消費額が令和2(2020)年には3,283億円となるなど、本県の重要な産業である観光は大きな打撃を受けました。 今後は、令和7(2025)年に大阪・関西万博の開催、令和8(2026)年には次期式年遷宮に向けた諸行事の開始、その後も東海環状自動車道全線開通、リニア中央新幹線の開業といったインフラ整備も順次予定されているなど、本県の観光にとって大きなチャンスとなり、コロナ禍からの本格的な回復に向けて取り組む必要があります。 そこで、本県が選ばれ続ける魅力的な観光地となるために、あなたが重要だと考えることを述べてください。そのうえで、本県が観光の施策を推進していく際に、どのような点を考慮して取組を行えば良いか、あなたの考えを論述してください。(1200字)
2022年度 三重県では、首都圏における移住促進の取組を強化するため、平成27(2015)年4月に「ええとこやんか三重 移住相談センター」を東京に開設し、三重県の魅力を発信するとともに、大阪および名古屋においても相談会などを開催し、きめ細やかな相談対応を行うことで、本県への移住促進の取組を行っています。 また、新型コロナウイルス感染症の影響によって、地域の人々の働き方や暮らし方に対する意識は大きく変容し、テレワークの導入の進展などにより、都市圏に暮らす若者を中心に地方移住への関心が高まっています。 全国的に移住促進の取組が進められる中で、本県が「選ばれる地域」となり、移住者が安心して暮らし続けられるようにするために、あなたが重要だと考えることを挙げてください。そのうえで、本県が取組を進めていく際に、どのような点を考慮して対策を行えば良いか、あなたの考えを論述してください。(1200字)

 

B試験

年度 過去のテーマ
2023年度 三重県では、「誰一人取り残さない」地域共生社会の実現に向けて、ひきこもり支援を総合的に推進するため、令和4年3月に「三重県ひきこもり支援推進計画」を策定しました。 ひきこもりは、「特別なものではなく、誰にでも起こりうるもの」であり、あらゆる世代に関わる大きな社会問題となっています。ひきこもり当事者やその家族は、家族以外の第三者に支援を求めることができず、生きづらさを抱え、社会から孤立している状況にある方が多いと考えられます。 そこで、ひきこもり当事者やその家族に寄り添った支援を進めるにあたり、あなたが重要だと考えることを述べてください。そのうえで、行政としてどのような点を考慮して対策を行えば良いか、あなたの考えを論述してください。 (1200字)
2022年度 今後30年以内に高確率で発生が予想される南海トラフ地震や、毎年のように全国で発生している台風や豪雨による水害や土砂災害など、県内でもいつ大規模な災害が発生してもおかしくない状況にあります。 「発災前」、「発災時」、「発災後」のそれぞれの段階における課題を挙げ、災害の被害を最小限に抑え、復旧を進めるためには、行政としてこれらの課題に対しどのような点を考慮して対策を行えばよいか、あなたの考えを論述してください。(1200字)

 

C試験

年度 過去のテーマ
2023年度 社会人として働くうえであなたが大切にしたいことを挙げ、なぜそう思うのか、あなたの考えを書いてください。(600字)
2022年度 自分自身が定めた目標を達成するために、何が大切だと思うか、あなたの考えを具体的なエピソードを交えて書いてください。(600字)
2021年度 良好な人間関係を築くために、あなたが大切だと思うことを書いてください。
2020年度 クラスメイトや同僚と協力して物事に取り組み、成果を得るためには、どの
ような心掛けが必要か、あなたの考えを書いてください。
2019年度 公務員をめざすあなたが関心のある社会問題をひとつ取り上げて、あなたの
考えや思うことを書いてください。
2018年度 県民から信頼される職員とはどのような人物か、あなたの考えを書いてくだ
さい。
2017年度 あなたのこれまでの成功または失敗の経験をひとつあげて、その経験から身
についたことを書いてください。

 

民間企業等職務経験者

年度 過去のテーマ
2023年度 我が国では、人口減少や少子高齢化の進行に伴い、15歳~64歳の生産年齢人口の減少による労働力不足が深刻化しています。労働力不足が地域に与える影響は大きく、本県においても各産業分野における生産力の低下や担い手不足による廃業等が懸念されます。 今後、人口減少や少子高齢化のさらなる進行が見込まれるなか、労働力不足を解消するために、あなたが重要だと考えることを述べてください。そのうえで、本県が取組を進めていく際に、どのような点を考慮して対策を行えば良いか、あなたの考えを論述してください。(1200字)
2022年度 あなたの試験区分(一般事務又は警察事務又は学校事務)の社会における役割を述べたうえで、それに携わる者として求められるものは何か、あなたの考えを書いてください。(600字)
2021年度 あなたが考える「理想の公務員像」とは何かを述べたうえで、その理想に近づ
くためには、どのような意識をもって仕事に取り組む必要があるか、あなたの考
えを書いてください。
2020年度 上司や同僚とともに組織の一員として仕事を進めるうえで、大切だと考えるこ
とについて、あなたの考えを書いてください。

 

障がい者を対象

年度 過去のテーマ
2023年度 これまでに熱心に取り組んできたことをひとつ挙げて、その経験を三重県職員または市町立小中学校職員としてどのように生かせるか、あなたの考えを書いてください。(600字)
2022年度 三重県職員又は市町立小中学校職員として、あなたが挑戦したいことについて書いてください。(600字)
2021年度 あなたの長所について、具体的に説明してください。また、その長所を公務員
としてどう生かしていきたいか、あなたの考えを書いてください。
2020年度 人との関わりの中で自分が成長できた経験を具体的に述べ、その経験から得
たものを三重県職員又は市町立小中学校職員としてどう活かしていきたいか、
あなたの考えを書いてください。
2019年度 これまでもっとも努力してきたことをひとつ挙げて、それを三重県職員また
は市町立小中学校職員としてどのように活かせるか、あなたの考えを書いてく
ださい。
2018年度 あなたが考える公務員としての心構えを書いてください。
2017年度 良い人間関係をつくるために、あなたが心がけていることを書いてください。

三重県庁の公式ホームページより引用

 

基本的に地域に関すること、もしくは社会問題がお題として出題されています。

この過去のテーマが論文(作文)対策をする上で最も重要なのですが、その理由はシンプルに、

 

論文(作文)は過去問と似たようなテーマが出題されるから

 

論文(作文)のテーマは無数にある訳ではありません。

2019年や2020年の試験では全国的に『SDGs』についてのテーマが採用されたくらい、公務員試験は社会ネタに敏感と言えます。

 

  1. 少子高齢化
  2. 環境問題
  3. 住みやすいまちづくりをするために

 

他にも上記のような自治体が抱える問題については、テーマの切り口を少し変えて本当によく頻繁に出題されています。

だからこそ過去問を知るか知らないかで論文(作文)の書きやすさは大きく変わってくる訳ですね。

もっと言えば、三重県庁の過去問がそっくりそのまま出題されることはないので、研究すべきは他の自治体の論文(作文)の過去問。

特に、三重県庁は特別区(23区)の論文(作文)テーマを色濃く参考にしているため、分析・研究するなら特別区の過去問を活用するのが一番賢い対策法ですね。

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三重県庁:論文(作文)の書き方

論文(作文)の対策方法は以下の3ステップになります。

  1. 論文(作文)の書き方(型)を知る
  2. 使いまわせるフレーズを自分のものにする
  3. 論文(作文)を書く練習をする

①:論文(作文)の書き方(型)を知る

冒頭から「論文(作文)は型さえ知れば誰でもスラスラ書けるようになる」とお話していますが、その「型」とはテンプレートや雛形と呼ばれるもので、よく聞くものでは「起承転結」とかですね。

この「型」は論文(作文)を書く上で超重要でして、型に沿って書かれていないとチグハグな文章になったり話が飛んだり、最悪何が言いたいのかよく分からない文章が出来上がってしまいます。

逆に「型」さえ知っていれば、文体の一致や文章の構成が自然と身につき、どんなテーマでも悩むことなく書けるようになります!

また、過去のテーマで書いてみた文章は似たテーマの時に使い回すことが出来るため、模範解答と同レベルの論文(作文)が簡単に書けるようになります。

ちなみに論文(作文)の型を知る方法は

 

模範解答を読み込むこと

 

このシンプルな方法だけで身につけることが出来ます。

模範解答(正しく書かれた論文)というのは、構成・文体がきちんとしていますからね。

ちなみに論文(作文)の型を知る方法は記事の最後で紹介していますので、このまま読み進めてください!

②:使いまわせるフレーズを自分のものにする

論文(作文)の模範解答を読み込むと、使い回せるフレーズというのが自然と分かってきます。

というのも一見テーマが異なるようでも、取り上げられる課題に対する施策で同じものが使えることがよくあるからです。

 

受験生
受験生
「あっ、このテーマで問われてるのは行政のあの施策が使えるな!」
受験生
受験生
「このテーマにはそっくりそのままあのフレーズが使えるわ!」

 

といったように、模範解答を読んでいると「この言い回しは何度も出てきたな」といったことに気がつくようになります。

これをそっくりそのまま覚えてストックしておけば、使い回せるテーマが出てきたときにオートマチックにスラスラと書くことが出来るので超オススメです!

③:論文(作文)を書く練習をする

最後に、論文(作文)を実際に自分で書いてみて、論文(作文)を書くという行為に慣れましょう!

論文(作文)の模範解答を読んだだけでは「型」を知ることは出来ても、制限時間内に書ける保証はありません。

時間を設定し、過去の論文(作文)テーマを用いて本番さながらに書くことで初めて論文(作文)の型をあなたのものにすることが出来ます。

インプットとアウトプットは別物なので、「型」を頭に入れるインプット作業のあとは、実際に手と頭を動かして本番さながらに書くアウトプットをいかにたくさんこなすかが重要になります。

とは言え、普通なら10テーマ以上、自分で書く必要がありますが、模範解答を読んで型が完全に頭に入っているなら3つくらい過去のテーマで書けば自信が付くので圧倒的に時短になりますね!

三重県庁:論文(作文)攻略ガイドまとめ

この記事を読んでいるあなたは、

 

どんなテーマでもスラスラ論文(作文)が書けるようになりたい!

 

このように考えているのではないでしょうか?

現在、インターネット上では、

大量の論文ノウハウがあふれかえっています。

公務員アドバイザーを名乗る人の発信するLINEに登録してみたり

書店で参考書を購入したりして、「論文(作文)を書く方法」について勉強している方も多くいらっしゃると思います。

しかし!

現在のインターネット上、もしくは参考書で解説されている論文(作文)ノウハウには、1つの大きな問題があることにあなたは気づいているでしょうか?

再現性のないテクニックでは上達しない

現在、あなたが

「これなら書けそうだ!」

と感じている(勉強している)ノウハウは、以下のような内容ではないでしょうか?

 

  1. 過去問を調べろ!
  2. 過去問を用いて自分で実際に書いてみろ!
  3. 書いた論文を添削してもらえ!

 

このように、いわゆる

「過去問を利用して経験値を増やせ!」

というノウハウです。

過去問を研究するという勉強法は確かに有効です。

実際私が進めるテクニックも過去問を用いて実際に自分で書いてみようという内容なので、基本路線は同じ。

しかし、実際に自分で論文(作文)を書いてみたところで、

 

  • 書き方を知らない
  • 論文(作文)の構成を知らない

 

このような人が行っても、実行するのに膨大な時間がかかってしまいます。

論文(作文)1つにつき90分、10テーマ書くと900分。15時間以上・・・。

公務員を目指すあなたは論文(作文)をまず書いてみるだけで15時間も時間をかけれるほど暇ではありませんよね?

また、書いた論文を添削してもらえ!と言われても、公務員予備校に通ってるとかじゃないと「誰に添削してもらえばいいの?」ですよね。

つまり、

多くの公務員アドバイザーが提唱しているノウハウは、

 

再現性が非常に低い

 

とは思いませんか?

ノウハウを実行すると合格できるというより、ノウハウを実行すること自体が難易度が高すぎるのです。

再現性のないノウハウで、お金と貴重な時間を時間を浪費するのはそろそろやめにしませんか?

論文(作文)をマスターするなら

私自身は公務員予備校に通って努力し、受験したすべての公務員試験に合格してきました。

「必ず合格してやる!」

と意気込んで机に向かう日々・・・。

公務員予備校で教わった知識・ノウハウ・テクニックをもとに、結果を残すことが出来ました。

ただ、それと引き換えに貴重な時間とお金をたくさん犠牲にしてきました。

この記事を読むあなたにはそんな私が行った方法よりももっと効率が良いやり方で対策して欲しいんです。

巷(ちまた)にあふれる再現性の低いノウハウに振り回されてほしくないんです!

 

そんな訳で、大学卒業程度の試験区分の採用試験を受ける方のために、頻出・出題が予想されるテーマを合計35個厳選し、さらに35テーマ分、すべてで模範論文を作成しました。

また、高卒区分の試験を受ける方のためには、作文テーマで頻出のものから30テーマ分を厳選し、こちらも試験でそのまま使える模範作文を作成しました。

そこらへんに転がっている小手先のテクニックよりも、もっと効率が良く、汎用性の高いフレーズがギッシリ詰まっています。

また、すべて1つの流れで書いているので、この模範解答で型を覚えれば、どんなテーマが出題されようとスラスラ書けるようになります。

 

三重県庁の採用試験に合格したいと考えているなら、この模範解答は真っ先に見るべきです。

ノウハウnoteを見ながら、しっかりと勉強すれば、あなたは確実に変われます。

一生条件の悪い仕事のまま、朝から晩まで働かなくて良いんです。

公務員になれば定年まで安定した生活ができ、あなたの小さい頃からの憧れ、夢を実現させることが出来ます。

 

少し興味が湧いてきましたか?

 

何度も言いますが、私が執筆した模範論文、模範作文を読めば文章スキルを劇的に向上させることができます。

本気で

「論文(作文)の書き方を学びたい!」

「公務員に絶対になるんだ!」

「安定した人生を生きる!」

という強い意志のある方は、ぜひ下記のnoteを手にとって活用してみてください。

赤ずきん
赤ずきん
きっとあなたの論文(作文)スキルが急激にアップし、試験本番が待ち遠しくなるはずですよ!

 

社会人から公務員へ転職する方へ

公務員になりたい学生の方へ

三重県庁の面接試験はこれを読むだけで完璧に対策できる!

 

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