盛岡市の公務員試験に合格することを目指す人からすると、試験の難易度やボーダーラインがどれくらいなんだろう・・・ってすごく気になるところですよね?
また、
こんな疑問や不安をよく耳にします。
というわけで、
本文では、
- 盛岡市:採用試験の難易度
- 盛岡市:採用試験の合格率
- 盛岡市:採用試験のボーダーライン
- 合格への近道となる学習法
を解説しています。
この記事は、盛岡市の採用試験の難易度が気になる方の疑問を解消し、「絶対に合格して公務員になるぞ!」という熱い方の背中をガッツリと押す内容となっています。
ぜひこの記事を足掛かりとし、盛岡市の公務員になる夢を叶えていただきたいと思います。
盛岡市:公務員採用試験の概要のすべてを解説します
盛岡市:公務員試験の倍率を大公開!
もくじ
盛岡市:採用試験の難易度・合格率はどれくらい?

まず、盛岡市:事務職の採用試験の試験倍率を見てみましょう。
令和5年度の採用試験結果
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
大卒 | 184 | 84 | 38 | 4.8 |
短大・高卒 | 34 | 8 | 1 | 34.0 |
就職氷河期 | 62 | 10 | 4 | 15.5 |
令和4年度の採用試験結果
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
大卒 | 153 | 97 | 41 | 3.7 |
短大・高卒 | 57 | 9 | 2 | 28.5 |
就職氷河期 | 99 | 7 | 2 | 49.5 |
年度により多少の誤差はありますが、大卒区分で4~5倍程度、
短大・高卒区分では30倍程度、
就職氷河期枠では15~50倍程度になります。
他の自治体の大卒の行政職の平均倍率は7~10倍のため、盛岡市の競争率は若干低めと言えますね。
次に、1次試験を突破する倍率を見てみましょう。
令和5年度の採用試験結果
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 倍率 |
大卒 | 184 | 84 | 2.2 |
短大・高卒 | 34 | 8 | 4.3 |
就職氷河期 | 62 | 10 | 6.2 |
令和4年度の採用試験結果
試験区分 | 受験者 | 1次合格 | 倍率 |
大卒 | 153 | 97 | 1.6 |
短大・高卒 | 57 | 9 | 6.3 |
就職氷河期 | 99 | 7 | 14.1 |
こちらも年度によって倍率の高い・低いはありますが、大卒区分ではだいたい倍率にして約2倍程度、つまり、
受験者の約半数が2次試験へ進める
ということが分かります。
近年は面接による「人物重視」の採用基準で行う自治体は、多いところでは受験者の7割を2次試験に通過させることも珍しくありません。
それに比べると、盛岡市は1次試験からそこそこの受験生がふるいにかけられるため、人柄やコミュニケーション能力はもちろんのこと、基礎学力もしっかりと重視されることが分かります。
では次に、2次試験の倍率を見てみましょう。
令和5年度の採用試験結果
試験区分 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
大卒 | 84 | 38 | 2.2 |
短大・高卒 | 8 | 1 | 8.0 |
就職氷河期 | 10 | 4 | 2.5 |
令和4年度の採用試験結果
試験区分 | 1次合格 | 最終合格 | 倍率 |
大卒 | 97 | 41 | 2.4 |
短大・高卒 | 9 | 2 | 4.5 |
就職氷河期 | 7 | 2 | 3.5 |
盛岡市の採用試験の最終試験の倍率からわかることには、以下の点があります。
採用枠の少なさ:最終試験の倍率が高い場合、盛岡市が設定している採用枠が限られていることを示すことが多いです。これは、最終試験に進んだ人数がある程度多くても、最終的に採用される人数が少ない場合、倍率が高くなります。
最終試験の重要性:最終試験の倍率が高いということは、最終選考でしっかりとした評価が行われることを示しています。最終試験では面接や適性試験が行われ、採用にふさわしい人物を絞り込むために、受験者の個人特性や意欲、コミュニケーション能力が厳しく評価されることが考えられます。
面接・人物評価の重要性:最終試験の倍率が高い場合、筆記試験を突破した優秀な受験者同士の選考になるため、面接での評価が合否を決定する重要な要素となります。盛岡市にどれだけ貢献できるか、地域への理解や意欲を示すことが、最終試験で合格を勝ち取るカギになります。
職種ごとの倍率の違い:盛岡市では、事務職、技術職、福祉職など、職種によって最終試験の倍率が異なることがあります。特に事務職は倍率が高くなる傾向がありますが、技術職や専門職の場合は比較的倍率が低くなることがあります。
採用試験全体の難易度:最終試験の倍率が高い場合、盛岡市の公務員試験全体の難易度も高いと言えます。これは、合格するためには筆記試験や面接での高いスコアが求められ、他の受験者との差をつける必要があることを示しています。
盛岡市の最終試験の倍率からは、競争の激しさ、採用枠の少なさ、最終試験での評価の厳しさが読み取れます。
最終段階では特に面接や適性検査での評価が重要になるため、しっかりとした準備が必要です。
盛岡市に対する地域理解や貢献意欲を明確に示すことが、合格へのポイントとなります。
盛岡市:ボーダーライン・偏差値

盛岡市:ボーダーラインと偏差値はどれくらい?
公務員試験は採用人数や、その年の受験者数によって倍率や難易度が変わるため、一概に「何割取れたら合格できる」とは言えないのですが、盛岡市の場合、
1次試験は6割、
最終試験は6~7割取れれば通過(合格)できるでしょう。
ただ、これはあくまで目安なので、実際は「5割しか取れなかったけど2次に進めた」なんてことも当然ですがあります。
先ほどもお話した通り、盛岡市の採用試験で最難関は間違いなく面接試験ですが、そこに進むには筆記試験で点を取らなければいけません。
また、ご存知の方もいるかもですが、教養試験では一般常識や時事問題など幅広い範囲の知識が問われるため、
といった感じに、弱音を吐く人も少なくありません。
ですが、これはほぼ全ての受験生が同じ思いをしているため、苦しいのはあなただけじゃないので、何も気負うことはありません!
教養試験は数的処理と文章理解の出題数が多いため、そこを重点的に勉強するなど、「効率の良い勉強」をすればそれほど難易度って高くないんです。
盛岡市の採用試験の難易度は一般的には中レベルと言われています。
具体的な難易度は、応募する職種やその年の採用数によって異なりますが、
盛岡市の採用試験は多様な試験区分と広範な試験内容を持ち、高い競争率を伴う難関な試験であると言えます。
特に、一般行政職は倍率が高く、総合的な能力が求められるため、受験者にはしっかりとした準備が必要です。
また、盛岡市は岩手県の特性や地域課題に精通した人材を求めており、試験内容にも地域特有の問題が含まれることがあります。
つまり、地域社会の理解や市民サービスに対する意識が高い人材が求められます。
そのため試験科目の傾向や出題形式をよく把握し、対策を立てることが重要です。また、面接などの選考においては、自己PRや志望動機、適性や人柄などをアピールすることが大切です。さらに、盛岡市の組織や業務内容、行政が抱える課題や社会情勢などについても事前に調べておくと良いでしょう。
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盛岡市の人が有利?学歴は必要?
公務員になりたい人のよくある疑問で、下記があります。
- やっぱ地元(盛岡市)の人が有利ですか?
- 学歴とか職歴は重視される?
盛岡市の採用試験において、地元出身者や高学歴の人が有利かどうかについて、公務員試験の基本的な仕組みを踏まえてお答えします。
地元出身者が有利かどうか
地方公務員試験は、基本的に公平性が重視され、出身地が選考の直接的な基準になることはありません。
しかし、地方自治体で働く公務員は、地域に貢献する姿勢や意欲が重視されるため、地域理解や地元への貢献意欲を明確にアピールできる人が有利になることがあります。
地元出身者は、地域に対する深い理解や生活経験があるため、自然に盛岡市の地域課題に対する知識や意欲をアピールしやすいという強みがあります。
ただし地元出身者でない場合でも、地域に定住する意思や盛岡市で長く働きたいという意欲をしっかり示せば、同様に高い評価を得ることができます。
高学歴の人が有利かどうか
公務員試験は基本的に学歴に関係なく、試験の成績や面接での評価によって合否が決まります。
高学歴の人が有利になることはなく、筆記試験や面接でのパフォーマンスが重要です。
学歴に関係なく、試験の準備がしっかりできているかどうかがカギです。
ただし、高学歴の人が持っている知識やスキルが、特定の職種や業務において求められる場合、その点が面接や職務適性で評価されることはあります。
たとえば技術職や専門的な分野では、高度な知識や資格が求められることがあり、その分野で学んだことをうまく活用できる人が有利になる可能性はあります。
重要なのは試験対策と地域貢献の意欲
最も重要なのは筆記試験や面接での成果、そして地域貢献の意欲です。
盛岡市の公務員として地域の課題にどう取り組むか、具体的な計画や提案を示すことが大切です。
また、自己PRや志望動機を明確にし、盛岡市で長期的に働く意欲をアピールすることが合格への道を広げる要素となります。
地元出身者は地域理解や貢献意欲をアピールできる点で有利になることがありますが、出身地自体は選考に影響を与えません。
高学歴の人が有利になるわけではなく、筆記試験や面接での実力が評価の対象です。
公務員試験では公平な評価が行われるため、学歴や出身地に関係なく、しっかりとした準備と地域に貢献する意欲を示すことが重要です。
盛岡市の公務員になりたいあなたへ

盛岡市の公務員を志望するあなたへのアドバイスは以下の通りです。
1. 盛岡市の地域理解を深める
産業や経済:盛岡市は東北地方の中心都市のひとつで、観光業や農業、製造業が盛んです。これらの産業についての知識を深め、どのように地域振興に貢献できるか考えておくと良いでしょう。
地域の課題:少子高齢化、人口減少、地域活性化など、盛岡市が抱える具体的な課題について調べ、それに対してどのように取り組みたいか考えておくことが大切です。
2. 試験対策をしっかり行う
教養試験:数的処理や文章理解、社会常識など広範な分野から出題されるため、過去問を繰り返し解いてパターンを掴みましょう。
専門試験:事務職や技術職など、職種によっては専門試験も課されます。自分の志望する職種に応じた分野での知識をしっかり深めてください。
論文試験:盛岡市に関する課題を取り上げ、自分なりの提案を論理的にまとめる練習をしましょう。盛岡市の行政計画や政策に目を通しておくと、論文に説得力を持たせることができます。
面接:志望動機や自己PR、地域貢献への意欲が問われます。盛岡市の公務員として、どのように地域のために働きたいか、具体的なエピソードを準備しておきましょう。
3. 地域貢献の意欲をアピールする
面接では、地域貢献の意欲が強く評価されます。盛岡市でどのような貢献をしたいのか、明確なビジョンを持ち、それをアピールできるよう準備しましょう。地元出身者であれば、盛岡市に対する愛着やこれまでの経験を活かしてアピールすることが有効です。また、盛岡市で長期的に働きたいという意欲も強調してください。
4. 生活や健康管理を大切に
試験対策は長期にわたることが多いため、心身の健康管理が重要です。規則正しい生活を心がけ、適度な休憩やリフレッシュを取り入れながら、効率よく学習を進めましょう。
5. 長期的なビジョンを持つ
公務員としてのキャリアは長期的な視点が重要です。盛岡市の公務員としてどのように成長し、地域に貢献していきたいか、具体的なキャリアプランを考えておくと、面接などで説得力が増します。
以上の要素に加えて、自己の意欲や誠実さ、チームワークやコミュニケーション能力など、応募する職種に応じた重要な要素もあります。試験前には充分な準備と研究を行い、自己を最大限にアピールできるよう努力しましょう。
もしあなたが、
上記のように採用試験に不安を抱えているなら、ぜひ記事の最後で紹介する「ノウハウが詰まったnote」を手に取って学習してみてください!
・受験した公務員試験にすべて合格した
・公務員になりたい人を応援するメディアを6年間運営中
・執筆するnoteはベストセラー
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生半可な気持ちの人にはオススメすることはしませんが、「絶対に公務員になりたい!」と考えている本気のあなたの大きな力になれると思いますので、ぜひ手に取ってみてください。

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