このように思っている方にとって、お伝えしたい残酷な事実があります。
それは、高齢者のリアルな暮らしっぷりです。
というのも、今や高齢者の約半数が、
と感じていて、約25%の人が貧困と呼ばれる生活をしています。
つまり、「お金に困っている老人がメチャクチャ多い」という現実があり、もはや老後貧乏は公務員と言えども他人事ではない、という気がします。
では、なぜ生活に苦しんでいる高齢者が多いのか?
理由はシンプルでして、
現役世代のうちにやるべき事をやっていなかったから
でも逆に言えば、老後までの間に正しい準備をしておけば、老後貧乏になんてならずに済みます。そこで、
本文では、
老後貧乏を避けるために絶対にやっておくべきこと
についてお話していきます。
ゆとりのある老後を過ごすための手引き的な内容となっていますので、ぜひ参考にしてみてください。
もくじ
老後貧乏を避けるために絶対にやっておくべきこと
これは私の体感ですけど、安定の象徴である公務員の方でも約8割くらいの人が老後に不安を感じている、という気がします。
ただ、今からお話しする行動を現役世代(定年まで)のうちにやれば、老後の不安はほぼ解消される、と思います。
そして、老後貧乏になる可能性もグッと下げることができるはずです。
では、その行動とは何なのか?
メディアで言ってるように、「老後に2,000万円、いや、4,000万円必要だ!」みたいなことを聞いて焦ったり、絶望してる人も多いと思いますが、
それはあくまでも平均的な収入から弾き出した数字です。
ご存知の通り、公務員は世間一般的に収入が多めなので、そこを加味してお金の計画を立てることが重要になります。
ここをよく考えないと、不安を解消するどころか定年後に十分なお金が無くて、いわゆる「老後貧乏」という生活を余儀なくされます。
では具体的に、どうやってシミュレーションすればいいのか、大きく3ステップで考えていきます。
①:今の生活費を把握する
生活に必要なお金を解像度高く理解することで、自分たちの老後には月にいくら必要かが見えてきます。
たとえば40代で子供が2人いる生活費を考えてみましょう。
食費 | 8万円 |
住宅費 | 10万円 |
教育費 | 5万円 |
保険料 | 3万円 |
通信費 | 1万5,000円 |
水道光熱費 | 3万円 |
おこずかい | 5万円 |
交通費・ガソリン代 | 3万円 |
雑費 | 3万円 |
合計 | 41万5,000円 |
この数字をベースに老後の生活費を考えていきます。
たとえば、老後は子供が独立するから食費が4万円で足りるなぁ。
住宅ローンが終わるし、教育費もかからなくなるから丸々そこはゼロになるなぁ。
あと、光熱費も交通費も半分くらいになりそう。
雑費も半分になるかも。
でも、旅行とか行きたいからおこずかいは倍の10万円にしよう。
で、その結果、
食費 | 4万円 |
住宅費 | 0円 |
教育費 | 0円 |
保険料 | 3万円 |
通信費 | 1万5,000円 |
水道光熱費 | 1万5,000円 |
おこずかい | 10万円 |
交通費・ガソリン代 | 1万5,000円 |
雑費 | 1万5,000円 |
合計 | 23万円 |
上記のようになりました。
②:支出をどのようにまかなうか考える
老後の収入源は以下の2つが主なものになりそうです。
- 年金収入
- 資産(貯金の取り崩しなど)
アルバイトをすれば収入源は3つになりますが、公務員の場合、退職金やこれまでの貯金を取り崩しながら年金と合わせて老後を生きていくケースがほとんどだと思います。
で、先ほどの23万円の出費をどのようにまかなっていくかですが、
夫婦2人で23万円の年金をもらえるなら、その時点で毎月の生活費はクリアできます。
もし年金が15万円しかもらえない場合、残りの8万円をアルバイトをして対応するのか、
資産の取り崩しで対応するのか、
株式など投資の配当で補完しながら対応するのか。
ちなみに、老後が66歳から90歳までの25年とすると、
単純計算で、
8万円×12ヶ月×25年=2,400万円
が必要になります。
この数字を見て、「ヤバいな」とか、「このままだと全然足らないぞ」というのであれば、今から投資をして将来に備えるべき、と思います。
③:想定される大きな出費を洗い出す
たとえば、マイホームの資金とかリフォームといった「住宅にかかる費用」や、「医療費・介護費」ですね。
この部分はマイホームを持ってるとか、大病をしているとか介護が必要な家族がいるとか、人によって異なりますが、世間一般的な相場は把握できますので、その金額を見ておくと良いでしょう。
ちなみに、家のリフォーム代はだいたい300〜500万円。
老後の医療費・介護費も500万円程度と言われています。
老後の計画を誤らないために併せてやるべき4つの対策
これまでお話したように、老後の生活をシミュレーションして計画を立てられるかどうか、これが最も大事な老後貧乏にならないための「柱」になります。
ただ、これまでにお話したことをやっておけば絶対に大丈夫なのかというと、必ずしもそうとは言えないんです。
計画を狂わずに実行できるとも限りませんし、50代というのは突発的なことが起こりやすい年代なので、想定外のことが起こりやすいのも確かです。
なので、石橋を叩きまくって渡るくらいの準備をしていないと、大きなお金を失い、せっかくの計画が水の泡になってしまうことも十分考えられます。
そこでこれから、老語のシミュレーションを無駄にしないために併せてやるべきことを4つお話します。
①:親の資産の把握
日本人の平均寿命は男性が81歳、女性が87歳なので、相続が発生する年齢は50代が多いと考えられます。
遺産相続と聞くと、
くらいに思っている人もいるかもですが、実はなかなか大変な思いをする人も少なくありません。
代表例として、親に負債(借金)があった場合です。
相続をすると、基本的に資産だけでなく負債も引き継ぎます。
つまり、あなたが親の借金の肩代わりをさせられる危険性もあるというわけです。
もちろん、相続破棄をすれば借金まで引き受けなくてもOKです。
が、相続破棄は親が亡くなってから3ヶ月以内に家庭裁判所に申し立てをしなければいけないんです。
親の資産状況を把握していないと、思わず借金を払うことになる・・・なんて事にもなりかねないわけです。
また、親がお金を残してくれたケースだと、兄弟・姉妹間で相続で揉めることもよくあります。
仮にそうなれば、多額の弁護士費用がかかるケースもありますし、精神的にもすごく疲弊することでしょう。
あと、相続するものが土地の場合、その土地に誰か住むのか、そして固定資産税は誰が払うのか、といった問題も発生するでしょう。
だからこそ親の資産状況をなるべく早く把握し、兄弟・姉妹間でどのように資産を分けるか、いざという時のことを話し合っておくのがすごく大事、だと思いますね。
②:少額でもいいので投資を始める
少額からでもいいので、とにかく投資をすることはメチャクチャ大事です。
こういう話をすると、
みたいな解釈をされる方が多いのですが、ここではそういったニュアンスの話ではありません。
もちろん、老後を楽しく過ごせるために若いうちからコツコツと投資して給料以外の収入の柱を作ることは凄く大事なのですが、ここでは違った切り口の話です。
どういった話かというと、退職金を手にするタイミングで普段利用している銀行とかから、
みたいな提案をされて、百戦錬磨の営業マンのトークにやられて、
手数料の高い投資商品や、
リターンの少ない保険商品や、
不動産投資とか太陽光投資などで大きなお金を失うパターンですね。
いずれもよく聞く話ですが、だいたい皆さん、
なんて思うのですが、世の中にはそんな人が山ほど引っかかって損をしているんです。
これには大きな理由があって、これまで投資をしたことがないようなマネーリテラシーの低いまま、大きなお金を手にした人ほど引っかかるように世の中は出来ているんです。
大金を手にして気が大きくなってしまったとか、
これから迎える老後に不安を強く感じているとか、
さまざまな理由で、結果的に営業マンに言われるがまま誤った投資をしてしまうわけです。
お金と不安を抱えている高齢者って、営業する側からすると、最高のターゲットですからね。
ただ、失敗すると大事な老後の資金を失うことになりますし、退職してから大きな失敗をするともう取り返しがつきません。
だからこそ、定年してからカモられないための知識をつけるためにも、早いうちから投資を実際にやって実践で知識をつけることがメチャクチャ大事なんです。
というのも、自ら勉強して証券口座を開設して、どの株を買えば儲かりそうかを調べるうちに「投資の基礎力」みたいなものが身につくんです。
恐らく勉強していくと、
S&P500か全世界株式(オールカントリー)を積み立てして買うのが一番勝率もリターンも高い
という結論に行き着くと思うのですが、そういう正しい知識を身につけることが出来たら必然的に、
銀行などが提案してくる手数料がバカ高いものや、
一見リターンが大きいように見える落とし穴のような商品は買うべきではない、
と自然に判断が出来るようになるはずです。
そして結果として大きなお金を失うことを防げるわけですね。
③:生活レベルをコントロールする
老後を迎える前に「節約スキルを身に付けましょう」ということですね。
たとえば外食を減らして食費を抑えたり、余計な人付き合いはなるべく減らしていくとか、
このような感じで生活費をコントロールできるようになるのが大事です。
記事の前半では「計画の重要性」についてお話しましたが、すべて計画通りに進まないのが人生ってものです。
たとえば、老後資金を思うように貯めることが出来なかったり、
物価が想定していたよりも遥かに大きく上がって計画が狂うことも十分考えられます。
こんな時に節約スキルが無いと、老後にお金が足りなくなる、つまり「老後貧乏」になってしまうわけです。
でも生活レベルをコントロールできるスキルがあるとどうでしょうか?
その時に応じて柔軟に対応することができるはずです。
つまり、多少計画が狂ったとしても比較的安定した人生を送れるようになるのではないでしょうか。
④:健康のために行動する
これが一番大事です。
理由は言うまでもなく、健康じゃなくなると老後のシミュレーションや計画が水の泡になってしまうからです。
大病をすると医療費がかかってしまうし、何より定年の65歳まで働けなかったら生涯年収が下がってしまいます。
また、趣味とか旅行とかを楽しむことも出来なくなってしまうでしょう。
なので、以下のことを実践するのは健康で居るためにマストなことなのかな、と思います。
- 酒やタバコを控える
- 間食をやめる
- バランスの良い食事を心がける
- 適度な運動の習慣
つまり、自分の健康のために行動することが非常に重要になるわけです。
たしかに健康への行動は大変かもしれませんが、大半は節約に繋がることが多い、という気がします。
自分の老後のためにも、大事な家族のためにも、今日から健康を意識して生活していきましょう。
さいごに:老後貧乏を避けるために
現実として、厳しい老後を送っている人は少なくありません。
おして、老後に漠然とした不安や恐怖を感じている人もとても多いです。
それは公務員とて同じです。
ただし、現役のうちにしっかりと準備をしておけば、それほど不安や恐怖を感じる必要はないのかな、という気はします。
自分自身の老後の生活について、今の生活費をもとにシミュレーションする。
そしてその上で具体的な数字を算出して、貯蓄の計画を立てる。
基本的にこれを実践すればOKです。
正しい知識を身につけ、正しい準備をすれば老後や将来の不安が解消され、「今」に集中できるようになるはずです。
自分のため、そして家族のためにも、
- 親の資産の把握
- 少額でもいいので投資を始める
- 生活レベルをコントロールする
- 健康のために行動する
上記の4つをなるべく若いうちから始めてみましょう。
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