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【熊本県警察・集団討論攻略ガイド】一番高い評価を受けるために必要な試験テクニック

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狼くん
狼くん
集団討論って経験がないから不安しかないんだよね・・・。
赤ずきん
赤ずきん
大勢の受験生の中で自分の意見を言わなければならないのって緊張するよね。
狼くん
狼くん
ちなみに集団討論の対策方法、コツとかテクニックとかってあるの?
赤ずきん
赤ずきん
もちろんあるよ!それじゃあ熊本県警察の傾向と対策はもちろん、集団討論の本質を理解することから始めよう!

 

本文では、

  • 熊本県警察:集団討論の傾向
  • 熊本県警察:集団討論の過去問
  • 熊本県警察の採用試験に合格する対策法

について解説しています。

 

集団討論では司会をすべきとか、バランス役に徹した方がいいとか聞いたことがあるかもですが、意外にも多くの人が集団討論の本質を知らないでいます。

本質を知らないで試験本番を迎えてしまうと、知らないうちに評価されない立ち振る舞いをしてしまうかもしれません。

この記事では熊本県警察の集団討論の概要はもちろんのこと、対策法や過去に出題されたテーマについて解説しています。

集団討論の本質や対策法が分からない方は、このまま読み進めてください。

赤ずきん
赤ずきん
別の記事では熊本県警察の面接対策も紹介しているので、合わせて読んでみてくださいね!

熊本県警察:集団討論の傾向

熊本県警察の集団討論はA区分(大卒程度)の2次試験で実施されます。

集団討論の流れ

試験の流れは以下の通りです。

 

  1. 人数分け
    試験会場ではまず始めにグループ分けが行われます。(1グループは5〜10人前後)
    通常、他の自治体では集団討論は6〜8人くらいで行われるのですが、熊本県警察もグループの人数はスタンダードな感じですね。しかし、5人以上も受験生がいるため「発言する少ないチャンスを活かせるかどうか」が評価の鍵になります。
  2. 試験の説明
    受験生同士で集団討論型の試験が行われます。
    試験の説明が担当者からされて、試験開始時刻になると討論スタートです。
  3. 試験(討論)
    3人の面接官が見守る中、集団討論をします。
    まず始めに5分ほど一人で考える時間が与えられ、その後40~50分程度集団討論を行います。

 

集団討論では、

 

  1. 司会者を決める
  2. 討論の際は他の受験生を番号で呼び合う
  3. 発言するときは自分の番号を言ってから行う

 

上記のルールがあります。

聞かれる内容としては、与えられたテーマに対する自分の意見はもちろんのこと、「他の受験生の意見に対してどう思うか?」なども聞かれます。

なので、緊張しているからといって他の受験生の発言をしっかりと聞いていないと質問に答えられないという事になりますので、常に他者の発言には耳を傾けておきましょう。

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熊本県警察:集団討論の過去問

狼くん
狼くん
集団討論って一体なにについて討論するの?
赤ずきん
赤ずきん
だいたい自治体の抱える課題や、熊本県に関することが題材となっているよ!

令和4年度(2022年)

過去のテーマ
1 国際化が進む中、これまで以上に外国人労働者を積極的に受け入れるべきだという意見について
2 本年4月から特定少年(18歳及び19歳の少年)が事件を起こして起訴された場合、実名が公表される改正少年法が施行されましたが、年齢に関わらず一定の凶悪事件を犯した全ての犯罪少年を実名報道するべきだという意見について
3 近年、防犯カメラの設置が急速に進んでいるが、設置が可能な場所には全て防犯カメラを設置するべきだという意見について
4 小学生がスマートフォンを保有することについて
5 一定の性犯罪を犯した前歴者の再犯防止を目的として、その体内にGPSを装着する制度を導入してはどうかという意見について
6 大多数のSNSは匿名による利用が可能となっているが、匿名でのSNS利用について法的規制をかけるべきだという意見について
7 高齢運転者による重大事故が多発している現状から、運転免許を保有できる年齢に上限を設定するべきだという意見について
8 16歳以上であれば運転免許証なしで電動キックボードが利用できるようになる規制緩和に対し、さらに年齢の下限を引き下げてはどうかという意見について

熊本県の公式ホームページより引用

 

令和3年度(2021年)

過去のテーマ
1 「1週間当たりの休みを1日増やし、週休3日とすることができる“選択的週休3日制”を導入してはどうか」という意見について
2 「給与の受取について、銀行口座を介さず、スマホ決済アプリなどで行う“デジタルマネー払い”を可能にしてはどうか」という意見について
3 小学生がスマートフォンを保有することについて
4 「警察に対する緊急を要しない相談や問合せへの対応について、原則開庁時間(平日昼間)に限ることとしてはどうか」という意見について
5 「高齢運転者による重大事故が多発したことなどから、運転免許を保有できる年齢の上限を設けてはどうか」という意見について
6 「商店街、商業施設など多くの人が出入りする場所全てに防犯カメラを設置してはどうか」という意見について
7 感染症の感染拡大防止のため、知事が行う休業要請等に対し、事業主が生活の存続を理由に通常どおり営業を行うことについて
8 「性犯罪を犯した前歴者の再犯を防止するため、その身体にGPSを装着させ監視する制度を導入してはどうか」という意見について
9 特定少年(18歳及び19歳の少年)が事件を起こして起訴された場合に実名が公表される制度について
10 運転免許の更新等の手続を簡略化するため、運転免許証とマイナンバーカードを一体化させる制度について

熊本県の公式ホームページより引用

 

令和2年度(2020年)

過去のテーマ
1 【自殺統計について】
日本の自殺死亡率(人口10万人当たりの自殺者数)は減少傾向にあるものの、諸外国と比較すれば、依然として高い水準で推移しています。
特に、学生、生徒等の未成年者層では、自殺者数、自殺死亡率ともに上昇しています。
そこで、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめてください。
(自殺統計の特徴)
○ 月別自殺死亡率 3月~5月の自殺死亡率が高い。
○ 自殺の多くは多様かつ複合的な原因及び背景を有しており、様々な要因が連鎖する中で起きている。
○ 未成年者層の原因・動機別 学校問題、健康問題、家庭問題の順に多い。
1 未成年者層で自殺者が増加している要因について
2 自殺を防止するための取組について
2 【熊本県の人口減少について】
熊本県の人口は約182万8,000人(平成29年人口動態調査)ですが、年々減少傾向にあり、特に14歳以下の人口は、平成19年から平成29年までの10年間で約25万8,000人から約23万8,000人と、約2万人減少しています。
そこで、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめてください。
1 人口減少が熊本県に与える影響について
2 人口減少を抑止するための取組について
3 【男性の家事育児時間について】
6歳未満の子を持つ日本人男性の育児時間は、2016年で1日平均48分であり、先進国中最低の水準です。また、熊本県における男性の家事時間は、国内でも低い水準にあります。
男性の週60時間以上の就業は全体的に減少傾向ですが、30代、40代では他の年齢層に比べて高い傾向にあります。
他方、スウェーデンでは、育児休業制度が日本より充実しており、現在では9割以上の男性が育児休業を取得しています。
そこで、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめてください。
1 日本人男性の家事・育児時間が短い原因とその影響
2 男性の家庭への関わりを増やすための方策
4 【食品ロスについて】
日本では、本来食べられるのに捨てられる食品(以下「食品ロス」という。)の量が、年間約612万tにのぼり、1人当たり年間48㎏の食品を廃棄していることになります。この量は、世界全体で発展途上国の食料不足緩和のために行われる援助量の約2倍に当たります。
このような現状を踏まえ、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめてください。
1 食品ロスの要因とこれに起因する問題点
2 食品ロスを減らす対策
5 【若年層の薬物汚染について】
近年、薬物事犯全体の検挙人員は13,000人台で推移し、横ばい状態が続く中、大麻事犯は増加傾向にあり、特に、人口10万人当たりの年代別検挙人員では、未成年を含む30代以下が全体の8割以上を占めています。
若年層での増加の一つに、大麻の危険性や有害性への認識の低さが指摘されていますが、このような現状を踏まえ、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめてください。
1 若年層の検挙者が増えている背景
2 薬物乱用防止のために効果が期待される取組
6 【健康増進法について】
平成30年の健康増進法の一部改正により、本年4月から、原則飲食店や商業施設などには、全面禁煙若しくは未成年者の立ち入りが禁止された喫煙専用室の設置等が義務づけられました。これに先駆け、警察本部庁舎内も昨年から全面禁煙としています。
本改正は、望まない受動喫煙の防止を目的としていますが、次の点について討論し、グループとしての意見をまとめてください。
1 たばこの有用性と有害性
2 受動喫煙防止のために必要な対策

熊本県の公式ホームページより引用

 

令和元年度(2019年)

過去のテーマ
1 個人情報の流出要因と流出がもたらす影響、及び流失を防止するための対策について
2 児童虐待が起こる原因と根絶するために必要な対策について
3 いじめに起因する犯罪と、相談を受けたり、見聞きしたときに留意すべき点について
4 身近な高齢者に対して運転免許の自主返納を促す際の留意点と自主返納制度をより一
層推進するための効果的な施策について
5 電子決済サービスの普及に伴う利点と問題点、及び犯罪を防ぐための取組について
6 小学校1,2年生を対象とした交通安全教育について
7 あおり運転が発生する原因と防御対策について
8 不適切動画を投稿する理由や目的、及び動画や画像をインターネット上に公開する際の注意点について
9 振り込め詐欺被害を防止するためのキャンペーンについて
10 大麻の薬物乱用が若年者に多い理由と防ぐための取組について
11 「自画撮り被害」において、裸の画像を送信してしまう側の心理と防止するための対策について
12 空き家増加に伴う問題点と対策について

熊本県の公式ホームページより引用

 

テーマは社会問題もしくは熊本県に関することが取り上げられています。

なので、普段からニュース等を見て時事ネタはもちろん、そのニュースに対しての自分の意見を考える習慣を身につけておきたいですね。

そんな熊本県警察の集団討論ですが、他の受験生よりも高評価を得るためには、問題解決策を述べるだけでなく、解決策を講じることによるメリット・デメリットも挙げ、「どうすればデメリットを解消できるか」の施策まで考えること!

たとえば、「◯◯をするには経費がかかる」とデメリットだけを挙げるだけなら誰でもできます。そうではなく、

 

経費がかかるが、複数の自治体で共有すれば自治体一つ一つの負担を軽減することができる

 

このような解決案も発表できると面接官からの印象が良くなりますね。

では次に、実際に集団討論のお題が与えられてどのように考えていくかを解説します。

 

「高齢運転者による重大事故が多発したことなどから、運転免許を保有できる年齢の上限を設けてはどうか」という意見について

熊本県の公式ホームページより引用

 

上記は令和3年度に熊本県警察の集団討論で実際に出題者されたテーマになります。

こういった交通に関するテーマは警察の試験では比較的頻出なので、対策はしやすいと言えます。

このテーマで議論する場合、考えるべきことは次の通り。

 

  1. 高齢者による重大事故が多発している現状
  2. 運転免許を保有できる年齢の上限の是非について
  3. 保有できる年齢の上限を実施した際に考えられるデメリットと解消法

 

このように与えられた議題を順序立てて考えていきます。

①は、まず「高齢者による重大事故」についての現状を説明をします。

次に②、③ですが、ここが討論の本題になります。

運転免許を保有できる年齢の上限の是非について意見を述べ、実施した際のメリット等をいくつか挙げるわけですが、その際メリットだけでなく、その対策を行う上で考えられるデメリットと解消法までしっかりと考える必要があります。

議題が与えられた瞬間、対策案、デメリットをいくつか挙げ、そのデメリットを解消するための施策を提案することが評価される集団討論になります。

多くの受験生はただやみくもに対策案を挙げ、たくさん挙げれたからどうか評価してくださいね!という流れに持っていきますが、それだと面接官からあまり高い評価は得られません。

集団討論で発表する施策については、

 

  1. 公助:行政(警察)ができること
  2. 自助:住民ができること
  3. 協働:行政と住民が協力してできること

 

上記の流れで意見を挙げれるようにすることが評価される集団討論に繋がります。

赤ずきん
赤ずきん
アイデアや解決策がスラスラ浮かぶようになるための方法は記事の最後で紹介しているよ!

熊本県警察・集団討論攻略ガイドまとめ

熊本県警察の採用試験で実施される「集団討論」について解説してきました。

正直、集団討論にコミュニケーション能力は関係ありません。

話上手な人だろうが、話下手な人だろうが一切関係なく、誰でも高評価を得るチャンスは平等にあります。

しかし、

 

「集団討論=よく話し、目立った者が評価される」

「司会をやれば高評価に繋がる」

 

という勘違いをしている人が大変多いんですよね。

また、自分はコミュニケーション能力が低いから集団討論で評価されるのは難しい・・・と思っている方も多いと思います。

そのように考えてしまっていたら、「集団討論で評価される本質」からどんどんズレていってしまうため、

面接官から評価されず、頑張っているのに合格から遠ざかってしまうという事態におちいってしまいます。

記事内ですでにお話しましたが、集団討論で大切なのは、

 

「集団討論のテーマが与えられた時に次々とアイデアが頭に浮かぶ状態になれるかどうか」です。

 

つまり行政が抱える課題の事例、そしてその課題に大した行政が行うことで解決できる案と、住民が行うことで解決できる案をいくつか提案すること。

そしてそのためには「過去に出題された集団討論のテーマを研究すること」が最も効果的な勉強法でして、集団討論で使える知識・アイデアをあなたの中にストックすることが出来れば最強の評価を得ることが出来ます。

狼くん
狼くん
でも、それってメチャクチャ難しくない!?

 

集団討論において次々とアイデアを出すことは一見難易度が高そうですが、私が執筆した『集団討論をマスターするための手引き【頻出 + 出題が予想されるテーマを徹底解説】』を読むだけで、必要な施策などのアイデアを次々とストックしておくことが出来ます。

当ブログの読者様の多くが、この方法で努力し、結果を出しています。

集団討論で高評価を獲得している人は、コミュニケーション能力に優れているとかではなく、正しい対策を正しく継続した結果だと私は思います。

 

だから、この記事を読んでくれているあなたは、

集団討論でどうなるか不安・・・

という弱気な考えを捨てて、

集団討論を支配して覇者になる!

という強気な考えを持って欲しいです。

 

私が渾身の力で書き下ろした集団討論ノウハウを使えば、

 

🔑行政・自治体が抱える問題

🔑その課題に対して行政が取るべき施策

🔑取るべき施策に対するメリットやデメリット

 

が書かれているため、あなたはただ読むだけで集団討論で勝てるスキルが身につくようになります。

集団討論に自信のない方はもちろん、自信がある方にとっても圧倒的な知識武装になるので、ぜひ手に取って活用してください。

↓↓ グループの中で脇役のままでいいですか? ↓↓

▶︎集団討論はこれであなたが主役になれる!

 

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