・面接でよく聞かれる質問ってどんなこと?
・面接の傾向と対策とかあれば知りたい!
このような疑問にお答えする記事になっています!
面接が重要なのは分かってるけど、人前で話すのとか慣れてないし、そもそも対策って何からすればいいか悩みますよね?
なので、ついつい「先に教養試験の勉強からやろう!」となって、結果的に面接対策がおろそかになりがち・・・。
というわけで、
本文では、
- 川崎市の面接の傾向と対策
- 川崎市の面接カードについて
- 川崎市の面接でよく聞かれる質問
について解説しています。
川崎市の採用試験に合格したいなら面接での失敗は絶対に許されない訳ですが、面接で高評価を獲得するにはどうすればいいの?と分からない人も多いはず。
結論から言いますと、過去の試験でよく聞かれた質問を把握し、その質問に対して「やる気と人柄」が伝わる回答を準備することが最高の対策になります。
また、面接試験を左右するといってもいい「面接カード」を完璧に書き上げるのも面接を有利に進める上で重要な戦略になります。
この記事では川崎市の面接でよく聞かれる質問に加えて、面接カードのポイントも紹介しますので、ぜひ記事の最後までお付き合いくださいね!
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もくじ
川崎市:面接試験の傾向と対策
まず始めに、川崎市の面接試験の傾向を説明します。
- 個別面接はすべての試験区分で2次に行われる
- 面接でチェックされるポイント
- 合格率
①:個別面接はすべての試験区分で2次に行われる
川崎市ではすべての試験区分で2次に個別面接が行われます。
他の自治体同様、川崎市においても面接試験のウェイトは非常に高いことから、筆記試験で学力を図るよりも面接によって「人物重視」で採用したいという狙いが感じられます。
ちなみに、大卒・社会人枠・就職氷河期世代枠の試験では1次で「面談試験」という、面接試験よりもフランクな対話形式の試験が行われます。
また、大半の試験区分で「集団討論」が2次試験で実施されます。
②:面接でチェックされるポイント
川崎市の面接試験でチェックされることは次の通りです。
- 積極性 ・率先して物事に取り組むことができるか
- 必要な自己主張ができるか
- 熱意や意欲を持って物事に取り組めるか
- 協調性 ・考え方や立場が異なる他者とやりとりできるか
- 他人を思いやり、自己中心的なところはないか
- 集団の中にうまく溶け込めるか
- 責任感 ・誠実にものごとに対処しているか
- 組織人として自覚的な行動ができるか
- まじめで、信頼できるか
- 安定性 ・落ち着きがあり、安定しているか。動揺はないか
- 場に応じた自己規制をすることができるか
- 困難に直面しても冷静に対応できるか
- 表現力 ・質問に対する応答は適格か
- 話している内容に一貫性があるか
- 話し方がわかりやすく簡潔か
上記はすべて重要ですが、中でも重視されるのは「積極性」と「協調性」になります。
採用側は「自分で考え、失敗を恐れずにチャレンジできる人材」を採用したいという思いがあります。
また、公務員の仕事は個人プレーよりもチームワークで行うことが多いため、職場での人間関係を上手くやっていける「協調性のある人」を望んでいます。
「これまでに努力してきたことは?」
「苦手な人はどんなタイプの人ですか?」
このような質問を通じて「あなたの人柄と熱意」を十分にチェックされることになりますので、面接官に自分を売り込めることが出来るような回答を必ず準備しておきましょう!
圧迫面接って公務員試験でもあるの?
結論から言いますと、
公務員試験では圧迫面接はありません!
たとえば、「あなたのやりたい事は公務員じゃなくて民間企業でも出来ますよね?」みたいな、ちょっと意地悪でプレッシャーをかけるような質問は来ないということ。
私のような就職氷河期世代が就活していた2000年代前半は「圧迫面接」が流行っていたのですが、最近は「圧迫面接する自治体(企業)=ロクでもない組織」と思われるということから、圧迫面接は一部のダメな組織でしか行われていません。
主に「あなたに関すること」や「自治体の課題について」などがよく聞かれています。
③:合格率
各試験区分の行政事務の面接試験の倍率(2次試験)は次の通りです。
区分 | 合格率 |
大卒程度 | 約1.7倍 |
高卒程度 | 約3.0倍 |
社会人採用 | 約3.4倍 |
就職氷河期世代を対象 | 約3.4倍 |
障がい者 | 約5.3倍 |
面接試験の合格率は、だいたい上の表の通りです。
1次試験を突破して安心する人も多いですが、2次試験でも3人~5人に1人しか合格できない競争率なので、かなり高いハードルなのが分かると思います。
川崎市:過去の面接試験で頻出の質問
川崎市でよく聞かれる質問は次の通りです。
- 自己紹介をお願いします。
- なぜ川崎市で働きたいと思ったのですか?
- なぜ公務員を目指したのですか?
- 川崎市の魅力や特色についてどう思いますか?
- あなたの強みと弱みを教えてください。
- 最近のニュースで関心を持ったことは何ですか?
- チームでの仕事経験について教えてください。
- 自分がリーダーシップを発揮した経験を教えてください。
- ストレスやプレッシャーにどう対処しますか?
- 公務員としてどのように市民に貢献したいですか?
- ボランティア活動や地域活動の経験はありますか?
- 仕事とプライベートのバランスをどう取りますか?
- 新しいことに挑戦することについてどう思いますか?
- 長期的なキャリアプランを教えてください。
- 失敗した経験とその対処法について教えてください。
- 同僚とのコミュニケーションで大切にしていることは何ですか?
- 市民からの苦情対応の経験がある場合、どう対応しましたか?
- 自己改善のために行っていることはありますか?
- 川崎市の行政サービスについて意見はありますか?
- 公務員としての倫理観についてどう考えますか?
- 突然の業務の変化にどう対応しますか?
- 川崎市で解決したい問題は何ですか?
- 他の応募者と比較して、あなたが選ばれる理由は何ですか?
- 残業や休日出勤についてどう考えますか?
- 自分の専門知識やスキルがどのように役立つと思いますか?
- 市のイベントや行事に参加したことがありますか?
- 市民のニーズをどのように把握しますか?
- 公務員として守るべき規範や原則について教えてください。
- 川崎市の歴史や文化について知っていることを教えてください。
- 最後に、何か質問がありますか?
これらは頻出の質問のほんの一部です。
面接対策って具体的にどうすればいいの?と悩む受験生も多いですが、対策の本質は、
- 質問される内容を事前に頭に入れておく
- その質問に対するベストな回答を準備する
- ハキハキと元気に話す練習をする
難しく考える必要はなく、この3点だけでOKです!
川崎市:面接カードについて
面接カードとは様々な設問に答えた上で事前に提出するもので、面接での質問の材料に使用されることになります。
ちなみに、横浜市の面接カードで問われる質問は以下の通りです。
- 最終学歴
- 最終学歴卒業(修了)後の職歴等
- 授業やゼミ、研究室、卒業論文など、学校で学んだ内容や研究テーマを記入してください
- 活動(サークル活動)、アルバイト、ボランティア活動等について主なものを記入してください
- 志望動機(川崎市を志望した理由、取り組みたい仕事、あなたが就職先を選択する上で重視しているポイントなど)を記入してください
- 自己紹介、PR欄(性格や趣味、最近関心を持っている事柄、あなたを採用することの川崎市にとってのメリットなどを自由に記入してください。)
- 今までに力を入れて取り組んだことについて記入してください
- PRしたい免許、資格等があれば記入してください(語学、情報処理、事務系、技術系、技能系の資格、免許などを3つまで)
答えやすい設問もあれば、どう書こうか悩んでしまう設問もありますね。
⑤、⑥、⑦あたりの設問には頭を悩ませる人も多いのではないでしょうか?
すでにお話した通り、あなたが面接カードに書いた内容に沿って面接試験では質問されることになります。
なので面接が上手くいくかどうかは、「面接カードの出来次第」といっても過言ではありません!
また、面接カードの設問と同じ内容の質問をされた場合、同じ解答をした方が良いのは当たり前!
たとえば、あなたの集団の中での役割を問われた場合、面接カードには「縁の下の力持ち」と書いてあるのに、面接本番では「リーダーだった」と答えるのはチグハグですし、話に一貫性がありません。
そうなると当然、「この人は嘘つきなのかな・・・」と、面接官からの評価は爆下がりしてしまいます。
なので、面接カードに書く内容は覚えておくためにぜひコピーを取っておきましょう!
川崎市の面接試験対策はいつから始めるべき?
すでにお話した通り、川崎市は面接試験の配点が大きいため、
合格できるかどうかは面接にかかっている
といっても過言ではありません!
なので、合格したいのであれば計画を立てて準備することが不可欠。
というのも、筆記試験の勉強に集中するあまり、ついつい面接を後回しにしたりおろそかにする人が少なくないのですが、それらの大半は試験に落ちているという事実があります。
生まれながらのコミュ力モンスターだ!という自覚がない限り、面接を片手間で乗り切ることは出来ません!
面接対策は自己分析に加えて、川崎市の政策や仕事内容まで幅広く調べておかないと質問に答えられなかったり、深掘りされてミスをおかすことになりかねません。
なので、筆記試験と並行して早い段階から面接対策に取り掛かることをオススメします。
川崎市:面接攻略ガイドまとめ
本文では川崎市の採用試験で実施される面接試験と面接カードについての対策法を解説しました。
川崎市は試験区分によっては2度も面接試験を行うあたり、「人物重視の採用基準」になっていることが分かります。
なので教養試験の勉強に全集中するのではなく、面接対策に時間と労力をかけた方が合格する可能性はグッと高まります!
記事内でお話した通り、面接対策の手順は以下の3ステップでOKです。
- 面接の流れを把握する
- 面接でよく聞かれる質問を把握する
- 話す内容を考える
というわけで、長々とお話してきましたが、川崎市の採用試験で合格したいなら「他の受験者よりも圧倒的に質の高い準備」をすることが最強の一手になります。
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