すでにご存知かと思いますが、2024年1月からNISAが改革されて、簡単に言うと「メチャクチャお得な制度になった」というところです。
細かい説明はこの記事では省きますが、
年間360万円の枠があり、一生において1,800万円が上限で、
儲けた部分は生涯非課税なので、本当に神制度と言えますね。
なので、
と過激な発言をしても許されるんじゃないか、というくらい、お金持ちになりたいなら絶対にやらないといけない制度なのは間違いありません。
もくじ
新NISAで格差は必ず生まれる
新NISAを有効活用する人とそうでない人の間で大きな貧富の差が起こる、つまり「格差」が生まれるのは誰の目から見ても明らかです。
たとえば最速の5年で1,800万円の枠を埋めて、そこから30年、控えめな設定で年利5%としても、今から35年後の資産額は8,000万円を超えます。
新NISAで人気のインデックスであるS&P500の場合、これまでの平均年利は10%くらいなので、おそらく8,000万円どころか1億は軽く超える、と思います。
8,000万円になったとして、本来なら利益分の5,200万円の20%を税金で持っていかれるのですが、新NISAの場合は非課税。
新NISAの凄さって儲けた分が非課税なのはもちろんですが、本当の凄さは、
人々の投資マインドが大きく変わること
だと思うんですよ。
新NISAを通じてマネーリテラシーを高めた人はドンドン投資して資産形成していくのに対し、
「新NISAなにそれ美味しいの?」状態の人は、現状維持どころか、物価の上昇により生活はドンドン厳しくなっていく。
今この記事にたどり着いて読んでいるあなたは、ずいぶんマネーリテラシーが高い方だと思います。
でも、新NISAで間違った運用をしていては、言うまでもなく右肩上がりの資産形成をすることが出来ないでしょう。そこで、
本文では、
絶対にやってはいけない新NISAの使い方
について解説していきます。
この記事をしっかりと読むことで、新NISAの正しい使い方が分かり、
あなたの資産形成が上手くいく確立をグググっと高めることが出来ると思います。
ちなみにこの記事を書く私のプロフィールは以下の通りです。
【赤ずきんのプロフィール】
・某政令市に勤める平凡な公務員(40代半ば)
・株式投資歴20年以上
・自分でも引くくらいお金が大好き
・現在の金融資産は1億円以上
私はイチ公務員としてコツコツとお金を貯め、投資をし、このブログで公務員の方のマネーリテラシーを高め、豊かな人生を送れるように有益な情報を発信しています。
銀行や郵便局で投資をしてはいけない
新NISAで絶対にやってはいけないことの1つ目は、銀行や郵便局を利用して投資をするということです。
多くの方にとって銀行や郵便局といった金融機関って身近な存在で、無くてはならないものですよね?
で、新NISAは銀行でも始めることができるため、銀行員から勧められたり、安心感があるから銀行で投資を始めてみようかな、という人もいるのではないでしょうか。
なおここで言う銀行とは、地方銀行やメガバンク、信金、ゆうちょなど全てを指します。
じゃあ、なぜ銀行をはじめとした金融機関で投資をしてはいけないのか、ですが、理由は次の通りです。
- 手数料がすごく高い
- 個別株を購入できない
- 取扱商品(銘柄)が少ない
- 手数料、利便性、すべてにおいてネット証券に劣るから
①:手数料がすごく高い
銀行って多くの場合、土地を借りて店舗を構え、
給料の高い社員を何人も抱えているため、
手数料をたくさん取らないとやっていけないように出来ています。
これは対面型、つまり店舗を構えている証券会社も同じでして、手数料を安くして投資をするならやはり、
- SBI証券
- 楽天証券
の2択だと思いますね。
② :個別株を購入できない
銀行では個別株を購入できません。
たとえば、トヨタとかソフトバンクといった個別の企業の株を買うことが出来ないわけですね。
というのも、銀行のような金融機関が売る商品は投資信託とか保険が主力なんです。
なので、購入できる商品の選択肢が広い証券会社で投資をする方がいい、というか「すべき」だと思いますね。
③:取扱商品(銘柄)が少ない
個別株を買えないだけでなく、投資信託も取り扱い商品が少ない傾向が強いです。
これは金融機関にもよるのですが、一般的に銀行とかよりも証券会社の方がレパートリーが豊富なんですよね。
NISAで政府が厳選している投資信託は250種類と言われていますが、メガバンクである三菱UFJですら取り扱い数は12種類。
一方、SBI証券も楽天証券も200くらいの商品を扱っています。
新NISAになると金融機関も取り扱い商品の数は増えるっぽいですけど、それでも証券会社には敵わないのは間違いないかと思います。
④:手数料、利便性、すべてにおいてネット証券に劣るから
売りたい・買いたいって時に、わざわざ店舗に出向いたり電話したりして指示を出すのは非常に大きな労力と時間がかかります。
当然、スマホでポチポチやって売り買いできる方が良いですよね。
今、金融機関もネットバンキングを備えていますが、その利便性はネット証券にまだまだ分があると思いますね。
短期で売買を繰り返してはいけない
新NISAで絶対にやってはいけないことの2つ目は、短期で売買を繰り返すことです。
新NISAにかかわらず、株で勝つ秘訣は長期にホールドすることなので、
短期で売買する=損する可能性が高くなる
と言えます。
事実、私は投資ビギナーの頃、少し上がっては喜んで売って、また買い直してまたちょっと上がったら売るを繰り返していました。
で、ズドンと大きく下がったあとは損切りすることも出来ず、何年も塩漬け、つまり損した状態で株を持ち続けることを余儀なくされていました。
やはり株で勝つには、
インデックスファンドを長期に持つこと
が王道の手法だと思います。
では、なぜ「インデックスを長期保有すること」が王道なのか?ですが、理由は以下の3つになります。
- 自力で結果を出し続けるのは難しい
- 投資に労力をかけないで良い
- 複利の効果がデカい
①:自力で結果を出し続けるのは難しい
自力でインデックスの市場平均と同じパフォーマンスを5年、10年、20年と出し続けるのは難しいからです。
現実的に、プロの投資家ですらインデックス以上のリターンを出すことは難しいと言われているのですから、
我々素人が自力で結果を出し続けるのはほぼ不可能といっていいと思います。
②:投資に労力をかけないで良い
インデックスファンドの投資というのは非常にシンプルで、買った後は何もしないで放置するだけ。
ただ淡々と毎月積み立てしていけば、10年、20年後にプロの投資家が運用した以上のリターンを望めるんですから、これほど楽なことはないですよね。
自分で買うタイミングとか売るタイミングとか、あれやこれや考える労力をかけないで済むのでメチャクチャ楽なんです。
③:複利の効果がデカい
新NISAの成長投資枠で高配当株を買うと、毎年入ってくる配当金には税金がかかりませんが、
その入ってきた配当金で新たに株を買うとなると、当然新NISAの枠を新たに消費してしまいます。
ただ、これがインデックスファンドの場合、分配金を自動で再投資してくれ、しかもその再投資分は新NISAの枠を新たに使わないため、どんどん含み益が大きくなっていきます。
リスクを恐れて分散投資しすぎてはいけない
「株の基本はなるべく分散させること」って言葉を聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
この鉄則というか格言を真っ向から否定する形になっちゃいますが、新NISAにおいては、
と思っています。
ここでいう「分散しなくてもいい」というのは、
株を買ったり、債券を買ったり、REIT(不動産)を買ったりして分散しなくてもいいという意味合いで、結局のところ「全部株でOK!」という意味ですね。
分散しなくてもいい=一社の株を全力で買え、という意味では決してありません。
当たり前の話ですが、新NISAの枠をすべてトヨタの株を買う、とか、ソフトバンクの株を買うみたいなことはリスクが高いのでオススメしません。
というのも、新NISAで買う正解は、
- S&P500
- 全世界株式(オルカン)
のどちらか、もしくは両方だと思うので、これを買うだけで銘柄の分散は出来るんですよね。
無理をしてまで投資をしてはいけない
無理をして、つまり生活を圧迫させてまで投資をしてはいけません。
まぁ、投資額を上げれば上げるだけ、株価が成長したときのリターンは大きくなるのは事実なんですけど、
ただ、無理をすると必ずどこかで歪みが生じて生活に困ることになるのではないか、という気はします。
それと、無理な金額を突っ込んでまで投資した場合、暴落したときに耐えられず、底値で売却してしまう恐れもあります。
むしろ無理して投資額を増やすくらいなら、出会いにお金をかけるとか、経験にお金をかけるとか、そういう「自分の成長に繋がること」にお金を使った方がお金持ちへの道は開けるような気がしますね。
まとめ:新NISAで絶対にやってはいけないこと
- 銀行や郵便局で投資をしてはいけない
- 短期で売買を繰り返してはいけない
- リスクを恐れて分散投資しすぎてはいけない
- 無理をしてまで投資をしてはいけない
新NISAで絶対にやってはいけないことを4つ紹介してきました。
この4つをしっかりと理解し、実践していくだけで新NISAを有意義に活用でき、最大限の恩恵を受けることが出来るのではないか、と思います。
今さら言うまでもなく、新NISAは本当に素晴らしい「神制度」だと思いますが、有意義に活用できるかどうかで、大きな経済格差が生まれるのは間違いないでしょう。
なので、この記事を参考にしつつ、新NISAで正しい投資を正しく継続し、効率的に資産形成していきましょう。
最後になりましたが、貯金はいきなりドカっと出来るものではありません。
細かいこと、地道なことの繰り返し、そしてコツコツと積み重ねることです。
この記事を書く私はただのイチ公務員でありながら、20代半ばから節約し、投資し、現在は40代半ばになりましたが、20年の投資のおかげで、金融資産は1億円を突破しました。
私にすら出来るのですから、あなたに必ずできるはずです。
重要なことは行動するかしないか、です。
投資をこれまでしてこなかった過去を憂いても何も生まれません。
あなたの人生において一番若いリアルタイムは今この瞬間です。
この記事を参考にしつつ、お金を増やすことに繋がることをコツコツと行動していきましょう。
まだ証券口座を開設していない方へ
実はまだ、証券口座を開設していないとか、
メインで使ってる証券口座以外にも他にも証券口座を開設したいって方っていらっしゃいますか?
私のオススメは『楽天証券』、もしくは『SBI証券』です。
(当然、私も使っています)
インデックス投資信託を買う場合、ポイントが付くのですが、その還元率が一番高い点がオススメですね。
で、証券口座を開設する場合、『ハピタス』を経由すると、ハピタスのポイントが貯まってお得です。
たとえばSBI証券の場合、タイミングによって9,000ポイントも貰えます!
(※ 2024年2月現在。時期によってポイントは変わります)
下記のリンクからハピタスのサイトに行くと、更に追加で最大1,500ポイント貰えます。
(※ 2024年2月現在)
下記のリンク経由じゃないと口座開設で9,000ポイントも、お友達紹介からの1,500ポイントも貰えないので注意してくださいね。
▶︎ポイントを現金に換えてカンタンにお金を増やせる!
ハピタスのポイントは、1ポイント1円で現金化したり、
- 楽天ポイント
- Tポイント
- Amazonポイント
- 航空系のマイルポイント
などに交換できます。
ハピタスは怪しいサイトでも何でもなく、非常に良心的なサイトなので同僚とかにも勧めています。
ちなみに、「なぜこんなにポイントが貰えるの?」についてですが、ハピタスはSBI証券といった証券会社を紹介することで広告費をもらっています。
その広告費の一部をユーザーに還元(ポイントバック)してくれているって訳ですね。
証券会社はユーザーを集客して口座開設を促せるし、
ユーザーはポイントが9,000ポイントも貰えるから、全員がWin-Winなお得な仕組みなんです。
もちろん、手順も簡単です。
まずはリンク経由でハピタスにアクセスして、そこで会員登録をします。
会員登録が済んだら、ハピタスの検索から「SBI証券」でも「楽天証券」でも開設したい証券会社を検索して、【ポイントを貯める】をクリックして開設していただくだけです。
新NISAのビッグウェーブに乗り遅れないためにも、今この機会にぜひ口座を開設して、試しに5万円でもいいので全世界株式かS&P500を買ってみませんか?
▶︎ポイントを現金に換えてカンタンにお金を増やせる!