公務員専門学校の利用を考えたとき、何ヶ所か比較検討するのは当然ですよね。
LECがいいのかTACがいいのか、はたまた東京アカデミーがいいのか・・・
料金や口コミで選ぼうとしてもなかなか答えが出ないはず。
というわけで、国家一般・地方上級を目指す人向けの記事です。
本文では、
東京アカデミーとLECのどちらがいいのか?
について解説しています。
東京アカデミーは「地方上級に強い」ということで有名なのに対し、LECは大手公務員専門学校の代表格であり、同じ大手であるTACよりも料金・質の両面で軍配が上がります。
そこで本記事では、国家一般・地方上級を目指す人が選ぶべき公務員専門学校は東京アカデミーなのか、それともLECなのか?について解説します。
ちなみに、結論から言いますと地方上級なら東京アカデミー、国家一般ならLECを選ぶべきでして、記事内では両社を比較しつつ、その理由をお話していきます。
もくじ
【東京アカデミー VS LEC】料金比較

東アカ(全日) | 東アカ(夜・土日) | 東アカ(現役生) | LEC(通学+WEB) | LEC(WEB) | |
入会金 | 10,000円 | 10,000円 | 10,000円 | 0円 | 0円 |
受講料 | 49万4500円 | 35万5500円 | 41万8500円 | 32万9820円 | 31万9630円 |
東京アカデミーで最も高額な「全日制」とLECを比較すると、東京アカデミーの方が15万円以上高いことが分かると思います。
と思った方もいるかもですが、内容を詳しく見ていきましょう。
LECの費用について
LECは、通学とWEB学習がセットになったコースと、WEB学習のみの2コースに分かれています。
一言でいうと、違いは以下の感じです。
- 通学+WEB:生講義を受けつつ、自宅でWEB学習もできる
- WEB:自宅でWEB学習のみ。生講義は受けれません
また、LECは入会金が無料という他社にはないメリットがあります。
なるべく費用を抑えたい受験生にとって、嬉しい料金体系ですね。
東京アカデミーの費用について
東京アカデミーのコースは以下の3つです。
- 全日制:学校さながらにガッツリと講義がある
- 夜、土日:他社と同じくらいのカリキュラムの量となっています
- 現役生:全日制ほどではないが、他社の公務員専門学校よりも授業量が多い
東京アカデミーは受講料が高い代わりに、授業の量で他社を圧倒しています。
その分、細かく丁寧に講義を行ってくれるため、他社よりも合格率が高いのが特徴となっています。
また、東京アカデミーは入校する時期によって料金に差があるのですが、上記の比較表は最も受講料の高い、9月入校時の料金を表示しています。
▶︎東京アカデミーの詳しい受講料については資料請求して調べてみましょう
【東京アカデミー VS LEC】割引サービス比較

受講料の次に気になるのが「いくら割引になるキャンペーンがあるかどうか」ですよね?
それぞれ見ていきましょう。
東京アカデミーの割引サービス
生協・購買会割引
大学生協や購買会に所属している場合、受講料が5%オフになる割引サービスです。
現役大学生限定特別受講料
現役大学生が土日コースを受講する場合、4割引の198,000円で東京アカデミーを利用することができる割引サービスです。
ちなみに、上記で紹介した割引サービスは各校によって実施している・していないにバラつきがあります。
たとえば、東京校では生協・購買会割引があるけど、大阪校ではないといったことが当たり前のようにあります。
また、先ほど東京アカデミーの料金体系を紹介しましたが、あちらは東京校の受講料でして、東京アカデミーは各校によって料金が違ってきます。
なので、詳しい情報を知りたい場合は、あなたの最寄りの東京アカデミーに資料請求し、受講料や割引サービス、そしてどんなコースがあるかを確認してみてくださいね。
▶︎最寄りの東京アカデミーに資料請求して受講料などをチェックしてみましょう
LECの割引サービス
早得キャンペーン
先ほど紹介した大学2年生向けの「1.5年コース」を申し込む際、2万円割引されるキャンペーンです。
WEBから申し込むと1.5年の各コースがそれぞれ2万円割引されますので、希望の方はぜひWEB経由で申し込んでくださいね。
▶︎LECでしっかり勉強したい、大学2年生の方へ
WEB奨学生試験
「私が○○を目指す理由・なりたい将来像」をテーマに作文を書いて投稿すると、 オンラインでのお申込時にご利用いただける最大30%割引クーポンがプレゼントされるキャンペーンです。
誰でも応募できるため、LECの受講を考えている方はぜひチャレンジしてみましょう。
▶︎最大30%オフでLECの講義を利用できる
【東京アカデミー VS LEC】講義の質を比較

結論から言いますと、講義の質はどちらも大差ありません。
というのも、東京アカデミーとLECだけに限らず、公務員専門学校はどこを選んでも教えてくれる内容は似たようなものです。
こうやって説明すると投げやりな感じに聞こえるかもですが、公務員試験で頻出の箇所、そして力を注ぐポイントはここ何年も変わっていません。
効率よく、分かりやすく教えてくれるのが公務員専門学校の役目でして、あとは授業のスピードや講師の相性がどうかくらいの差しかありません。
あえて言うならば、東京アカデミーは他社よりも圧倒的に講義数が多いため、その分丁寧に教えてくれる傾向にあります。
また、生講義に自信を持っていることから、教え方の上手い講師がたくさんいる印象ですね。
逆にLECやTACといった大手は講師の質に差があるとの口コミが多く、人気講師とそうでない講師の差が激しいようです。
そういった「講師の質の安定」が、東京アカデミーの料金体系の高さに反映されているのだと思います。
▶︎教師の質の安定感なら、東京アカデミーがオススメです
【東京アカデミー VS LEC】面接対策を比較

面接対策について、東京アカデミー、LECそれぞれの利用経験者に生の声を聞いてみた結果は以下の通りです。
東京アカデミーの面接対策
- 志望先に応じて、面接カードから面接試験まで徹底的にサポート
- これまでの積み重ねてきた面接ノウハウがある
- 模擬面接を受けられる
話を聞いていると、東京アカデミーの面接対策は他社と似たような感じですね。
私の友人が東京アカデミーを利用して公務員試験に合格したのですが、やはり授業量が多い分、面接対策もしっかり行ってくれるようです。
お金は嘘をつかないといった感じですね。
LECの面接対策
- 受講者が多いため、面接対策の予約が取りづらい
- 模擬面接を何回か体験できる
- 7,000円で面接対策のみの特別講座がある
面接対策について、LECを利用していたフォロワーさんに聞いてみたところ、上記の通りです。
さすが大手だけあって受講者が多いため、特に関東の校舎では面接対策の予約が取りにくいみたいです。
しかし、基本料金に複数回の模擬面接が含まれているので、その経験は非常に役に立ったとのことです。
公務員専門学校によっては模擬面接は別料金の所もあるため、複数回体験できるLECは良心的と言えますね。
▶︎面接対策のアドバンテージはLECにあり!
【東京アカデミー VS LEC】校舎数を比較

東京アカデミー、LECともに、どの都道府県に校舎があるのでしょうか。
WEB通信だと自宅で勉強するので関係ないですが、通学するとなると校舎の有無や場所は気になるところです。
東京アカデミーの校舎数
東京アカデミーは日本全国に32校あります。
ちなみに、詳しくは以下の公式サイトで確認してみてくださいね。
LECの校舎数
LECは提携校を含めると、日本全国に56校あります。
ちなみに、詳しくは以下の公式サイトで確認してみてくださいね。
【東京アカデミー VS LEC】まとめ

- 国家一般を目指すならLECがおすすめ
- 地方上級を目指すなら東京アカデミーがおすすめ
結論は上記の通りです。
LECは2018年度、国家一般職の合格実績がNo.1なので、その信頼性は折り紙つきです。
一方、東京アカデミーは「地方に強い」と言われており、地方上級試験の合格率が高いことで有名です。
一見、東京アカデミーは各校舎によって「受講料」「コース」「割引サービス」が違うため、統一されてないことに疑問を持ちがちですが・・・
これは言い換えると、それだけ地域に密着しており、各校独自のカリキュラムで地方の試験にアジャストしているということです。
また、試験の競争率が高い自治体を抱える都道府県では、それだけ授業量も多くする必要があるため受講料が高くなる。
逆に競争率の低い自治体の多い都道府県では、その分受講料も低くなります。
こういったことからも、東京アカデミーの地方での強さが垣間見れますよね。
繰り返しになりますが、国家一般を目指しているならLECを。
そして、地方上級試験を受ける方は東京アカデミーを選べば間違いないという結果を述べたところで本記事を終わりにさせていただきます。
最後になりましたが、公務員専門学校の情報は資料請求をしてパンフレットを読むのが一番分かりやすいと思います。
とくに東京アカデミーは校舎によって受講料もコースも微妙に異なるため、必ず最寄りの校舎へ資料請求して、詳しい情報を知ることから始めてみてくださいね。
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