【鳥取県庁の採用試験まとめ】面接・集団討論・論文・適性検査で失敗しない方法を解説します

上記の疑問や不安を解決する記事になっています。

 

 

鳥取県庁を志望する方のために、採用試験について分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

鳥取県庁の採用試験の流れ

鳥取県庁の採用試験の申し込みから最終合格までの流れは以下の通りです。

鳥取県庁：試験の日程

令和6年度の採用試験は以下の日時で開催予定です。

 

大卒程度	6月16日(日)
短大・高卒程度	9月29日(日)
氷河期世代チャレンジ枠	5月12日(日)
民間企業等経験者	10月20日(日)
事務(キャリア総合コース)	5月12日(日)
土木(早期枠)	5月12日(日)
障がい者を対象	11月3日(日)

 

鳥取県庁が望む人物像

最終合格までのさまざまな試験を通じて、鳥取県は以下のような人を採用したい思いがあります。

 

 

簡単に言うと上記ですが、もう少しかみ砕いて説明すると次の通りです。

 

地域への誇りと献身：鳥取県の公務員は、地域への強い誇りと献身心を持つことが求められます。地域の自然環境や文化、伝統を守り、地域社会の発展に尽力します。

地域課題へのアプローチ：地域の課題やニーズに対して敏感で、創造的な解決策を提案する姿勢が重要です。地域の発展と市民の福祉を追求し、地域社会に貢献する役割を果たします。

コミュニケーションと協力：良好なコミュニケーション能力を持ち、他の職員や関係機関との協力を大切にすることが必要です。情報共有や連携を通じて、地域の課題解決に貢献する姿勢が求められます。

専門性とスキルの向上：担当する業務に関する高い専門知識とスキルを持ち、市民に対して信頼性のある情報提供やサービスを提供することが求められます。地域の発展に貢献するために専門性を磨きます。

危機への対応能力：災害や緊急事態に対する迅速な対応力が求められます。危機管理に関するトレーニングを受け、地域の安全と市民の保護に尽力します。

公平さと倫理観：市民からの信頼を守るために公平かつ誠実な態度で業務に取り組むことが求められます。倫理観を高く持ち、市民の利益を最優先に考える姿勢が重要です。

多様性への理解と包括性：鳥取県は多様な文化や人々が共存する地域です。多様性を尊重し、包括的なアプローチで市民に対応する姿勢が必要です。

 

以上が、鳥取県が公務員に求める一般的な人物像です。

面接での受け答えや、あなたのビジネスマナーを見ることにより「上記に当てはまる人材かどうか」を品定めされることになります。

鳥取県庁の採用試験に強い公務員予備校

鳥取県庁の採用試験は言うまでもなく厳しい試験になります。

合格するには他の受験生よりも1歩も2歩もリードしなければならないのですが、その時に大きな力になってくれるのが「公務員予備校」です。

独学で合格できる人もいますが、お金をかけて確実性を買うのは効率が良く、公務員予備校を利用するのは非常に賢い選択だと思いますね。

鳥取県庁の採用試験について

「採用人数」と「募集職種」は以下の通りです。

令和6年度

大卒程度

事務(一般)	37名程度
事務(総合分野)	14名程度
社会福祉(福祉)	6名程度
社会福祉(心理)	2名程度
総合化学(環境衛生)	1名程度
総合化学(食品衛生)	1名程度
保健師	4名程度
農業	8名程度
林業	4名程度
土木	22名程度
畜産	5名程度
建築	1名程度
電気	5名程度
機械	1名程度
管理栄養士(行政)	1名程度
管理栄養士(病院)	2名程度
警察行政	3名程度

 

キャリア総合・早期枠

事務(キャリア総合)	28名程度
土木(早期枠)	8名程度

 

短大・高卒程度

一般事務	11名程度
土木	7名程度
電気	1名程度
警察行政	2名程度
保育士	3名程度
司書	1名程度

 

民間企業等経験者

事務

6名程度

 

氷河期世代チャレンジ枠

事務	3名程度
土木	2名程度
警察行政	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務(身体)	1名程度
一般事務(精神)	1名程度
警察行政(身体)	1名程度
警察行政(精神)

 

令和5年度

大卒程度

事務(キャリア総合)	20名程度
事務(一般)	25名程度
事務(総合分野)	10名程度
社会福祉(福祉)	2名程度
社会福祉(心理)	1名程度
社会福祉(手話)	1名程度
薬剤師	1名程度
総合化学(食品化学)	1名程度
保健師	2名程度
農業	7名程度
林業	4名程度
土木	23名程度
畜産	5名程度
建築	2名程度
電気	5名程度
警察行政	1名程度

 

短大・高卒程度

一般事務	10名程度
土木	6名程度
警察行政	1名程度
保育士	2名程度
司書	1名程度

 

民間企業等経験者

事務

5名程度

 

氷河期世代チャレンジ枠

事務	2名程度
土木	2名程度
警察行政	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務(身体)	1名程度
一般事務(精神)	1名程度
警察行政(身体)	1名程度
警察行政(精神)

 

令和4年度

大卒程度

事務(一般)	30名程度
事務(総合分野)	5名程度
事務(キャリア)	25名程度
社会福祉(福祉)	4名程度
社会福祉(心理)	1名程度
社会福祉(手話)	1名程度
薬剤師	1名程度
総合化学(一般)	1名程度
総合化学(食品化学)	1名程度
保健師	4名程度
農業	14名程度
林業	8名程度
土木	17名程度
獣医師	7名程度
畜産	4名程度
水産	3名程度
建築	3名程度
電気	4名程度
管理栄養士	1名程度
警察行政	4名程度

 

短大・高卒程度

一般事務	14名程度
土木	4名程度
警察行政	4名程度
保育士	4名程度
司書	1名程度

 

民間企業等経験者

事務

8名程度

 

氷河期世代チャレンジ枠

事務	3名程度
土木	2名程度
警察行政	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務(身体)	1名程度
一般事務(精神)	1名程度
警察行政(身体)	1名程度
警察行政(精神)

 

令和3年度

大卒程度

事務(一般)	29名程度
事務(総合分野)	5名程度
事務(キャリア)	23名程度
社会福祉(福祉)	2名程度
社会福祉(心理)	3名程度
社会福祉(手話)	1名程度
薬剤師	1名程度
総合化学(一般)	2名程度
総合化学(食品化学)	3名程度
保健師	2名程度
農業	8名程度
林業	4名程度
土木	6名程度
獣医師	6名程度
畜産	1名程度
建築	1名程度
電気	1名程度
警察行政	4名程度

 

短大・高卒程度

一般事務	13名程度
土木	4名程度
警察行政	3名程度
保育士	3名程度
公立学校栄養職員	3名程度
司書	1名程度

 

民間企業等経験者

事務(新時代)	3名程度
事務(一般)	1名程度

 

氷河期世代チャレンジ枠

事務	3名程度
土木	2名程度
警察行政	1名程度

 

障がい者を対象

一般事務(身体)	1名程度
一般事務(精神)	1名程度
警察行政(身体)	1名程度
警察行政(精神)

 

令和2年度

大卒程度

事務(一般)	25名程度
事務(総合分野)	5名程度
社会福祉(福祉)	5名程度
社会福祉(心理)	3名程度
社会福祉(手話)	1名程度
総合化学(一般)	1名程度
総合化学(食品化学)	1名程度
保健師	2名程度
農業	8名程度
林業	2名程度
土木	8名程度
獣医師	4名程度
畜産	1名程度
水産	2名程度
建築	1名程度
警察行政	4名程度

 

短大・高卒程度

一般事務	11名程度
土木	1名程度
警察行政	4名程度
公立学校栄養職員	3名程度

 

民間企業等経験者

事務(新時代)	3名程度
事務(一般)	1名程度

 

氷河期世代チャレンジ枠

事務	4名程度
土木	1名程度
警察行政	2名程度

 

というわけで突然ですがあなたに質問です！

公務員の採用試験でどのような質問がされるかご存知ですか？

面接試験を受けるにあたり絶対に過去問は頭に入れておくべきなのですが、もしどんな質問がされるのか分からずに不安を感じている方はぜひ以下の記事を読んでみてください。

鳥取県庁の論文試験について

論文試験があるとなると、「作文が苦手だからどうしよう」とか、「書き慣れてないから何を書けばいいか分からない」というように考える方も多いかもですが・・・

実は、公務員試験の論文には書き方のコツがあって、それさえ把握しておけば何も怖くありません。

むしろ、何を聞かれるか分からない面接試験よりも、圧倒的に準備がしやすいんです。

なので、鳥取県の職員採用試験のポイントは論文試験で失敗しないことでして、そのために試験本番までに論文の書き方を知っておきましょう。

覚えるだけでスラスラ書ける！最強の論文テクニック

論文は論理的な文章を書けばいいのですが、文章を書き慣れていない人にとっては難易度の高いことだと思います。

しかし心配は要りません。

結論から言いますと公務員試験の論文の書き方にはテクニックがありまして、その雛形に合わせて書けばどのようなテーマであれどんどん筆が進んでいきます。

 

ちなみに、鳥取県庁の論文（作文）試験のすべてを以下の記事で詳しく解説しています。

鳥取県庁の面接試験について

多くの自治体では面接試験の質問材料にするために、面接カードの記入が行われます。

試験当日までに書いておく自治体もあれば、試験当日に現地で書く自治体もあり、その提出時期はさまざま。

そしてご存知のように、公務員試験では筆記試験よりも面接試験に重きを置くようにシフトされています。

ということは、面接試験でより一層人物の品定めをされるということなので、ぶっちゃけ凄くシビアになります。

要するに、「面接試験でつまずく＝不合格になる」でして、面接試験で失敗しないためのファーストステップは面接カードを万全に仕上げることになります。

知らなきゃヤバイ！頻出の質問と面接ノウハウ

面接試験と聞くと、「ただ質問に答える形で書けばいいんでしょ？」と、甘く見る人が多いのですが・・・。

そんな甘い考えでは、公務員試験で最大の難関である面接で落とされるのが関の山なので注意が必要です！

 

ちなみに、あなたは面接カードを書く上で重要なことが何かご存じですか？

結論から言うと、「面接をコントロールするように書くこと」が合格へのカギとなります。

 

ちなみに、鳥取県庁の採用試験で合否を決めるといっても過言ではない面接試験ですが、

 

 

上記を知ることで面接に苦手意識がある人でも有利に進めることが出来ます。

面接に自信がある人も苦手な人も、以下の記事で鳥取県庁の面接試験のすべてを解説しているのでぜひ合わせて読んでみてください！

鳥取県庁の適性検査について

公務員試験では主に以下のようなタイプの適性検査が実施されます。

 

 

これまでの公務員試験では②を実施する自治体が多かったのですが、近年では「受験者の人柄や性格」を重視するようになっているので、①の適性検査(性格検査)を実施する自治体が圧倒的に増えています。

①の試験はあなたの性格や特性、そして「ウソをついているかどうか」を見抜くための試験なので、くれぐれも正直に、そして質問によって辻褄が合わないようにならぬよう注意してください。

舐めると痛い目を見る！適性検査は合否を左右する

近年では面接試験と同じくらいのレベルで適性検査を重視する傾向になっています。

つまり、適性検査をただのアンケートと捉えていると痛い目に合うので注意が必要です。

ちなみに、適性検査では基本的には以下のことを検査するための試験となっています。

 

 

単純な質問を100問以上答えていくことで上記について診断され、その結果を合否の判断材料にされます。

具体的には以下の感じです。

 

 

適性検査で失敗したくない方、そして適性検査の攻略法が知りたい方はぜひ以下の記事を参考にしてみてくださいね。

鳥取県庁の集団討論について

鳥取県庁では一部の試験区分で集団討論が行われます。

集団討論とは簡単な自己紹介のあとにテーマを与えられて、複数人の受験者が討論する形態の試験です。

たとえば、「少子化に向けて行政が出来ることは？」というテーマが与えられて、各々少子化の対策について語り合うといった感じです。

ここを見られてる！？面接官が集団討論でチェックするものとは？

集団討論って多くの人があまり経験がないかと思います。

それもそのはず、集団討論を行う自治体はそれほど多くはありません。

では、なぜこのような珍しい形態の試験を行うのかと言うと、理由は以下の通りです。

 

 

集団討論はとにかく喋ればいい、と思っている人も多いですが・・・

そういうスタンスだと試験に落とされるので注意が必要です。

鳥取県庁の採用試験の倍率

採用試験の結果は、以下の通りです。

令和5年度

大卒程度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務(一般)	83	56	31	2.7
事務(総合)	27	25	12	2.3
事務(キャリア)	136	60	33	4.1
社会福祉(福祉)	17	7	2	8.5
社会福祉(心理)	3	2	1	3.0
社会福祉(手話)	4	3	1	4.0
薬剤師(公衆衛生)	3	3	2	1.5
総合化学(食品化学)	0	ー	ー	ー
保健師	8	5	1	8.0
農業	26	20	12	2.2
林業	13	9	5	2.6
土木	18	16	10	1.8
畜産	6	4	4	1.5
建築	6	5	3	2.0
電気	4	2	1	4.0
機械	1	1	1	1.0
警察行政	10	6	1	10.0

 

短大・高卒程度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務	40	29	13	3.1
土木	8	6	6	1.3
保育士	1	1	1	1.0
司書	14	8	1	14.0
警察行政	8	5	1	8.0

 

民間企業等経験者

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務	110	20	7	15.7

 

氷河期世代チャレンジ枠

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務	68	15	3	22.7
土木	4	2	1	4.0
警察行政	21	5	0	ー

 

障がい者を対象

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務(身体)	1	1	0	ー
一般事務(精神)	11	5	1	11.0
警察行政	5	4	0	ー

 

追加募集

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務(総合)	45	17	6	7.5
社会福祉(福祉)	9	5	1	9.0
総合化学(食品化学)	3	2	2	1.5
保健師	3	3	1	3.0
林業	7	6	1	7.0
土木	4	3	2	2.0
畜産	1	1	1	1.0
電気	3	3	2	1.5

 

令和4年度

大卒程度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務(一般)【1回目】	94	77	35	2.7
事務(一般)【2回目】	49	25	3	16.3
事務(総合)【1回目】	18	13	5	3.6
事務(総合)【2回目】	32	14	8	4.0
事務(キャリア)	187	70	34	5.5
社会福祉(福祉)【1回目】	9	6	3	3.0
社会福祉(福祉)【2回目】	2	2	2	1.0
社会福祉(心理)	3	2	1	3.0
社会福祉(手話)	2	1	0	ー
薬剤師(公衆衛生)【1回目】	1	1	0	ー
薬剤師(公衆衛生)【2回目】	1	1	0	ー
総合化学(食品化学)【1回目】	3	3	1	3.0
総合化学(食品化学)【2回目】	0	ー	ー	ー
保健師	7	7	5	1.4
農業【1回目】	20	18	13	1.5
農業【2回目】	8	6	2	4.0
林業【1回目】	11	9	7	1.6
林業【2回目】	1	1	1	1.0
土木【1回目】	8	7	6	1.3
土木【2回目】	3	2	1	3.0
畜産【1回目】	2	2	2	1.0
畜産【2回目】	0	ー	ー	ー
建築【1回目】	7	5	3	2.3
建築【2回目】	3	2	1	3.0
電気【1回目】	2	2	1	2.0
電気【2回目】	0	ー	ー	ー
警察行政	29	14	5	5.8

 

短大・高卒程度

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務	44	34	16	2.8
土木	4	3	3	1.3
保育士	5	5	2	2.5
司書	16	8	1	16.0
警察行政	25	17	4	6.3

 

民間企業等経験者

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務(一般)	162	24	7	23.1

 

氷河期世代チャレンジ枠

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
事務	108	19	4	27.0
土木	2	0	ー	ー
警察行政	25	6	1	25.0

 

障がい者を対象

試験区分	受験者	1次合格	最終合格	倍率
一般事務(身体)	1	1	0	ー
一般事務(精神)	10	7	1	10.0
警察行政	2	2	0	ー

 

鳥取県庁の給料・ボーナスその他まとめ

鳥取県庁(行政職)の給料やボーナスといった各種データは以下の通りです。

 

平均年齢	44.1歳
平均年収	609万2804円
平均月額基本給	32万2500円
平均総支給給料(月額)	39万392円
ボーナス	140万8100円
退職金(60歳定年)	2151万2000円

 

鳥取県庁職員の初任給は？

鳥取県庁の初任給は次の通りです。

大卒程度	20万2400円
短大卒程度	18万4600円
高卒程度	17万900円
保育士・司書	18万4600円
獣医師	27万7300円
薬剤師(6年卒)	22万9400円
薬剤師(4年卒)	21万200円

 

さいごに

鳥取県庁の採用試験情報についてまとめてみました。

長い記事になりましたが、今回は以上で終わりにしたいと思います。

と言いたいところですが、最後に1点だけ！

 

ここまで記事にお付き合いいただき本当にありがとうございます。

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