日経平均がバブルから30年経ってようやく回復したとか、S&P500が過去最高値だとか、やたらと投資界隈は活気がいいですよね。
かくいう私もこのフィーバーの恩恵を受けているわけですが、こんな不穏な声もよく聞くようになりました。
つまり、リーマンショック級の大暴落が起きて、現在の株価が5割下落とかあるんじゃないか、って言われているんですよ。
というわけで、
本文では、
大暴落には常に備えろ
というお話をしています。
NISAを始めてみたいけど暴落に巻き込まれて元本割れするのが怖い人や、
すでに投資を始めてるけど、暴落に対してどう備えればいいか分からないという人にとって割と参考になる話だと思うので、ぜひ最後までお付き合いください。
大暴落を常に想定して備えておくべき
これはあくまで私の個人的な考えなんですけど、リーマンショッククラスの大暴落はなかなかそう簡単に起きないんじゃないかなと思います。
でも、こういう「大暴落が来そうだぞ!」みたいな声を聞くと、不安になったりドキッとしたりしますよね。
どこかの銀行が破綻したとかってニュースがあると、
って感じで、大騒ぎする人が突然たくさん湧いてきます。
先ほど「リーマンクラスの暴落はそう簡単には起きない」とは言ったものの、またいつかリーマンショック級の大暴落は来るのかもしれない。
っていう前提で、常に用心する心構えを持って投資しないとダメだよね、とも思うんですよ。
※auカブコム証券の公式サイトより引用
上はS&P500のチャートなのですが、ITバブル崩壊やリーマンショック並みに5割とか株価が下落しても大丈夫なように、
大暴落が来ても眉ひとつ動かないくらいの平常心でいれる範囲のお金で、リスクが許容出来る範囲で投資をしなくちゃいけないんですよ。
で、過去のデータを調べてみると、S&P500の場合、大暴落が来たとしても投資期間が15年以上の場合、70年間の間どの15年を切り取っても元本割れがほぼ無かったわけですよ。
ちなみに、このチャートは一例で、ITバブル崩壊とリーマンショックは回復するのに13年かかりました。
つまり、15年以上放置できるお金で投資をすべきっていう感じなんですね。
暴落がたとえ来たとしても、回復するまでやり過ごすことが出来る、生活に困らない範囲で投資をする。
これが大暴落に対する対処法のはずなんですよね。
だから、「リスクを許容できる範囲での投資」が守れているなら、どんなネガティブなニュースを見聞きしても問題ないはず。
で、大暴落って来るの?
対処法と言っても「なんだよ、当たり前のことでつまんねーな!」って思った人もたくさんいると思います。
「聞きたいのはそういうんじゃないんだよ!」っていうことですよね?
で、結局のところ大暴落は来るのか?
話はそれからだ!
ってことだと思うんですけど、ぶっちゃけ未来のことは誰にも分からんというのが正直なところです。
そもそも、大暴落が起こる原因が実は隠れている可能性なんていくらでもあると思うんですよ。
だから、投資をするなら大暴落については常に頭の片隅に置いておかなければいけないんです。
ていうか、仮に大暴落が起こっても、それは安く買えるバーゲンセールが来たようなものなので、逆に狂喜乱舞すればいいと思うんですよ。
下がった株価を憂うのではなく、ここぞとばかりに買いを入れて平均取得単価を下げる。
そうすれば、株価が回復したときのリターンはえげつない程のものになります。
大暴落が来て、5割とか6割とか下落するかもしれないっていうリスクを受け入れられるから、その勇気に対する報酬としてインデックスの年平均リターンは、S&P500の場合、10%とか高かったわけですからね。
だから、いちいちビビって何も始まらないってことなんですよ。
次に起こる暴落はリーマンショック級なの?
暴落って言葉を聞くと、ついついリーマンショックと比べたがる人が出てきます。
で、次に起こる暴落がリーマンショック級かどうかについてですが、あくまで個人的な意見にはなるけど、リーマンショック級とは違うのかなと思います。
リーマンショックってまさに負の連鎖って感じで、色々と悪いことが重なったように思われるけど、要するに格付け機関がこのファンドは良いとか悪いとか、そういうのを評価するところが間違った評価を付けたことから全てが始まったんですよね。
まぁ、そういった過去のチョンボを経験に、今は規制がより強化されています。
たとえば、大きな銀行は危険な投資ができないようになっているようです。
次に来る暴落のシナリオ
アメリカのFRBはこれまで狙って利上げをしてきました。
利上げをすると景気が後退する訳だけど、これは何もFRBが投資家をいじめるために利上げを行ってきたわけじゃない。
インフレ(物価の上昇)で苦しむ人を減らすために行うわけです。
近年で言うと、コロナショックでアメリカはお金を刷って刷って刷りまくってバラまきまくった。
そしてそれによって景気が良くなって、
仕事が増えまくって、
企業間では労働者の取り合いになって、
賃金が上がりまくって、物価も上昇した。
物価が上がれば人々の生活は苦しくなっていくから、わざと景気が悪くなるように、今度は利上げをしてお金を減らすターンに入る。
おそらく、次の暴落のシナリオはこんな感じなのかなと思っています。
まぁ、急にお金を回収しすぎるとマズイことになるので、そこん所は優秀な人が考えながらやるんだろうけど、次に暴落が起きるとしたらこんな感じのシナリオじゃないかなと思いますね。
暴落が来てもいちいち慌てるな
とは言っても、暴落が来たからっていちいち慌てたらダメですよ。
もしあなたがインデックス投資をしていて毎月コツコツと積み立てをしているなら、もう既に対策はできているんですよ。
暴落が起きても気にしないで、淡々と積み立てを継続すればいい。
もしかするとリーマンショック級の大暴落が来て、株価が5割下がるかもしれない。
でも長期投資なら、待っていればいつか上がる。
というのが出来ていれば、暴落にビビることもないし、そもそも余計なことなんて何も考える必要ないんですよ。
結局のところ、大暴落が来る!を真に受けて、下落途中で売ってしまって、でも大暴落は来ないで、結局高いところで買い直しちゃう人。
こういうのが「典型的な勝てない人」のパターンなわけですよ。
ていうか、リーマンショック以降、毎年のように「また大暴落が起こりそう」なんて言われてるけど、大きな下落はまだ起きていません。
そんなことに耳を傾けてあれやこれや考えて悩むよりも、毎月コツコツとS&P500を積み立てしとけば20年後にメチャクチャ笑顔でいられるんだよ!
と私は心の底から思っています。
最後にもう一度言いますが、未来のことなんて誰にも分からないんだから、我々弱小の個人投資家はインデックス運用を継続して、慌てずにドッシリ構えていればいい。
これが最適解なんじゃないかと。
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