この間、公務員時代の同僚とご飯を食べに行きました。
彼は2020年あたりから全国的に行われている「就職氷河期世代を対象にした公務員試験」に思うことがあるとのこと。
なんやなんやと詳しく話を聞いてみたところ、「40歳前後のおっさん、おばさんなんて今さら入って来られても迷惑だ!」という供述を始めました。
泣きそうになりました。
いや、ちょっと涙出てたかも。
なぜなら、私自身が就職氷河期世大ドンピシャの年齢だったからです。
もちろん彼は面と向かって私をはじめとした「就職氷河期世代」をディスってるのではなく、就職氷河期世代に手を差し伸べる国の対応の遅さ。
そして、それを現場である現職の公務員に押しつけられることに憤っているわけです。
ファミコンやビックリマンにハマり、地下鉄サリン事件があったり、たまごっちが品切れで買えなかったり、エアマックス95を狩られたり。
ポケベルが鳴らなくてヤキモキしたり、ルーズソックスに性欲を掻き立てられたり、キムタクや反町隆史に、IWGPの窪塚や長瀬に憧れ、広末涼子に恋したり。
そんな同じ時代を過ごした「戦友」が、人生で一番のメインイベントの1つである就職に上手くいかず、やっとのこと国から手を差し伸べられても世間からは厳しい目で見られている。
それを見ると、
「しんどいよな、やってらんないよな。俺たち何も悪くないのにな・・・。」と悲しいような悔しいような気持ちでいっぱいになったのです。
就職氷河期世代が背負った十字架
私たち1980年前後に生まれた人たちは「就職氷河期世代」の中でもとくに厳しい世代と言われました。
大学を出てもロクな仕事がなく、本来優秀な人材が行くはずの大学院は就職が決まらない「落ちこぼれ」が行くような時代だったからです。
過去に世間を騒がせた酒鬼薔薇聖斗や秋葉原の通り魔殺人犯、そして去年あたりに話題になった「煽り運転」も、すべての犯人が就職氷河期世代です。
他にもたくさんの有名な事件の犯人が就職氷河期世代です。
もちろん、凶悪な犯罪者や事件を起こす者を擁護するわけではありません。
ただ、私たちはバブル崩壊から始まった「ロストジェネレーション」と言う日本経済史上最悪のときに多感な時期を過ごしました。
たくさんの大人たちから「頑張れば、一生懸命勉強すれば未来は開ける!」と言われ、子どもだった私はそれを信じて生きてきました。
ただ、成人を迎える頃には誰もそれを言わなくなりました。
私たち、現在40歳前後の世代は、これまでたくさんのことに裏切られ、恵まれなかった世代であることは間違いありません。
別に裏切られ、恵まれなかったからといって犯罪を起こしたり自暴自棄になることを理解してくれと言ってるわけではありません。
ただ、時代に恵まれなかっただけで大きなハンディキャップを背負うことになり悲しいんです。
ただただ、辛いんです。
昔なら同世代の人間が成功を収めてるのを見聞きするとライバル心や嫉妬心がありましたが、いつの間にかそのような感情は薄れていました。
サッカーのゴールデンエイジのほとんどは現役引退、もしくは格下リーグで何とか知名度があるから雇ってもらえてる状態。
理由はよく分からないのですが、同世代に対して抱く感情はずいぶんと変化しました。
就職氷河期世代がつかみ取るべき未来とは
私、いや私たちなりにこれまでよく頑張ってきたんです。
大事な時期に裏切られ、勝手に失われた世代とされ、これからますます不安な時代がやって来るのに多くの人は第一線で働き、結婚したり子育てしたりするんです。
だから、世間はもう少しだけ就職氷河期世代に甘くてもいいんじゃないのかな、というのが世代ドンピシャである私の思うところです。
少し話が脱線しましたが、この記事を読む就職氷河期世代のみなさん、アラフォーのみなさん、これからも何とか生きていきましょう。
採用数は少ないですが、それでも安定の象徴である公務員になれるチャンスがあります。
公務員になってから周りからディスられようと、厚かましく生きていきましょう。
なので、この記事を読んだあなたには必ず就職氷河期世代を対象とした公務員試験に合格し、晴れて公務員になって安定を手に入れてほしいと願っています。
公務員試験に挑む氷河期世代にオススメの問題集
公務員になれるチャンスとは言え、そこは公務員試験。
ぶっちゃけハードルは高いです。
とくに就職氷河期世代を対象とした採用試験は採用人数が少ないですからね。
なので、しっかりと勉強をして準備していなければ100%落ちます。
これは間違いありません。
ただし、受験者はみなさん社会人なので、勉強の時間をあまり取れないというのが現実。
逆に言えば、勉強をすれば合格への可能性はグッと上昇します。
なので、しっかり対策をすれば必ず勝てる試験だということを頭に入れておいてください!
就職氷河期世代が面接官に自分を売り込み合格を勝ち取る方法とは
もしかするとこのページを読んでいるあなたは、公務員試験にチャレンジはするけどたぶんダメかもしれないといった心境かもしれません。
もしくは過去に試験に挑戦してはみたけれど、行動しても結局はうまくいかなかったという挫折を繰り返してきたかもしれません。
筆記試験の勉強をして知識を定着させて、さらには面接スキルをみにつけたりというのは、ずいぶんと遠い道のりだな・・・なんて思っていませんか?
公務員になるのなんて自分には無理だ・・・と思っていませんか?
そう思われる気持ちも分かります。
他でもない私自身がかつては公務員試験に合格する前は、社会人が公務員になるのはすさまじいまでの努力や才能が必要で、
とんでもなく難しくて、ごくごく一部の頭の良い人だけが公務員になれるのだろうな・・・なんて勘違いしていました。
ですが、安心してください!
公務員試験に合格するのは難関大学に合格するようなレベルじゃありません。
何千・何万人の頂点に立たないといけないレベルにならなくても、公務員試験に合格程度なら誰でもできるのです。
限界まで自分を追い込んで勉強する必要はありませんし、2年、3年と気の遠くなるような時間を割いて努力するようなものでもありません。
そんなアスリートがトップを目指すような苦労ではなく、面接試験で自分を売り込むことが出来るようになれば、その辺にいる他の受験者よりも圧倒的に有利になれます!
さて、自分を面接官に売り込むために必要なことは、どんな人にもたどり着けないような圧倒的なスキルを習得することでもなく、
これまで誰も思いつかなかったような斬新なテクニックやアイデアを使うことでもありません。
社会人や就職氷河期世代の採用試験の面接で頻出の質問を抑えて、すでに何人も成功している人の「正しい回答」をマスターすればいいのです。
『【社会人・就職氷河期世代向け】公務員試験の面接で自分を売り込む100点満点の模範解答はこれだ!』では、
面接に自信がもてない人でも失敗しない「100点満点の模範解答」を解説しています。
たとえあなたがコミュニケーションが苦手でも、このノウハウを読めば面接が怖くなくなり、公務員試験の合格に猛ダッシュで近づくことが出来ます!
絶対に公務員になりたい!という方にこそ手に取っていただきたいと願っています。
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面接官が就職氷河期世代に求める人物像とは
面接官にアピールする強みの探し方を知ればグッと有利になる!