このような悩みや疑問を解決する記事になっています。
あなたは就職氷河期世代を対象とした公務員試験のコツや勉強法をご存知でしょうか?
自治体によって教養試験・個別面接・集団面接・適性検査・論文試験と、試験内容は色々。
その中でも、どの試験が最も重視されるのか。
就職氷河期世代の公務員試験を知ることによって、効率良く倍率の高い試験を勝ち抜くことが出来るかもしれません。
とは言うものの、就職氷河期世代を対象とした公務員試験の勉強法とかコツとかってあまり世の中には出回っていないですよね?
そんなあなたのために、
本文では、
合格するためのコツとやるべき4つのこと
について解説しています。
この記事を書く私も就職氷河期ドンピシャの世代で、就職難の時代に運良く公務員になった後、現在は公務員になりたい方のためにブログ運営を行なっています。
就職氷河期世代の採用試験で採用されやすい人には特徴があるのですが、それがどういったタイプなのか、そして、
就職氷河期世代を対象とした公務員試験合格のためにやるべきことも紹介していきたいと思います。
もくじ
就職氷河期世代を対象とした試験に合格するまでの流れ
自治体によって多少、試験内容に違いはありますが、流れはシンプルでして、
- 1次試験:教養試験や論文試験などの筆記試験で基礎学力を見定める
- 2次試験:面接や集団面接(討論)、適性検査であなたのやる気や公務員にふさわしい人材かどうかを見定める
上記の感じです。
つまり、基礎学力があり、面接や適性検査で公務員にふさわしいと判断されれば合格することが出来ます。
ですが、就職氷河期世代の採用試験だけでなく、近年の公務員試験では「圧倒的に面接重視」になっており、筆記試験の重要性は年々下がってきております。
なので教養試験の勉強に対してそれほど不安に思う必要はありません。
まず最初に就職氷河期世代の方に伝えたいのは、「いかにして自分をPRするか」に重きを置くようにしてくださいということ。
それでは次の章では面接試験で具体的に何をチェックされているか、また、どのようにすれば公務員にふさわしい人材だと判断してもらえるか説明したいと思います。
就職氷河期世代の採用試験で求められる4つのこと
公務員になりたい就職氷河期世代のあなたがまず知っておかないといけないのは、「採用する自治体側が求めるもの」です。
つまり、あなたが採用試験合格のために必要なものを4ステップで表すと以下のようになります。
【就職氷河期世代の方が合格するには】
- 筆記試験がある場合、6割取れるくらいは勉強する
- 面接で見られているのは「採用したい人物像」に近いかどうか
- 「リーダー性」を全力で自己PRする
- 適性検査で大切なのは「ウソをつかないこと」
①:筆記試験がある場合、5〜6割取れるくらいは勉強する
すでにお話したように、公務員試験は「面接 > 筆記試験」となっているので、大半の時間を筆記試験の勉強に当てるのはぶっちゃけコスパが良くないです。
とはいえ教養試験が出題される場合、半分以下しか点が取れなかったらさすがに落とされる自治体も多いはず。
なので筆記試験の勉強にフルコミットする必要はありませんが、問題集を1〜2冊くらい買って全問解けるくらいにはしておきましょう。
②:面接で見られているのは「採用したい人物像」に近いかどうか
公務員に求められる人物像、つまり、「こういう人を採用したい!」というのが採用担当側としては当然あります。
ちなみに、公務員に求められる人物像は次の通りです。
- 公務員としての自覚や倫理観のある人
- 失敗を恐れず、チャレンジ精神に溢れている人
- その自治体に愛着があり、より良くしていこうという思いのある人
自治体によって多少の違いはありますが、だいたい上記3点に当てはまる人を求めています。
面接での受け答えで上記に当てはまる人材かどうかをチェックされることになりますが、面接だけでなく適性検査による「性格診断」を行うことでより厳しくチェックする自治体もたくさんあります。
③:「リーダー性」を全力で自己PRする
一般的な公務員試験では自分の長所を話す際、「リーダーシップがあること」はオススメしません。
理由はシンプルに、
そのリーダーシップを公務員の仕事にどう活かせるかについての説明が難しいから
です。
多くの方が「部活やサークルでの経験でリーダーシップを養った」とドヤ顔で語りますが、実際サークル活動などでいとも簡単にリーダーシップって養えますか?
それが難しいことくらい百戦錬磨の採用担当者には見抜かされます。
もちろん、部活動で全国大会に行ったなどの華々しい経歴があれば「部活におけるリーダーシップ」も説得力がありますが、そうでないなら避けた方が無難です。
ですが、就職氷河期世代を対象とした採用試験においてはどんどん「リーダーシップ」を推すべきです。
こちらの理由もシンプルでして、
就職氷河期世代の試験で合格した人の多くが「元自営業者」や「働いていた会社でリーダーシップを発揮する仕事をしていた」
という傾向が強いからです。
実際、私の周りでも「新型コロナの感染拡大により事業が悪化して公務員試験を受けた」という人や、「仕事でリーダーシップを発揮した経験談がある」という人ばかりが採用されています。
逆に、高学歴でもそういった「リーダーシップの経験談がない人」というのは2次試験の面接でみなさん落とされてますね。
④:適性検査で大切なのは「ウソをつかないこと」
近年、行政職・消防士・警察官と、さまざまな公務員試験で適性検査が実施されます。
適性検査を知らない方のためにざっくり説明すると、
たとえば、「あなたは飽きっぽい性格である」という質問に対し、
- すごく当てはまる
- 少し当てはまる
- あまり当てはまらない
- まったく当てはまらない
といったようにマークシートであなたに該当する回答をしていく試験になります。
受験者の多くが「適性検査はただのアンケート」と考えがちですが、それは大間違い!
適性検査はアンケートのような内容ですが、れっきとした公務員試験の1つです。
当たり前ですが適性検査の結果は合否に影響します。
つまり、適性検査の結果からあなたの性格が割り出されるのですが、その結果から
- 公務員にふさわしい性格
- 公務員にふさわしくない性格
上記2つに振り分けられます。
公務員にふさわしい=真面目・誠実・倫理観があるということですね。
当然、ふさわしくないという結果になると不合格になってしまいます。
ここで気をつけなければいけないのは、
公務員にふさわしいと思われる結果になるように回答を操作する
ということ。
適性検査の質問は100問くらい出題されますので、回答を操作しているとつじつまが合わなくなり、結果として
回答を操作している → 嘘つき → 公務員にふさわしくない
ということに。
そうならないためにも回答を操作するのではなく、「このように答えたらこのような結果になる」ということを事前に把握しておきましょう。
要するに「適性検査の練習」をしておきましょうということですね。
まとめ
- 筆記試験がある場合、6割取れるくらいは勉強する
- 面接で見られているのは「採用したい人物像」に近いかどうか
- 「リーダー性」を全力で自己PRする
- 適性検査で大切なのは「ウソをつかないこと」
就職氷河期世代の方が公務員試験に合格するためのコツとやるべきことについてまとめました。
バブル後の不景気のあおりを最も大きく受けた就職氷河期世代。
本来就職できるはずのランクの企業に就職できず、人によっては非正規での雇用を余儀なくされた方も多いはず。
そんな我々就職氷河期世代の人間に対して、政府は2018年になってようやく重い腰を上げて就職支援策を打ち出した訳ですが・・・。
とはいえ、公務員になって安定を手に入れるチャンスなのは間違いありません!
この記事を読んだあなたが公務員試験に合格して、これまでの損失を取り戻せるようになれば同世代の人間として嬉しく思います。
世の中に文句を言いたくなる気持ちも分かりますが、行動しなければ現状は何も変わりません!
なので、ぜひ本記事で紹介した「やるべきこと」を1つでもいいので実践してみてください。
そして、あなたの人生一発逆移転してみませんか?
就職氷河期世代が面接官に自分を売り込み合格を勝ち取る方法とは
もしかするとこのページを読んでいるあなたは、公務員試験にチャレンジはするけどたぶんダメかもしれないといった心境かもしれません。
もしくは過去に試験に挑戦してはみたけれど、行動しても結局はうまくいかなかったという挫折を繰り返してきたかもしれません。
筆記試験の勉強をして知識を定着させて、さらには面接スキルをみにつけたりというのは、ずいぶんと遠い道のりだな・・・なんて思っていませんか?
公務員になるのなんて自分には無理だ・・・と思っていませんか?
そう思われる気持ちも分かります。
他でもない私自身がかつては公務員試験に合格する前は、社会人が公務員になるのはすさまじいまでの努力や才能が必要で、
とんでもなく難しくて、ごくごく一部の頭の良い人だけが公務員になれるのだろうな・・・なんて勘違いしていました。
ですが、安心してください!
公務員試験に合格するのは難関大学に合格するようなレベルじゃありません。
何千・何万人の頂点に立たないといけないレベルにならなくても、公務員試験に合格程度なら誰でもできるのです。
限界まで自分を追い込んで勉強する必要はありませんし、2年、3年と気の遠くなるような時間を割いて努力するようなものでもありません。
そんなアスリートがトップを目指すような苦労ではなく、面接試験で自分を売り込むことが出来るようになれば、その辺にいる他の受験者よりも圧倒的に有利になれます!
さて、自分を面接官に売り込むために必要なことは、どんな人にもたどり着けないような圧倒的なスキルを習得することでもなく、
これまで誰も思いつかなかったような斬新なテクニックやアイデアを使うことでもありません。
社会人や就職氷河期世代の採用試験の面接で頻出の質問を抑えて、すでに何人も成功している人の「正しい回答」をマスターすればいいのです。
『【社会人・就職氷河期世代向け】公務員試験の面接で自分を売り込む100点満点の模範解答はこれだ!』では、
面接に自信がもてない人でも失敗しない「100点満点の模範解答」を解説しています。
たとえあなたがコミュニケーションが苦手でも、このノウハウを読めば面接が怖くなくなり、公務員試験の合格に猛ダッシュで近づくことが出来ます!
絶対に公務員になりたい!という方にこそ手に取っていただきたいと願っています。
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