いきなりですけど、「貧乏」ってどういう状況のことだと思いますか?
一般的には「お金がない状況」だと思いますが、就職氷河期世代の方って経済的に弱者の人も多い、という気がします。
というのも、この記事を書く私も就職氷河期世代ドンピシャの年齢でして、同年代には「40代にもかかわらず年収300万円台」みたいな人が少なくありません。
就職氷河期世代が貧乏なのは、幼少期にバブルが弾け、就職活動の直前にITバブルが崩壊するという、まぁ控えめにいってツイて無さすぎなのが理由です。
だからと言って、時代やタイミングのせいにして、人生投げやりになるのもチョット違うかな、という気はするんですよ。
私なんかは何とか踏ん張って、時代やタイミングの悪さにあらがって、今40代半ばにして資産1億円を達成したわけですけど、これって私が特別優秀とかそういう話じゃないんですよ。
ただ、お金を増やす上で理にかなった行動を取り続けただけ、なんですよね。
で、就職氷河期世代の方というと、知らないうちに貧乏になる行動を取っていることが多く、
実際、就職氷河期世代の方の多くが、その行動ゆえに「生活が苦しい」と感じていますからね。
今も過去も未来も人生は繋がっていますから、老後が苦しい・・・という人は、現役時代の過ごし方が悪いのは言うまでもない、という気はします。
だからこそ、その時々で正しい行動を取らなければ、ずっと貧乏のまま・・・という可能性は大いにあると思います。
というわけで、
本文では、
将来的な貧乏を回避するための5つの行動
について解説しています。
「生涯を通してお金に困りたくない」
「心や懐に余裕のある生活がしたい」
そんな方はまだ遅くないので、ぜひ最後までお付き合いください。
もくじ
貧乏にならないために重要なこと
貧乏にならないために重要なことですが、結論から言いますと、
リスクを管理して、資産が減りづらい状態を作ること
少し言葉にすると難しく感じるかもですが、これさえ出来ていれば貧乏にはならずに済む、と思います。
では、次は具体的な方法を5つ紹介していきますので、ご自身の状況をチェックしつつ、参考にしていただけると幸いです。
①:節約スキルを身につける
当たり前の話かもですが、「節約」は大事です。
もちろん、節約したからと言って1億円の資産は形成できませんが、ステップアップの土台作りなので、厳しい言い方をすれば、
だと思います。
じゃあ、具体的に何を節約すればいいの?ですが、
- 固定費の見直し
- 外食を控える
- 不用品を処分する
- お金のかからない趣味を見つける
上記の感じですね。
「節約が出来る」というのは、言い換えると「生活をコントロールできる」ということなので、常に収入を超えないように生活出来れば、お金に困ることはありません。
「収入 - 支出 = プラス」にできれば、少しずつだとしても資産がどんどん増えていく状況なわけですからね。
でも、人生山あり谷ありですから、突然大きなトラブルがやってくることもあります。
- リストラや大幅な給料減
- 病気により働けなくなった
このような形で収入が減ったり、マイホームや車とか教育費とか、そういった家庭の支出が大きくなるケースもあるでしょう。
そうなると、先ほどの「収入 - 支出 = プラス」にすることが難しくなり、お金に困る状況になってしまいがちですよね。
これが貧乏におちいる典型的なパターン、という気がします。
しかしこんな時、節約スキルが高いとどうでしょうか?
たとえ収入が減ったとしても、支出を収入の範囲にコントロールできる訳ですから、資産は減りません。
とは言え、節約スキルがあったとしても「あるもの」をしてしまうと、節約効果を最大限に受け取れなかったり、最悪の場合、貧乏におちいる可能性も出てきます。
その「あるもの」というのは、「借金」です。
②:できるだけ借金をしない
たとえば手取り40万円の4人家族のAさんがいたとしましょう。
Aさんは借金をしていて、月に10万円の返済があると仮定すると、単純計算で月の手取りは30万円になります。
先ほど、節約スキルがあれば家計の収支はコントロールできると言いましたが、借金の返済はコントロールしようがありません。
もちろん、手取り30万円でも暮らせるかもしれません。
ただ、いずれ大きくなる教育資金とか、車の買い替えとかマイホームとか、そういう未来のためにお金を貯める余裕は手取り30万円では厳しいのが現実です。
一向に余裕ができない、というのは「貧乏」で「お金に困っている状態」ということですから、なるべく借金をしないことは大事になってくる、という気はしますね。
もちろん、すべての借金が悪いと言っている訳ではありません。
価値の下がらない場所の不動産、お金を生んでくれる不動産などをローンで買う分には、それ自体が資産になりますし、むしろ有利に働きます。
お金が必要になった時には売って現金化すればいい訳ですからね。
ただ、多くの人が価値や出口戦略ナシで借金で大きな買い物、たとえば郊外で車が無いと生活できないような団地に家を買うとか「典型的な貧乏な人がやる行動」をしてしまいがち。
そもそも郊外の家なんて、買った瞬間から3割減になる「ご祝儀価格」で買わされるものですから、よほどマイホームへの憧れがない限りは買わない方が無難です。
ていうか、あなたの身の回りの持ち家派の人を見たら分かると思うのですが、マイホームの人って「お金が無い」が口グセになってる人多くないですか?
このようにマイホームというのは貧乏におちいりやすくなるのは間違いない事実ですので、お金に困りたくないなら支出をコントロールするためにも家についてはよく考える必要があるのでは、と思います。
③:資産の分散を意識する
分散が大事な理由としては、具体的なケースで考えると分かりやすいです。
たとえば、資産が貯金だけ、つまり株などの投資を全く行っていないケースを考えてみてください。
と思う人が多いのですが、円安や物価上昇が起こるとお金の価値が目減りするわけですから、実はお金が減ることになるんです。
しかし、その一方で円安や物価上昇に強いからと、資産の大半を外国株で持つと、今度は円高が起こったときにヤバいことになります。
だからこそ、バランスよく資産を分散させることが大事、と思いますね。
たとえば私はと言うと、
- 現金
- 日本株
- 海外株(主にアメリカ株)
- 仮想通貨
ザックリ言うと上記の感じで分散させています。
このようにしておけば為替が円高になっても円安になってもダメージは少ないですし、株は基本的に右肩上がりで上昇していくから物価上昇にも対策できます。
で、株が暴落しても現金があれば心穏やかでいられるし、なんなら仮想通貨が上がって株の暴落分をクッションしてくれるかもしれません。
そうやって仮に暴落が来ても耐えれるように準備しておけば、そこから時間を味方につけて資産を大きくすることが出来るでしょう。
あと、収入の柱を増やすのもメチャクチャ効果が大きいですね。
夫婦で共働きするとか、難易度は高いけど副業で収入源を複数持つと生活に余裕ができます。
このように資産を分散したり、収入の柱を増やすことは「最強のリスクヘッジ」になりますから、あらゆる状況に強くなるのではないか、と思いますね。
④:他人を信用しない
人間不信みたいで何だか悲しいことを言ってるようですが、人を簡単に信用しないのは大事なことです。
特に人生の中での大きな支出に関わる分野、たとえば、
- 老後の資金
- 教育資金
- 住宅や不動産
- 保険
上記のようなことについては、営業マンとか売り手の言うことを信用してはいけません。
なぜなら、無駄な出費が増えて確実に貧乏になるからです。
たとえば「老後資金が不安で・・・」と、銀行や郵便局に行くと、
みたいな提案をされることになります。
これって一見、顧客の要望を叶えてくれる魅力的な言葉に聞こえるので、流されて買いたくなる人も多いのですが、
でもこの手の投資信託って、リターンが低い(手数料の高い)商品が大半で、基本的に売り手(銀行などの金融機関)が儲かるように出来ています。
なお、似たような話は不動産、保険、教育など、ありとあらゆる分野で起こり得ます。
生命保険だってそもそも入らなくてもいいものだし、学資保険ってあれメチャクチャ利回りが低いですからね。
あんなものに積み立てするなら、S&P500とか全世界株式といった、「王道の投資」に積み立てるのが最も賢い方法だと思います。
基本的に、金融機関の営業マンは手数料の高い商品をあなたに買わせるのが狙いです。
それを買ったお客が儲かろうとどうなろうと、後悔しようと知ったこっちゃありません。
まぁ、そんな商品を買わされる無知なお客側にも問題があるのですが、そうならないためにも、その手の大きな出費で失敗して貧乏にならないように自分の身は自分である守りましょう。
だからこそ、決して他人を信用することなく、
自分で勉強して自分で決める
これを徹底することがものすごく大事なのではないか、と思いますね。
自ら学べば他人から搾取されることを防げますから、そうすると人生にゆとりが生まれ、貧乏におちいる可能性をグッと減らすことが出来ます。
⑤:お金を貯めるターンを意識する
人生の中で、貧乏になりやすい時期ってけっこう決まってるんですよ。
一つ目は、子供が中学~大学の時期です。
中学から高校までをすべて公立にすればだいぶ楽になりますが、それでも大学4年間となると、たとえ国公立に行ったとしてもそれなりに負担が重くのしかかります。
そしてもう一つは、収入が少なくなる定年後、いわゆる「老後」です。
この2つのフェーズに入ったときに十分な貯蓄がないと、収入を上回った支出をカバーしきれずに厳しい生活を余儀なくされることになります。
そうならないためにも、貯めるターンを意識して、そのフェーズで貯蓄しておくことが大事、とい気がします。
では、「いつが貯めるターンなの?」についてですが、私が思うに、人生には貯めるターンが4回ほどあります。
- 独身時代
- 結婚後、子供が生まれるまでの間
- 子供が小学生までの間
- 子供が独立(就職)してから退職するまでの間
具体的には上記が貯めるターンになります。
独身時代や子供が生まれるまでの期間って、年収が少ないのでまとまったお金を貯めにくいかもですが、それでもここは生活費を抑えやすい時期ではあります。
また、若いからこそ投資では「時間を味方につける」というアドバンテージを取れるため、ここで堅実な投資ができれば将来的に大きな資産を手に入れることができます。
ですが、この記事を読む就職氷河期のあなたは、私と同じくもうすでに40代なわけですから、①と②のターンは終わっています。
もし今40代だとしても、定年まで残り20年はあるでしょう。
だとしたら、まだまだ積み立てて投資する時間は十分にありますし、20年あれば投資した資産を4.5倍にまで増やすことは全然可能なんです。
なので、先ほどの話にもつながりますが、マイホームなんて買ってる場合じゃないんですよね。
賃貸でも子育てができない訳じゃないし、なんなら子供が小さい頃は家が痛むので、そこを賃貸でやり過ごすっていうのは実はとても理にかなった選択だと思います。
で、話を戻しますと、子供が独立してから定年までの最後の④のターンですが、教育費がかからないので支出は大きく減る。
それでいて若い頃よりも収入が高くなってるケースが多いと思いますので、これまでに貯められなかった人もここでラストスパートをかけることで、
「貧乏老人」になってしまうリスクを減らすことができます。
さいごに:貧乏にならないために大事なこと
夏休みの宿題と一緒で、貯金も出来るときにやっておかないと後で苦しみます。
でも逆に言えば、出来るときにしっかりやっておけばお金に困らないで生活を送れるわけですから、やっぱお金を増やす行動を頑張る価値は大いにあると思います。
誰も好き好んで貧乏になってるわけじゃないですが、就職氷河期の世代は貧乏になりやすいという悲しい現実があります。
それはあなたが悪いのではなく、たまたま生まれたタイミングが悪かったというだけなのですが、国は助けてくれません。
投げやりになって自分の人生を自分の手でメチャクチャにするのは簡単だけど、そんなことして良いようになる訳ないのでやっぱりやるしかない。
なので長期的な視点を持って、色々なリスクを見据えた準備をしておく、
これが出来れば、将来お金に困って「貧乏老人」になることも防げるわけですよ。
- 節約スキルを身につける
- できるだけ借金をしない
- 資産の分散を意識する
- 他人を信用しない
- お金を貯めるターンを意識する
これらを実践すれば、お金に困らない余裕のある生活を送ることが出来ます。
私は就職氷河期世代という、ツイてない世代ではありますが、このことに早く気がつき、行動することでまとまった資産を形成することが出来ました。
なので、同じ世代であるあなたにも実現可能だと思うんです。
もちろんお金がすべてじゃないけど、お金があればいざという時に家族や自分の未来を守ることが出来るはずです。
まだ証券口座を開設していない方へ
記事内でもお話しましたが、貧乏な未来を回避するために今からインデックス投資をすることが一番手堅い対策方法なんですけど、
実はまだ、証券口座を開設していないとか、
メインで使ってる証券口座以外にも他にも証券口座を開設したいって方っていらっしゃいますか?
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インデックス投資信託を買う場合、ポイントが付くのですが、その還元率が一番高い点がオススメですね。
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