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1年目の新人公務員が押さえるべき3つのポイント【公務員歴20年の私が教える】

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お悩みさん
お悩みさん
・公務員の1年目って何を頑張ればいいのかな?

・出来れば周りからデキる奴だと思われたい!

・新人の立ち回り方とかあれば教えてほしい

こんな疑問にお答えします。

 

私は公務員として20年働いた経験があり、現在は公務員アドバイザーとして活動している、いわば公務員を知り尽くした者です。

そんな私ですが、1年目は周りとのストレスから胃腸炎になったりと何かと苦労したものでした。

そんな私が自身の過去経験から、

 

1年目からコレを知っておけばよかったのに・・・!

 

というポイントを3つに絞ってご紹介します。

この記事を読んで、ぜひ公務員1年目を上手く立ち回り、評価を上げてくださいね!

公務員1年目で最も大切なのは「信頼を得ること」

1年目の公務員が最も大切にすることは、周りからの信頼を得ることです。なぜか?理由は3つあります。

  1. 人の印象の9割は最初で決まる
  2. 1年目に得られた信頼がその後の仕事内容を決める
  3. 居心地が良くなって仕事がラクになる

①:人の印象の9割は最初で決まる

何事も最初が肝心というわけ。

新人公務員は配属されて最初の1年間で

 

  • 幸先よく周りから信頼を得る人
  • スタートダッシュに失敗し、デキない奴だとレッテルを貼られる
  • 可もなく不可もなく印象の薄い人

 

こういった部類分けになりがち。

赤ずきん
赤ずきん
最初の印象ってそのままズルズルいきがちなんですよね。

 

2年目、3年目になって最初のイメージをくつがえすことって実はかなり大変。

なので、公務員は信頼が命。

スタートダッシュに失敗してしまうと、その後の仕事や人間関係がハードモードになります。

そうなると、未来のあなたは努力してなったはずの公務員を「辞めたい・・・」と思うようになります。

②:1年目に得られた信頼がその後の仕事内容を決める

公務員の仕事は、

 

  • 重要性の高い仕事
  • 重要性の低い仕事

 

がけっこう明確に分かれてあります。

赤ずきん
赤ずきん
重要性は予算だったり、企画の大きさなどによります。

 

面白い、やりがいのある仕事というのは重要性の高い仕事にあることが多い。

でも、周りの信頼を得られていない限り、いつまでたってもやりがいのある仕事は回って来ず、地味で退屈なルーティン仕事しか回ってきません。

③:居心地が良くなって仕事がラクになる

信頼されることで得られる1番のメリットは、上司や同僚から監視の目がなくなることです。

「あいつはよくミスするから監視してないと!」という目で見られながら仕事するのはストレスがたまりますよね。

逆に、信頼されていると比較的自由に仕事をすることが出来るので精神的に気楽でらいられます。

仕事をしていると、

 

  • 上司への報告を忘れていた
  • 期限のある仕事を忘れていた
  • 重要な書類を無くしてしまった

 

こういうことを頻繁にしてしまう人は必ず存在します。

当然、こういう人は「あの人に仕事任せて大丈夫なんだろうか・・・」という目で見られます。

こうなってしまうと職場での居心地は最悪。監視されながら仕事をするのが気持ちいいはずないですからね。

狼くん
狼くん
じゃあ、信頼を得るにはどうすればいいの?

 

というわけで、公務員1年目の新人が押さえるべきポイントについて紹介します。

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公務員1年目に押さえるべき3つのポイント

新人の公務員が周囲から信頼を得るために、まずは意識する仕事の考え方・取り組み方は次の3点です。

  1. 仕事の正確さ > 速さ
  2. 仕事の過程 > 結果
  3. 状況理解 > 提案・立案

①:仕事の正確さ > 速さ

多くの人がおちいる過ちですが、「仕事はスピードこそ命!」と勘違いしがち。

 

  • 今年の新人はよく仕事がデキる
  • もう中堅と変わらない速さで仕事してる

 

若い頃ってイキりがちなので、上記のように周りから思われたいし、同期よりも早く評価されたいとついつい焦ってしまいますよね。

だけど、仕事の速さを追い求めた人の現実は・・・。

女性上司
女性上司
「ミスが多いからもうちょっと慎重に!」
男性上司
男性上司
「ここの文章間違ってない?」

 

速さばかりに意識を取られて正確さをおろそかにした結果、周りから注意されることに・・・。

公務員は速さよりも正確性の方が圧倒的に大切です。(もちろんろあまりにも遅いのは問題ですが)

間違えを修正するのって本当に大変なので、周りから評価されたいならまずは正確に仕事をするよう心がけましょう。

②:仕事の過程 > 結果

1年目というのは何かと分からないことだらけです。

周りの人に教えてもらいながら仕事することになりますが、教え方は人によってまちまちです。

ちなみに私が遭遇した先輩公務員は以下の3タイプがいました。

 

  1. 手っ取り早く結論だけ教えてくれる人
  2. 結論だけでなく過程から丁寧に教えてくれる人
  3. そもそも教えてくれない

 

③は教えるのがめんどくさいだけの人なので関わるだけ時間の無駄ですし、何よりストレスがたまるので論外。

重要なのは①のタイプの人とのやりとりです。

 

公務員といえどもみなさん勤務中は忙しくしてる人が多いので、新人教育ばかりに時間をかけている余裕はありません。

教えてはくれるんだけど、単刀直入に答えしか教えてくれない。こういうケースって働いていてよくありますよね?

答えを教えてくれるのでとりあえずその場をしのぐことは出来ますが、結論だけ聞いていてもあなたの成長はありません。

なので相手に余裕があるときを見計らって「以前教えていただいたアレですが、なぜそういう結論になるか教えていただけませんか?」と聞くようにしましょう。

こうやって真面目に仕事と向き合っている姿勢は必ず周りの人たちは見ています。

そして、結果だけでなく過程を押さえて仕事が出来る人というのは仕事の確実性・クオリティが上がるだけでなく、今後後輩を育てるときに分かりやすく教えることが出来るようになります。

結論だけ知って仕事を分かったふりをしている人は、いつか大きな壁にブチ当たるので要注意です。

③:状況理解 > 提案・立案

1年目から何か爪跡を残してやろうという若者が勘違いしがちなのが、

とにかく提案・立案して存在感をアピールしようとするところ。

 

  • これは効率が悪いので、こうしましょう!
  • あれはおかしいので、こうしましょう!
  • それは面倒なので、こうしましょう!

 

するとどうでしょう?

女性上司
女性上司
理由があってこのやり方でやってるんだから何でもかんでも否定するのはやめなさい!
男性上司
男性上司
君の提案に部署全体を巻き込む訳にはいかない。郷に入れば郷に従ってくれ!

 

ということが当然起こります。

1年目の新人がやるべきことは提案や立案ではなく、

 

  • 現状、どうなっているかを確認する
  • 本来、どうあるべきかを考える
  • 納得いかない場合は落とし所を探る

 

上記ですね。

古い慣習には必ず理由があるものです。

なので、状況理解をすっとばして「効率論」ばかり叫んでも周りからは「痛い奴」という評価しかされなくなりますよ!

そもそも公務員は10年選手以上の中堅職員ですら状況理解が出来ていない人はたくさんいます。

状況を理解し、空気を読むだけで、仕事がデキるポジションには十分なれるので焦ることはないですよ!

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まとめ:1年目の公務員は焦らずじっくり仕事をしよう!

まずは信頼を勝ち取ることだけを考えましょう!

そうすることで以下のようなメリットがあなたに訪れます。

  1. 人の印象の9割は最初で決まる
  2. 1年目に得られた信頼がその後の仕事内容を決める
  3. 居心地が良くなって仕事がラクになる

 

そして、信頼を得るためには次の3つのポイントを意識しましょう。

  1. 仕事の正確さ > 速さ
  2. 仕事の過程 > 結果
  3. 状況理解 > 提案・立案

 

まだ若いのだから、とにかく焦らずじっくりと仕事を覚えていけばOK!

1年目はまずは周りの信頼という基礎を築く時期です。

そしてその経験は今後大きなリターンとなってあなたを成長させてくれるので、ぜひポイントを押さえて「デキる公務員」を目指してくださいね!

 

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