公務員浪人をしようと考えているんだけど、トラブルが起こらないようにしたい。
公務員浪人をする上で、どういった注意点があるんだろう。
このような疑問にお答えします。
本文では、
- 公務員浪人で起こりうる3つのトラブル
- トラブルの解決方法
について解説しています。
公務員浪人をすると様々なトラブルが起きる可能性があります。
そして、最悪なケースだと結局公務員になれなかった・・・なんてことも十分ありえます。
そうならないためにも、まずはトラブルを明確化して対処方法をまとめればOKです。
ちなみに、公務員浪人で起こりうるトラブルは以下の通り。
- 勉強のモチベーションが続かなくなる
- どこを志望すればいいか分からなくなる
- 途中で他にやりたいことが見つかった
基本的に上記3つだと思います。
それでは順番にみていきましょう。
勉強のモチベーションが続かなくなる
公務員浪人の一番のあるあるです。
基本的にモチベーションは上下するものだと考えましょう。
「えっ?勉強のモチベーションが下がったらどうするの?」
その都度、自分のやる気を鼓舞するだけです。
勉強のモチベーションが上がらないとかで、いちいち勉強がストップしてしまうようではいけません。
常にモチベーションを高く保ちたい気持ちも分かりますが、テンションが低いときでも勉強できる環境にすべし。
おすすめは予定を立てて、毎日それを機械のように遂行する方法ですが、予定を上手く立てる方法については以下の記事で紹介しています。
モチベーションが下がったらいけないの?←上げるのは簡単です
そもそもなぜモチベーションが下がるのか?
それは、勉強が苦手だから。
人にもよりますが、基本的にみなさん勉強が嫌いですよね?
なので、モチベーションが下がってしまうのは仕方ないことなのですが、公務員試験に合格したいならそうも言ってられません。
なので、そんな時は公務員になれた未来と、なれなかった未来を具体的にイメージしましょう。
公務員になれなかった未来
私は前職で毎月100時間を超える仕事をしていて、もうその仕事には2度と戻りたくないという一心だけで公務員試験の勉強を頑張れました。
- もうあんな仕事はしたくない
- こんな安月給はもうごめんだ
- 転勤のない仕事をして安定したい
昔の私のように、あなたが公務員になれなかった未来を思い描いてみてください。
おそらく絶望でしかないですよね。
そうなると「じゃあ頑張るしかない」と思えるはずなので、そうすれば気持ちを入れ直して再びモチベーションを上げることができるのでぜひ試してみましょう。
ちなみに、勉強のモチベーションを維持する方法については、以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。
どこを志望すればいいか分からなくなる
基本的には次の2点に注意すればOKです。
- 重視する条件を考える
- 「地元だから」はNG
それでは解説していきますね。
①:重視する条件を考える
対処方法はシンプルでして、あなたが重視する条件を整理すること。
たとえば以下の通りです。
- 転勤したくない → 地方公務員がベスト
- とにかく楽な仕事がいい → 技能労務職がベスト
- 世の中を動かしたい → 国家総合職がベスト
- 給料の良い自治体で事務仕事がしたい → 特別区がベスト
とはいえ自治体選びは難しいので、悩んだら大きな自治体を選ぶといいですね。
余談:地方公務員 or 国家公務員。どっちがいい?
地方公務員がいいか、国家公務員がいいか?
基本的には引っ越しのともなう異動を良しとするかどうかですね。
地方公務員なら異動があっても同一市内なので、どこに配属されようと自宅から通えます。
一方、国家公務員は必ず引っ越しを要する異動がありますので・・・それが嫌なら地方公務員を選ぶのがベストですね。
ちなみに給料はどちらが高いかと言うと、ケースバイケースです。
私の住んでる都道府県だと、市役所の方が都道府県庁よりも給料は高いですね。
②:「地元だから」はNG
公務員受験の志望先で、たまにこんなことを聞きます。
「志望先は地元の自治体にするよ」
どうしても自分の生まれ育った町に貢献したいなら止めませんが・・・
その地元が田舎の場合は、やめておいた方がいいですね。
理由はシンプルで、「給料が安い」から。
当たり前の話ですが、都会ほど給料は高い傾向にありますので、お金の面で考えると田舎を選ぶメリットがありません。
また、田舎の自治体ほど休みにくい傾向が強いのですが、それについては以下の記事で解説していますので合わせてご覧ください。
途中で他にやりたいことが見つかった
公務員を目指している最中に、ほかの仕事(民間企業)がやりたくなったら、それは全然OKです。
その仕事に就くべきです。
ここでちょっとしたエピソードをご紹介します。
警察官ではなく、家業を継いだ友人の話
警察官は公務員の中でも人気職業なのですが、私の友人は次のように語りました。
まぁ当たり前の話ですが、やりたい仕事がほかに見つかれば公務員に固執することもありません。
世の中にはやりがいがあったり、条件のいい仕事はいくらでもあります。
でも、ほかに見つけた仕事が辛かったらどうするか?ですが・・・
その時は再び公務員を目指しましょう。
近年、多くの自治体で「社会人経験者枠」というものを設けています。
なので、年齢が30歳を超えていても公務員試験を受験できる自治体がどんどん増えています。
やりたい仕事に就いてみて、「やっぱり違うな・・・」と思えばまた公務員を目指して勉強すればいいだけの話です。
ちなみに、社会人から公務員への転職を考えている方は、まずは下記で紹介するクレアール発行の無料のハンドブックを読んでみましょう。
きっとあなたに役立つ情報がたくさん掲載されていますよ。
▶︎社会人から公務員へ転職したい方は必ず読んでおきましょう
まとめ
- 勉強のモチベーションが続かなくなる → 公務員になれなかった未来を想像してみる
- どこを志望すればいいか分からなくなる → 自分の仕事に対する優先順位を明確にする
- 途中で他にやりたいことが見つかった → やりたい事を優先する。失敗したら再び公務員を目指せばOK
公務員浪人をする上で起こりうるトラブルと解決方法についてまとめてみました。
公務員浪人はなにかとトラブルが発生しますが、基本的にはすべて簡単に解決できます。
最初は「就職しないことの不安」に押しつぶされそうになりますが、勉強にコミットできる環境作りは公務員になるなら何よりも大切なことです。
なので、不安や焦りを必要以上に背負うことなく、勉強を楽しむくらいの気持ちでいきましょう。
というわけで今回は以上になります。
公務員浪人をするあなたの背中を押すことが出来たら幸いです。
▶︎社会人から公務員へ転職したい方は必ず読んでおきましょう
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