公務員

【公務員専門学校 VS 独学】どちらがいいのか現役公務員が徹底解説!

「公務員専門学校と独学、どっちがいいんだろう」

と悩んでいる人もたくさんいると思いますが、私自身は公務員専門学校に通って結果が出た人間なので、公務員専門学校を推してはいます。

ただ公務員試験の勉強を始めたばかりのビギナー(特に若い人)の場合、「公務員専門学校に行きさえすれば公務員になれる!」と簡単に考えてしまっている人も多いようですね。

 

簡単に考えすぎて、公務員専門学校に通い出したものの現実の厳しさに挫折してしまい、

道半ばで公務員への道を諦めてしまうのはもったいないですし、人によって公務員専門学校が合う合わないはあって当然です。

 

なので、ここでは公務員専門学校と独学のメリット・デメリットを説明しながら、それぞれのデメリットはどうすれば解消できるのかについてお話していきますね。

公務員専門学校でも独学でも、しっかりと計画・目標を立てれば公務員試験に合格することができますよ!

公務員専門学校のメリット

無駄なく効率よく学習できる

公務員専門学校の1番のメリットは無駄なく効率よく勉強ができることです。

これは、公務員専門学校がこれまでの経験で培ってきた合格へのノウハウ、合格するためだけに必要な物を詰め込んだ教材やカリキュラムで学ぶことができるからですね。

公務員と言って一括りにされますがその職種は様々なので、市役所に入りたい人にはそのための学習、警察官になりたい人には警察官の試験に合わせた学習を行わなければ効率良い学習方法とは言えません。

 

公務員専門学校では市役所行政職コース、警察官コースといったように、希望の職種によりコースを細分化させることで効率よく勉強することができます。

なので、よく出される問題・範囲を徹底的に学習することで試験で点を取れる確率をあげていくことができるんです。

面接試験の対策をしっかり行える

公務員専門学校の場合、これまでに受講生が受けてきた面接での「生の経験談」をたくさんストックしているので、あなたが自分自身で面接の情報を集めないといけないなんてことはありません。

そのデータを元に、最後の関門である面接試験で落とされてしまわないようにプロの講師がしっかりと面接対策をしてくれます。

 

私が公務員試験を受けた頃に比べると、年々筆記試験よりも面接試験を重視している傾向が色濃くなっています。

なので、筆記試験は以前よりも通過しやすいのですが、面接試験を乗り越えるのがかなり難しくなってきているんですね。

インターネット上でも公務員の面接試験のノウハウなどが溢れていますが、そんな誰しもが簡単にアクセスできる知識に価値なんて無いんですよね。

 

そんな使い回しされた面接対策だけで戦って勝てるほど近年の公務員の面接試験は甘くありません。

私の市役所でも公務員採用者のほとんどが公務員専門学校に通っていたというのは、言い換えると「しっかり面接対策をしていた人だけが合格できた」ということなんです。

モチベーションを保ちやすい

公務員試験の勉強を続けていると、ついついそのしんどさからモチベーションが下がり、人によっては公務員を諦めて脱落してしまいます。

これは公務員試験の勉強が長丁場なのに加え、勉強する科目数がかなり多いという過酷さからなんです。

 

気持ちが折れることなく毎日機械のように黙々と勉強を進めることができればいいのですが、私たちは人間なのでなかなかそういう訳にもいきませんよね。

これに対し、公務員専門学校では受講生のやる気・モチベーションが下がらないようにメンタルをセットしてくれます。

 

私が実際に通っていた公務員専門学校では勉強してこない生徒は普通にみんなの前で怒られてましたからね。

このようなことから自分に厳しくできない人にとって、公務員専門学校は効果的にムチを入れてくれるので横道それずに勉強できるところが最大のメリットです。

予定を自分で立てなくていい

公務員試験の勉強で大事なのはきちんとした目標・計画を立てることです。

公務員専門学校の場合、長年の経験で蓄積されたノウハウがあり、それに従って勉強すればいいのでいちいち自分で「今日は何の勉強しようか」と考えなくていいんです。

なので回り道をしたり、効率の悪い勉強をして時間を無駄に使ってしまうという心配がありません。

 

先ほども言ったように公務員試験というのはとにかく勉強しなければならない科目が多いので、余程自分で上手く計画を立てることができなければその作業量に押しつぶされて挫折してしまいがちです。

せっかく公務員を目指す!と一念発起しても途中で挫折してしまっては何にもならないですからね。

最後まで諦めない環境作りをしてくれるというだけでも公務員専門学校には通う価値があると私は思います。

公務員専門学校のデメリット

お金がかかる

受講費用がかかってしまう。

これが公務員専門学校の最大の、そして唯一のデメリットと言えます。

通常安くても20万円、大手公務員専門学校だと50万円近く費用がかかってしまうこともあります。

 

どうしても安く抑えたい場合、無駄を削ぎ落とした通信教育(動画は無くテキストのみ)だと10万円台で学習することができますが、それだとテキストに沿ってやるだけなので独学と大差ないんですよね。

たしかに公務員専門学校を利用するとお金がかかります。

しかし、私としてはたとえ20万円~50万円かかったとしても、公務員試験に合格さえできれば給料でその費用は取り返せるので「一時的にお金がかかってもまあいっか」という感じで公務員専門学校を利用することは悩まなかったですね。

時間を拘束される

公務員専門学校に通うとなると、当然のことながら講義のある時間にスクールに行かなければなりません。

そうなると講義の時間に予定を入れれないし、仕事をしている人は何とか都合をつけて間に合うように帰らなければいけません。

 

そして公務員専門学校はだいたい街中にあるので、電車やバスでの通学もあなたの自由な時間を奪うことになります。

これらのことがストレスに感じる人にとっては公務員専門学校に通うことがデメリットになります。

周りと比べてしまう

周りと切磋琢磨して勉強を頑張る環境というのは私にとってはメリットでしたが、人によってはデメリットに感じることも多いようです。

まだ勉強を始めて間もない人からすると、ガッツリ勉強していたり、自分よりも頭の良い人を見ると途端にやる気がなくなってしまいがちなんです。

「あれだけ勉強しないと受からないなら自分には絶対無理だ・・・」などと考えてしまうんですよね。

学校に通うだけで偉くなった気になってしまう

公務員専門学校に通うと同じ志しを持った仲間がたくさんいます。

そこで公務員についての話をするくらいなら可愛らしいのですが、何を勘違いしたのか自分がすでに公務員になった気でいる人もいます。

 

やたら知ったかぶりして自治体のことを得意げに話してみたり、上から目線でアドバイスを送る人もいますが、その人たちはまだ公務員でもなんでもありません。

その勘違いからか勉強がおろそかになり、来年また公務員再チャレンジ組に・・・なんてことになる人も意外といます。

公務員専門学校のデメリットを解消する方法

まずお金がかかる事の解消法としては、

・1日でも早く公務員になって給料で取り返す

・公務員専門学校のキャンペーンを利用して少しでも安く受講する

というものがあります。

 

独学でダラダラやるよりも早く公務員になって稼いだ方が得なのは間違いないですからね。

次に時間を拘束されることの解消法としては、

WEB通信のある公務員専門学校を利用することが挙げられます。

 

WEB通信というのは従来の学校へ通学するのではなく、家にいながらスマホやパソコンで講義を好きな時間に視聴できる勉強方法です。

これなら仕事をしながらでも無理なく勉強できますし、通学の時間もかからないのでデメリットとは言えなくなりますね。

それと、周りと比べても仕方ないので自分のペースでしっかりと勉強することが大切です。

 

公務員試験は確かに他の受験者との競い合いですが、まずは試験本番までにしっかり準備して臨むという自分自身との戦いにしっかり勝てるかの方が重要なんです。

なので、あまり周りは意識せずに自分が最大限頑張れるペースで継続して勉強することが、途中で挫折しないための秘訣です。

そして、公務員専門学校で勉強してるうちは変な勘違いをしないように常に自分を戒めることが大事です。

独学のメリット

お金がかからない

独学のメリットは公務員専門学校のデメリットの裏返しになるのですが、独学最大のメリットはお金がかからないことです。

しかしよく勘違いされてるのが、「独学だと0円」と思われてる人も世の中には一定数いるようですが、独学を選んでもある程度の出費はかかってしまいます。

 

たとえば公務員試験の科目は20近くあるのですが、これら全ての問題集を買うと20冊×1500円=30000円
たった1冊ずつ買っただけでもう3万円もかかってしまうわけです。

もちろん数的処理なんかは1冊買っただけでは済まないので、仮に独学を選んだとしても5万円くらいの出費は覚悟しなければいけません。

好きな時間に勉強できる

独学だといつでも好きな時間に勉強できるので、公務員専門学校の「授業の時間が決まっている」ということを窮屈に感じている場合は独学から始めてみるのも1つの手です。

独学でやろうと決めたものの何から手をつけていいか分からないという人は、まずは定番の数的処理の問題集を買って勉強を始めてみましょう。

独学のデメリット

モチベーション維持が難しい

どれだけ公務員になりたいかという個人の思いの強さにもよるのですが、独学では「モチベーションの維持」が非常に難しくなります。

というのも、公務員試験は勉強を始めてから試験本番までが長い分、やる気を継続させるのが難しいんですね。

 

また、景気が良くなってきて民間企業の人気が高まってきてるとは言え、公務員の人気は相変わらずで高い倍率を維持しているのが実情です。

なので、公務員試験というのは誰しもが勉強したからといって必ず合格できる保証がないんです。

 

公務員になれるかどうか分からないのに勉強を頑張り続けるのって1人だと余計にもしんどいんですよね。

人間はついつい楽な方へ逃げてしまいがちなので、自分に甘いタイプの人ほど独学を止めて公務員専門学校を利用することをおすすめします。

面接対策がほぼできない

独学だと、基本的に自宅で1人で黙々と勉強するしかないので、面接対策をするのが難しくなります。

インターネット上に面接対策の情報も転がってはいますが、そんな誰しもが見ることができる情報だけに頼っても合格する確率は低いんですよね。

 

インターネットにいるツイッターやメールで面接対策をしてくれる講師の真似事のような人に添削してもらって合格した人もいるかもしれませんが、確率的にいえば難しいと言えるでしょう。

なので公務員専門学校を利用してプロの講師にしっかりと面接対策してもらうのと比べると、独学の方が圧倒的に面接において不利なのは間違いありません。

ちなみに、関東圏の方に限定の裏技ですが、無料で面接対策を受ける方法がありますので、合わせて読んでみてくださいね。

自分で何から何まで計画立てないといけない

独学で勉強していくとなると、試験までの時間の使い方を自分で計画立てて実行することが大変なんです。

1人で勉強していると他人がどんなペースで、今何を勉強しているか分からないですよね。

となると、公務員試験の勉強をする際に、希望の職種の試験の難易度がどのようなもので、どんな問題が出るのか。

 

また、勉強の初期、中期、試験直前にどのような勉強をどのようなペースで行えばいいかなどをすべて「自分の勘」だけを頼りに勉強しないといけません。

そのような状態だと不安になったり、モチベーションの低下に繋がって途中で挫折してしまったりするんですよね。

独学のデメリットを解消する方法

独学のデメリットを解消するのはなかなか難しいのですが、とにかく勉強や面接に関しては書籍を買うのにお金をケチらない事です。

公務員専門学校のように、プロの講師から様々な有益な情報を教えてもらえない以上、自分で情報をかき集めるしかありません。

 

そのためには評判の良い問題集を買って勉強すること。

そして面接対策についてもノウハウ本があるので、まずは購入して面接の基本的な知識を頭に叩き込みましょう。

また、面接は実践が最高の練習になるので、自身の本番の面接の前に必ず何かしらの面接を受けにいきましょう。

 

とは言っても面接を受けに行くのってどうすればいいの?という人もたくさんいると思います。

そんな人はぜひ民間企業の採用試験を受けにいきましょう。

 

民間企業の中途採用試験は筆記試験がなく、履歴書と面接試験だけの所が多いので、あなたが面接を体験したい場合に実践を経験できる良い機会となるでしょう。

そこでもし感触が良かったり、あなたが思っていたよりも良い会社であれば就職してみるのも手なので、まさに公務員と民間企業の一石二鳥の活動ができるので賢いやり方だと思います。

面接の場数を踏む方法については下記の記事で詳しく紹介していますので、合わせてお読みください。

公務員専門学校 VS 独学で悩んでいるあなたへ。この2つを守ればどっちでも大丈夫!


公務員専門学校を利用しようか、独学にしようか悩みに悩んでそこで立ち止まっているのはもったいないです。

とにかく勉強しないことには始まらないので、もし考えすぎて勉強が進んでいないなら難しく考えすぎず、まずは数的処理の問題集でも1冊買ってみて勉強してみましょう。

そして、公務員専門学校にしろ、独学にしろ今から話す2つのことを意識できていれば公務員試験に合格する確率をグっと上げることができます。

公務員専門学校にしろ独学にしろやる気が大事

公務員専門学校にしろ、独学にしろ「やる気」があれば公務員試験に合格することができます。

公務員専門学校のメリットでもお話したように、勉強のモチベーションを維持することが公務員試験を乗り切る上で最も大切なんです。

 

モチベーションさえ維持できれば自分でしっかりと計画を立てて実行することができるでしょうし、途中で心が折れて公務員になることを諦めたりもしないでしょう。

逆に勉強のモチベーションが無ければ、公務員専門学校を利用しようとも試験に合格することはできません。

公務員専門学校に通っています!といっても、結局は自分自身が努力して勉強しないと公務員試験には受かりませんよね?

 

このように公務員専門学校を利用しても、「絶対に公務員になるんだ!」という強い意志がなければ公務員専門学校に通うだけお金と時間の無駄になってしまいます。

逆に、公務員専門学校にしろ独学にしろ「やる気」「モチベーション」を維持して、しっかりと勉強することができれば公務員試験は必ず合格することができますので、「やる気」を意識するようにしてみましょう。

自分をしっかり持って周りや情報に振り回されないことが大事

この情報社会では自分からアクセスしなくとも様々な情報が飛び込んできます。

・インターネットで書き込まれている公務員試験の勉強方法

・講師もどきの面接対策の添削

・公務員専門学校のメリット、デメリット

・独学のメリット、デメリット

など、世の中には色んな情報で溢れかえっています。

 

なので「公務員専門学校がいいのか」「独学がいいのか」を筆頭に、情報に振り回されるのではなく、あなたにとってどれが有益な情報かを見極める必要があります。

公務員専門学校がいいのか、独学がいいのかに答えはありません。

自分に合っていると思える方法でやってみましょう。

途中で作戦変更なんていくらでもできるんですから。

 

ちなみに私は、民間企業で働きながら最初は独学で勉強していました。

そしてそのペースでは時間が無さすぎて絶対に合格できない・・・と感じ、思い切って仕事を辞めて公務員専門学校に通うことにしました。

このように、公務員に合格した人の成功事例を見ながら自分に合ってそうな勉強方法を考えてみましょう。

さいごに


公務員専門学校を利用するか独学で勉強するか、これから公務員を目指そうとしてる方からすると、かなり迷ってしまうと思います。

私個人としては、公務員専門学校を利用した方が合格しやすいとは感じています。

ただ、勉強方法には人によって合う合わないがあるのも事実です。

 

なので、まずは公務員専門学校に資料請求してみて、「ここなら自分に合ってるかも」と思える公務員専門学校を探してみましょう。

探してみて見つかれば公務員専門学校を利用してみる。

どこも自分には合いそうにないと感じたらまずは問題集を買って1日でも早く勉強を始めてみましょう。