先日、人事課で働いている公務員時代の友人と「現在の面接試験事情」について話をする機会があったんです。
「こういう人は面接でどうしても低い評価になっちゃうよね」って話をしたんですけども、だいたい私と意見が一致していて、面接の評価について再確認することになりました。
そんなわけで、さっそくこの話をあなたにも共有したいと思ったので、
本文では、
面接のコケ方3選(失敗例)
について解説しています。
すべての公務員試験に通ずる話となっていますので、「絶対に面接で失敗したくないっ!」という方はぜひ記事の最後までお付き合いください。
面接での失敗パターン①:時間の使い方がヘタ
まず一つ目は、「時間の使い方がヘタ」ですね。
だいたい個別面接って、一人の持ち時間が15分くらいなんですけども、「質問に対する答えの最適な時間」というものがあるじゃないですか?
つまり、一つ一つの話が長すぎて持ち時間をオーバーする人は、その時点でアウトということ。
また、制限時間内だったとしても、「長所はなんですか?」と聞かれた時に、その回答をダラダラ話すのも良くない。
面接官からしたら聞かなければならない質問が他にもある訳で、すべての質問に対して「端的に答えてください」と思ってるわけで。
それなのに、とにかく情報を詰め込んでしまって、挙句、「話しをしている途中に論点がズレてしまって、結局何が言いたいのがよく分からない」みたいなことがよく起こるんです。
なので、回答が長いのは論外だし、聞かれたことだけを答える「一問一答」みたいな感じで、箇条書きみたいな回答もよくないので、自身の解答は練り上げた方がいいと思います。
面接での失敗パターン②:自慢話をする
そして、2つ目は「うっとおしい受験生あるある」なんですけども、(もしかするとあなたも一度や二度経験があるかもですが)「受験生が自分の自慢話大会を始める」です。
「学生の頃に全国大会に出場しました」みたいな。
あれ、面接官の本音を言うと、「うるせー。自慢話なんか聞きたくねーわ」なんです。
もうちょっと言うと、「なんでお前の面白くもない自慢話を聞かされて、いちいちリアクションしなきゃダメなんだよ」です。
あれは本当にやめた方がいいです。
言ってる本人は自分の優秀さをPRしてるつもりだと思うんですけども、残念ながらそのPRは面接官に届いてないどころか、むしろマイナスになってる。
結局何者でもない、ただの受験生の「武勇伝」なんて、痛々しくて聞いていられない。
他によりどころがないから、本人的には「必殺パンチ」のつもりで繰り出した回答だと思うんですけども、面接官というのは、その日一日面接をずっとしてるから「また、自慢話君か・・・」という感じでウンザリするんです。
「もう、そういうのいいから!」と。
回答に自慢話を織り交ぜて良い方向に転んでいるところをあまり見たことがないので、むしろ自慢話はしない方がイイと思います。
面接での失敗パターン③:回答の練り方が雑
これが一番よく見るタイプのコケ方ですが、「回答の練り方が雑」です。
どんな人材かまだ分からない受験生の「人となり」をどこで測るかというと、これはもう「回答の質」でしかないんですね。
回答作りで手を抜いていたら、「この人はきっと仕事も手を抜くんだろうな」というイメージを持ってしまう。
もちろん回答をよく考えているからといって、仕事を真面目にするとは限らないですが、面接で受験生の優劣をつけるには、それしかない。
これは厳しいことを言うかもですが、面接試験というのはたった一度きりのチャンスなので、本番で100%の力を出すしかないんです。
その「たった一度のチャンスをモノにしないと終わる」という状況で、それでも回答の準備が不完全な人の詰めの甘さに、面接官はどうしたって低い評価を付けざるを得ないんですね。
まとめ:面接で失敗する人の行動3選
今回の話をまとめると、
- 時間の使い方がヘタ
- 自慢話をする
- 回答の練り方が雑
この3つの地雷は踏まないようにするのが得策です。
中でも、面接試験で低評価になる人で圧倒的に多いのが「回答の練り方がヘタな人」という現実があります。
そういう人を救うために、私は『【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!』というノウハウnoteを執筆し、その中で模範解答を紹介しているのですが、この中身を見せたところ、人事課で働いている友人から「100点の回答」とお墨付きをもらいました!
面接で聞かれる質問には、なぜその質問をするのか?という意図が必ずあって、noteではそこんところも解説しているし、その他大勢の受験生とかぶりがちな質問で差別化ができる回答も用意しています。
なので、読むだけで面接本番をイメージしやすくて、とにかく面接に自信を持って臨めるようになるんです。
このnoteを読めば、面接で高い評価を得ることができるので、まさに「試験で勝つためのバイブル」だと自負しています。
回答が雑だったり、当たり障りのない「無味無臭の回答」だけで、競争率の高い公務員試験は絶対に乗り越えられない。
回答作りこそが、厳しい試験を勝ち抜く絶対条件であり、最高の対策になるので。
クオリティーの低い回答では面接官に刺さらないので、そこんとこはしっかりと肝に銘じて欲しいと思います。
なので、
「回答を練ってクオリティーを高めなければ合格はない」
と思ってもらっていいですね。
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