面接試験で落ちるかも・・・と不安が頭から消えない。
また、面接で落ちる人ってどんな失敗をしたいのか知りたい。
このような疑問や不安についてお答えします。
本文では、
- 公務員試験の面接で落とされる人の特徴
- 面接で落とされないためにはどうすればいいか
について解説しています。
本記事を読めば試験で落とされる人の特徴が分かるので、面接についての悩みがだいぶ減ると思います。
万全の面接対策をする上でわりとタメになると思うので、ぜひ記事の最後までお付き合いください。
面接での定番の質問集と、実際に使える回答を掲載!
まず始めに、【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!についてご紹介させてください。
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合否を決定づける2つのケース
あなたは公務員試験の面接で落とされる理由が何かご存知ですか?
それは「あなたが採用したい人物像と違った」ということです。
落とされる理由はもちろん1つではないですが、落選理由として1番大きな理由というのは面接官が採用したい人物像にあなたが当てはまらなかったということです。
そして他にも、あなたに落とされる理由が特になかった「不可抗力な落選理由があるケース」もあります。
以上のことから、公務員試験の面接で落とされる理由を大きく分けると以下の通りになります。
- 面接官の好みに合わなかった【あなた自身に問題があった】
- 問題がないけど落とされた【不可抗力なパターン】
上記を理解していなければ独りよがりな面接対策をして、相手が必要としてる人物像に寄せていくという1番肝心なことを見失ってしまったりするわけです。
実際、「面接対策=ノウハウ本やネットで集めた情報」といったように、面接官が何度も聞かされてウンザリするような定番なことしか答えられない人が非常に多いんです。
逆に公務員試験の面接に合格する人は、自分の魅力を最大限にアピールし、面接官が採用したい人物像にしっかりと寄せています。
公務員試験の面接で落とされる人の特徴
面接で落とされる人の特徴は以下の通りです。
- 社会人としての言葉使いができていない
- 見た目の清潔感がない
- 面接の前後での指示が守れていない
- コミュニケーション能力が低い
- 資格を持っていなかった
- 採用したい条件と違った
- 始めからコネ採用で出来レースだった
①:社会人としての言葉使いができていない
まずは社会人としての常識(マナー)が欠如している人です。
ハツラツと元気が良いのはもちろん大事なことですが、勢いあまって敬語を使うのを忘れてしまうウッカリさんが意外といます。
しゃべりに自信がある人ほど、緊張がほぐれてきた時ほど注意が必要です。
誰しも日常生活の中で敬語や丁寧語は使い慣れていないので、油断した時ほど普段使っている言葉が出てしまうもの。
「マジ」「ヤバイ」「~っすね」なんて言ってしまったらそこでゲームオーバーくらいに思っておいた方がいいでしょう。
②:見た目の清潔感がない
言葉使いがイマイチな人以上に面接官をガッカリさせるのが、身だしなみを整えていない人です。
- スーツがしわくちゃでシャツはアイロンがかかってない
- シャツの袖やネクタイが汚れている
- ボタンを上までしっかり留めていなかったりネクタイの結びが緩い
- 髪は寝癖、ヒゲは綺麗に剃ってない
- ピアスやファッションリングをつけている
上記は1発で不合格の烙印を押されます。
他にも髪型やメイクなど、社会人としての常識をしっかりと守る必要があります。
「そんなこと言われなくても分かってるよ!」と言う人もいるかもですが、最低限が守れてない人って本当に多いんです。
ちなみに、公務員試験の面接においての服装や髪型のマナーについては、以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。
③:面接の前後での指示が守れていない
面接を受けたことがある人なら経験があると思いますが、受験者は面接試験本番までの間に控え室などで待たされます。
その際にいくつか指示が出されることがあります。
これは私の経験談なのですが、建物に入ってまずは控え室に受験者全員が待機していたところ担当の職員から、
「こちらから再度指示があったら面接室の前まで移動してください」と指示がありました。
当然私を含めた受験者たちは次の指示があるまで控え室で待ってようとしたのですが・・・
2~3名の受験者が次の指示がないにも関わらず面接室の前まで勝手に行ってしまいました。
極度の緊張からか担当者の指示が聞こえなかったのかもしれませんが、結果としてルールが守れていないということに。
ちなみにその2~3名の受験者は全員不合格でした。
極限状態の緊張だったからかもしれませんが、こういう時ほど冷静に人の話をしっかりと聞かなければ「ルールを守れない人」という烙印を押されて不合格になってしまうので注意しておきましょう。
それと控え室での私語やスマホも注意が必要です。
控え室にカメラがついていて監視されているという事までは自治体側もしていないでしょうが、もし万が一のことがあってはいけないので面接まではじっと大人しく待っておきましょう。
④:コミュニケーション能力が低い
コミュニケーション能力が低いというのは、どういったタイプを連想しますか?
- 口数が少ない
- 声が小さくて聞き取りにくい
- 目を合わせない
上記を思い浮かべると思いますが、コミュ力の低さというのは決してこのような内向的な理由だけではありません。
- 独りよがりで長々と話を続ける
- 受け答えは明るいけど相手の質問に対して的外れな回答をしている
- カッコいい事を言おうして結局何が言いたいのかよく分からない
- やたら偉そうに講釈を垂れる
面接はただ話せばいいというものでもありません。
当たり前の話ですが相手(面接官)あってのものなので、決して独りよがりに喋り続けてはいけません。
ここでは具体的な名前は出しませんが、芸能人や俳優、スポーツ選手でもこういった人たちっていますよね?
相手はお構いなしにマシンガントークする人や、カッコいい事を言おうとして結局何が言いたかったのか分からなかったり論点がおかしくなったりする人。
こんな独りよがりな会話ではなく、面接官にとって心地よいトークのキャッチボールをしっかりと行えることが合格への第一歩となります。
⑤:資格を持っていなかった
公務員は特殊な職種(薬剤師や医師など)を除いて、資格の有無は採用条件には含まれません。
しかし、資格があるにこした事はありません。
たとえば面接試験であなたと他のもう1人の評価が互角だった場合。
採用できるのはどちらか1人だと、面接官はどうやって合否を決めるかご存知ですか?
- 年齢の若い方
- 学歴の高い方
- 前職での経験値が高い方
上記のように判断材料はいくつかありますが、その中でも特に重視されるのが「資格の有無」です。
資格を持っていなくても公務員試験は受けれますし、合格することも可能です。
しかし最後の最後で競った場合、武器になるのはやはり資格なんです。
その資格が業務に活かせるかどうかは別にして、資格というのは頑張った結果取得できるものなので、面接官は「この人は努力ができる人なんだ」という評価をしてくれます。
面接官もその自治体のイチ職員であるわけですから、どうせ一緒に働くなら資格を持った頑張れる人と働きたいのは間違いありません。
公務員試験を目指している人は今から資格の勉強もするのは時間的に厳しいかもですが、何か資格を持っている人はぜひ面接でアピールしてみましょう。
⑥:採用したい条件と違った
ここまで面接に落ちる人の特徴について解説してきました。
公務員試験の面接で落とされるのはあなたに何かしらの問題があったり、他の採用者と比べて光るものが無かったという理由がほとんどです。
しかし、あなたに何も問題が無いにも関わらず落とされてしまうケースもあります。
そんな不可抗力で落ちてしまう理由の1つが「採用したい条件と違った」というパターンです。
- 女性(男性)を中心に採用したかった
- 若い人(もしくは20代後半)を採用したかった
上記がよくあるケースですね。
自治体は基本的に退職した人と同じだけの人数を新規採用します。
60歳の定年を迎える人が10人いた場合、その年の新規採用者は10人というわけです。
もしその年の定年退職者が全て女性だった場合、新規採用者の大半を女性にしたいという思惑が役所サイドには当然あります。
という事はあなたが男性だった場合、その年は圧倒的に女性が有利なので落とされる可能性が高くなるというわけです。
消防や警察の公安系は男◯人、女◯人といったように募集要項に書けるのですが、市役所や都道府県庁の募集要項には男◯人、女◯人といったような事が書けないんです。
なのであなたが受験した自治体が今年どちらの性別を多く取りたいと思っているかは、事前に分からないので完全に「運次第」になってしまいます。
また、公務員というのは民間企業のようにほとんどが新卒採用という訳ではないので、職員の年齢バランスというのはある時突然悪くなります。
公務員の定員は就職氷河期の景気が悪かった時代からどんどん減らされているので、全体で見ると年長者が多く若者が少ない逆ピラミッドの状態が続いています。
なので下の世代は20代前半、中盤、アラサーと、できれば満遍なく採用したいという考えがあります。
最終面接で評価が高い順番から取っていくとどうしても人生経験豊富なアラサーが有利になってしまうので、それを是正するために20代前半からアラサーにかけて満遍なく採用します。
要するに面接試験では受験者全員の戦いというより、あなたの相手は同世代の受験者になります。
⑦:始めからコネ採用で出来レースだった
これは規模の小さい自治体でよくありがちですが、最初から採用される人が決まっているパターンです。
いわゆるコネ採用、縁故採用です。
公務員試験にコネがあるかどうかは今も昔も変わらず論争のネタになっていますが、結論から言いますとコネ採用はあります。
もちろん「この人を入れよう!」と密談してる現場を見たわけではないですが、働いていればなんとなく分かるものです。
「なんでこの人はうちの自治体に入れたんだろう・・・」と思うくらい何のとりえもない人っていますからね(苦笑)
政令指定都市のような大きな自治体では数人コネで採用してもさほど影響がありませんが、採用が2人しかない所にコネ採用で1人決まったとしたら・・・
実質、採用枠は1人になってしまうので受験者からすると死活問題ですよね?
あなたに能力があり、面接においても何も不備がなかったにも関わらず落ちてしまった場合、コネ採用があったということも十分考えられます。
ちなみに、公務員試験のコネ採用については以下の記事で解説していますので合わせて読んでみてくださいね。
面接で落とされないためにはどうすればいいか
ここまで公務員試験の面接で落とされる人の特徴を解説しました。
自分に問題があった場合、試験に落とされてもは仕方ないですが・・・
努力しているにも関わらず、採用したい条件に当てはまらなかったとかコネで採用されている人がいると思うとウンザリしてしまいますよね?
でも諦めるのはまだ早いです!
公務員試験において不可抗力の影響を受けない方法があるんです。
不可抗力のケースとして、「コネ(縁故)採用」「どちらの性別を採用したいのか」「若い人を採用したいのか」などがありますが、これら全ての影響を受けない方法は次の通りです。
採用者の多い自治体を受けること。
100人クラスの採用がある自治体では、数人コネで採用されようとも大して影響はありませんし、その年は女性を多く採用したいからと言って100人全部女性を採用するなんてことはありません。
なので、公務員になりたいならなるべく大きな自治体を受けましょう。
さいごに
- 社会人としての言葉使いができていない
- 見た目の清潔感がない
- 面接の前後での指示が守れていない
- コミュニケーション能力が低い
- 資格を持っていなかった
- 採用したい条件と違った
- 始めからコネ採用で出来レースだった
面接で落とされる人の特徴についてまとめました。
落とされる人の特徴とかは分かったけど、ぶっちゃけ面接官が採用したい人物像に寄せるのは難しいものです。
もし「面接が苦手・・・」という人は面接のノウハウをしっかりと叩き込んでくれる公務員専門学校を利用することが合格への1番の近道です。
公務員専門学校なら百戦錬磨の面接ノウハウがありますので、きっとあなたを合格まで導いてくれます。
ちなみに、私が心からオススメする公務員専門学校については記事の最後で紹介します。
というわけで今回は以上になります。
あなたが公務員試験の面接で失敗しないよう、本記事が少しでも力になれたら幸いです。
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