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【公務員を辞めるかどうか】相手を自分の土俵に引きずり込んで考えるべき

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今回は、「相手を自分の土俵に引きずり込んで勝負するって大事だよね」という、すごく当たり前の話をしたいと思います。

先日、メディア運営をされている方とお話する機会をいただいて、そこでビジネスの話とかお互いに考えている戦略とか意見交換させていただいたのですが、その流れで、あることに対して意見が割れる一幕があったんですね。

ある事とは過去の私にピンポイントな内容ではあったのですが内容です。

で、その場にいた方の大半は「公務員を辞めるな」というご意見でした。

 

とか「悩んで相談するような奴はどこに行ったってダメだ」みたいな、かなり辛辣な意見でした(苦笑)

その上で、私の意見を求められたのですが・・・実は、私も他の方の意見に半分賛成なんです。

夢を追うよりも、「負けないこと」が重要

これを話すと、「つまんねーヤツだな」と思われるかもしれませんが、やっぱり、一か八かの勝負って人生の中で極力避けた方がいいんですね。

赤ずきん
赤ずきん
失敗すると取り返しがつかない事も多いので。

 

これは「兵法書」の1ページ目に書いてあるような基本的な話で、戦いをする場合、最初に目指すべきゴールは「戦わないこと」です。

「戦わずに兵を前に進めにはどうすればいいか?」を考えて実行することが大事。
とはいえ、戦わなくちゃいけない場面というのがやってくる。

その時に絶対に押さえておかないといけないのは、

 

勝たなくてもいいから、まずは負けないこと

 

ですね。

事前に相手のことを調べに調べて、こちらの環境を整えて、「これなら負けることはないだろう」という状況を準備してから戦いに出る。

なので、少年漫画でよくあるような「1人で10人に立ち向かう」なんて絶対にNGなんです。

たとえば公務員の方から、「昔から夢だったイラストレーターになりたい」という相談をされたら、私は絶対に、

「自分のやりたいことを実現したい気持ちは分かるけど、どうせイラストレーターで食っていけるようになるまでバイトをしなくちゃいけなくなる。だったら、平日は公務員として働いて、土日にひたすらイラストを描いた方がいいと思う」

という無難すぎるアドバイスをすると思います。

 

こういう話をすると、「無難な決断=つまらない」と感じる人が多いかもですが、やっぱり一度きりの人生なので、「負けて大怪我をしない」というのは超大事!

そのことと、「夢を諦める」というのは全く別の話で、夢に挑戦することは大賛成です。

挑戦するのであれば、なおのこと、「それを実現するために必要なのは?」という議論ですね。

 

公務員を辞めた私が言っても説得力がないかもですが・・・ちなみに、他にやりたいことが「クリエイティブなこと」でなければ、私は公務員を辞めていません。

やっぱサラリーマンを続けるのであれば、公務員は安定していて条件の良い仕事ですから。

私が「このまま公務員を続けていてもなぁ」と思ったのは、頻繁に異動によるストレスがあるところと、収入の天井がメディア運営の方が高かったことです。

まぁ私も見切り発車ではなく、「このタイミングならイケる!」という確信を持てるまでは公務員を辞めなかったので、やはり「負け戦をしない」「一か八かの戦い方はしない」というのが非常に重要です。

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いつ何時も、自分の土俵に相手を引きずり込む

転職するかどうかの時の心得をお話しましたが、たとえば私は音楽の仕事をする時もこのスタンスなんですね。

作曲家とはいえ、やはり得意・不得意なジャンルというか音楽がありますので、何か依頼があったとき、「これはできません。これはできます」という話し合いを結構させていただくんです。

これって依頼主からすると「面倒な作曲家」と思われるかもですが・・・。

けど、やれないことを「出来ます」といって仕事をして、クオリティーが依頼主の想像を下回ったら、こちらのダメージが後々も響いてくる。

そうなるのであれば、「これは出来ないけど、こういうのはどうですか?」と、こちらから提案もさせてもらう。

そりゃ面倒かもしれないけど、ここまで事前に打ち合わせした方がお互いがイメージする完成品の解像度が高くなると思うんですよね。

こういうのって、けっこう色んなシーンであると思うんです。安請け合いしたばっかりに、結果がすごく残念だったみたいな。

 

それならば、キチンと事前に話し合いをして、「そこで折り合いがつかなければ仕事を受けない」という方が大事なのかなぁと思います。

押さえておくべきは、「いつ何時も、自分の土俵に相手を引きずり込む」ということです。

事前に密に交渉しようとすると「面倒な人」として扱われちゃうし、特に日本人は「野暮だなぁ」とか「察してほしい」みたいに考えてしまいがちですが、

試合に負けないためには「いかに自分の有利な状況を整えるか?」というところに、深くフォーカスした方がいいと思います。

 

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