公務員のホントのところ PR

公務員の年収って多いの?少ないの?の本当の話をバラします!

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ボーナスの時期になると、「公務員の夏(冬)のボーナスが出ました。平均額は◯◯万円です。」

などと声高にニュースで取り上げられるのを聞いた事があると思います。

 

突然ですが、あなたは公務員の給料がどれくらいかご存知ですか?

具体的な額は検討つかなくとも、「公務員は安定してそこそこ良い給料を貰っているんじゃないの?」と思っている方も多いのではないでしょうか。

というわけで、今回は「バラします!」シリーズの第4弾!

 

本文では、

公務員の給料事情のリアル

について書いています。

 

あまり表だって話題にならない公務員の給料が一体どれくらいなのか、ぜひ本文を読んで触れてみてください。

公務員の給料は職種・部署により格差がある

「公務員の給料は◯歳で◯万円くらいです。」

と簡単に言えないくらい給料や年収は職種によってバラバラです。

それもそのはず、官僚と呼ばれる国家総合職の公務員から、警察官・自衛隊・消防士などの公安系の公務員、市町村役場の地方公務員まで職種は多種多様です。

 

また、公務員試験の難易度も職種によりそれぞれ違うため、当然ながら給料に格差があるのも事実です。

狼くん
狼くん
公務員で1番高給なのは財務省とか外務省といった所で働いてるお偉いさんなんだろ?
赤ずきん
赤ずきん
そうだね。全公務員の頂点は財務省の事務次官だね。

 

ちなみに、公務員の頂点である「財務省の事務次官」クラスになると、退職金が5000万円以上にもなります。

私のような末端の公務員の退職金の2倍以上ですね(苦笑)

 

職種によって給料が違うのは、ある程度想像できていたかと思います。

実は年収の違いは職種だけではなく、同じ市役所内でも「残業が多い・少ない」や「手当がつく・つかない」によって給料が大きく変わってきます。

残業が多い部署とむちゃくちゃ暇で毎日定時で帰れる部署を比べると、リアルに年収が50万円、いや、100万円は余裕で変わってきます。

 

早く帰りたいけど給料が少ないのもそれはそれで困るし・・・といったように悩ましい問題ではあるのですが、ブラック企業のように「仕事が忙しく、残業させまくるくせに給料が安い」という事はありません。

1つ問題点を挙げるとすれば、市役所で働く公務員の難しいところは、なかなか自分の裁量で残業をしにくいところです。

 

どういう事かと言いますと、給料は程々でいいので毎日定時で帰りたいという人でも、忙しい部署に配属されると余程のガッツがなければ定時で帰るのは難しいでしょう。

一方、毎日残業して残業代を稼ぎたいという人でも、暇な部署に行くと誰も残業していないので残業する事ができません。

赤ずきん
赤ずきん
こればっかりはどこに配属・異動があるかによるんだ。
狼くん
狼くん
自分で部署を選べないからしょうがないんだろうけど、難しい問題だよな。

 

ちなみに、地方公務員の残業代については以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてください。

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公務員の給料はこのようにして決まる

公務員は役職によって「級」があり、その中に職務年数によって決められる「号」があります。

「級」はその数字が高ければ高い程上の役職、簡単に言うと偉いという事になります。

「号」は市町村によって多少上がり幅などが異なるようですが、基本的に毎年4号上がります。

4号上がることで、額にすると約7000円くらい基本給が上がる事になります。

 

1番低い給料は「1級1号」となりますが、誰しもがここからスタートするのではなく、入庁する年齢、また、前歴加算があるかないかによっても給料のスタートラインが人によって異なります。

中途採用の場合前歴加算といって、前職の経験を加味されて無職の採用者よりも高い級、または号で公務員のキャリアをスタートする事が出来る制度です。

 

それと忘れてはいけないのがボーナスです。

公務員は基本的に夏(6月30日)と冬(12月10日)にボーナスが支給されます。

基本的にというのは、自治体によっては夏、冬、そして春(3月)の3回に分けて支給するケースもあります。

 

公務員のボーナスは民間企業との差を考慮して何ヶ月分支給されるかが決まるので、どれだけ支給されるのかは毎年微妙に変わってきます。

一般的に公務員のボーナスは、「大企業>公務員>中小企業」といった感じです。

大企業に勤めている友人からは「公務員ってボーナス少ないんだね」とよくいわれますね(苦笑)

 

ちなみに、公務員が年齢ごとにどれくらい年収やボーナスをもらっているかについては、以下の記事で詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてください。

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給料の多い、少ないを左右するのは地域手当

地域手当というのは、その地域で公務員と民間企業の給料格差の是正を行うために支払われる手当の事です。

  • 都会は大企業が多いので田舎に比べてサラリーマンの給料が高い
  • 都会ほど家賃などの物価が高いので生活コストがかかる

 

基本給だけでは都会と田舎の公務員の給料が同じになってしまいます。

そのままでは賃金水準が不公平なため、その不公平さを改善するために地域手当が支給されます。

赤ずきん
赤ずきん
物価が高い都会の公務員と物価の安い田舎の公務員が同じ給料じゃおかしいんじゃない?ってとこからきてる手当なんだ。
狼くん
狼くん
早い話が都会は基本給とは別に手当てが出るって事なんだな!

 

基本給が20万円の東京都特別区の公務員である場合、

特別区の地域手当は20%であるため、20万円×20%=4万円となります。

基本給20万円+地域手当4万円=24万円が月額基本給というわけです。

 

ちなみに、全国の自治体の地域手当については、以下の記事で紹介していますので、自身が受験する可能性のある自治体の地域手当をぜひ調べてみましょう。

地方公務員の平均年収は586万4349円

2017年に総務省が発表した地方公務員の年収データによると、

地方公務員の平均年収は586万4349円と発表されました。

地方公務員 市町村別年収・収入ランキング

 

地方公務員の平均年収586万4349円が高いかどうかは個人の主観によると思いますが、注目すべき点は市町村別の平均年収の最高と最低の格差です。

地方公務員の市町村別最高平均年収は751万592円に対して、最低平均年収は386万6004円なので約2倍の差があります。

 

狼くん
狼くん
いくら都会と田舎に差があるとは言え、2倍近く差があるってどうなんだ?
赤ずきん
赤ずきん
このデータには僕も驚いたよ。考えられるのは最低平均年収の市町村は若い職員が多い、もしくは財源に乏しいので残業代が出ないから平均年収を押し下げているのかもしれないね。
狼くん
狼くん
こりゃ都市部に労働者が流れる訳だぜ。

 

ちなみに、地方公務員の年収の具体的な額は以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてください。

公務員の初任給がめちゃくちゃ少ない理由

これは私の実際の経験談なのですが、公務員の初任給はビックリするくらい少ないです。

それにはいくつか理由がありますので、説明していきます。

 

  1. 大卒で民間企業に入るよりも基本給が少ない
  2. まだ手当や残業代がないため給料が少ない
  3. 年功序列である為、若いうちはそもそも給料が少ない

公務員の初任給が少ない理由は上記の通りです。

①:大卒で民間企業に入るよりも基本給が少ない

大卒で民間企業に入った場合の基本給はおよそ20万円ですが、地方公務員の基本給が20万円に届くまでには数年かかります。

 

赤ずきん
赤ずきん
僕が役所に入って最初にもらった給料は手取りで15万ちょいだったよ。
狼くん
狼くん
えっ!?そんな少ないの?

②:まだ手当や残業代がないため給料が少ない

手取り15万円が最初の1年間続くとしんどいと思いますが、その心配はいりません。

最初の給料には各種手当や残業代が無いので15万円くらいしか貰えませんが、4月に時間外勤務(残業)があれば5月の給料には残業代が加算されます。

そして様々な手当も5月からは貰えるので、年齢が若くても手取りで18~20万円くらいにはなります。

 

赤ずきん
赤ずきん
賃貸に住んでる人は家賃手当も5月から支給されたりするからね。
狼くん
狼くん
ずっと手取り15万円かと思って焦ったぜ。

 

ちなみに、公務員がもらえる「通勤手当の額」については、以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてください。

③:年功序列である為、若いうちはそもそも給料が少ない

テレビのニュースなどで報じられる公務員の平均年収を見ると、「公務員って給料良いんだなぁ」と思うかもですが、若いうちはぶっちゃけ給料は少ないです。

平均年収というのは40代以上の高所得の公務員が平均を押し上げている為に、このような高い水準となっています。

ちなみに、公務員の平均年齢は自治体にもよりますが大抵42歳くらいなので、「42歳の時に年収がだいたい600万円くらいなのかな」といった認識でOKです。

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まとめ

  1. 職種によって給料はバラつきがある
  2. 同じ市役所内でも部署によって給料の差がかなりある
  3. 年に一度7000円くらい基本給が上がる。
  4. 都会の市役所に入った方が地域手当が高いので給料が良い
  5. 年功序列なので40代くらいから年収は多くなってくる

以上、公務員の年収って多いの?少ないの?の本当の話をバラします!についてまとめてみました。

 

公務員の給料は地域手当が何%支給されるかによって大きく変わってきますので、まずは自身が受けたい自治体の地域手当を調べることから始めるといいですね。

また、公務員は最初の5~6年は給料が少ないので、それまではガマンですね。

ガマンして10年くらい勤めたら、そこそこの給料になっていきますし、仕事面でも後輩が増えて徐々に楽になってきます。

 

それでは今回は以上となります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

 

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