あなたは今までの人生の中で面接を受けた事がありますか?
受けた事がある人は何回くらい面接を受けた事があり、そしてその結果はどうだったでしょうか?
「面接なんて毎回合格。百戦錬磨だよ!」なんて人も世の中にはいるかもしれません。
しかしこの記事にたどり着いて、今こうして藁(わら)にもすがる思いで何かしらのアドバイスを探してるという事は、
あなたは面接に何かしらの不安を抱えているのではないでしょうか?
せっかく公務員試験の筆記試験を頑張って合格する事ができ、残すは面接試験だけという状況であれば、面接に自信が無いとはいえ落ちる訳にはいきませんよね?
というわけで、
本文では、
公務員試験の面接対策・攻略法
について解説しています。
公務員試験の合否を決める頂上決戦である「面接試験」を絶対に合格するために、本記事を読んで参考にしてみてくださいね。
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もくじ
面接を重視する自治体が増えてきている

公務員の2次、もしくは最終試験で必ずといっていい程行われる「面接試験」ですが、私が公務員試験を受けた頃には、もうすでに筆記よりも面接を重視するようになっていました。
さて、ここで突然ですがクイズです。
なぜ筆記試験よりも面接を重視するような自治体が増えたかご存知ですか?
答えは、人柄が良く、コミュニケーション能力の高い人材を採用したがっているためです。
というのも、公務員は市民サービスを提供している以上、市民の方とのコミュニケーションは必要不可欠です。
公務員が人気職業になってからというもの、市民の公務員に対する目はどんどん厳しくなってきているので、自治体サイドはなるべく対人面で優秀な人材を欲しています。
対人面での優秀さを測るには、筆記試験よりも面接で人柄を吟味するほうが間違いないですからね。
よって、公務員試験では年々、筆記よりも面接を重視するようになっています。
ちなみに、面接官に人柄を伝える方法については以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。
面接の極意!自分の長所を面接官に売り込め

あなたは自分の長所をスラスラと人に説明する事が出来ますか?
雑談形式の場ですら人にスラスラと話が出来ない人は、今後の人生がかかっていると言っても過言ではないプレッシャーのかかった公務員試験の面接の場では絶対に上手く話せないでしょう。
面接の極意①:自分を売り込む
ところで、なぜ自分の長所を面接で上手く話せないといけないのか、あなたはご存知ですか?
面接では「あなたの長所」と「志望動機」は絶対に聞かれます。
志望動機ももちろん大切ですが、志望動機で他者と差別化を図るのってけっこう難しいんです。
なぜなら志望動機はみんなだいたい同じだからです。
大半の人の公務員になりたい理由って「市民の役に立つ仕事がしたいから」と答えますよね?
バカ正直に「楽そうだから」「土日休みだから」「安定しているから」なんて答える人なんていないですもんね(笑)
そんな中、長所を上手く話せたら他の受験者と差別化ができます。
なぜなら、面接で一番大事なのは自分を売り込む事だからです。
- この人と一緒に働きたい
- この人が部下ならいいな
上記を面接官に思わせれるかどうかが面接のカギであり、そのように思わせれるかどうかはあなたの長所にかかっています。
面接の極意②:清潔感にも気を配る
そしてこれは言うまでも無いとは思いますが、一緒に働きたいと相手に思わせるにはまず最低限身なりを整えることが必要です。
「身だしなみ」や「清潔感」というのは、公務員の面接試験だからというよりもイチ社会人として常識ですからね。
ちなみに、最低限必要な清潔感は以下の通りです。
- 髪を切る
- 髪を茶色などに染めない
- ヒゲ・爪などをきちんと剃る、切る
- ヨレヨレのスーツを着ない
- にこやかな表情で質問に答える
ちなみに、公務員試験の面接における髪型や服装のマナーについては以下の記事で解説していますので、合わせて読んでみてください。
自分の強みを客観的に見てもらう

ではどのように長所を話していけば相手に響かせる事が出来るのか。
これにはちょっとしたコツがあります。
自分では気付いていなかったけど、相手から意外な事で褒められたりしたことって経験ないですか?
先ほど自分の長所を言えることが大切だと述べましたが、実は自分で気付いている長所はあなたの良い所のほんの一部なんです。
実はあなたにはホントはもっと良いところがある、言うなれば長所の塊なんです。
ただ自分自身で長所を分析するとなると、以下の理由からあなたの「本質的な長所」を探せないといったことになりかねません。
- 自分で「長所」というのが恥ずかしい
- 自己評価が低く「長所」だと自信を持って言えない
- 謙虚なので「自分の長所」となかなか言えない
では客観的にあなたの長所を分析するとなると、人に聞いて回らないといけないということになりますが、それはそれで恥ずかしいですよね。
そんな恥ずかしく手間のかかる事をしなくても、実はあなたの強みを客観的に知る方法があるんです。
あなたはストレングスファインダーというのを聞いたことがありますか?
ストレングスファインダーというのは、質問に答えていくだけで自分の長所(強み)を客観的に分析してくれるもので、2000円くらいする本を購入することで診断することができます。
自己分析というのは非常に大切でして、公務員試験に合格する人はみんな面接対策のために「自己分析」を行っています。
まだ行っていない人は自己分析をしておくべきですが、2000円とはいえ本を買わないといけないのはなんだかめんどくさいですよね?
そんなあなたのために、ここでは自己分析を無料で行える方法を紹介します。
自己分析を無料で行う方法
結論から言いますと、リクナビNEXTのグッドポイント診断なら無料で自己分析を行うことができます。
グッドポイント診断というのは、リクルートが提供しているリクナビNEXTという就職サイトの中にある自己分析サービスです。
このグッドポイント診断ですが何が凄いかというと、
- 診断結果8568通りという圧倒的なボリューム
- あなたの長所について詳細な診断結果を出してくれる
- あなたの長所を客観的に分析してくれる
- あなたの長所を文字に起こし言語化して説明してくれる
と、無料なのが信じられないくらいのサービスとなっています。
面接で他者と違いを見せる為にこのグッドポイント診断であなたの長所を知り、その長所を武器として合格を勝ち取りましょう。
そのためにも思い立ったが吉日。
今すぐリクナビNEXTにアクセスして、グッドポイント診断を行ってみましょう!
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自分のキャラ付けにブレを生じさせない

グッドポイント診断では長所が5つ診断され、上から順番にあなたの資質の強い順に並んでいます。
では、グッドポイント診断をして得られたあなたの強みを武器に、面接に挑むことがなぜ面接対策として優れているかご存知ですか?
それは自分の性格、強みに一貫性を持つことが出来るからです。
実は面接において、頭が真っ白になって上手く喋れないのと同じくらいNGなことがあります。
それは、質問の回答によって矛盾が生じる事です。
あなたの発現やキャラ設定にブレがあると面接官はすぐに気づきます。
言うことに一貫性がない人が信頼を得ようすることは至難の技ですからね。
ましてや相手は初対面の面接官で、あなたの人柄など1ミリも知らない相手です。
キャラがブレていると、あなたにその気はなくとも相手にとってあなたの印象が「嘘つき」や「いい加減」と思われる可能性が出てきます。
ちなみに、あなたは調子の良い嘘つきと一緒に働きたいですか?
相手に誤解を与えない為には、発言には一貫性を持たせなければなりません。
なお、自分のキャラ付けを上手に行う方法については以下の記事で紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。
公務員試験の面接においてよくある質問を想定する

公務員試験では特別難しい事を聞かれたり、圧迫面接のようなプレッシャーをかけられたりという事は滅多にありません。
面接でよく聞かれるようなありふれた質問しかされないと考えていいでしょう。
しかし、ありきたりな質問ばかりされるとはいえ、全く準備をせずに面接に臨むような無謀な事をしていては試験に受かるものも受かりません。
公務員試験の面接ではありきたりの質問だからなのか、それとも筆記試験に合格して一時的に気が緩むからなのかわかりませんが、面接は筆記に比べて圧倒的に準備しやすいにも関わらずおろそかな人が多いのです。
何事も本番でどうパフォーマンスするかよりも、そこに向かうまでの準備の方が大切です。
事前にしっかりと準備さえ出来ていれば自信が持てますし、自信がついていればプレッシャーのかかった場面でも本来の実力が出せます。
頭が真っ白になってシドロモドロになるリスクを最小限にとどめるためにも、まずは出来る限りの準備として、本番でされるであろう質問を想定する必要があります。
- 志望動機
- 採用されたらどんな仕事がしたいか
- あなたの長所と短所は
- 他の市町村を受けているか
- あなたにとって理想の公務員とは
- 自分のどんなところが公務員に向いていると思うか
- どうしてこの自治体を受けたか
- なぜ地方公務員か(なぜ○○か)
- 民間企業ではなく公務員を志望する理由
- 職場で円滑に働くために大事な事は
- 尊敬する人は
- 趣味は
- あなたの特技
- 休日の過ごし方
- これだけは人に負けないものはあるか
- 大学学科の専攻理由
- あなたにとって良い職員とは
- 最近関心を持ったニュース
- 上司と意見が合わなかった場合どうするか
- 自己PR
ザッと思いつくだけでも想定される質問はこんなにあります。
面接試験に臨むにあたり、これくらいは最低限答えられるようにしておかなければいけません。
しかし、ただ質問への答えを用意するのでは準備が万全とは言えません。
先ほど説明したように、答えを言った後に何かエピソードを求められたりしても困らないように、質問を掘り下げられた時までを想定して答えを用意しておけば、面接は勝ったも同然です。
面接での回答の組み立て方
これが回答の1セットです。
面接での回答の組み立て方のメカニズムを説明すると、
- 面接官の質問に答える
- その答えの具体的な話を用意
- 答えを仕事にどう活かせるかの話を用意
ここまで準備する事は大変ですが、面接までたどり着いた人は公務員試験に合格するために後一歩なので、ぜひとも最後まで油断せずに頑張ってくださいね。
長所×面接想定=面接試験に絶対勝てる

グッドポイント診断をした結果、あなたは自分でもなかなか気づかない長所を知ることが出来たと思います。
そして元々自分でも気づいていた長所についても詳細に知ることが出来たはずです。
この自分の強みを駆使して、公務員の面接試験でされるであろう質問に長所を上手く織り交ぜて答える事が出来れば、おのずと結果はついてくると思います。
グッドポイント診断の結果を利用して面接試験で回答する例
あなたは自分の力に自信を持っており、たとえ目の前に大きな障壁があっても決してひるむことなく、信じた道をどんどん突き進むことができます。細かい事はあまり気にしないため、あなたのことを「おおらか」「自由」と評する人も多いかもしれません。
あなたの存在感は、目の前の課題が困難なときほど際立ちます。仲間たちは、誇りを待って課題に向き合うあなたの姿勢や打たれ強さに勇気づけられます。なぜなら、自分を信じることの大切さをあなたから学ぶことができるからです。(※グッドポイント診断結果より引用)
わたしの強みはこのように診断されました。
これを使って実際の面接をシュミレーションしていきたいと思います。
このような感じで、グッドポイント診断で得た長所を織り交ぜながら質問に答えていく事がコツです。
グッドポイント診断の結果を使うのに1つだけ注意して欲しいことがあります。
それは、「使って良いワード」と「使わない方がいいワード」を選別する事です。
たとえば私の診断結果を例にすると、「おおらか」とか「自由」というワードはビジネスの場ではあまり良い言葉として受け取ってもらえない場合があります。
「ルーズ」とか「ズボラ」と解釈されると、あまり良い印象を与える事ができなくなってしまいますよね?
なので、誰が聞いても耳障りの良い「目の前の課題に立ち向かう」や「打たれ強い」などのキーワードを取り入れます。
私は先ほどの質問では「ひるむ事なく立ち向かう」というワードを「努力」にアレンジして使用しました。
まとめ

やっとたどり着いた面接試験で絶対に落ちたくないなら、今すぐグッドポイント診断をやって面接対策の準備をしましょう!
なぜなら、自己分析の重要さを知らない、またはめんどくさがって自己分析をやらない人は軒並み面接試験で落ちています。
それだけ公務員試験は筆記試験よりも面接試験を重視するようになって、面接の重要性が高まると同時に、準備にかける手間も必要になってきています。
ここまで面接のコツを説明しても自己診断をやらない人はやりません。
あなたがもし面接試験で絶対に落ちたくないなら自己分析をめんどくさがらずにやりましょう。
ここで紹介したリクナビNEXTのグッドポイント診断なら無料で出来ますのであなたの負担は一切ありません。
まさにやらない理由がないですよね。
この記事を読んで今すぐにグッドポイント診断をして強みを手に入れた結果、あなたが来年の春から公務員として働く日が訪れる事を心から祈っています。
▶︎公務員試験に合格したいなら最低限自己分析だけはしておきましょう!
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