あなたの周りにも人柄がよく、みんなから好かれる人っていませんか?
・誰に対しても自然に振る舞える
・悪口を言われていることがない
・いつも明るく悩みがなさそう
このような人をみていると、うらやましくてたまらなくなりますよね。
この人柄がいい人というのは日常生活で誰からも好かれるので、公務員試験の面接においても面接官に「この人を採用したい!」と思わせることができるんです。
「私もそんな風になれたらもっと自信をもって面接に臨めるのに・・・!」
そんな思いをしているあなたも、実は心がけ次第でこのような人柄のいい人になることができるんです。
本文では、
・人柄がいい人の特徴
・面接官にあなたの人柄を伝える方法
について解説しています。
あなたも人柄を上手く伝えれるようになって、面接官に「この人を採用したい!」と思われるようになっちゃいましょう。
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まず始めに、【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!についてご紹介させてください。
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人柄がいい人の5つの特徴
公務員試験の面接官に好かれる人に共通しているのが「人柄がいい」ことです。
人柄の良さがにじみ出ている人は、どんな相手にも安心させる力があるのですが、その安心感は張り詰めた緊張感ある面接の場でも発揮します。
では、人柄がいい人の特徴とはどのようなものなのでしょうか。
1.コミュケーション能力が高い人
当ブログでも度々解説していますが、公務員試験の面接で最も大事なのは面接官とコミュケーションを上手く取れるかどうかです。
しかし、コミュケーションと一言でいっても
・質問につまらず答えればいい
・たくさん話せばいい
といった訳ではありません。
コミュケーションというのは会話のキャッチボールなので、相手の話に耳を傾け、簡潔に分かりやすく答えることが求められます。
ただ長々と話をして、その途中論点がズレているにもかかわらず「今日の面接は手応えがあつた!」などと勘違いしている人が本当に多いんです。
その点、試験に合格する人というのはみんなコミュケーション能力に長けており、「真面目一辺倒」といった一昔前の公務員像とは違ってきていますね。
このように、公務員として働くにはコミュケーション能力というのは必須なスキルになってきているので、面接官に人柄よく思われたいのであればコミュケーション能力は必須といえます。
2.謙虚な姿勢の人
公務員というのは「全体の奉仕者」であるため、常に謙虚な姿勢でなければいけません。
私のように採用されて10年以上も経つと、徐々に謙虚さが失われているケースもよく見かけますが、面接時に謙虚さが無ければ間違いなく落とされます。
面接では自信を持ってハキハキと話すことも重要なのですが、それが行き過ぎてしまうと謙虚さがなくなり「鼻に付く奴」になってしまいがちなので注意が必要です。
公務員の仕事は個人プレーではなくチームワークでこなす仕事の方が多いため、他の人の意見を謙虚に聞き、
その都度柔軟に動けるというのが公務員に欠かせない「調整力」のある人だと評価されます。
そのため、面接試験で自分の意見をグイグイ主張するのではなく、あまりがっつかずに自然体で受け答えするようにしましょう。
そうすれば「謙虚な人」と面接官に思ってもらえ、評価が上がることにつながっていきます。
ちなみに、面接における調整力についての話は、以下の記事で書いているので合わせて読んでみてくださいね。
3.やる気や熱意がある人
公務員試験で面接官が質問を通じてチェックしている項目が2つあるのですが、あなたはそれが何かご存知ですか?
結論から言いますと、それは「熱意」と「人柄」です。
面接官は10分ほどの面接の中で、あなたの回答から熱意と人柄を測ろうとしています。
面接官といえども普段はその自治体で公務員として働いているイチ職員のため、どうせ部下にするならやる気のある人を採用したいはずですよね。
面接官からすると、自分にはない若さやチャレンジ精神、そして何事に対してもエネルギッシュに挑むことができる人材を欲しています。
面接で熱意や意欲さを受け答えの中でしっかりとアピールできれば、面接官から人柄がいいと思ってもらうことができるでしょう。
4.メンタルが強そうな人
メンタルが強そうな人に対して面接官は魅力を感じ、高い評価をしてくれます。
実は公務員の中には、精神的に病んでしまって長期休暇を取っている人が意外と少なくありません。
私の市役所でも毎年必ず精神的に病んでしまい、病気休暇を取得している職員の方がいると聞きます。
今年はいませんでしたが、去年はうつ病になって長期休暇を取る職員が私の部署からも出てしまいました。
このように公務員として10年も働いていれば、同じ部署から離脱してしまう職員が出てしまい、人手不足で忙しい思いをするといった経験をしているんです。
なので、これはあまり知られていませんがメンタルの強さというのは大きな武器になります。
これまでにブラック企業や厳しい部活動を乗り越えてきた経験がある人は、それを上手くアピールすることでちょっとやそっとの事ではへこたれないメンタルの持ち主であることをPRしましょう。
5.個性がある人
公務員に個性は必要ないように思うかもしれませんが、実は面接において個性は重要になってきます。
というのも、自己PRや志望動機というのは受験者全員似通った回答になりがちなんです。
「部活やサークルでリーダーシップを発揮し・・・」
「私が生まれ育った市で貢献したいと思い・・・」
といった回答は、面接官からすると聞き飽きてうんざりしています。
なので、人とは違った経験談を話せたり、他の受験者とは異なった切り口で話ができる人というのは面接官からすると新鮮で、魅力的に映ります。
また、今後AIが自治体にも積極的に導入される時代になると、無個性の職員は役所の給料だけでは厳しくなるかもしれません。
何か他者にはない個性やスキルだったり、新しいモノを生み出せる人というのは、機械にはない「人柄」を武器に時代を生き抜いていくことができるでしょう。
ちなみに、今後AIが導入されていく中で、公務員が生き抜くためにするべきことについての話は以下の記事で解説しています。
面接官にあなたの人柄を伝える5つの方法
人柄がいいと、いかに面接官から良い評価が得られるかが分かっていただけたでしょうか?
このような人柄のいい人になるには日頃からちょっと意識するだけで簡単になることができます。
では次に、あなたの人柄の良さを面接官に伝える方法についてお話していきますね。
1.相手の話をしっかり聞く
面接官に「人柄がいい」と思ってもらおうとするならば、まずは第一にコミュケーション能力の高さをアピールする必要があります。
あなたはコミュケーションにおいて大切なことが何かご存知ですか?
コミュケーションにおいて大切なことは、以下のことがしっかり出来るかどうか。
・自分の意見をしっかり言える
・相手の話を聞ける
・上手な相づち
・会話の間を取れる
逆にコミュケーションが下手な人に共通しているのは、相手の話をしっかり聞けていなかったり、相手の意向をくみ取れないといったことです。
相手の話を聞くことができるからこそ、適切な回答を投げ返すことができるのです。
言い換えれば、相手の話を聞けない人は、適切な回答をしたり、上手く会話の間を取ることが難しくなります。
相手の話を聞くことは簡単、そして常識なように思えますが、公務員試験という緊張した状況でそれが出来なくなる人が非常に多いというのを覚えておいてください。
相手の話を聞くことができれば、自分の意見もしっかりと話せるようになりますよ。
2.謙虚さをアピールする
周りの意見を取り入れる謙虚さを身につけましょう。
働いている時に周りと自分の意見が合わないことってありますよね。
そのような時にムッとしたり、自分の意見を押し通そうとするのはあなたに謙虚さがないからです。
「自分の意見の方が正しいのに・・・!」
もちろんあなたの意見が正論な時もあるでしょう。
しかし、自意識過剰な一面を見せると人柄のいい人とは思ってもらえなくなります。
とくに集団面接の場ではよくこういったことがあります。
・グループの中で一番発言したい
・他者を論破して勝ちたい
集団面接での勝ち負けは討論の結果だと勘違いしている人がいますが、面接官が見ているのはそこではありません。
面接官は面接の場で、あなたの調整力を見ています。
他者を受け入れ、その中で自分の意見との落とし所を探る。
そのように謙虚な姿勢を見せることができれば、おのずとあなたの人柄は面接官に伝わることでしょう。
以下の記事では、集団面接で失敗する人の原因について詳しく紹介していますので、合わせて読んでみてくださいね。
3.ポジティブシンキングになる
物事をポジティブにとらえる習慣を身につけましょう。
もし普段から「あの人は間違っている」「あの人はズルい」といったように、他人を否定的にとらえる考え方をしているのなら、あなたの物事を見るフィルターがネガティブだと自覚しましょう。
というのも、自覚はないけどネガティブな発言ばかりしてる人って実はけっこう多いんです。
ネガティブに否定的な発言ばかりしている人は周りから嫌われがちなだけでなく、面接官からの評価も最悪なものになります。
たとえば、2018年に起きた「みなみ青山児童相談所問題」についての意見を面接で求められたとします。
行政側は南青山に建設したい、住民側は南青山というセレブな土地に児童相談所は適さないと反対しているといった問題ですが、
・南青山に建てようとする行政がどうかしてる
・セレブだかなんだか知らないけど住民はワガママだ
といった否定的な発言をするとあなたの評価は低いものとなるでしょう。
この場合、行政側・住民側両方の面から物事をみて、両者の言い分に寄り添った意見を言うだけであなたの印象は変わってきます。
そのような視野の広い人間になることができれば、自然とポジティブに考える人になれ、面接官からしっかりしていると思ってもらえるようになります。
ちなみに、以下の記事では会話中否定から入る人の特徴について書いています。
あなたも知らず知らずのうちに「いや」「けど」といった否定語から入っていないか意識してみましょう。
4.メンタルの強さをアピール
先ほども触れましたが、公務員はメンタルをやられて病気休暇を取得する人が意外と多いんです。
激務な民間企業と比べて余裕がある部署だと、他人の揚げ足を取ることばかり考えている職員がいるのも事実。
また、公務員といえども激務な部署に配属されると毎日日付が変わるくらいまで残業・・・なんてこともあるんです。
なので、暇な部署、忙しい部署どちらに配属されてもメンタルをやられる条件は残念ながら揃っています。
ここで武器になるのがあなたのメンタルの強さです。
・強豪校で先輩、監督からスパルタ教育を受けて、それを乗り切った過去がある
・以前ブラック企業で働いていたのでメンタルには自信あり
といった過去の体験談を「今となっては笑い話」というように上手くポジティブな話として伝えられると、あなたのメンタルの強さをアピールすることができます。
メンタルをやられて長期休暇を取得されると同じ部署の人は当然ながら人手不足になり忙しくなります。
そうならないためにも、自治体側はなるべくメンタルの強い人を採用したいといった思惑があるので、ぜひ面接ではメンタルの強さをアピールしましょう。
5.自分の発言に一貫性を持つ
面接ではあなた自身を素直に伝えてみましょう。
相手の顔色を伺いながら回答するのではなく、
・自分はどうしたいのか
・自分はどう思うのか
・自分は何をしてきたか
そういったことを基準にしながら、面接官に伝えることを意識してみてください。
常に自分の意見をしっかり言えることで、あなたの発言に一貫性が生まれます。
そして一貫性がある人というのは、「この人の話は筋が通っている」と面接官からも信頼を得ることができます。
面接ではついつい「いい事を言おう」と、話に矛盾が生まれ、一貫性がない人がけっこういます。
そうなると面接官から信頼は得られなくなってしまいます。
人柄がいい人というのは常に自分というものを持っているので、自分自身のストレスが少ないだけでなく、周りの人たちからの信頼を得ることにもつながっています。
あなたも面接官の目を気にするのではなく、自分の意見をしっかり伝える。
それが人柄を伝える第一歩だと思って取り入れてみてくださいね。
「人柄よくなるのって難しい・・・」と思ったら
これまでの文章を読んで「人柄のいい人になりたいけど難しそう・・・」と思われたなら、まずは自分のセルフイメージをしっかりと持つことから始めてみましょう。
あなたはどんな風になりたいですか?
いつもイライラして、人の悪口・陰口ばかり言っているような人になりたいですか?
それとも、いつも穏やかで多少嫌なことがあっても動じず平常心でいられる人になりたいですか?
毎日、なりたい自分をイメージしてセルフプロデュースしていきましょう。
「自分はもっと穏やかになって人から好かれる人間になりたい」
「物腰柔らかい優しい人になりたい」
そのように具体的になりたいセルフイメージを持つことで、自然とそういった自分に近づいていくことができます。
実際に私もセルフイメージを意識していますが、このセルフイメージを持つようになってから目標到達までの道のりが劇的に明確になりました。
横道それそうになった時には、自分のなりたい姿を思い起こすことで冷静さを取り戻し、「理想の自分ならここでどのように行動するだろう?」と自問自答する習慣を作りました。
その繰り返しをしていると、少しずつですが物事が上手く進むようになるんです。
セルフイメージを持つだけで自然と人柄のいい自分に近づいていけるので、ぜひ取り入れてみてくださいね。
まとめ
【人柄がいい人の特徴】
- コミュケーション能力が高い人
- 謙虚な姿勢の人
- やる気や熱意がある人
- メンタルが強そうな人
- 個性がある人
【面接官にあなたの人柄を伝える方法】
- 相手の話をしっかり聞く
- 謙虚さをアピールする
- ポジティブシンキングになる
- メンタルの強さをアピール
- 自分の発言に一貫性を持つ
人柄のいい人は自分も他人も尊重できるので、いつも精神的に落ち着いていて穏やかです。
その穏やかに多くの人が引き寄せられ、そしてその一貫性や自信が周りに安心感を与えているのです。
ぜひあなたもそのような人柄のいい人になって、面接官から「この人を採用したい!」と思われるようになってくださいね。
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