・面接に苦手意識があるし、面接カードの書き方もよく分からない・・・
・よくある質問とか傾向と対策とかあれば教えてほしい!
このような疑問や悩みを解決する記事になっています!
公務員試験で実施される試験の中で面接の重要度は年々増しており、「コミュニケーション能力の高い人」が最も評価される時代になりました。
一方で教養試験の勉強にばかり時間を割き、面接対策といえばノウハウ本を読んで対策した気になっている受験生が試験に落ち、苦い思いをしているのをたくさん見てきました。
これは大袈裟でもなんでもなく、「公務員試験は面接によって合否が決まる!」のですが、コミュ力に自信がないと不安で仕方ないですよね?
面接に苦手意識がある方にとって悲報ですが、岡山市の採用試験も面接が最もウエイトが高く、人物重視の採用基準になっています。
なので、岡山市の公務員になるには面接で高評価に繋がる受け答えをしなければいけません!
というわけで、
本文では、
- 岡山市の面接の傾向と対策
- 岡山市の面接カードの書き方
- 岡山市の面接でよく聞かれる質問
について解説しています。
面接試験の場数経験がある人ってあまりいないので、現時点で面接に苦手意識があるのは当たり前なんです。
むしろ、「ここからどうやって面接スキルを向上していけるか」が、岡山市の公務員になれるかどうかに関わってきます。
この記事を読むあなたが岡山市の採用試験に自信を持って臨めるように、面接試験の傾向と対策方法を丁寧に解説していきます。
「岡山市の試験に合格したい!」という熱い思いの方はぜひ記事の最後までお付き合いください!
もくじ
岡山市の面接の傾向と対策

まずはじめに、面接試験の傾向を紹介します。
- あなたの長所や短所
- 岡山市の公務員になりたい理由
- これまでに力を入れて頑張ったこと
上記のような質問を通じて、面接官は受験生の性格や人間性、そして岡山市の職員になりたい思いがどれだけ熱いかをチェックします。
岡山市では最終合格までに面接試験が複数回行われ、試験区分によっては集団討論も実施されます。
なので岡山市は学力はもちろんのこと、コミュニケーション能力が高く、しっかりと自分を売り込むことのできる積極的な人材を採用したい思いが強いことが分かります。
面接でチェックされるポイント
岡山市の面接試験でチェックされることは次の通りです。
- 積極的にチャレンジできる人か
- 市民の目線に立って物事が考えられる人か
- 責任感と使命感がある人か
- 明るく前向きな人か
様々な質問を通じて、面接官は受験生に上記の4つの資質があるかをチェックします。
面接試験ではただ質問に答えていけばいいのではなく、いかにして上記4つの資質が自分にあるかを少ない面接時間の中で面接官にアピールしなければいけません。
特に公務員の仕事において重要な「協調性」があるかどうかは入念にチェックされるため、ぜひ回答の中にそういったエピソードを盛り込みたいところですね。
「これまでに努力してきたことは?」
「苦手な人はどんなタイプの人ですか?」
このような質問を通じて「あなたの人柄と熱意」を十分にチェックされることになりますので、面接官に自分を売り込めることが出来るような回答を必ず準備しておきましょう!
岡山市:面接試験の時間
面接時間 | 30分程度 |
面接官 | 4人 |
面接時間は30分程度で、面接官は4人。
穏やかな雰囲気の中、公務員試験でよくある質問をいくつか受けることになります。
岡山市では回答に困るような難しい質問は無く、意地悪な掘り下げの質問もありません。
ですが、あなたの回答に対して「なぜそのように感じたのですか?」「具体例を教えてください」といったような普通の掘り下げの質問はあります。
なので、質問に対する回答を用意したら終わりではなく、「このように答えたらこうやって掘り下げられるかな?」といった所まで想定して準備をしておきましょう。
岡山市の面接でよく聞かれる質問

面接の流れはここまで読んでいただいてだいたいイメージできたと思いますので、次に「岡山市の面接でよく聞かれる質問」を紹介します。
- 岡山市を志望する理由
- 岡山市の職員になってやりたい仕事
- あなたの長所、短所
- 自分は公務員に向いていると思う?
- 今年試験に落ちたらどうする?
- 3年後、10年後、どのような職員になっていたいか
- 民間企業ではなく公務員を志望する理由は?
- 併願状況について
- ストレス解消法はある?
上記は質問の一部ですが、①、②は間違いなく質問されますのでしっかりと回答を練り上げておく必要があります。
そのためには岡山市の施策や、自治体が抱える課題について事前に知識を入れておかないと瞬時に答えることが難しいはず。
試験本番までに岡山市の公式ホームページをチェックしたり、岡山市の中で普段行かないような所を散歩しておくことも重要な対策になります。
併願状況は正直に答えていいの?
⑧の岡山市以外を受験しているかどうかですが、併願状況については正直に答えてOKです!
「他の自治体を受験しているか」
「民間企業の採用試験も受けているのか」
については本音で話していいのですが、その時重要なのは、
岡山市が第一志望であることをしっかりと伝えること
当たり前の話ですが、「他の自治体に受かったらそっちに行きます」なんて人を採用したい訳ないですからね。
自治体は「うちに来てくれる人を採用したい」という思いがあります。
なので、本音は第二志望だったとしても、面接で聞かれたら「岡山市が第一志望です!」と答えるようにしましょう。
他にも岡山市の面接でされる質問には必ず面接官が知りたいこと、そして受験者の何をチェックしたいのか、必ず「狙い・意図」があります。
岡山市の面接カードの書き方

面接カードとは面接官がそれを元に質問をするための資料のことで、受験生は事前に記入して提出することになります。
自治体によって、また同じ自治体でも年度によって微妙に設問が変更されることがありますが、基本的にあなたがどんな経歴か。
そしてどのようなスキルがあり、どのような人物であるかを文字で伝える「自己PR+履歴書」みたいな役割があります。
面接官は事前に提出された面接カードを見て、そこに書かれている内容で気になるポイントを質問してくるため、
面接カードをしっかりと書いておけば面接試験をコントロールできる
といっても大袈裟ではないですね。
面接官によく思われようと、見栄を張って自分とは遠くかけ離れた人物像を書いたり、嘘偽りを書いたりする人がいますが、それはNGなので注意!
面接官は毎年多くの受験生を見てきているので、受験生がウソをついてる場合、ボロを出させる質問をする事くらいお手のもの。
もちろんイメージダウンに繋がることを馬鹿正直に書く必要はありませんが、ありのままのあなたの魅力が伝わるエピソードを書くべきですね。
それと面接カードの注意点ですが、字が汚くて読みにくいとそれだけで面接官からの評価は最悪なものになります。
なので、人は第一印象が9割と言われているように、面接カードもパッと見の印象をよくするためにも丁寧に分かりやすく書くことを心がけましょう!
面接官カードの内容
岡山市の面接カードで問われる質問は以下の通りです。
- 岡山市で取り組みたい業務、関心のある施策
- これまで力を入れて取り組んだこと。これを職員としてどう活かすか。(具体的に)
- 長所、短所
- 自己PR(長所を含む)
- 趣味、娯楽、特技、リフレッシュ方法
- 中学、高校、大学、地域においての活動内容
- 集団の中で自分はどういう役割になることが多いか
- 岡山市の職員に求められていると思うこと
- 就職活動の状況
①、②、⑦、⑧あたりの設問に頭を悩ませる方も多いのではないでしょうか?
功績ばかりアピールして失敗するパターン
「これまでに力を入れて取り組んだこと」や「集団の中で自分はどういう役割」の設問で、「力を入れて取り組んだ結果、好成績を勝ち取った!」とか、「リーダー的役割をしてる」といったように、
自分の輝かしい功績やリーダーであることをドヤ顔で書く受験生が多いですが・・・これって全く意味ないんですよね。
この設問で大事なのは、面接で「具体的にどういった困難がありましたか?」や、「その結果どのような成長がありましたか?」という掘り下げの質問の元にするのが設問意図なので、
「〇〇を取り組んだが、途中〇〇の困難があった。けど〇〇をすることで乗り越えることが出来た」
というエピソードの組み立てが重要になります。
岡山市で取り組みたい業務、関心のある施策
公務員になりたいあなたは何かしらやりたい仕事があると思うので、それを素直に書けばいいですね。
ただし、
「どのような分野のどのような仕事に携わりたいか」
「なぜそのように思ったのか」
をしっかりと書く必要があります。
たとえば、子育て支援の仕事がしたい!で終わるのではなく、
岡山市の職員になったら子育て支援の職務を行ってみたい。
人口減少社会なので、活気あるまちづくりをするには子育て世代を取り込む必要不可欠である。
そのためには、子育て世帯が「岡山市に住みたい!」と思ってくれるような取り組みをしなければならない。
岡山市が今以上に魅力のある街になるために、これらの職務に尽力することで貢献していきたい。
ちょっと長々とした文章になりましたが、上記のように書けば説得力もありますし、面接官からの掘り下げにも十分対応することが出来ます。
岡山市の面接試験対策はいつから始めるべき?

すでにお話した通り、岡山市はコミュニケーション能力の高い人、そして岡山市が望む人物像に近い人を採用したいという強い思いがあります。
教養試験の勉強も大事かもですが、あなたが本当に力を入れてやるべきことは面接対策なのは間違いありません!
岡山市の採用試験では、年々面接の重要度のウエイトが増しています。
ということは、
合格できるかどうかは面接にかかっている
といっても過言ではありません!
しかし多くの受験生は筆記試験の勉強から取り掛かるため、ついつい面接対策を後回しにしたりおろそかにする人が少なくありません。
そして残念なことに、それらの大半は試験に落ちているという事実があります。
私は政令指定都市を始めとした「受験したすべての自治体に合格した経験」があるのですが、それは私が面接が得意だった訳ではありません。
面接対策にしっかりと向き合って、面接カードの重要性を理解し、質問される内容を想定できるようコ面接をコントロールしていたからです。
岡山市の職員を目指すあなたに伝えたいのは、筆記試験と並行して面接対策をし、面接カードの書き方を学んで他の受験生よりも一歩、二歩リードしてください!ということですね。
岡山市・面接攻略ガイドまとめ

本文では岡山市の採用試験で実施される面接試験と面接カードについての対策法を解説しました。
繰り返しになりますが、岡山市は「人物重視の採用基準」になっているので極端な話、面接試験ができれば合格しますし、面接で失敗したら落ちます。
だからこそ教養試験の勉強にばかり時間を割くのではなく、面接対策に時間と労力をかけた方が合格する可能性はグッと高まります!
これは私の経験上、間違いありません!
そして、面接対策の手順は以下の3ステップになります。
- 面接の流れを把握する
- 面接でよく聞かれる質問を把握する
- 話す内容を考える
よく聞かれる質問、面接官の意図、どう答えればいいか模範解答については『【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!』を読むだけで完璧な対策をすることが出来ます!
面接官が質問で何をチェックしようとしているか、また、過去にどんな質問がよく聞かれたか。
そして、多くの受験生が「どう答えればいいか悩む・・・」という中、模範回答を知ることで知識的にも精神的にも満たされた状態からで試験本番を迎えることが出来ます。
他の受験生から一歩、二歩リードするためにも、【公務員試験の面接対策】定番の質問と、そのまま使えるパーフェクトな回答例はこれだ!を活用してみませんか?
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