今一番ハイテクで、今一番注目の的といっても過言ではないQUAD CORTEX。
そんなQUAD CORTEXですが、多くの方がこちらの機材は「ギタープレイヤーが奮発して購入するアンプシミュレーター」だと思っているのではないでしょうか?
ところが、作曲家でありベースを主に弾く私が「QUAD CORTEX」を買って使ってみたところ、「ベーシストにこそオススメしたい」という世間ではあまり聞かない感想を抱いたんです。
本文では、その理由を主に語っていきたいと思います。
QUAD CORTEXがベーシストにおすすめの理由
kemperやHelixやAxe-Fxといったアンプシミュレーターはプロユースのみならず、一般のミュージシャンにも浸透するなど、「もうコンパクトエフェクターは要らない」と言ってもいい程、定番感を構築しています。
そんな中、
ということについてお話していきたいと思います。
私自身、ベースのRECや練習目的でQUAD CORTEXを購入しました。
税込30万8000円とかなり高価なのですが、機能の充実さ、そして10年以上使うことを考えるとまぁ妥当な金額だと自分を強引に納得させました(笑)
まだ使用して数ヶ月だけど、これまで使って感じたことをまとめていこうと思います。
そもそも、QUAD CORTEXやkemperと聞くと、プロ、もしくはテクニカルな「ギタープレイヤー」が奮発して買う・・・という印象があるのではないでしょうか?
もちろん、QUAD CORTEXを購入される方の大半はギタリストなのでしょうが、実際に使ってみたところベーシストにこそオススメしたいと感じています。
まず、使えるアンプやエフェクターの種類だけど、ベースよりも圧倒的にギター用のものが多く用意されています。
しかし実際に使ってみて感じたのは、ベース用のアンプも主要なところは揃っているので、ベース用のアンプが少なく感じるどころか、むしろたくさんあり過ぎてあれこれ悩む必要がないので使い勝手は良い感じですね。
【ベースアンプの種類】
Ampeg | Heritage |
Marshall | Super Bass |
Mesa Boogie | Bass 400+ |
Gallien Krueger | 800RB |
Hiwatt | DR103 |
また、キャビネットについても、
- Fender
- Vox
- Mesa
- Marshall
- Zilla
- Ampeg
- ENGL
- Darkglass
- Orange
- Roland
- Diezel
- Suhr
- Bogner
上記の主要メーカーの定番のキャビは揃いに揃っています。
そして、エフェクターは数が多すぎるのでオーバードライブだけ表記させていただきますが、
Tech 21 | Bass Driver DI |
Xotic | RC Bass Booster |
Darkglass | Microtubes B3K |
Darkglass | Vintage Microtubes |
Electro-Harmonix | Russian Big Muff |
モダンな感じでギャリッと歪むDarkglass製品からド定番のサンズまで、必要どころはバッチリ揃っています。
QUAD CORTEXはDarkglassと代理店が同じため、個人的にはDarkglassのキャビやエフェクターが揃っていて大満足です。
一方でなにより便利なのは、スマホに近い感覚で使えることですね。
QUAD CORTEXは、ディスプレイが7インチと、大きめのスマホと同じくらいのサイズ感なので、iPhoneを始めとしたスマホと近い印象で使えます。
取り扱い説明書が無くても感覚で操作できる
QUAD CORTEXは取り扱い説明書が付属しておらず、使い方を記載したトリセツはオンラインで見ることになります。
これって昭和、平成前期世代にとって「とっつきにくい」と感じるかもだけど、実際に触って使ってみると「トリセツなんて要らない」と感じるくらい、感覚で操作できます。
それでも不安な方にとって朗報なのが、
「操作方法はYouTubeで探せる」
QUAD CORTEXは様々な楽器屋さんで欠品するほど売れに売れている、言い換えると「ユーザーがメチャクチャ増えている」ということ。
そのため、動画で操作の流れを教えてくれるYouTuberがたくさんいるため、むしろトリセツを読むよりも分かりやすいんですよね。
アンプの種類を選ぶも、エフェクターをどの種類をどの順番で並べるかも簡単にタッチパネルで操作できるのがとても便利です。
kemperとの大きな違いはここで、音の良し悪しは個人の好みによると思うのですが、操作方法のカンタンさで言うと圧倒的にQUAD CORTEXの方が上ですね。
また、QUAD CORTEXをスタジオやライブハウスに持ち運ぶ機会が多い人には、QUAD CORTEXのサイズ感、重量がとにかくオススメです。
重たくてかさばるエフェクターボードを持ち運ぶのってけっこうなストレスだということを考えると、荷物がかなり減るため、そういった点でもQUAD CORTEXを買うメリットは大きいと思います。
クラウド上のデータを探せば音に困ることはない
ベーシストの中には、「シールドのみ」のような男気スタイルでプレイしている人も少なくないのではないでしょうか。
でも、練習のモチベーションを上げるのに「新しい機材」って必要不可欠ですよね?
新しい楽器、新しいエフェクターなど、とにかくミュージシャンにとって新しい機材というのは、何よりも練習のモチベーションを上げてくれます。
QUAD CORTEXも同様で、そもそも手に入れることが出来ないアンプや、スペースが無いためアンプを自宅に置けない方でも多数のアンプの音を楽しめ、その音の再現性はあえてここで説明する必要もないくらい高いです。
また、先ほども話したように、直感的に操作できるので、機械音痴の人にもオススメです。
QUAD CORTEXはプリセットの段階でベースアンプもエフェクターもそこそこ揃っているため、困ることはさほど無いと思いますが、それでも満足できない方のために、クラウド上で他のユーザーがアップしているデータを利用することができる。
私はDarkglass社のエフェクター・キャビとギャリエンクルーガーがあれば満足しているので、あまりクラウドからアンプを漁ることは無いのですが、クラウドにはたくさんのアンプやエフェクターが転がっています。
これはkemperのやり方をそのままパクったやり方で、QUAD CORTEXのユーザーがこれから増えれば増えるほど使えるアンプの種類が増えていくことと思われます。
いまや、アンプシミュレーターを使うのは当たり前の時代で、コンパクトエフェクターは無くても問題ないし、ライブハウスにおいてはラインで出せばステージのくたびれたキャビを使わなくてもいい。
そんな中、円安とか様々な要因で機材はどんどん値上がりし、30万円を超えるのが当たり前になった。
QUAD CORTEXも発売当初は25万円だったけど、買うかどうか悩んでる間に30万円を超えてしまった。
これは個人的に本当に後悔しており、値上がりるなら早く買っておけば良かったと心底思っています。
なので、QUAD CORTEXに興味がある方は、その興味が購買意欲に変わる頃には定価が35万円になっているかもしれないので、買うならなるべく早く買うことを私の実体験からアドバイスして、この記事を終わりにしたいと思います。
QUAD CORTEXならこれだけは買っておいて損はナシ!
ここらへんで加齢臭と真剣に向き合いませんか?
脱毛したい全ての男性に伝えたい私の体験記
coming soon・・・
coming soon・・・