このブログでは「公務員試験のノウハウ」をお伝えしているのですが、対策方法の一つ一つはメチャクチャ地味なんです。
たとえば面接対策でいうと、想定される質問を洗い出して、「質問に対する答え」を考え、そこから掘り下げられる質問をさらに想定して回答を用意する・・・という。
その回答を用意するときに意識しておかなければいけないのは、
「面接を甘く見るな」
「一か八かに賭けるな」
の2点でして、今回はそんな話をしたいと思います。
そもそも私は就職氷河期世代ど真ん中で、それはもう厳しい時代に公務員試験を受けており、その中でも受験した公務員試験にすべて合格した実績があります。
なので、他の公務員系ブロガーよりも、競争の激しい中で生き抜いてきたと言っていいと思います。
これは、「どうだ!俺は優秀だろ!」と自慢話がしたい訳でもなんでもなく、
「就職氷河期」という、民間企業の採用が絞られて、公務員試験に大勢の受験生が押し寄せた時代の中でも合格できたのは、
「正しい対策を正しく行っていたから」
なんですね。
だからこそ、「公務員試験に合格する」ということに関して、私がお伝えしたいことは、「準備次第で合格は勝ち取れる」ということです。
ほとんどの人が「失敗を回避する準備」をしていない
公務員試験の面接に臨む際、結構な人が「最低限の準備」をするだけで、失敗を回避する作業をしません。
試験でホームランは狙って出せるものじゃないし、どれだけ場数を踏んでも「ホームラン」のコントロールも難しいところ。
受験生ができることと言えば、「失敗を回避する努力」ぐらいで、具体的に言うと「ハマるかどうか分からない話」よりも、「あなたの誠意が伝わる回答を積み上げていく」が正しい面接戦略だと思います。
多くの人は、世の中に溢れる「面接ノウハウ」くらいは試験までに把握すると思います。
だいたい試験本番前の1〜2週間前くらいですかね。
でも、私は試験のかなり前から入念に準備をしていました。
日頃から面接対策をして、そして最善の回答を考え、ひたすら知識を積み上げていきました。
毎日少しずつ少しずつ「失敗」のリスクを下げ続けてきました。
「面接での失敗を回避する努力」に関しては規模の違いはあれど、ぶっちゃけ誰でもできるわけで、やらない理由が1ミリも無いと思うのですが、ほとんどの人がやらない。
やらないというか、知らないのかもしれません。
失敗したらそこで「はい、ゲームオーバー」なわけで、そのリスクは、事前に努力すれば防げるのであれば、下げた方が良くないですか?
でも、やらない人がほとんど。
公務員になりたいなら面接に真剣に向き合うしかない
そこで、「なぜやらないのか?」を考えてみたのですが、「これくらいでいいか」みたいな、少し厳しい言い方をすると、
面接試験を甘く見ている
といったところかなぁと思います。
こういった考えの大半の人が、「面接対策に時間をかけても対して差は出ないから、それだったら筆記試験の勉強をやる」という人が実はかなり多くて、この記事を読む方で心当たりがある人も結構いると思うんですね。
この「面接対策に時間をかけても対して差は出ないから、それだったら筆記試験の勉強をやる」の奥にある感情は、「自分の面接スキルを過信している」というところだと思っています。
面接というのは自分の才能とかセンスとかそういうんじゃないのに、多くの人は、「自分の良いところを面接官は分かってくれるに違いない」という、なんとも自分勝手な解釈で面接試験に臨もうとしているのかもしれません。
皆んな、「自分は公務員に相応しい人材だ!」と思っているから、自分の面接スキルを過大評価しているのかもしれません。
だけど、その過大評価がもたらすものは「不合格」でして・・・つまり、面接試験を甘くみていると、あなたに明るい未来は訪れない。
話をまとめると、面接試験に臨むには「自分を過大評価しない」とか、「面接を甘くみない」が超重要でして、最大限の準備をやるしかないですね。
試験本番まで残り時間が少ないあなた。
やれることはまだまだあると思うので、やれる努力は全部やって、試験に臨んで合格を勝ち取ってほしいと思います。
記事の最後になりましたが、私が合格するために行ったノウハウは以下のnoteですべて学ぶことが出来ます。
社会人が面接試験で自分をPRできる回答はここにある!
社会人枠の論文試験の書き方(パクるだけでOK!)