・転職先の面接官はどこを見てるの?
・公務員の転職理由の伝え方の具体例とかあれば知りたい
上記の悩みや疑問を抱えている方を解説できる記事になっています。
本記事で解説する『転職理由の伝え方』を実践すれば、スキル無し・経験無しの業界にも転職することができますよ!
なぜなら転職サイトを利用したことで、公務員から未経験の業界・会社に転職できた人はたくさんいるからです。
というわけで、
本文では、
- 公務員の転職理由の伝え方
- 具体的な転職理由の回答例
- 公務員が転職を成功させるためのコツ
について解説しています。
具体例を交えてお話していきますので、「公務員を辞めて新しい仕事がしたい」という方はぜひ参考にしてみてくださいね!
もくじ
退職理由って本音をぶっちゃけていいの?
結論から言いますと、ぶっちゃけるのはNGです。
なるべくネガティブな転職理由を面接官に伝えるのではなく、ポジティブな理由にして伝えるべきです。
安定した、そしてせっかく努力してなった公務員を辞めるという事態なので、ネガティブな理由での退職ですよね?
しかし、
- 職場の同僚が無能ばかり
- 思ってたよりも仕事が激務だった
- 残業が多いから
といったようにネガティブな批判的な理由ばかり言ってると、面接官からしたら「この人と一緒に働きたくないな・・・」と思うもの。
そのため、「どのようにしたらネガティブな印象を与えないか」を常に意識して、出来るだけポジティブな理由になるようにしましょう。
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公務員が転職理由を伝えるときに意識すべき5つのポイント
企業で採用担当をしている友人に「転職理由で面接官がチェックすること」を教えてもらいました。
それは次の通りです。
- この会社で働きたいという熱意の量
- 一緒に働いていける人材かどうか
- 周りの人間とコミュニケーションが取れそうな人材かどうか
- 同じ理由でまた仕事を辞めないだろうか
- 転職理由がポジティブかどうか
①:この会社で働きたいという熱意の量
公務員試験のときもそうでしたが、「ここで働きたい!」という熱意は面接で最もチェックされるポイントです。
なぜならば、企業も「これから何年も会社に貢献してくれる人材」を探しているため、入社する可能性が高い人材を確保しようと考えているからです。
②:一緒に働いていける人材かどうか
面接官自身が「この人と一緒に働いていけるかな?」という事を考えながら面接をします。
もしあなたが面接官で、面接を受けに来た人が「言うこと聞かなさそう」などのマイナスイメージがあったらどうですか?
「めんどくさそうだし、こんな人とは一緒に働きたくないな・・・」と思いますよね?
公務員であればビジネスマナーや社会性が備わっている人がほとんどなので大丈夫だと思いますが、今一度身なりや話し方には注意を払いましょう。
③:周りの人間とコミュニケーションが取れそうな人材かどうか
転職先の企業が重視するものとして、「周りの人間と上手くコミュニケーションが取れるかどうか」も上位に来ます。
そのため「転職先の企業の社員の平均年齢」や「男女の比率」などを分析しましょう!
若い人が多いのか、年齢を重ねた人が多いのかによって多少なりともコミュニケーションの取り方は変わってきます。
公式ホームページを見たり、転職エージェントの担当者に質問するなどして出来るだけ情報を集めましょう。
④:同じ理由でまた仕事を辞めないだろうか
企業が最も困る、そして嫌うのは「せっかく採用したのにすぐ辞められる」ことです。
なので、「あなたがまた同じ理由で会社を辞めないかどうか」を面接では十分にチェックします。
とくに「仕事内容・異動による配置換え・人間関係」で公務員を辞めた場合、次の仕事でも辞める可能性が高いことを面接官は知っています。
上記の理由で公務員を辞めたとしても、あなた自身に改善する意識が見られない回答をしてしまうと、「この人はまたすぐに辞めるに違いない」と思われてしまいます。
そのため「前回の失敗を改善するために取り組んでいること」があれば必ず面接官に伝えましょう。
⑤:転職理由がポジティブかどうか
退職理由は必ずポジティブな理由に変換して面接官に伝えるようにしましょう!
ちなみに、ポジティブな伝え方をする上での2つのポイントは次の通りです。
- 自分の長所を仕事にどう生かせるか
- どんな仕事をしたいか
公務員試験のときもそうだったと思いますが、面接で自分を売り込むために必要なことは、「自分の長所」と、「その長所をこれからどのように生かして働くか」です。
多くの人は「公務員に強みなんてないから転職は難しい」と考えますが、見られているのは現在のスキルではなく今後の将来性、つまり『あなたに伸びしろがあるかどうか』
なので、「自分には誇れるような長所なんて無い・・・」なんて思う必要はないですよ!
公務員の転職理由の伝え方はただ1つ
ポジティブな伝え方をしたいなら「他にやりたい仕事がある」という転職理由にすべきです。
なぜなら、先ほど紹介した「転職理由で面接官がチェックすること」を5つすべて満たせるから。
そうすれば「熱意の高さ」は示せますし、公務員以外の仕事がしたい、という理由はポジティブなものとして認識されるはずです。
重要なのは、
- 今後どう働いていきたいか?
- それを実現するために必要なスキルや知識は何か?
- 転職先ではそれを身につけられるのか?
上記3点を明確にし、ポジティブな理由を伝えることです。
ちなみに、具体的な回答例を以下で紹介しますので参考にしてみてください。
転職理由:他にやりたい仕事がある
「他にやりたい仕事がある」という転職理由の場合、次の5つのポイントを明確にしましょう。
- 将来どこような生き方をしたいか
- 新しい仕事をしたいと思ったきっかけ
- 公務員ではその仕事をすることが出来なかったのか
- なぜわざわざ公務員を辞めてまでそのスキル・仕事にこだわるのか
- なぜ、当社である必要があるのか
具体的な回答例
20代ではwebマーケティングの知識と技術を身につけて、価値を提供できるビジネスマンになりたいです!
30代では仕事における的確な意思決定ができるマネージャーになりたいです。
時間や場所に縛られない働き方をしたいからです。
ブログ運営をしているのですが、その中で時間や場所にとらわれない生き方をしている人たちと出会い、そのように思うようになりました。webマーケティングの知識があれば、webサイトにより多くの顧客を集め、サイト上で販売されている商品やサービスの売り上げを伸ばすことができます。
また、プログラミングのスキルをそこに加えれば新しいサービスも作ることができます。
webマーケティングとプログラミングのスキルを掛け合わせれば、オンライン上で仕事が完結でき、場所や時間にとらわれない働き方ができると考えています。
市役所(都道府県庁)では旅行者を分析するマーケットの部署はありましたが、私には配属する機会がありませんでした。
そのため、仕事後の時間を使ってwebマーケティングの勉強をしたり、自分でブログ運営して日々独学で勉強していました。
しかし、素人の独学ではスキルに関して量も質も限界があるため、本格的に学びたいと思い、転職を決意しました。
もちろんそれは存じております。ただ、企業の持つメディアは個人ブログとは比較にならないため、得られるデータや大きな広告費を使った運用なども学べると考え、御社で働きたいと考えています。
また、企業に勤めることで利益を生み出す感覚の経験を積めるのも理由の1つです。
転職サイト情報を調べたところ、御社は若い社員が多く、ハツラツと働ける印象を持ちました。
学生時代、運動部でやってきた私としましては、そういった仲間と切磋琢磨するという環境に魅力を感じて御社を志望しました。
公務員の転職理由はネガティブばかり!プロの手を借りて言語化しよう!
面接では必ずと言っていいほど、「公務員から転職する理由はなんですか?」と聞かれます。
1人で転職理由を考えるとついつい本音というか、ネガティブな理由になってしまいがちです。
そんな時は転職エージェントに相談に乗ってもらい、第三者の偏りのない目線で言語化してもらいましょう!
転職エージェントなら、多くの公務員の転職もこれまで担当しているため「あなたのネガティブな理由は、このように伝えるとポジティブに伝わりますよ!」と、的確なアドバイスをもらえますよ!
公務員が転職するならここを選ぶべし!
サクっと優良企業に就職したいなら転職エージェントに相談しよう!
出世に繋がる!上司を手玉に取れる最強のコミュニケーション術!