「公務員なんてやってられない」と、仕事を辞めたいあなたが選ぶ道について解説します

このような悩みにお答えします。

 

 

この記事を書く私は公務員歴20年以上の、某政令指定都市で働いていた元公務員です。

これまで「公務員の仕事ダルいなぁ・・・」と思いつつも、気がついたら20年以上も働いていました。

こんな私だから、公務員の仕事に疲れているあなたにお伝え出来ることがあると思います。

「公務員を辞めて今すぐ転職すべき！」みたいな無責任な内容ではありません！

「何とか公務員の仕事を続けたい気持ちはある」という方にベストな内容だと思うので、ぜひ記事の最後までお付き合いください。

公務員に疲れた時に考えられる3つの道

公務員以外の仕事と言っても、選択肢はそれほど多くありません。

公務員にしがみつくことなく、別の仕事がしたい！というあなたが選べる道は次の3つです。

①：フリーランスになって自分で稼ぐ

独立して、自営業として稼いでいく道です。

最近ネットではフリーランスブームが起きていますが、始めに言っておくと現実はそんなに甘くありません。

「月に100万円稼いでいます！」という声を聞くと、なんだか自分にも出来そうと思うかもですが・・・。

そのような人は先行者優位にハマっただけか、もしくは元々物凄く優秀な人のどちらかです。

ネットで自分の稼ぎを自慢している人の大半は前者ですので、そのブームが終わったら収入がゼロになる可能性があることも覚えておきましょう。

 

ちなみに、私の友人で会社を辞めて起業した人がいますが・・・結果はわずか2年でサラリーマンに戻りました。

サラリーマンだと厚生年金や健康保険の半分を会社が払ってくれますが、自営業だとそうはいきません。

ぶっちゃけ月に40万円以上は稼がないと生活していくのは難しいですね。

しかも、「今月は仕事が取れたけど来月はどうなることか・・・」といった不安と常に向き合いながら生きていくことになります。

私の友人は、この不安と戦いながら生きていくのがしんどいからサラリーマンに戻ったと言っていました。

その覚悟がない人は、フリーランスや自営業を始めるのはやめておいた方がいいと思います。

②：アルバイトでその日暮らしの生活をしていく

アルバイト、パート、もしくは派遣社員で食いつないでいく働き方です。

アルバイトの利点は時間の余裕があり、仕事の責任も無いところですが・・・とはいえ、せっかくの公務員の身分を捨ててまでフリーターになるのもバカげていますよね？

なので、当たり前の話ですが個人的にはオススメしません。

今の仕事を辞めたいにしても、もっと最良の方法がありますので、それについては記事の後半で紹介します。

③：自分に合った会社(仕事)に転職する

一番シンプルな方法が、公務員を辞めて民間企業に転職すること。

世の中には毎日定時で帰れるとか、フレックスとか、中には週休3日の会社もあるので魅力的に感じるかもですが・・・。

そのような会社は一握りでして、ほとんどの人が転職により公務員時代よりも年収が下がるなどして後悔しています。

 

 

というなら止めませんが・・・。

大企業ですら終身雇用が厳しいという時代ですから、ぶっちゃけ公務員を辞めてまで入社したい会社があるかどうかは微妙ですね。

公務員に疲れたのか、今の仕事に疲れたのか

公務員の仕事にもうウンザリ・・・という方も多いと思いますが、実は公務員の仕事というよりも「今の人間関係に疲れた状態」になっています。

ここを勘違いして公務員を辞めてしまうのは大変危険です。

というのも、転職した人の多くが前の仕事よりも給料が下がり、色んな面で状況が悪化しているという事実があります。

そして転職を繰り返し、最終的には精神的に病んでしまう・・・なんてこともあるので注意が必要です。

精神的、肉体的に疲れるとパンクする

あなたはいわゆる「頑張りすぎの状態」になっています。

一生懸命働きすぎて、ちょっと疲れているんです。

なので、思いきって一生懸命働くことをやめてみませんか？

公務員は終身雇用や年功序列など、色んな面で「保証」されているのが強みです。

頑張っても頑張っても給料は一緒ですから、働きすぎて精神的に病んでしまうくらいなら、いっそ手を抜いて仕事をするのもアリです。

多くの人は「今の部署」に疲れてるだけ

「公務員の仕事に疲れたな・・・」と思ったら、試しに副業してみることをおすすめします。

公務員の仕事をしつつ、でも頑張り次第で月に数万円くらいだったらけっこう誰でもイケます。

ちなみに、私は副業ブームと言われた2018年から行っています。

副業をして自分自身の力で1円でも稼ぐことが出来たら、

 

 

といったような、焦りとか強迫観念から解放されます。

今までは「誰が先に出世するんだろう」とか「自分は本当に出世できるんだろうか・・・」といったことが常に頭にあったのではないでしょうか？

すると、それがストレスになってますます仕事が嫌になっていたんだと思います。

 

しかし副業をして稼ぐことが出来たら、出世しなくても金銭面の不安はなくなりますし、アフターファイブは副業に時間を費やしたいため、余計な残業とかしなくなるんですよね。

たとえそれで評価が下がって出世できなくても、昇給分くらい楽に副収入でまかなえるんです。

また、公務員を辞めて転職したい人でも、副業で月に数万円の稼ぎがあれば給料の良し悪しで仕事を選ばなくて済みます。

純粋に「楽そう」という条件のみで仕事を探せるので、圧倒的に気分が楽ですよね？

副収入をあげるために必要なスキルとは

最後になりましたが、副収入をあげるためのスキルを解説します。

以下の3点を学ぶだけでも、圧倒的に稼げる可能性が広がると思います。

①：ブログ運営とSNSの活用

ブログ、もしくはYoutubeの運営をして、同時にツイッター、インスタなどのSNSで集客して広告料を得るスキルです。

ブログ運営やYoutubeって難しいイメージがあるかもですが、実は意外とそうでもないんです。

たしかに月に何十万円も稼ごうと思うと難易度は高いですが、たとえば月に3万円くらいならそれほど難しいことではありません。

また、インスタではフォロワーが1万人いれば、それだけでサラリーマン以上の収入が得られると言われています。

コツコツと運営していけばいいので、真面目な公務員には相性の良い副業だと思います。

②：ライティングとマーケティング

ブログで稼ごうと思うと必要になるのが書くスキル、いわゆる「ライティング能力」ですね。

ブログ運営をしたことがない人にザックリ説明すると、ブログは営業です。

どういったことかと言いますと、ブログで伝えるべきは「なぜこの商品が素晴らしいのか」や、「この商品を使うと、どういう未来が待っているか」といったことでして、これを文章で読者に訴えかけてモノを売るわけです。

要するに通販番組のような流れをブログで行う感じですね。

 

それと同時に重要なのが、マーケティングスキルです。

いくら読者の心を惹く文章を書けても、紹介する商品が魅力ないものだと誰も買ってくれません。

なので、「世の中は今どんなニーズがあるか」といったことにアンテナを張っておくと、どんどん稼ぎやすくなります。

 

 

こうやってライティングとマーケティングを結びつけてブログやYoutube運営が出来ると、公務員でも副業で稼げるようになります。

③：特技を活かす

たとえば以下のような特技ですね。

 

 

ココナラというサイトは、需要と供給が一致すれば稼げるようになっています。

たとえばブログでイラストを掲載したいので誰か描いてくれませんか？とか、

自分の曲に歌を歌ってくれませんか？とか、

コスプレしてるんですけど、誰か写真を撮ってくれませんか？といったものです。

 

依頼を受けて報酬を得るという、実にシンプルな稼ぎ方です。

何か特技がある方はチャレンジしてみて欲しい副業ですね。

案件にもよりますが、5,000円くらい簡単に稼げます。

まとめ：公務員を辞めたいあなたが選ぶ道

 

「公務員なんてやってられない」と、仕事を辞めたいあなたが選ぶ道について、まとめてみました。

上記だとなかなか人生が安定しにくいため、出来れば公務員を辞めずに何とか働き続ける方法をオススメします。

今の仕事にウンザリというあなたにまずオススメしたいのが、「副業をしてみること」でして、月に数万円稼ぐことが出来たら景色が変わってくると思います。

記事内でもお話しましたが、本業以外の収入があれば「出世して給料を上げなければ！」といった焦りから解放されます。

なので、身分的に守られている公務員を辞めることなく、公務員をしつつ副業するのが最強かなと思います。

あなたも公務員を辞める前に、まずは副業をしてみることを検討してみませんか？