こんにちは、赤ずきん(@akazukinkun2018)です。
某政令指定都市で公務員として働いており、職歴は15年を超えました。
民間企業でも1年未満ですが働いた経験があり、公務員の世界と比べると地獄でしかなかったです。
民間企業で働く人を見ていて思うのですが、利益を追求したりノルマがあるのは大変そう。
もちろんやりがいもあるのかもしれないけど、いつリストラに合うか、また倒産の不安を感じながら働くのは精神的に辛そうですね。
本文では、
辛い民間企業の仕事を辞めて公務員になるべき
について書いています。
現在民間企業に勤めていて、日々仕事に辛さを感じている人は本記事を読んで、脱出方法の参考にしてみてくださいね。
民間企業で働くのは辛いという現実
先ほども触れましたが、「利益の追求」と「ノルマ」がキツすぎると思います。
大企業も中小企業も激務すぎる
東証一部上場企業でも中小企業でも、利益の追求とノルマが控えめにいってもしんどいですね。
私が以前働いていた建築業界(ゼネコン)では工期というノルマのほかに、受注額の◯%の利益を上げなければいけない、利益面でのノルマもありました。
そのためには残業代を全てつける訳にもいかないのでサービス残業になり、工期に間に合わせるために土曜日と祝日も仕事をしていました。
また、超大手に勤める友人に話を聞いたところ、定時に帰れるのは週に1日で、残り4日は21時くらいまで残業しているとのことで、これだと会社の大小に関わらず消耗しそうだなと思いました。
公務員の仕事を公開します
私は市役所において、いわゆる出世コースには乗っていないので激務とは程遠い仕事をしています。
その仕事内容が下記です。
私は出先の機関(区役所や本庁勤めではない)で働いているため、市民と接することがないので接客をする必要がありません。
したがって仕事はのんびり、かつマイペースにしています。
上記は私を例にしていますが、公務員は楽な部署に配属されると似たような状況です。
たとえば、シフト制の部署は残業がないので時間的に楽ですし、土木や機械といった専門職も比較的ゆるい。
また、技能労務職に至ってはかなりゆるく、ちょっと箇条書きでまとめてみます。
- シフト制の部署→時間が来たら帰れるので残業がない。勤務場所も出先の機関であるケースが多いため、緊張感なく働ける。
- 土木や機械などの専門職→部署によっては忙しい所もあるけど、基本的に事務職と比べて楽。
- 技能労務職→公務員の中で最も楽な仕事。朝からまずは新聞を読むことが仕事だったりする。圧倒的にゆるい仕事内容。
上記の感じで、ざっくり言うと「公務員として働くと民間企業よりも楽そうだな・・・」と思ったりします。
ちなみに、上記でゆるさの極みである技能労務職については、以下の記事で詳しく解説していますので合わせて読んでみてください。
民間企業は人口減少によりオワコン化する
ご存知の通り日本は少子高齢化が進んでおり、1億2千万人をピークに、徐々に人口が減ってきています。
人口が減れば消費も減るため、利潤を追求する民間企業がしんどくなるのは誰の目にも明らか。
人口減を解消するために「移民政策」や「AIによる労働者の代替」がよくある解決案だったりしますが・・・
結論から言うと、個人的には「移民やAIではどうにもならない」と思っています。
理由は以下の通りです。
- 安い給料で外国人が働いてくれなくなる
- 日本が豊かな国という時代は終わりつつある
- 日本は激務な割に給料が低い
- 中小企業が労働者不足をAIで補うには予算がかかり過ぎる
それと、日本は東南アジアに比べると給料は高いけど物価が高いので、そう簡単には外国人労働者が集まらないのが現実です。
仮に私が外国人の立場だとしても、安い給料の割に仕事がキツイ日本の企業で働くのは嫌ですね。
仕事が辛いなら早く見切りをつけて辞めよう
この記事を読んでいる方で、民間企業に勤めて日々辛い思いをしているなら・・・ぶっちゃけ早く見切りをつけて辞めた方がいいと思います。
とくに安い給料で働いているなら、今後も給料アップは望めないでしょう。
つまり、いつまで我慢して働いても生活は豊かにならないということです。
貯金ができない生活を続けていると人生詰みます。
民間企業だと仕事の責任は増えていく一方なのに、給料は横ばいのままとか普通にありますよね。
それだと仕事と賃金が釣り合ってないので、辞めた方がいいです。
じゃあ、民間企業を辞めたあとにどうすればいいか?ですが、それについては次の章で解説します。
ちなみにAIが導入される時代になっても、公務員の需要は伸び続けると思っていますが、そのことについては以下の記事で書いています。
民間企業で働くのが辛いなら、会社を踏み台にしよう
辛い労働から脱出するには、まずは勉強するしかありません。
会社でスキルを身につけ、踏み台にする
民間企業で消耗している人の大半は次のように考えます。
- 条件のいい会社に転職する
- 給料アップのために資格を取る
上記の感じでして、基本的に「民間企業→民間企業」という思考です。
しかし、企業で働くのはどこも目くそ鼻くそで、仮に努力して大企業に勤めたとしても仕事が辛いのは変わりません。
ちなみに、大企業に勤めたからといって一生安泰ではない話については、以下の記事で書いています。
大事なのは会社でスキルを学び、そのスキルを持って公務員に転職することです。
大半の人は辛い労働から抜け出すために別の企業へ転職しようと考えますが、これはNG。
そうではなく、解決策としては公務員に転職することです。
辛い労働だけどスキルを身につけるまでは我慢、と割り切って数年民間企業で働き、その後「社会人経験者枠」で楽に公務員へ転職するだけ。
至ってシンプルで、合理的な方法ですね。
社会人経験者枠なら合格の難易度は低い
人によっては「公務員なんて狭き門だから無理」と言うかもですが、それは大きな勘違いです。
まずは3ヶ月から半年くらい猛勉強して筆記試験に合格できる学力を身につけてください。
そして面接試験に進めたら、あなたの社会人時代に得られたスキルと経験をアピールしてください。
そうすれば、一般の採用試験で公務員試験合格を目指すよりもはるかに楽に受かりますよ。
「社会人経験者枠」は、社会人から公務員になる人の特権のようなものですから。
ちなみに、社会人から公務員へ転職したい方は、まずは下記の記事で紹介しているハンドブック(無料)を読んでみてください。
「社会人経験者枠」や「忙しい社会人が勉強時間を確保するためのノウハウ」などが書かれていて、無料なので充実した内容となっています。
公務員になるための踏み台と考えると、気持ちに余裕ができる
民間企業での労働が辛くても、公務員になるためのスキルアップのためだと考えれば少し気持ちが楽になりますよね。
人によっては「踏み台にするために就職するなんて・・・」と思うかもですが、自分の人生なんで周りからとやかく言われる必要はないと思います。
なので、あまり真面目に考え過ぎず、利用できるなら存分に会社を利用しましょう。
楽に働ける仕事を見つけよう
というわけで今回は以上ですが、最後に1つだけアドバイスさせてください。
それは、「楽に働ける人生を見つけよう」ということです。
現在の仕事が辛いなら、さっさと辞めて別の仕事をした方がいいですよ。
過去の私も「ブラック企業で心身ともにくたびれた」という時代がありましたが、辛くて1年も経たずに脱出しました。
脱出して公務員に転職したのですが、公務員として働いてからは残業も100時間超えなんてまずないですし、怒られることもありません。
やる気もなければ特に優秀というわけでもないですが、そこそこマイペースで働き続けて15年以上経っています。
このように、嫌なことから脱出すると「もうあの頃には戻りたくない」というエネルギーが湧いてきますので、公務員になるのも比較的簡単だと思います。
もちろん会社を辞めるのは不安だと思いますが、仕事を辞めても死ぬわけではないし、辞めて新しい環境に身を置くと案外居心地が良かったりするものです。
まずは重い腰を上げて一歩を踏み出すことで、居心地の良い、そして楽に働ける仕事を見つけてください。
合格する人がみんなやってる自己分析
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