・現場監督の仕事の過酷さに疲れたから辞めたい!
・現場監督を辞めたいけど、この先どうすればいいか分からない・・・
・現場監督って転職に有利なのかな?他の現場監督はどうしてるんだろう?
と疑問に思っている現場監督(施工管理)の方向けに記事を書きました!
以下で紹介することは、過去に施工管理として働いた経験のある私に限ったことではありません。他の建設会社(ゼネコンなど)に勤めている方全員に共通することをお話します。
施工管理を辞めた私が「現場監督を辞めたいあなたへ、現場監督を辞める決断をした9個の理由」をお贈りします。
もくじ
現場監督を辞めたい理由1:「自由な時間」がなくなるから
現場監督は仕事で結果を出す人に対して、給料やボーナスではなく「責任感のある仕事」で報酬を与えます。
「結果を出せば出すほど」大きな、そして忙しい現場を任され、帰る時間は遅くなり自分の自由な時間は無くなります。
頑張って働いて出世して楽しようとしても、働くほど「自由」がなくなってしまうのです。
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現場監督を辞めたい理由2:無駄な時間を費やしたくないから
「お金が1番大事」と考える人が多いかもですが、人生において最も価値のあるものは「健康」と「時間」です。
私たちは物を買うときにお金で買っているのではなく、お金を生み出す時間で買っているのです。
だからこそ、人生の中で「時間」が最も大切なものだと考えています。
そして、施工管理という仕事は日本に存在する仕事の中でもトップクラスに無駄が多く、時間を大切にしない仕事のように感じます。
無駄な時間が多い現場監督のスケジュール
現場監督の仕事には無駄が溢れています。
- 毎日、無駄な朝礼とラジオ体操で10分
- 毎日、無駄な現場滞在で6時間ほど
- 毎日、無駄な写真整理で残業
- 毎日、無駄なISOの書類作成で残業
上記のようなことが非常に多いです。こんな無駄なことに「自分の人生の貴重な時間を費やす」のが我慢できなかったのです。
現場監督を辞めたい理由3:1つのことに集中した方が圧倒的に結果が出るから
施工管理として働きながら、仕事後や休みの日の時間を使って公務員試験の勉強をしていました。
でも施工管理の仕事をしながら公務員試験の勉強をするよりも、勉強だけに集中した方が圧倒的に結果が出るのは当たり前ですよね?
現場監督を辞めたい理由4:自分のやりたいことをやりたかったから
変わり映えのない未来しか見えない道を進んでいても、人生の楽しさはたかが知れていますよね。
施工管理として40年働き続けて、それなりの老後を送るのも立派だと思います。
しかし、大学を卒業して民間企業に入社して一年もしないうちに退職。そして公務員へ転職し、その後公務員も辞めて執筆家として生きていく人生の方がレアですし、「その人しか味わえない学び・景色」があるはず。
「自分の思うように生きていく」からこそ、自分の人生を充実したものに変えることが出来るんです。
自分の思うようにレールを歩むことの価値
日本ではほとんどの人が会社に勤め続けることが当たり前だと思い、「会社を辞めたい!」と思ってもなかなか決断できない人が多いです。
- 会社を辞めたいけど、どうしたらいいか分からない
- 次の仕事が決まらなかったら困るから我慢してこのまま働くか
このように考えて、結局会社を辞めずに行動しない人が多いです。
だからこそ「施工管理を辞める」という選択をし、「公務員になる」という目標を実現し、今現在好きなことをして生きている私の人生は提供すると価値がたくさんあると思いました。
現場監督を辞めたい理由5:20代・男性・独身だから
20代・男性・独身のフットワークの軽さは最高です、いや、神ですマジで!
転職経験のある方ならきっとうなずいてくれるはず(笑)
「20代・男性・独身」って会社を辞めたいとか、何か新しくやりたいと思った時に1番リスクがなく、自由にチャレンジできますよね?
もしあなたが「20代・男性・独身」なら、ビビってないで後先考えずに自分のやりたい事に向かって歩き出すべきです!
とりあえずやってみて、違ったら軌道修正すればいい
仕事って「とりあえず辞めてみて、なんか違うなと思ったら軌道修正すればいい」くらい緩く考えて全然オッケーなんです。
しかし、転職経験のない人ほど「仕事を辞めたら人生終了」くらい深刻に考えすぎている気がします。
ここで突然ですがあなたに質問です!
大半の人が死ぬときに過去の自分の行動に後悔をするのですが、それが何だか分かりますか?
答えは、
過去に行動しなかった自分への後悔
です。
- あの学校に行くんじゃなかった
- あの時に転職しておけばよかった
- あの人に勇気を出して告白すればよかった
- ケンカしたあとに自分から謝っておけばよかった
誰でも1つや2つ「過去の自分の行動しなかったことへの後悔」ってありますよね?
私は死ぬときに「あの時に仕事を辞めて自分のやりたいことに挑戦しておけばよかったな・・・」と絶対に後悔したくありません。
だからこそ「とりあえずやってみて、違ったら軌道修正すればいいんじゃないの?」と思うんです。
そのチャレンジが出来るのは「20代・男性・独身」の時期が最適ではないでしょうか。
現場監督を辞めたい理由6:努力を続ける自分でいたかったから
綺麗事に聞こえるかもですが、人生を豊かにするのは「結果」ではなく「努力の過程」です。
車や腕時計を買うときに、買って所有した時よりも「どれにしようかな」と悩んでいるときが1番楽しい。それと何となく似た感じですね。
自分のやりたい事に向かって行動せず、我慢しながら施工管理の仕事を続けるのではなく「やりたい事のために施工管理を辞める決断をし、夢実現のために一歩ずつ進んでいく!」
こっちの生き方の方がときには大変かもですが、自分の人生を豊かにするという確信があります!
「現場監督を辞めたい理由」があなたに1つでもあるなら自分の気持ちにフタをして行動しない理由はないですよ。
現場監督を辞めたい理由7:納得いかないことが多いから
自分の努力ではどうしようもない部分が多いのが本当に嫌でした。
- 自分一人現場に残される(他の人は現場事務所)
- 忙しすぎて仕事を教えてくれない
- 書類作成はアフターファイブからしかできない
- 日曜日しか休みがないのに残業代は上限がある
- 出世するのは施工管理ではなく事務畑の人
- 忙しい現場を月単位でたらい回しにされる
新卒の新人を取ったのに育成する気がないというか、育成する余裕が会社にないといった感じでした。
若い奴にはなにしてもいいという会社の怠慢さ・傲慢さが本当に嫌でした。「自分はここで何をしてるんだろう?」って毎日心から思ってましたね。
現場監督を辞めたい理由8:人間らしい生活が出来ないから
上司や先輩の仕事ぶりや私生活に対する考えを知って、「こんなのやってらんねーわ!」と思いました。
それは「家族のために仕事を頑張るも、家族になかなか会えなくなる」という施工管理の悲しい姿です。
ご存知の通り、現場は自宅から通えない場所の方が多いですよね?
ちなみに私は半年間のうちに3回も引っ越しを伴う現場変更があり、上司は隔週で家族に会いに帰っていました。
月に2~4日しか家族に会えないとか、控えめにいって地獄ですよね。
施工管理の先に待つのは家庭の崩壊
友人には大学時代同じ学科のゼネコン勤めの施工管理が多いため、よく飲み会で愚痴を聞くことが多かったのですが、以下の悩みが主なものでした。
- 子どもの成長を見れない
- 月に数回しか家族と時間を過ごせない
- 1日の拘束時間が長く、休みも少ないので転職活動すらできない
- 朝が早く夜は帰りが遅く、子育てや家事を奥さんに任せっきりなので気まずい
家族や子どものそばにいれず、自由な時間もほとんどない生活。友人の半数は20代のうちに決心し、私と同じく公務員の道へ進みました。
このように、土木や建築の施工管理から公務員へ転職する人は非常に多いです。
現場監督を辞めたい理由9:生きる喜びを感じたいから
これまでお話した通り、現場監督という仕事を続けることは控えめにいってなかなかの地獄です。
私はすぐに見切りをつけて公務員転職への舵を切りました。
- 公務員になれる保証なんてない
- リスクがあるから仕事を辞めるのが怖い
- どうやって会社を辞めるかなかなか切り出せない
しかし上記のように考える人が多いですが、そんなこと考えてたら一生ガマンを続けるだけの人生ですよ?
たしかに決断すれば全てが上手くいくわけではありません。当然失敗だってあります。
でも、チャレンジするからこそ生きる喜びがあります!
私が望む生活は現場監督にはなかった!だから現場監督を辞めたい!そしてその後は自分のやりたい仕事をする! 難しく考える必要はありません。
まとめ
以上が、「現場監督を辞めたいあなたへ贈る、私が現場監督を辞める決断をした9の理由」でした。
本当は現場監督を辞めたい理由は100個くらいありますが、今回は9個にとどめておきました(笑)
- 「自由な時間」がなくなるから
- 無駄な時間を費やしたくなかったから
- 1つのことに集中した方が圧倒的に結果が出るから
- 自分のやりたいことをやりたかったから
- 20代・男性・独身だから
- 努力を続ける自分でいたかったから
- 納得いかないことが多いから
- 人間らしい生活が出来ないから
- 生きる喜びを感じたいから
もし上記の9個の理由の中で1つでも「現場監督を辞めたい!」と思う理由があるなら行動すべきです。
私と同じように「現場監督を辞めたい!他の仕事に転職したい!」と思っている方がいたら下記の記事を参考にしてみてください。
現場監督から公務員へ転職した私が「現場監督が転職を成功させるポイント・現場監督の具体的な転職先・転職サイト」について解説しています!
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