公務員を目指すために公務員予備校を利用しようと思ってるんだけど・・・
大手の安心感を重視したいからLEC、もしくは生講義が売りの東京アカデミーが良さそう。
ぶっちゃけどっちが良いのか教えてほしい!
このような疑問にお答えします。
本文では、
- どんな人に、どっちがいいか
- 価格・スペック・学習しやすさの違い
- お得に公務員予備校を利用する方法
について解説しています。
確かに、どちらを選べばいいか悩ましいですよね。
ということで、公務員歴15年以上の私が、LECと東京アカデミーの違いを徹底比較して選び方を解説します!
失敗しない公務員スクール選びができるように解説するので、検討している方はぜひ参考にしてみてください。
本記事ではLECと東京アカデミーの比較をしていますが、それぞれの詳細のレビュー記事については、以下も合わせて読んでください。
大手の安心感を重視するならLEC
警察官になりたいなら東京アカデミー
もくじ
LECと東京アカデミーの比較結果
まずは結論から。
LECと東京アカデミーの違いを比較した場合、以下のような結果になります。
LEC | 東京アカデミー | |
価格 | 引き分け | |
合格実績 | 引き分け | |
コースバリエーション | 〇 | |
学習しやすさ | 引き分け | |
カリキュラムの質 | 〇 | |
面接対策 | 引き分け | |
論文対策 | 〇 | |
生講義 | 〇 | |
WEB学習 | 〇 |
詳細は後述しますが、両社を比較してみると、公務員予備校大手だけあって実力が均衡していました。
しかも、勝ってる項目だったとしても僅かな差でしかないケースもあったり。
なので、「どっちを選ぼうかな?」と悩んだら、まずは自分がどの試験を受けるかを明確にしてください。
例えば、東京都庁や国家一般職を志望するならLECを推奨しますし、警察官や消防士を志望するなら東京アカデミーをオススメします。
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LECと東京アカデミーの価格の比較
まずは受講料の比較から。
LECと東京アカデミーの価格の違いを比較します。
東京アカデミーは各校舎によって受講料が異なるので、ここでは東京校を基準にして比較しています。
また、両社ともに価格は入会金と教材費を含めたものとなっています。
国家一般職、都道府県庁、市役所などを目指せるコース
LEC | 東京アカデミー | |
通学 | ー | 35万3400円 |
WEB | 34万1000円 | - |
通学 + WEB | 34万6000円 | 35万3400円 |
ちなみに東京アカデミーは通常、生講義のみでWEB学習は行なっていませんが、新型コロナウイルス感染拡大によりWEB学習も開始しています。
逆にLECは常に通学もWEBもやっており、通学を選ぶとWEB学習も込みの「オールインワン価格」となっています。
教養試験のみで受験できる自治体を目指せるコース
教養のみで受験できる自治体、主に警察官や消防士を目指す方向けのコースの価格は以下の通り。
LEC | 東京アカデミー | |
通学 | ー | 25万3000円 |
WEB | 21万円 | - |
通学 + WEB | 21万5000円 | 25万3000円 |
国税専門官・財務専門官を目指せるコース
LEC | 東京アカデミー | |
通学 | ー | 35万3400円 |
WEB | 33万7000円 | - |
通学 + WEB | 34万2000円 | 35万3400円 |
裁判所事務官一般職を目指せるコース
LEC | 東京アカデミー | |
通学 | ー | 35万3400円 |
WEB | 31万4000円 | - |
通学 + WEB | 31万9000円 | 35万3400円 |
労働基準監督官を目指せるコース
LEC | 東京アカデミー | |
通学 | ー | 35万3400円 |
WEB | 31万4000円 | - |
通学 + WEB | 31万9000円 | 35万3400円 |
社会人経験者採用を目指せるコース
社会人(民間企業)経験者を採用する試験を目指す方向けの価格は以下の通りです。
LEC | 東京アカデミー | |
通学 | ー | 6万6000円 |
WEB | 21万円 | - |
通学 + WEB | 21万5000円 | 6万6000円 |
東京アカデミーの受講料は校舎によるので単純比較できない
先ほどもお話した通り、東京アカデミーは校舎によって受講料が異なります。
なので、上記で紹介したものより高い場合もあれば安い場合もあるので、単純に比較することが出来ません。
確かに東京アカデミーの価格は分かりにくいかもですが、各校舎にある程度の運営を任せているためそれだけ地域に密着していると言えます。
LECと東京アカデミーの合格実績の比較
合格実績は、それぞれ得意な試験があるので引き分け!
個人的に感じたのは、都内(特別区や都庁)はLEC、地方での合格実績は東京アカデミーがそれぞれ優れています。
どちらのスクールも毎年多数の合格者を輩出していますが、LECは多彩なコースバリエーションのため、東京アカデミーよりも様々な試験で合格者を輩出しているように感じます。
一方で、東京アカデミーは地域に密着してるので、道府県庁・市役所・警察官・消防士の試験で結果を残しています。
ちなみに、私が働いていた自治体ではLEC出身者よりも東京アカデミーOBの方が多いです。
LECと東京アカデミーのコースバリエーションの比較
コースバリエーションはLECの圧勝!
コースバリエーションについては、流石のLECの一言。
国家公務員、地方公務員だけでなく、裁判所事務官や国税専門官など様々なコースが用意されています。
両社の志望別コースを比較しておきます。
LEC | 東京アカデミー | |
国家一般職、都道府県庁、市役所 | スペシャルコース | 国家一般職・地方上級コース |
上記 + 国税・財務専門官 | スペシャル(国税/財務併願)コース | 全職種コース |
警察官・消防士 | 市役所教養コース | 教養/消防コース |
国税・財務専門官 | 国税専門官・財務専門官専願コース | 全職種コース |
裁判所事務官 | 裁判所事務官一般職専願コース | 全職種コース |
労働基準監督官 | 労働基準監督官専願コース | 全職種コース |
社会人経験者採用 | 経験者採用専願コース | 全職種コース |
LECの方が、かゆいところに手が届く!といった感じでコースが細分化されています。
しかし、一見、コースがたくさんあった方が良いと感じるかもですが、これは志望先がしっかり決まっている人にとって限りです。
「特別区しか考えていない」
「絶対に裁判所事務官になりたい」
といった方ならいいですが、特別区もいいし裁判所事務官も気になる・・・といった方にとっては迷うので、コースの多さが逆にデメリットになることも。
とはいえ、LECのコースバリエーションは豊富で受験者の強い味方になることは声を大にして伝えたいです。
さすが大手公務員予備校のLECといった感じですね。
LECと東京アカデミーの学習しやすさの比較
価値観や学習スタイルにもよるので、両社引き分け!
まずは校舎数で比較すると、次の通り。
LEC | 53校(そのうち提携校は23校) |
東京アカデミー | 32校 |
校舎数が多いので、LECの方が学習しやすいと感じるかもですが・・・
その約半数が提携校のため、生講義がなく、WEB学習と大差なし。
一方、東京アカデミーは全校生講義なので、適度な緊張感もあって学習環境は素晴らしい!
「授業は生講義でなきゃ!」「WEB学習でも問題なし!」といったように個人の価値観によりますが、私は生講義のこだわりを持っている東京アカデミーの方が学習しやすさの面で優れていると感じました。
LECと東京アカデミーのカリキュラムの質の比較
カリキュラムの質は、わずかですが東京アカデミーの勝ち。
基本的に公務員専門学校のカリキュラムは、研究を重ねてどこも似たようなものなので、基本的には変わらず。
ただし、よく言われるのが「LECは講師によってレベルにバラつきがある」というもの。
口コミやフォロワーさんの情報を元にすると以下の感じです。
講義の分かりやすい人気の講師は都内に多数いるけど、地方はあんまり・・・。
都会の方が人口が多いので優秀な講師が集まるのも分からなくもないですが、これが事実なら地方はちょっと残念かもですね。
LECと東京アカデミーの面接対策の比較
分析力はLECの方が高クオリティですが、一人一人に寄り添った面接対策という点では東京アカデミーの方が優れています。
なので、自分が何を重視するか?を決めて選ぶのが大事!
チェックポイントをまとめると、次の通り。
LEC | 東京アカデミー | |
面接のマナーを基礎から教えてほしい | ◯ | |
過去の面接の分析力を重視したい | 引き分け | |
実践さながらの模擬面接がしたい | 引き分け | |
最先端のカリキュラムで学びたい | ◯ | |
納得いくまで何度も添削してほしい | ◯ | |
職種別の対策をしてほしい | ◯ |
LECの強みは何といっても「リアル面接シミュレーション」でして、講師と受講生の1対1で面接相談から模擬面接まで総合的に何度も面接対策を行ってくれます。
分析力と実践力が控えめにいって神なので、面接対策はLECで学べば最高の準備ができます。
その代わり、リアル面接シミュレーションも弱点があるのですが、それは以下の通り。
なかなか予約が取れない。
何度も対策をしてくれるのは嬉しいのですが、その分、予約が取れないという声が多いのが現実。
早くから面接対策をしておけば焦ることはありませんが、「面接対策して欲しいのに出来ない」という状況はかなりストレスに感じられるかもです。
一方、東京アカデミーはこれまでに説明した通り、地域密着で地元の試験に強いことから、地方自治体の面接試験の研究・分析力がハンパない!
なので、面接対策はLECにも劣らない実力があります。
警察官や消防士、そして地方公務員の試験においては東京アカデミーの右に出るものは居ないといっても過言ではないくらいの実績があります。
LECと東京アカデミーの論文対策の比較
論文対策は、微妙に東京アカデミーの勝ち。
LECも東京アカデミーも過去出題のテーマを分析し、書き方を一から教えてくれるので効率的に対策を立てることができるのが特徴。
LECの強みは論文試験で使える「重要キーワード100」があること。
一方、東京アカデミーの強みは論文のテーマになる「時事問題」を徹底的に研究している点にあります。
論文試験は「テンプレートを覚えて、それに沿って書くこと」が最強の対策法です。
それに加えて出題されそうな時事問題の分析を行なっていることから、論文対策は東京アカデミーがほんの少しだけ優秀かなと。
とはいえ、どちらを選んでも合格するためのテクニックを余すことなくレクチャーしてくれます。
LECと東京アカデミーの生講義の比較
生講義は東京アカデミーの圧勝!
完全生講義!を売りにしているだけあり、東京アカデミーの講義クオリティはさすがの一言。
やはり生講義に重きを置いている東京アカデミーの講義は・・・
「熱量が違う」
「適度な緊張感があり、集中できる」
もちろんLECでも生講義を行っている本校では熱量も緊張感も感じられますが、いかんせん提携校が多いですね。
「提携校=生講義がない」ので、WEB学習オンリーなら受講料の高いLECではなく、クレアールを選んだほうが賢い選択なのは間違いありません。
ただ、LECの有名講師の講義レベルは本物であることは、声を大にして伝えたい。
それくらい、LECも素晴らしいクオリティの講義を行っています。
あまり大きな声では言えませんが、LECとTACで悩んだ場合は圧倒的にLECがオススメです。
LECと東京アカデミーのWEB学習の比較
WEB学習はLECに軍配!
新型コロナウイルス感染拡大のため、これまで生講義を一貫してこだわり抜いてきた東京アカデミーもWEB学習を始めました。
とはいえ、これまでのWEB学習の実績を考えると、LECの方が優れてると言わざるを得ませんね。
東京アカデミーはWEBでの面接対策など未知数な部分が多いですが、LECはWEBでもリアル面接シミュレーションが可能です。
東京アカデミーにはWEB学習の実績、そしてクオリティアップをこれから期待したいですね。
LECと東京アカデミーは、どっちが良い?
「結局、どっちが良いの?」と釈然としない方のために、どんな人にどちらがオススメかをまとめます。
- 価格 → どちらでもOK
- 合格実績 → それぞれ強みがある
- コースバリエーション → LEC
- 学習しやすさ → 互角
- カリキュラムの質 → 東京アカデミー
- 地方公務員になりたい → 互角
- 警察官・消防士になりたい → 東京アカデミー
- 裁判所事務官になりたい → LEC
- 国税・財務専門官になりたい → LEC
- 労働基準監督官になりたい → LEC
- 面接対策 → 互角
- 論文対策 → 東京アカデミー
- 生講義 → 東京アカデミー
- WEB学習 → LEC
公務員予備校選びで後悔しないためにも、自分がどの公務員になりたいかを把握することが重要。
なりたい職種を明確にした上で、公務員予備校を選ぶようにしましょう!
▶︎こだわりの熱い生講義の魅力をもっと詳しく知りたい方へ
さいごに
以上、LECと東京アカデミーの比較でした。
比較項目ごとの結果をまとめると、以下の通りです。
LEC | 東京アカデミー | |
価格 | 引き分け | |
合格実績 | 引き分け | |
コースバリエーション | 〇 | |
学習しやすさ | 引き分け | |
カリキュラムの質 | 〇 | |
面接対策 | 引き分け | |
論文対策 | 〇 | |
生講義 | 〇 | |
WEB学習 | 〇 |
それぞれに強みがあるので、自分が何を重視するか、そしてどこを志望するかを明確にして選ぶようにしましょう!
きっとあなたを合格まで導いてくれるので、LECと東京アカデミーどちらを選んでも満足できるはず。
本記事が後悔しない公務員スクール選びの手助けになれば幸いです。
最後に、東京アカデミーの「公務員試験ガイド」を紹介して終わりにしたいと思います。
東京アカデミーの公務員試験ガイドとは?
公務員試験ガイドとは、東京アカデミーが発行する「教養試験・論文試験・面接試験、3つの攻略法が掲載されたガイドブック」です。
校舎に行かなくても、公式サイトから資料請求すれば一緒にもらえ、もちろん無料なのが嬉しいところ。
公務員試験ガイドがなぜオススメかと言うと、本来有料級である「教養試験・論文試験・面接試験」の情報が無料で手に入るからです。
実際に私も資料請求して手に入れてみましたが・・・
「無料なのにめっちゃボリュームあるじゃん!」というのが率直な感想!
繰り返しになりますが、この「公務員試験ガイド」は無料で誰でも手に入れることが出来ます!
もはや東京アカデミーを検討していようがいまいが、もらわないと損!
手に入れる方法は簡単で、公式サイトから資料請求するだけ!
もちろん、資料請求したからと言って勧誘の電話やダイレクトメールが届くなんてことは一切ないので安心!
資料請求するとなるとひと手間かかるので面倒くさく感じるかもしれませんが、だからこそ他のスクールでは得られない情報があります。
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たったこれ1冊で以下のことが丸わかり!
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大手の安心感を重視するならLEC
警察官になりたいなら東京アカデミー