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コミュニケーションが下手な人が無意識にやっていること【あげ足取りは自分を苦しめる】

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コミュニケーションが下手な人って、自然に、無意識に、そして息をするように他人のあげ足を取りがちです。

そして残念なことに、あげ足ばかり取ることによってけっこうな損をしていることに気がついていないんです。

たとえば、SMAPの「世界に一つだけの花」がヒットしたことから、「ナンバーワンにならなくてもいい、元々特別なオンリーワン」という言葉に励まされた人も多いことでしょう。

でも、あげ足取り癖のある人の中には、「ナンバーワンにならないと意味がないよ」と反論する人もいます。

 

あげ足取りの人
あげ足取りの人
「オンリーワンなんて負け犬の言い訳だよね」
あげ足取りの人
あげ足取りの人
「ナンバーワンを最初から目指さないと、ロクな結果に繋がらないよ」

 

みたいな。

でも、この歌で言っている「オンリーワン」と、あげ足取りが指摘している「オンリーワン」は、意味が違うのです。

実際は「オンリーワン」という言葉に対する解釈が違うだけで、言ってることは同じなんです。

「オンリーワン」に込められたメッセージとは?

この歌詞のように「オンリーワン」と言っている人の「オンリーワン」は、「自分が不得意なところで頑張るのではなく、得意なところで頑張ろう」と言っています。

つまり、ここでは、なんでもかんでもナンバーワンを目指し、ナンバーワンになれなかった時にヘコんだり劣等感を感じたりするのではなく、もっと自分が輝ける場所を探して、「もっと自分を肯定しよう!」というメッセージが込められています。

逆に、「オンリーワンではダメ」と言っている人の「オンリーワン」は「言い訳や逃げ道をつくること」を指しています。

自分は自分でいいんだ、と、大した努力もせずに逃げ道を作るのはおかしい、ということ。

例えば、できない事をできるようになる努力をしてみたり、知らないことを知ろうとしてみるなど、もっと努力して上を目指せよ、みたいなことです。

つまり、「オンリーワンを目指せ」と言っている人も、「オンリーワンで満足していてはダメ」と言っている人も、最終的には同じこと=「努力してもっと輝こう!」と言っているんですよね。

 

自己肯定感を上げることで(=輝ける場所を探すこと)、自分のことをもっと好きになるし、輝く自分になるために、努力をすることも必要です。

なので、作詞・作曲したマッキーが「オンリーワン」と歌に込めた想いは、ナンバーワンになれなくて腐ったり、自分を卑下するのではなく、自分にもっと自信を持とうよ!であり、

頑張らなくていい、結果なんて一切出さなくてもいい、とは、決して言ってません(苦笑)

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「子供部屋おじさん」という言葉に反論

2、3年前に流行った「子供部屋おじさん」という言葉をご存知ですか?

簡単に説明すると、

 

いい歳をしても独身・実家暮らしで、子供部屋で生活している人のことを蔑む言葉

 

でして、

だから、「いい歳したら実家に住んでなんかいないで、一人暮らしでもして独立しなさい」という風潮が、ネット発のワードとして流行したのです。

この時、世の中の独身男性が「子供部屋おじさん」というワードに反論する人、肯定する人が多くて、正直、驚きました。

赤ずきん
赤ずきん
「・・・そんなネット発のしょうもない言葉に引っ掛かるの?」

 

もっと言ってしまえば、「子供部屋おじさん」なんて言葉を流行らそうとしたのは不動産屋業界であり、「実家暮らしは恥ずかしい=賃貸で一人暮らしすべき」という方向に持っていきたいのは見え見えだったからです(笑)

補足をすると、実家に住んでお金を貯める、好きなことにお金を使うのだってその人の価値観だし、それを周りがダサい等、どうのこうの言うのがお門違いだし、

「子供部屋おじさん」という面白ワードに過剰反応する方もする方だし。

 

現代は、言葉を表面的なところで受け取ってしまう人がものすごく増えてきたなぁと思っています。

言葉で表現できるものには限度があるし、何なら、同じ言葉でも相手によって伝わり方が180度変わってしまうなんてこともよくあります。

「バカだなぁ」という言葉のように、シーンによって意味が変わり、人それぞれにその言葉の持つ意味が違うことだってあるものです。

 

・こんな問題もできないのか・・・バカだなぁ。

・バカ(だけどマジで面白くて最高)だなぁwww

 

ねっ?同じ言葉なのに意味が全然違いますよね?

だから、単にその言葉の意味だけでなく、言った人がその言葉に込めた真意や背景をキャッチすることが大切だと思うんです。

「オンリーワン」の例のように、「オンリーワンでいい」と「オンリーワンじゃダメ」は、言葉だけでは真逆のことを言っているようでも、解釈の本質は同じなんてこともよくあるんです。

そこに触れずに、「オンリーワンを目指せばいい」だの、「ナンバーワンにならないと意味がない」だの、言葉の表面だけを切り取って解釈するのはイマイチだし、それだと単なる「あげ足取り」になってしまいます。

言葉に込めた真意や背景をくみ取れることが大事

コミュニケーションの上手な人は、言葉の表面的なものよりも、その人が言葉に込めた「思い」をくみ取るのが上手です。

だからこそ、相手が欲している場所に正しいボールをしっかりと投げ込むことができ、良好な人間関係を築くことができます。

さらに、相手の真意や背景も受け取り、理解できる人だからこそ、コミュニケーションも円滑に取ることができるのです。

 

大人になると、「言葉の裏」を読もうとしたり、「これには別の意味があるのでは・・・」と、意味なく難しく捉えてしまいがちですが、

必要なのは裏を読むことでも、解釈を難しくすることでもありません。

 

相手が言葉に込めた真意や背景、そして思いをくみ取ることです。

 

コミュニケーションの基本はキャッチボールです。

相手が取りやすいところにボールを投げ、相手のボールをしっかりと受け止めてあげる。

言葉の表面的なところばかりに捉われ、あげ足を取ってばかりいたらリズムの良いキャッチボールなんて出来ませんよね?

コミュニケーション能力を上げるには、

 

  1. 相手が言葉に込めた思い
  2. 相手の真意
  3. 相手の背景

 

これらを言葉から読み取り、解釈できるようになる必要があります。

 

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